写真でイスラーム  

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タグ:水生植物(睡蓮・蓮など) ( 17 ) タグの人気記事


2018年 08月 17日

小さな池の風景

スイレン池   
 近所を早朝散歩していたら、小さな池があった。

昔からある池で、釣りをしてみたり、オタマジャクシを見つけたり、昆虫を探してみたり、以前の子供たちはずいぶん、この池で遊んだものだ。
最近では子供が遊ぶ姿さえなく、散策や犬の散歩の通り道として存在しているだけだ。
しかし、人が興味を持たなくなっただけで、そこには意外にたくましく植物も昆虫も鳥も生活している。
おそらく、自分たちの目に入らないだけで夜にはタヌキやらも山の奥から出てきて池の水を飲んでいそうな気配だ。

 冬に散歩をすると本当に枯れた色ばかりでじつに寂しげだが、暑い盛りに行ってみたら緑いっぱいの元気な池に出会えた。

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小さな池ではあるが、北側にピンクのスイレン。

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南側に白いスイレンが群生しており、さながら鎌倉の源平池のよう。

(鎌倉鶴岡八幡宮の源平池にはハスのピンクと白の群生があり、それを源氏の白旗、平氏赤旗になぞらえて源平池という。)


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池の中は毎年の草木が枯れたままに放置されている。

だから決してきれいに整備しているわけではないのだが、それでも水面は花と葉の色を爽やかに映し出していた。


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都市部の住宅地の谷間にわずかに残った水場。
だれ一人いない早朝に立ち寄り、そこからしばらく動かずに見入った。

画像の下半分の緑は、「葦(あし)」
池の周りに雑然と生い茂る葦が水面に映ることで、普通の池を見るのとは違う感覚に陥ったのだ。


モネが好んだ睡蓮の池が目の前で見つかったような感触だった。
                      
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                               ↑モネのあまたある睡蓮の絵のうちの一つより(部分)

モネの描いた池も、きっと葦でいっぱいに囲まれていたのだろう。

時と場所をこえて想像できる楽しさを味わった。

                                                                                                                                                                                                           
                                      
                                                    
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by miriyun | 2018-08-17 00:38 | 動植物 | Comments(10)
2018年 08月 04日

ハスの葉

1.涼しげな~
涼しげに水
         どこから噴出されるのか       
 

2.カメラを引いて    
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ちょっと見えてきた!何の葉?
ヒントは、大きな葉、地下茎からから葉脈まで大きな穴が開いている植物。

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どの葉脈からも水が噴出している。
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ハスの葉。話題になっているハスのシャワー。
茎の切り口とホースをつなぎ、葉の周囲を同じ幅で切ることで、
まるでシャワーのように水が出るのだ。

植物園や庭園のハスがたくさん生えているところで展示されていたりする。
しくみは簡単なので、自宅にハスが映えていれば自分でもできるという。

レンコン(ハスの地下茎)はご存知のごとく大きな空洞がたくさんあいている。
その空洞は1m以上にも及ぶ茎にもつながり、更に葉脈にも空洞が繋がっているためにできることだ。  

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この空洞のある茎の特色を使って、異なる形の楽しみ方もある。
水の動きとしては上から下へとなるので上のしくみとは反対になる。

ハスの葉の中央に穴をあけ、そこに酒を注ぎ、茎の下からその酒を吸うということが古代中国のころから行われたと言われている。
今でも「碧筒杯」または「象鼻杯」とよび、寺や大学などでためしているところがあるそうだ。                                                                    
                                       
                                                    
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by miriyun | 2018-08-04 14:15 | Comments(10)
2018年 06月 11日

光と影~スイレン

陰影鮮やか、スイレンの池
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光が似合うスイレン、

水に浮かぶ緑の葉が涼しげだ。

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スイレンそのものだけでなく、影にも見入ってしまう。

                                          
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by miriyun | 2018-06-11 14:40 | 動植物 | Comments(2)
2013年 09月 13日

青きスイレン

   
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湖面に映る睡蓮はほんの少し揺らいでいる。
ほんの少し明度が低い。
水に空が混ざって、
じっと見つめていると不思議な気分になる

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by miriyun | 2013-09-13 07:03 | Comments(10)
2013年 09月 12日

光と水・・・睡蓮

光と戯れる   
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熱帯性睡蓮は葉のふちがギザギザでその間に気泡を蓄えている。

日が傾くとそこに日が当たる。
  プクプク!! 
       キラキラ!


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睡蓮のまわりに
       光と水がたわむれる


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by miriyun | 2013-09-12 06:34 | Comments(2)
2013年 09月 11日

睡蓮

 睡蓮とともに    

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2年前に見に行った睡蓮がまた急に見たくなった。
熱帯性睡蓮のすくっと立った姿が好きだ。
そしたらまたまた出会えた、アオモンイトトンボ
小さな命が世代交代しながら同じ場所でつながっている。

ちょっとした出会いなのにうれしい・・・

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by miriyun | 2013-09-11 06:41 | Comments(4)
2011年 08月 09日

睡蓮・・・残暑お見舞い

夏らしい一枚!&夏のごあいさつ!

残暑お見舞い申し上げます
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 熱帯睡蓮は温帯睡蓮と違って茎をすくっとのばして花をつける。


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どんより暑い日でもわずかに空が晴れたときに水面が光り、その中で熱帯睡蓮は鮮やかに開いていく。

  この暑さは、砂漠の暑さや、アラビアの海洋性の暑さ・そして東南アジアの暑さともともまた違う。
最近暑さには地域によって特色があるものだと思うようになった。


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アオモンイトトンボは胸部の淡緑色が涼やかだ。
  そして腹端は何ともきれいな青色をしている。水辺に棲息し、睡蓮の池はお気に入りのようだ。

暑いので尚更、水辺の植物に目が行く。
そして、こんな涼しげなイトトンボにも出会えた。
----------------------
水辺の写真は暑さよけにはなりませんが、
皆様がこの夏を健康でお過ごしくださいますようねがっております。

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by miriyun | 2011-08-09 12:10 | Comments(10)
2010年 08月 19日

色と造形

 これは何?  
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     深くえぐられた形

        赤みの混ざった奥行きのある色

              じっと見ると何か見えてくる
    
       
         ◇ いったいこれは何だろうか。


  
色と形の変化を追って 



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きみどりに注目!  自分としてはこの形はあまり好きではないのだが、このあとの変化の過程が面白いと思っている。
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真ん中のプチプチが成長してくる、薄緑、薄紫・・・
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真っ黒な実になってきた。それとともに枠が大きくなる。触れれば落ちそうなくらいゆったり広くなってくる。

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実が落ち、子孫繁栄の大仕事を終えた蓮・・・そのカラさえもアート。
 そして植物そのものが色と造詣のアーティストだ。


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by miriyun | 2010-08-19 23:49 | Comments(12)
2010年 08月 01日

睡蓮・古代エジプトの髪飾り…ロータス(4)

 ヘアバンドにロータス 

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センネジェムの墓
妻の頭にはヘアバンドに、ニンファエア・ロータス(睡蓮)が飾られている。

古代エジプト人は壁画から察するに、あまり衣服の変化は大きくはなかった。
しかし、髪にはこだわりがあったようで、早い時代から髪をそり、その代わりに長いかつらをかぶった。かつらの髪は細かく編みこまれたり房飾りをつけたり細かいところでおしゃれを楽しんだようだ。
 新王国時代になると女性はヘアバンドにロータスをつけるようになった。蓮ほど大きくないとはいえスイレンだってかなり大きい花であるが、これを額の上に飾ったのだ。スイレンは朝、水の中から顔を出して咲き、日が沈むとまた、閉じて水に沈む。これを繰り返すこの花はエジプト人の太陽についての思いや死生観や神への思想に合致したらしく、この花に神が宿るという考え方もあるという。

 また、実用的には、香りがある。エジプトでは宴に出るのに頭の上に香料を置き、体温などで自然に香りが流れるようにしたようだ。エジプトで言うところのロータスは熱帯性スイレンで香りがある。だから、あたまにかざり、手に持って楽しむ・供物に乗せる・・・いずれも役に立ったのである。



ニンファエア・ロータスはどれだ?
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形はいいが、色が濃すぎる。

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 これは有力かなと思っていたら、同じものが青い睡蓮と紹介されているものがあった。

① Web上の青いスイレン*その1
四国の「モネの庭」というところについて青いスイレンが咲いたという内容がたくさん載っていた。しかし、遠すぎて小さい画像や補正しすぎている画像もありなかなか見分けられない。こちらでようやく確認した⇒ふれあい写真倶楽部さんのモネの庭 青いスイレン画像

② Web上の青いスイレン*その2
 草津市立水生植物公園みずの森というところにロータス館があり、そこには熱帯スイレンが植えられていて、そこになんと探すものが載っていたのだ。そこで、ニンファエア カエルレアNymphaea caelureaがのっていた。

 この花も自分でも写真を撮っていることに気づいた。
撮影地:大船フラワーセンター、さすがはフラワーセンターの睡蓮、種類が多く、しかも見やすくなっていることに改めて感心した。この花を見たときには確かに青いという印象で撮影した覚えはあった。しかし、あとで見比べた時には色が薄くてこれは違うだろうと思っていたのだった。

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   上下ともニンファエア・カエルレア
これが、エジプトにおいてブルー・ロータスと呼ばれるものらしい。

◆昨年の海のエジプト展には、ブルーロータスの香りがかげたらしく、しかも色は薄い紫に近いという話を聞いたことがある。残念ながら自分では行っていなかったので確認できないが・・・。
 エジプトのロータスを探して、2種類の熱帯スイレンが有力だというところまではわかった。しかし、実際には5000~2000年前の話なので、誰もが絶対的なことは言えないのだろう。エジプト・ロータス探しはこの辺でやめておこう。

☆最後にお気に入りの写真から
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 ラモーゼの墓のレリーフ。
ヘアバンドにロータス(スイレン)の花をつけ髪を飾る貴婦人
未完成で放置された墓の中で目だけが色を入れられていた。この墓の精緻な出来を惜しむ依頼主か職人がせめて目だけでもと入れたのかもしれない。 

 ただの砂岩色のレリーフから、
      ロータスの花の色が見えてきて
       かぐわしい香りがただよってきそうな

そんな錯覚を感じてしまいそうになるのは、この女性の目が生きているからだろうか・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
*注) ロータスとは蓮のことですが、エジプトのナイル川には蓮は自生せず、睡蓮がたくさん生えています。
これをニンファエア・ロータスといいます。また、ここで発生した文様はウォーターリリー文様とは呼ばず、ロータス文で通っています。したがって、睡蓮を扱っているのですが、エジプトを主眼に扱っている部分についてはそのままロータスでまとめ、それ以外の地域での表記はスイレンとしました。   

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by miriyun | 2010-08-01 16:50 | Comments(10)
2010年 07月 30日

睡蓮・水面に浮く花、立ち上がる花…ロータス(3)

 スイレンには、花が水面に浮く種類と、茎がグゥッと伸びてきて高い位置で花を咲かすものがある。

 1.水面に咲くスイレン

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 水面に浮くスイレン、なじみのある姿である。東アジアや東南アジアにある。はっきりしたピンクで沈んだ葉は赤くなってきており、その上にまたピンクの姿をあでやかに映し出す。これは葉の周りも柔らかな円形をなす。
 寒さにも強めの温帯性スイレンだ。



2.水面より高い位置で咲くスイレン       

古代エジプトの象徴であったニンファエア・ロータス(スイレン)は伸び上がってきて咲く種類であった。
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モーゼと名づけられたスイレン。赤子のモーゼがエジプトでスイレンの浮かぶナイルで発見されて、エジプトの王女に育てられたという話を思い出させる名がついていた。だが、これが当時あったかというと疑問だ。花弁の形が丸みを帯びていて、壁画などに残された形とはかなり違う。

 色はというと、白などのスイレンもあったが古代エジプト人が最も好んだのはとくに香りが高いプルーのニンファエア・ロータスだという。
 青や紫系は熱帯スイレンにしかない。
熱帯性スイレンは葉がギザギザなので見分けやすい。
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葉はギザがあるが、花は派手すぎて完全なる紫だ。
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◆あぁ、ファイアンスのつぼよ!
        そのみどりの胴に逆さに埋め込まれたロータスのほんとの色を教えてほしい。
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                     ↑ 紀元前1400~1000 エジプト ファイアンスの壷 美術史より引用

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 ガクと花弁のとがった感じが壁画の花に似ている。

古代のブルーロータスの色と香りを求めて心が彷徨った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
*注) ロータスとは蓮のことですが、エジプトのナイル川には蓮は自生せず、睡蓮がたくさん生えています。
これをニンファエア・ロータスといいます。また、ここで発生した文様はウォーターリリー文様とは呼ばず、ロータス文で通っています。したがって、睡蓮を扱っているのですが、エジプトを主眼に扱っている部分についてはそのままロータスでまとめ、それ以外の地域での表記はスイレンとしました。    

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by miriyun | 2010-07-30 00:08 | Comments(6)