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タグ:★アラビア書道 ( 122 ) タグの人気記事


2019年 04月 15日

『聖なる雲』(青) Sacred Crouds(Blue)・・・アラビア書道作品 

A Gallery of Arabic Calligraphic Works of Fuad Kouichi Honda
   ≪本田孝一氏Web作品展≫・・・ アラビア書道家・本田孝一氏の作品を紹介する特集

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 Web作品No.43
『聖なる雲』(3連作)”Sacred Crouds"(Triptych)
(1)『聖なる雲』(青)”Sacred Crouds"(Blue) 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  
・内容:Holy Qur’an 『コーラン』 家畜の章 95~99節
・書体:ファーリスィー書体(ペルシャ書体)
・大きさ:縦236cm×横97cm
・材質/技法:(文字) レタリングゾル
(彩色)アクリル絵の具
・制作年:2018年
・所蔵先: Islamic Arts Museum,Malaysia
    マレーシア・イスラム芸術博物館
・撮影:M.Kobayashi


◆作者コメント:
もくもくと湧き上がる雲の柱。その中に聖なる言葉が印されていると見た。
それ曰く、「神は死から生を生み出し、生から死を生み出す・・・」と。
すべては神のみ業なり。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
                    
                                                                                                                              
                                       
                                               

by miriyun | 2019-04-15 13:37 | Comments(4)
2018年 09月 21日

トルコアート in YOKOHAMA

1.トルコアート in YOKOHAMAのお知らせ 
10月にトルコ文化センター東京ユヌス・エムレ インスティトゥート)主催するトルコ・アート展が開催されるのでお知らせします。

トルコアート in YOKOHAMA (Türk Sanatları Sergisi
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10月4日~7日 10:00~18:00
横浜赤レンガ倉庫1号館2F 展示スペース
入場:無料

Yokohama'da Türk Sanatları Sergisi Sergide; Hat, Minyatür, Tezhip, İğne Oya gibi Türk geleneksel sanatlarından eserler sergilenecek.

MG Western Calligraphy School'dan sanatçıların da katılımı ile gerçekleşecek sergide,

Türkiye'nin geleneğini ve çağdaş dönemini birbirine bağlayan yaratıcı sanat eserleri de yer alacak.“トルコアート インYOKOHAMA”展覧会ではハット(書道)・細密画、テズヒープ(文様絵画)、イーネ・オヤ(トルコレース)などのトルコの伝統美術を日本で継承する芸術家たち、そして今回は特別にMG西洋カリグラフィースクールの芸術家達も参加してトルコの伝統と現代を結ぶクリエイティヴな美術の世界が繰り広げられます。



2.ハット(書道)    
イスラム芸術の需要な要素の一つである書道はハットと言います。日本アラビア書道協会も協力し、書道作品の展示をします。

9月に開催されたアラビア書道作品展「砂漠の薔薇」の作品が展示されますので、
その時ご覧になれなかった方はぜひこちらでご覧ください。
                                                                                                                                                                                                          
                                       
                                                    
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by miriyun | 2018-09-21 21:13 | Comments(0)
2018年 09月 07日

アラビア書道展「砂漠の薔薇2018」のお知らせ


砂漠の薔薇2018<第8回アラビア書道生徒合同作品展>
The 8th Arabic Calligraphy Exhibition   


 2年に一度のアラビア書道展が開催されます。

◆日時:2018年9月11日(火)~9月16日(日)
   (10:00~18:00 但し、11日は13:00~18:00、16日10:00~16:00)

◆場所:アートガーデンかわさき第1展示室
  〒210-0024
  川崎市川崎区駅前本町12-1川崎駅前タワー・リバーク3F
Tel:044-200-1415

◆アクセス:JR川崎駅から直結
      京急川崎駅より徒歩3分
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↑地図の上でワンクリックすると地図を大きくして見ることが出来ます。

★イベント
9/15 10:00-16:00 アラビア書道お名前書き
9/15 14:00-15:00 カーヌーン演奏by 鈴木未知子
9/16 11:00-15:00 ヘナアート by 椰心                                                    

★文字そのものに興味のある方、エキゾチックアートに惹かれる方、旅の思い出につながる方など、
 どなたでもご自由にご覧ください。                                                                                                                                                  
                                       
                                                    
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by miriyun | 2018-09-07 00:52 | アラビア書道 | Comments(2)
2017年 01月 25日

『安らかなる魂』The Peaceful Spirit・・・アラビア書道作品

A Gallery of Arabic Calligraphic Works of Fuad Kouichi Honda
   ≪本田孝一氏Web作品展≫・・・ アラビア書道家・本田孝一氏の作品を紹介する特集

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Web作品No.42
『安らかなる魂』The Peaceful Spirit 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  
・内容:Holy Qur’an Surah ar-Fajr(The Dawn)27~30
  『コーラン』 暁の章27~30

・書体:Jaly-Diwany
ジャリー・ディーワーニー書体
・大きさ:縦210cm×横128cm
・材質/技法:(文字)レタリングゾル・ドローイングインク
      (彩色)アクリル絵の具
・制作年:2015年
・所蔵先: Islamic Arts Museum Malaysia
    マレーシア・イスラム芸術博物館
・撮影:M.Kobayashi


◆作者コメント:
「魂」はあるのであろうか。あるとしたらどんな形をしているのであろうか。形のないものとしても、どこにあるのであろうか。また、魂には感情があるのであろうか。
 コーランの「暁の章」という短い章の終りの3節では、「安らかな魂よ」と、直接魂に呼びかける崇高な言葉が記されている。
 「おお、安らかなる魂よ、喜び、満たされて汝の主の元に帰りなさい。汝は我がしもべのうちに入りなさい。そして我が天国に入りなさい。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                     

                                               

by miriyun | 2017-01-25 22:07 | Comments(0)
2017年 01月 22日

『青の流砂』Blue Quick Sand・・・アラビア書道作品

A Gallery of Arabic Calligraphic Works of Fuad Kouichi Honda
   ≪本田孝一氏Web作品展≫・・・ アラビア書道家・本田孝一氏の作品を紹介する特集

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                       ↑ 画像の上でクリックすると大きくしてみることができます。(You can click this photo to see a larger image.)



Web作品No.41
『青の流砂』Blue Quick Sand 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  
・内容:Holy Qur’an Surah ar-Rum 40~60
  『コーラン』 ビザンチン章 40~60

・書体:Thulth style スルス書体
・大きさ:縦197cm×横330cm
・材質/技法:(文字)レタリングゾル・ドローイングインク
      (彩色)アクリル絵の具
・制作年:2015年
・所蔵先: Islamic Arts Museum Malaysia
    マレーシア・イスラム芸術博物館
・撮影:M.Kobayashi

・作者コメント:
砂漠にいた時、「流砂」というものを見たことがあった。
私たちがたまたまテントを張って夜を明かした涸れ川(ワージー)の傍にあった砂丘はひゅうひゅうと音を立てて一晩中流れていた。
風は絶えず砂の表面に吹き付け、砂を巻き上げていた。特に夜明け方は、砂丘は濃紺の世界に変わり、幻想的であった。 
    
               
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
                     以上、公式。


◆作品群を見てきて

 本田孝一氏の作品を紹介させていただいて、もう9年がたった。
 
 本田氏の作品の多くが美術館に所蔵されている。
大きさも美術館サイズで、これまでも青の砂漠・赤の砂漠や知恵の七柱など大きな作品が多いが、今回の『青の流砂』はまた格別に大きく、アトリエ全体が砂漠のイメージに包括されたようで初めて見たときに思わず感嘆の声を上げたほどだった・・・。

 本田氏も初めは作品も小さめで、アラビア書道の常道としての装飾も試していたということだ。
しかし、ある時サウジアラビアでの生活など自分の砂漠での経験を基にしたインスピレーションを作品に投入し始めた。章句のイメージデザインと深みのある色彩の上に、伝統的書法に基づいた文字がデザイン性をもってリズミカルに配置された。

 こうして、目で見ても読んでも魅了される作品となり、ここに章句のイメージを大切にしながら新たな境地の書道アートが完成していったのだ。
 以来、次々と創作される作品群に接し、こうして世界に紹介させていただいていることに身が引き締まる思いでいる。

 なお、まだ先のことだがマレーシア・イスラム芸術博物館所蔵の本田孝一氏の作品を日本の美術館で展示しようというプロジェクトが進行中で、作品展はおそらく来年2018年ということで、来年が待ち遠しい。






by miriyun | 2017-01-22 08:38 | Fuad Kouichi Honda | Comments(4)
2017年 01月 13日

アラビア書道のある街

イスタンブール 
 街中を歩いていて、普通にアラビア書道作品が飾られて販売もされているのは、イスタンブールだ。3年に一度の国際書道コンクールを主宰するIRCICAもイスタンブールにある。


 街中での様子は(今は情勢がゆるさないので2年前のものだが)、

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旧市街をあるいているとこんなお店がいくつも目に入る。


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グランドバザールの本屋街
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葦の筆(カラム)やインク壺、筆づくりのナイフまで置いてある店が一軒。ここの奥でじっくり欲しいものを説明すると書体ごとの教本やエブルを出してきたりする。いいものは奥にしまってある感じがする店だ。

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左上に、スルタンの署名トゥグラーもかざられていたり・・・、興味深いものがある。周囲の書店ではアラビア書道の豪華本(日本円にして1万円以上の高いものが多かった)も各種あり、印刷もよいが何しろ高い。


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再度、書道文具店にて。
右端にチューリップの絵を背景にしたスルス書体のアリフ一つで作品にしている。
中央部にはチューリップ型にデザインしたマーシャアッラーが見える。
デザインはそれぞれが工夫するものだから真似てはいけないが、こういうのも作品になるね〜という参考にはなる。

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by miriyun | 2017-01-13 07:05 | Comments(8)
2017年 01月 03日

新年明けましておめでとうございます!! アラビア書道でご挨拶

*2017年を迎えて* 

 新年おめでとうございます。
   

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☆「あなたに毎年毎年健やかな年が訪れますように!」
クッル・アーム・ワ・アントゥム・ビハイル 2017・・・と書きました。
毎年、あなた方が善いこととともにありますように!
  (今年もよい年でありますように・・・という意味です)

 例年、二日にアラビア書道の書初めをしておりますが、完成までに時間がかかってしまいました。
黒いところは、点や記号も含めてすべて文字です。(足の指だけは書き足しましたが。)
羽根の中はエブル(マーブリング)です。


◆このブログも長くなりました。世界のあちらこちらの文化や自然の共通点や違いを見つめてきたのですが、近ごろの治安の悪化ですっかり停滞気味なブログです。

 それでもお訪ねいただきました皆様、ありがとうございます。長い歩みを知っているからこそのお言葉をいただいたり、作品展へわざわざお越しくださったり、嬉しいことがたくさんありました。 
また、新たなご縁でつながった皆様よろしくお願い致します。昨年初めてオフ会というものにも参加させていただき、とても楽しかったです。


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実は元旦の朝、ふんわりやさしい色に染まる富士山を見ました。
  藤色にかすかに染まる富士、おだやかな気持ちになれました。

    とても優しい色だったので、
    こんなところに翼や尾羽が長い鳥が飛んできたらさぞきれいだろうなと思ったのです。



実在の鳥ではなく、いざというときビックリするような尾羽を広げて幸せの種を振りまいてくれるようなイメージでつくりました。
ほんとに、イメージだけで恥ずかしいですが・・・。


どこを見ても不安な要素がいっぱいの世界と日本ですが、

 それでも美しいものは美しい
 アラビア書道・写真・世界のアート・フィギュアスケート・人・花

そういうものを見つめ続けて、拙文ながら載せていこうと思っています。

 行動もブログの掲載もスローで申し訳ありませんが、今年もよろしくお願い致します。
皆様に幸多からんことをお祈り申し上げます。


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by miriyun | 2017-01-03 11:01 | Comments(6)
2016年 11月 12日

『砂漠の雷』The Desert Thunder(1),(2),(3),(4)

A Gallery of Arabic Calligraphic Works of Fuad Kouichi Honda
   ≪本田孝一氏Web作品展≫・・・ アラビア書道家・本田孝一氏の作品を紹介する特集
(1)↓
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(2)↓
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(3)↓
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(4)↓
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Web作品No.37 38 39 40
『砂漠の雷』The Desert Thunder(1),(2),(3),(4)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    
・内容:Holy Qur’an Surah ar- Ra’d (The Thunder)
『コーラン』雷の章 (1)1~9、(2)10~18、(3)19~31、(4)32~43
・書体:Thulth style
   スルス書体
・大きさ:縦214cm、横146cm
・制作年:1997,1998
・材質/技法:(文字)レタリングゾル・ドローイングインク
      (彩色)アクリル絵の具
・所蔵先:Islamic Arts Museum Malaysia
     マレーシア・イスラム芸術博物館

・コメント:砂漠でも雷が鳴る。雨が降る前だ。アラビア砂漠では2月の初めに雨の季節がやってくる。
漆黒の闇をつんざいて花火のように稲妻が走る。中には地面からも光の線が上がり空中で放電する。恐ろしい音が空間を支配する。
コーランでは雷についての章がある。雷は恐ろしい存在にあらず、雷はその光と音で神を讃美していると書かれている。何とコーランの素晴らしきかな。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

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by miriyun | 2016-11-12 16:03 | Fuad Kouichi Honda | Comments(2)
2016年 09月 29日

『夕暮れの開端章(アル・ファーフィハ)』Al-Fatiha(The Opening Chapter) at Sun-set

A Gallery of Arabic Calligraphic Works of Fuad Kouichi Honda
   ≪本田孝一氏Web作品展≫・・・ アラビア書道家・本田孝一氏の作品を紹介する特集

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Web作品No.36
『夕暮れの開端章(アル・ファーフィハ)』Al-Fatiha(The Opening Chapter) at Sun-set
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  
・内容:Al-Fatiha(The Opening Chapter) at Sun-set 
「夕暮れの開端章(アル・ファーフィハ)」
・書体:Nastariq(Farisiy) style ナスタアリーク(ペルシャ)書体
・大きさ:縦81cm×横168cm
・材質/技法:(文字)レタリングゾル・ドローイングインク
      (彩色)アクリル絵の具
・制作年:2013年
・所蔵先: Islamic Arts Museum Malaysia
    マレーシア・イスラム芸術博物館

◆作者コメント:
 コメント:バックが青の開端章とペアーをなす作品。こちらはペルシャ書体で書いた。ペルシャ書体は線の優雅さが特徴。ペルシャ書体は夕暮れの空となぜかマッチする。

リンク⇒青の開端章
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
                       以上、公式。

                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
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by miriyun | 2016-09-29 04:59 | Fuad Kouichi Honda | Comments(0)
2016年 09月 29日

『水の聖板』The Sacred plate of Water・・・アラビア書道作品

A Gallery of Arabic Calligraphic Works of Fuad Kouichi Honda
   ≪本田孝一氏Web作品展≫・・・ アラビア書道家・本田孝一氏の作品を紹介する特集



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Web作品No.35
『水の聖板』The Sacred plate of Water
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  
・内容:Holy Qur’an Surah al- Anbiya’ 19~35
『コーラン』預言者たちの章 19~35
・書体:Thulth style スルス書体
・大きさ:縦306cm×横125cm
・材質/技法:(文字)レタリングゾル・ドローイングインク
      (彩色)アクリル絵の具
・制作年:2013年
・所蔵先: Islamic Arts Museum Malaysia
    マレーシア・イスラム芸術博物館

◆作者コメント:
 この章の中には重要な言葉が含まれている;「神はすべての生きものを水から作られた。」水はすべての生きものの源である。水から生命が生まれたことは現代科学が証明している。いまだ科学が発達していなかった時代に示されたコーランの中にこのように深い真理が述べられているとは。
作品は、水のほとばしりに見立てて下から上に文字列を5本並べて書いてみた。

                    以上、公式
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

*<参考>
 ご質問がありましたので、ブログ主がご鑑賞の参考までに書かせていただきます。個人的鑑賞ノートといってよいものなので、興味のある方だけどうぞ。


 今回の作品は本田孝一氏による作品群の中でも異色の彩色のない作品である。
それは何を意味するのだろうか・・・。
 
 作者の「水のほとばしりにみたてた」という言葉の通り、伝統的スルス書体による文字列に圧倒される作品である。
 この文字列がどのように組み立てられているかを見ていこう。
右列から左列へと読み進む。水のほとばしりであるから、もちろん右下が最初の言葉にあたる。

右下から上へと次の言葉が連なる。スルス書体はもともと上に積み上げてあらわすことが出来る文字であるが、文字そのものの厳格なつくりを崩してはならない。その上で上へ上へとデザインして積み上げていくのであるから、作者自身の思いをあらわそうというエネルギーがなければこれだけの文字を完璧にデザインすることなどできない。しかも、この文字列がただ長く並んでいるわけではない。

 その文字群にリズムがあり、いのちが宿る。

 それは何故なのか?

 

ここで右の列に書かれた19節から22節までを並べてみよう。
(作品の中では19節の上に20・21・22節と上へと積み重ねられている。
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◇この文字を見て、何を感じるか。
世界中の詩にも意図されてあらわれるもの・・・それは「韻」である。

読まれるべきものとして(まさにコーラン、クルアーンの意味)構成されたコーランはかなり多くが韻をふむ。
とくにこの章ではヌーンという文字が各節の最後に現れる。読み方はすべてヤ〇〇ウ~ナ

 横に2~5文字くらいが並んではその上にも積み重なっていくこの作品において、ヌーンだけは一文字で表わされ、そこが節の切れ目ともなり、また「ほとばしる水」の切れ目にもあたる。
 そのヌーンが美しく揃ってデザインされているからこそのリズムであり、美しさであり、いのちを感じるところなのだ。

 だからモノクロの文字列からなるアートなのである。



◇最後に気になる水の節について。
右から4列目の一番下の文字列があり、そこにはこの節が書かれている。
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この中ほどに
  「神はすべての生きものを水から作られた。」という言葉がある。このことばのイメージが作品作りの基盤になっている。(この章の全体を知りたい方はこちら)


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by miriyun | 2016-09-29 04:29 | Fuad Kouichi Honda | Comments(2)