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2018年 05月 31日

怪しさと爽やかさ

1.怪しい岩山
イポーの南側に位置する洞窟寺院。こちらはこの地域で最も新しい仏教寺院としてつくられている。
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外観からして、すでに岩がおかしい。
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この岩肌の地層を見ると、かってこの地にどんな地殻変動のうねりが押し寄せたのだろうかと思わずにはいられない。



2.ケ・ロッ・トン洞窟の石灰岩
さて、洞窟寺院に入るとペラトンとは異なり仏教色はさほど強くない。少々の仏教壁画などかいたとしてもそれを上回る自然の造形で打ち消されてしまいそうなところだ。巨大洞窟の入り口からイワツバメの飛び交う様子、洞窟の天井からつららのように垂れ下がる形の石灰岩の奇異な形に目が惹かれる。
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やや右上に上がるとさらに広い洞窟空間が広がり圧倒される石灰岩造形。

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↑↓唯一の仏教色の像 大きいのだが洞窟が大きいので大きく見えない。
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人がいると、像が大きいことがわかる。

 この洞窟は奥行きは浅くすぐに岩山の向こう側に巨大な空間が突き抜けているので、涼しい風が吹き抜けてくる。イポーに来てから最も涼しさを感じた場所だった。
う~ん、なかなか好きだよこの洞窟!
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ここから、緩やかな階段を下りてこの山の奥にある池と庭園におりて行くことができる。


3.いやしの庭園へ
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階段の上から見下ろす風景は洞窟の奇岩群を見てきた目には別世界だった。
奥に何やら近代建築が見えてしまうがそれをのぞけば、
周りを深い緑の山に囲まれた庭園が美しい広がりを見せていた。
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↑階段の下から洞窟を振りかえる。小さく見えるがこの穴が通ってきた巨大洞窟

ここからはこの別天地の植物たち
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葉の長さ1m50cm 茎は2mもあるかと思われる。
トトロが持つのにぴったりの葉

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ガチョウに気付かず池の脇を通ったら、高い鳴き声が響いて驚いた。
用心深くて見知らぬ動物や人間が近づくと警告の意味で騒ぎ立てるそうだ。
古来から、家禽として食用となるほか、羽毛が布団やダウンジャケット、バトミントンのシャトルになる。
初めてガチョウを近くで見たが、実は身近なところで羽根のお世話になっていたことに気付く。
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さわやかな風に揺れるブーゲンビリア

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色が五色の草はなんというのだろう。

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なぜか、足裏健康法ということか裸足で歩く一直線の遊歩道まで用意されていて、何とも謎の庭園だ。

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池の反対側から洞窟を眺める
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この池のさらに奥にある池は蓮でいっぱいだった。時期が過ぎたのが多かったが花の初めのころはそれこそ極楽のように見えるだろう。

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茎の赤いショウジョウヤシ
洞窟も他の場所よりも観光客も少ない方だったが、庭園まで降りてきてそぞろ歩きする人はさらに少なかった。
緑とそよ風の庭園に在って、午前中の喧騒の街と同じ街にいるとは思えないほどの居心地の良さだった。


4.洞窟内にはえる草
元来た道へと帰る。二つの洞窟を出ようとしたとき、逆光に岩にはりつく草が輝いて見えた。
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美しい洞窟と庭園の思い出の最後を締めくくった葉の色を忘れない。


~~~~≪追記≫~~~~
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ご質問があったので、この葉の拡大写真を追記。
葉の中央部分から花の咲く茎がにょっきりと出てきている。
他の葉もみなこの位置からのびて花を咲かしていた。

                                           
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by miriyun | 2018-05-31 20:35 | Comments(6)
2018年 05月 30日

イポーの街とペラ・トン洞窟

1.イポーの街のまわりは山
google earthで確認すると、イポーの街の周囲は山で囲まれていた。
駅前のひらけた感じと巨大建築物によって平坦な土地が続いていると思っていたが、それは街の中であって少し郊外に車を走らせると、周囲はどちらを向いても遠くに山並が見えていた。まるで盆地のように見えるが、日本のもつ元盆地などと大きく異なるのは標高だ。
 ある程度の標高に在る日本の盆地に対して、このあたりは標高が低い。イポーもちょっと内陸の割には標高22mしかない。その周りに山がそそり立つようになっているがさほど高い山ではない。それでも山がかすんでいるときなどは中国の桂林のような水墨画的な山の連なりにも見える。
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 山の標高が高いというわけではないのだが、山の岩肌が見えるところは荒々しく削れ、鋭角の鋭さを出していた。
また、岩山の中には石灰岩による造形変化も激しい山もあり、それらの特徴をとらえた石窟寺院がつくられていたりする。


2.ペラ・トン
イポーから北へ6km、標高122mの石灰岩の丘に気付かれた洞窟寺院。1926年に中国僧による建立ということで、中には仏像などが岩壁一面に描かれていた。
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日本の寺院の落ち着いた雰囲気になれているせいでちょっと驚く壁画の多種多様さだった。とくににお金を口にはさむカエル像は現実的な利益を願う感じがユーモラスでさえあった。
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  そこから巡礼路のように岩山の上の方へと道は伸びていく。暗い道を登っていくと、
上から自然光が漏れるところが現れ、岩山の上へと出られそうだとわかる。
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何度か左右に折れながら、ようやく出たところにまた崖。
崖の一部には、高僧による文字なのか、あるいはアーティストの文字なのかは不明だが、巨大な仏を表わす文字が彫られている。

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この階段をさらに上まで行くと総階段数385段だという。
この丘は平坦なイポーの街の中央部にちょっと丘になったところに作られたので上まで行くと街を見わたせるが、
高さがないのでさほど遠くまでの絶景というわけではなかったのが残念。

カンボジアの国境地帯の山頂から見えるような大平原を想像してはいけない。

こういう大きな洞窟は、昔の洞窟とは道具が違うとはいえ、
つくる人の情熱があってこそということを感じてきた。

   
                                                       
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by miriyun | 2018-05-30 23:57 | マレーシア | Comments(2)
2018年 05月 29日

イポー駅

1.イポーという街
マレー鉄道に乗ってヤシの木茂る地方に行くつもりでいたが、目的にしたイポーの街は想像より大きかった。
 かっては世界一のスズの生産を誇っていたペラ州。
ペラとは銀という意味で、すずが銀色をしていることから、銀色をしたすずの産地というような意味でペラというそうだ。


そのペラ州の州都イポーはクアラルンプールとペナンを結ぶ交通の要衝として発展。
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 イポー駅の駅舎は1917年に建築された。
マレー鉄道随一の美しい駅と言われ、
ムーア式とゴシック様式を併せ持つコロニアル風の白亜の駅舎だ。
2008年に複線電化プロジェクトでホーム上部など駅構内を全面改装したが、
駅舎そのものはそのまま残したので、すでに築100年を超える。
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              ブーゲンビリヤが南国の証し。

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広場にはマレーシア国旗と各州の州旗が掲げられていた。
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駅舎は横幅がかなりあり、州旗が掲げられた広場まで下がるとようやく全容を見わたせるようになっていた。足元の星型象嵌の中心で見るとバランスが良い。
マレーシア第3の街ということで広場を挟んで駅舎の反対側には裁判所、州のモスクが中心部に集まり、白を基調とした堂々たる建築が調和している。

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              プルメリアも様々な色が咲いている。

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駅前の広場は近年整備したということで花が飢えられた美しい広場になっていた。


2.食のイポー?
 今回の旅は事前の下調べないまま娘についてきたので、イポーでも娘主導で後をついていく。
 中華系のお店がぎっしりと固まったいるところだったので、中華街と言っていいのだろう。猛暑の中、汗だくになって周り、店も冷房があるようなところではなく専ら扇風機。

①ケダイ・コピ・センのエッグタルト・ココナツタルト
30年前にイポーに移り住んだ店主が試行錯誤を繰り返しつくりだしたというエッグタルト。パイ生地を重ねてサクサク感を出した上に中に入れるクリームは鮮度の良い卵で程よい甘さにというのがうたい文句で、週末の葉1000個が午前中に売り切れてしまうということなので、一番にここを訪れたのだが、すでにエッグタルトは売り切れていた。
 そのため、代わりにココナツタルトを購入したのだが、そのココナツタルトのあまりにもサクサクした感じと、甘すぎないほどよい味で一気に色めきたった。
 ココナツタルトはあまりにもおいしくてすぐに食べてしまい写真なし。

エッグタルトは、他の店で買ってみたが、サクサク感はやはり本来のお店のがよさそうだ。
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② もやしと鳥料理?
イポーのもやしは日本のと違うというのはわかった。
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もやしがむっちりと太くて短い。甘味が感じられ食感がいい。鶏肉の方はチキンの骨付き肉なのだが骨と皮の間に肉が薄くて食べにくいことこの上ない。オイルの強いこの食べにくいチキンが何故人気があるのかわからなかった。
店内では大型液晶で映像も流してものすごく賑やか。それにオープンタイプだから暑い。早々に引き揚げて、街を散策。

③豆腐のデザート
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これも、昔風のオープンなお店。ブラックシュガー味。
恐る恐る食べてみたら温かい豆腐に黒砂糖味はほっとするやさしい味だった。疲れが取れる。


④中華街で、唯一涼しげに見えたのはこれ、
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マレー半島の産物ポメロ。ザボンのようにずしりと重い柑橘系。直径20cm、重さは1kg以上ありそう。値段は30リンギット(1000円くらい)なので、気軽に味見もできず、色を楽しんだのみだった。旅行者向けに切ったのがあれば購入したかったが・・。

一番熱い時刻を迎え、何しろ落ち着けるところへと向かうため、中華街を後にした。
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ホワイトコーヒーのお店ということなのだが・・・

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カヤトーストとランチ
カヤトーストはココナツ中心のクリームを挟んだサンドイッチでおいしかった。
ランチはかなり微妙なお味。
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左:ホワイトコーヒー、なんとミルク入りのコーヒーのことか、豆からして違うのかと思ったが、味も普通のコーヒーだった。
右:ライムジュース。氷がたっぷりと入ってきりっとして実に生き返る。コーヒーの10倍もおいしかった。(あくまでも個人的感想)

こぎれいで、涼しくて静かで落ち着ける店だったので、ここで疲れをいやし後半の動きに備えたのだった。

                                                
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by miriyun | 2018-05-29 04:55 | マレーシア | Comments(4)
2018年 05月 28日

アブラヤシ農園をゆくマレー鉄道

1.緑の中を進むマレー鉄道(KTM)
 最高時速140kmと言われる特急、セントラル駅から数か所とまりながら、新幹線のようにとがった頭を持つ黄色と青をアクセントカラーにした6両の列車は全速で進む。座席はすわり心地もよく赤を基調としたシートもきれいで清潔。そして冷房は聴きすぎるほど聞いている。各座席は少しだがリクライニングになり、食堂車もついている。冷房は例によって効きすぎている。
 空港とを結ぶラインもこのラインもいわゆるチケットが絶えはなくて予約書類についたQRコードを改札で読みとるタイプだった。
2時間半ほど、北へ向かってひた走る間、ところどころ民家が見えながら、やはり一番多いのはひたすら緑。列車から見えるものを切り取ってみた。

2.車窓より
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この葉に見覚えがある。
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 木の幹にまとめて実るパパイヤ。
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鉄道沿いの学校。ボールなどの活動中
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学校の壁に描かれた壁画、もちろん高速で走る列車から読み取れたわけではなくカメラを通してわかったことだが、陸上ハードルを跳ぶ、走り、球技など生徒の活動を生き生きと描かれていた。

 
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          こうした貨車が長く連なって走っていく。
マレー鉄道にはすずの鉱石や石炭運びに重要な運搬手段としての歴史がある事を思い出す。        
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                        ガスとセメント用か・・。

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山の表土は緑で覆い尽くされて見えないが、崖が削れているとそこは赤い。ラテライトだとしたら養分は少なく一部の草木を覗いて農業はしにくい土だ。
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Gurdwara Sahib Rawang
この写真は全体の左から3分の1程度。中央にもっと大きなドームがある。
マレーシアはマレー人が圧倒的に多いが、多民族国家で中国・インド系など様々な民族が住む国でもある。
したがって、宗教も多彩であり、シーク教徒も10万人を数える。

シーク教徒が多い地域の中の1つであるグルドワラにあるシーク教寺院が美しい。
シーク教徒の寺院がたくさんあり、美しく飾られている様子を見ると、それぞれの地域で肉食で体格もよいシーク教徒がそれぞれの土地でしっかりと根付き、繁栄しているのであろう。
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山や丘があり、スコールがある。当然、川は鉄道沿いにも多く見受けられる。水量が多くほとんど茶色く濁っている。
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    イスラームのモスク。写ってはいないが尖塔が1本のモスクだった。名はわからないが、マレーシアのモスクは立派な構えの建築が多い。


◆しかし、なんといってもこのマレー鉄道で、ずっと果てしなく見えたもの・・・
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アブラヤシの木
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その樹木の並びようが見えるところを目を凝らして探した。

一定の間隔で縦横に並んで植えられていることがわかる。
自然のヤシ山ではなくて、油脂を実から取ることを目的としたアブラヤシ農園として植林しているのだ。
アブラヤシの実は鶏卵くらいの大きさでその果肉と趣旨から油脂を採取する。

油脂が取れる植物は数々あれどアブラヤシほど単に面積当たり得られる油脂の量は植物の中で屈指で、1haあたり平均2.8トンの油脂が採れる。これは大豆の7倍と言われる。 
油脂はパーム油と言われ、私たちの生活の中でも調理油、加工食品、洗剤やせっけんの材料としても使われている。
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絵のようなアブラヤシの丘
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それは線路ふちから丘の上まで、そして背後の山のてっぺんまでも続く
アブラヤシ農園の圧倒的な連なりだった。

   これは現在のプランテーションであり、
インドネシアとマレーシアはこのアブラヤシの断トツの産出国として名を連ねている。                                                            
                                             
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by miriyun | 2018-05-28 07:15 | マレーシア
2018年 05月 28日

KLセントラル駅~コインロッカー&マック

 週末しか時間を持てない娘に誘われて2泊3日の駆け足旅行。

1.KLセントラル駅のコインロッカー
クアラルンプールでは、鉄道はKLセントラルが全ての中心。工事でごたごたしていた駅が今は整備されて駅舎も使いやすくなっている印象。
時間に余裕があれば、当然荷物をホテルに置きに行き、それからマレー鉄道なのだが、その余裕はない。スーツケースをコインロッカーに入れていかなければならない。
 広い駅舎のあちらこちらに目立つカラーに彩色された大型コインロッカーが見つかる。オンシーズンではないし、早朝でもあるため充分に空きがありそうだ。

 コインロッカーと言えば、日本では今でもコイン式ロッカーと交通系カード式での預け入れになってきている。そして空きロッカーを見つけたら、まずは荷物が入るかどうか入れてみて、充分その大きさで大丈夫と見極めてからコインやカードを使う。
ところが、KLセントラルでのコインロッカー、大型コインロッカーは50リンギット。 
これから乗ろうとしているマレー鉄道のETS(高速電車)で、イポーまでの200km弱の乗車料金が35リンギットで、コインロッカー代はこれの1.5倍ほどする。
 乗車賃が安すぎなのか、、コインロッカーが高すぎなのか?

 何故高いのかはなんとなくわかった。

 コインロッカーは新しくピカピカ状態。塗装もいい塗料を使っているのだろう。傷一つない。しかしお金がかかっているのはそこではなかった。支払こそマレーシアリンギットで払うが、キーはカードではなく顔認識だった。
 つまり、顔認証した本人が来なければ荷物をとりだせないということになる。
預けた娘は日帰り往復してここによる戻ってきたときにきちんと受け取れるのかを心配していた。
(この日の夜無事あけられたときにはほっとしたが、他国で仕組みが変わると結構ドキドキすることが増えてくる。iPhoneでもそうだが、なんといっても顔認証システムの精度がよくわからない)

尚、紫コインロッカーは顔認証システムだけだったので心配したが、この駅には顔認証と指紋認証の二重認証ができるようになっているコインロッカーもあるらしいと聞いている。

 
2.マック
8:00の出発の前に若干、空腹をおさめておきたいと思ったのだが、揚げ物系のファストフードばかりで今一つ食べる気がしない。
結局飲み物だけでもいいかもしれないとマックに入ったら、やはりなじみのあるマックの手早さとか、店員さんの積極的な言葉は良い。
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しかもメニューの中にマレーシアらしいお粥モーニングも見つけた。安定のハンバーガーの他に地元ならではのメニューがあるのはいい。
味は朝にピッタリのチキン味だが薄味で、朝に食べるのにぴったりだった。
しかもマレーシア産の紅茶メーカー「BOH」の紅茶がまたほっとして飲めるおいしいお茶だった。
                                             
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by miriyun | 2018-05-28 04:30 | マレーシア | Comments(2)
2018年 05月 17日

もみじの種

1.4月~つぼみは花開き

紅葉で日本の風景に素晴らしい景観をあたえてくれるもみじは、春は春でその緑が美しい。
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葉に比べてあまりにも主張が目立たないつぼみ
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そしてひっそりと咲く小さな小さな花
人はその樹の下を通り過ぎるばかりで花は愛でてはくれない。


2.5月~種となりやがて飛びゆく姿に・・・
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葉陰に見~つけた!

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もみじは葉が緑のときも、枝や種などに赤の色が混ざる。
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さみどりに薄く赤が混ざる種
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森の気がもみじのタネを揺さぶる


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タネの熟成と共に赤みも緑も薄れてきて、全体にうすくなってくる。
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色も薄く羽根のように薄く透けてきた。中央の濃いところに種。そして羽根はブーメランのよう。
それはまさしく飛ぶため。
種を残すため母なる樹木から離れたところに広がって芽を出すために飛ぶ種たちの形状がある。
軽やかに森の気流に乗って飛ぶ準備をしている。

~~~~飛ぶ種~~~~~~~~~~~~~~~~
インドネシアのアルソミトラをはじめ、ヒマラヤスギやアオギリ・ボダイジュ・ユリノキなどがあるがこれらは樹高が高い.
やはり一番身近で見やすい飛ぶ種はモミジやカエデではないだろうか。

 ◆以前に書いた記事はこちら→空飛ぶアルソミトラ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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夕陽が当たりだす。
もみじの子らが飛ぶのはいつごろになるだろう。

                                                
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by miriyun | 2018-05-17 20:28 | Comments(4)
2018年 05月 12日

ラクダ似の造形

1.ラクダ岩
ニョキニョキと岩が林立するようなカッパドキアではいろいろな岩に呼び名がつけられている。
煙突とか、きのことかが最も多いが、自然にできた岩もよりリアルに何かと似ていることで名前が付けられ、多くの人の目印にもなるものがある。

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こちらは確かに姿がラクダと言われればそうかなと思えるラクダ岩。記念写真スポットになっている。
この造形が壊されないようにするためか、あるいはいつ滑落してもおかしくないような状況なのかは不明だが、周りをぐるりと柵で囲ってある。

顔は小さすぎるが、ラクダの首筋から背中の鼓舞にかけてのラインが似ている。
ちょっとフタコブのようにもみえるが背中に荷を背負っているようにも見える。
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なかなかイメージは近いといえるかも・・・。

ラクダ好きなので、単純にわ~い、ラクダと思ったりした。
ところが今、冷静に見直してみて、気づいたことがある。

もし、子どもだったら、「カタツムリだ~!」と言いそうな形をしている事に気付いた。
物を見るというのは自分のイメージの延長線上にあるので、人により感じ方が違って当然、そして違うからこそ面白い。

2.オング・エル・ジュメルにあるラクダ岩
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こちらはチュニジア南部の雨のほとんど降らないアルジェリア側に近い砂漠地帯にある岩山。
頂上の岩がラクダの顔といわれる。
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顔の長い様子は似ている。威風堂々の顔で、小さめに耳がついたらぐっとラクダに近づく。
壮大な岩山の上の岩の造形なのでなかなか立派なのだが、壮大過ぎて、私の心の中の声は「ゴジラ!」と言っている。これも人さまざまかな~

              そう、どこが違うかというと・・、あご!
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もっとあごがしゃくれているのがラクダの特色なので、しゃくれているラクダ岩があったらすてきだな!

                                             
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by miriyun | 2018-05-12 15:15 | Comments(4)
2018年 05月 11日

ナツメヤシの樹液Legmi(2)

1.チュニジアのレグミ(لاقمي)~ナツメヤシの樹液について
 ずっと以前にチュニジア南部でであったヤシの樹液のジュース(Legmi)について書いた。

読者の方々からパルミラやインドでも在ったというコメントをいただいたのだが、それ以外には知られておらず、あまり情報がないので、掘り下げることもできないでいた。久しぶりに気になって調べてみたら、さすがに情報の時代である。中東各地からの動画を伴ったレグミ情報が見られるようになっていた。

 それによると、ナツメヤシの樹が十分にたくさんあるような地域で、ナツメヤシの頂点にあたるところの枝元を切り落とすとそこから樹液があふれてくる。そこにつぼなどを縛り付けて流しいれる。その際、ヤシの最高地点で作業するので、もちろん採取は簡単なことではない。一日に最低でも2回~数回にわたって上り下りしなくてはならない。

今回動画で確認すると高いところで採取するのでそれらの壺(地域によって大小や丸型細型違いはあるが)を持ってヤシの木に登り採取してくるのだった。
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↑ チュニジア・ガベスの動画より

そのツボを上げ下げしている様子が見られる。

私が見たのはタタウィン郊外でもヤシ畑の下にツボが置かれている様子だった。
それがその当時描いたイラストの壺だった。
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               ↑ 以前にかいたイラストを再掲

ここは車で通りすぎてしまったのだが、この後のクサールギレンという砂漠の中のキャンプ地で早朝に勧められて飲んだ。
樹液はコップに入れると乳白色で、気温が低めの早朝にとって飲むと純粋に甘くてきりっとした味わいのジュースで実に飲みやすくておいしかった。
お世辞でなく、心からおいしいとチュニジア人ドライバーやガイドに伝えた。

 ところが各地の話ではお腹の調子を崩す人もいればおいしさが今一つという人もいる。やはり完全なる衛生状態を保ったものではないものであるということで注意は必要であることと、もう一つの理由があった。
 なぜか、このナツメヤシの樹液は樹から採取されると間もなく1~2%のアルコール成分ができて、それが2時間で4%、72時間で12%となり、四日後には酢酸発酵が進み過ぎて飲めなくなるという信じられない速さで発酵していくのだ。勝手にワインになり、更に酢にまでなってしまう。

 長持ちさせて市販することもできない発酵度合なのだ。自分は実はアルコールアレルギーがあるので、アルコールを感じていたら、全く飲めないはずなのだ。だから本当に目の前で採取したばかりの樹液をグラスに入れて持ってきてくれていた。だからまったく発酵していない状態でジュースとして飲めたのだということが分かった。もしこのとき朝起きるのが遅くて、もしアルコールになり始めたのに出会っていたらて飲めなかっただろうし、いい印象は残らなかったたかもしれない。

2.ナツメヤシの樹液をとると、実はならない
約1か月の間、一日に数リットル採れるというから植物の力はすごい。ただし、今回いろいろな国の資料を読んでみて分かったのは、このように樹液を得るために切っているナツメヤシは実をつけないということだった。やはり樹木にとっては過酷な状態なのでとても実を成らせ、熟させる力は残っていないわけなのだ。

だから、中東全体で貴重な食べ物・栄養源・保存食になるナツメヤシを飲むためだけに使ってしまうことはできない。わずかしかナツメヤシがないところではわざわざ切ってしまうことはしない。だが、その地域にナツメヤシが数百本もあるようなヤシ農園なら、一部を選んで樹液採取専用の気にすることも可能になる。

だから、レグミを採取するのはナツメヤシが大量にある地域ということになる。
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                     ↑パルミラの動画より
パルミラも名前からしてヤシの木があるという意味の街名であるからヤシの木がどっさりある。それも比較的背の低めの気があるからチュニジア南部やパルミラのヤシは樹液が採りやすい。あるいは大きくなる種類でも生長点を切っているので大きくならないということも考えられる。

セネガル・アルジェリア・インド西部などナツメヤシの大産地ではこのようにレグミをとる習慣があるということが分かった。

なお、イスラームの地域での酒という問題がある。だが、あえて醸造所をつくるわけでなく、樹液をとるとジュースからみるみる酒になり酢になるものなので、余り管理できるものではない。時間の経過とともに色も乳白色から黒ずみ、味も刺激のある飲料に変わっていくという認識なのかもしれない。

 酒を飲んでいると言われても、誰かがチェックしに来るころには酢になっていそうだ。


                                       
                                                    
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by miriyun | 2018-05-11 15:16 | Comments(2)
2018年 05月 06日

スケーターの筋肉

1.2015年XOIで驚かされた!
 スケーターの筋肉と言ってもフィギュアスケーターの話だ。すべてのスポーツ選手がそれぞれの競技に特化した筋肉を鍛えていく。スピードスケートの選手の太ももの筋肉はすごいと思う。
 でもフィギュアスケートはそんなに筋肉をつけると音楽表現を芸術的に行う必要性と、ジャンプをする競技であるため、ムキムキに筋肉をつけるのは違うというようなことをきいていた。

 実際、大輔さんを初め、華奢に見えるスケーターが多い。

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 でももちろん、脚の筋肉は見るからにすごいし、宮本賢二先生は大輔さんのふくらはぎを瓶を逆さにしたような筋肉といい、TV番組の中で出演者が腹部の筋肉を服の上から触らせてもらった時には、「チョコレートのよう」と表現していた。
 黒柳さんは徹子の部屋で筋肉チェックをして、その臀部から太ももへの筋肉に驚いていた。でも視聴者にはわからない。
 いろいろと聞いてはいても、フィギュアの世界では競技中長ズボンなど肌を露出しないこととされていたので見たことはなかった。

 それが2015年にかわった。
 XOIの更衣室での写真がデニス君のインスタから発せられた。一挙に目の前に魅せられたときに男子シングルでも細かくてでもしなやかな筋肉でしっかりと身体がつくられているのだなと驚く。
 やわらかく俊敏に動くための筋肉の形を見た気がした。
みんな衣装を着ている時はわからなかったよ~!(パトリック・チャンの胸筋は試合の時でもわかったけど)
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(左からアンドリュー・ポジェ、ベン・アゴスト、高橋大輔、ブライアン・ジュベール、エラッジ・バルデ、ジャン・トン、イリヤ・クーリック、デニス・テン)

ましてやペアやダンスの男性はパートナーを持ち上げるのだからすごい。
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アンドリューなど衣装や私服を着ているとまったく想像できないくらいのキン肉マンだった。
だから、ケイトリン・ウィーバーを手で横に支えて滑るなんてことが出来るのかと、妙に納得してしまった。


2.第2弾
2年以上前に出されていた筋肉写真だったが、大輔さんの筋肉にもおどろきつつ、ブログには載せず我慢していた。
しかしつい最近、デニス君から更衣室の別バージョンが出されて、もう書かずにはいられなくなった。(デニス君、2枚ともお借りします)

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 写真を撮ったあとなのか、皆にこやかだ。それぞれ、一流人は身体をつくっている。これは2015年年末の出あるが、現役でも引退してもアスリートとしての自分を意識している間は鍛え続けているのだと思わされた。
 イリヤ・クーリックは常に日本の武道を稽古し続けているし、スケートの鍛錬も欠かさない。引退したスケーターのよき指標である。

 エラッジ・バルデも先日引退を表明したが、もうすでに振り付けやプロの仕事をバリバリとやるようで会社を立ち上げたらしい。
 デニス・テンはカザフスタンで自分の名を冠したアイス・ショーにまた世界各地からのゲストを呼ぶことを6月に予定している。まだ、誰がゲストかはクイズとして投げかけている段階でまだ発表されていないが、日本人も含まれることは発表されている。この中からもアスタナに呼ばれた人がいるのではないかとへ期待している。

 なんといっても総合プロデュースはシェイリーンだし、いいものができるのは確かだ。

<追記>ケイトリン・ウィーバ&アンドリュー・ポジェがカザフスタンのゲストになっていた。日本からは織田信成。前回とはメンバー総入れ替えのようで、これはまたカザフスタンを知ってもらうにはいいことだ。でも、無理とはおもいつつも、アスタナ行きのフライトを調べていた自分に苦笑い!だった。

                                              
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by miriyun | 2018-05-06 21:59 | Comments(4)
2018年 05月 04日

新緑

新緑の季節

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川にそって、一本の柳の大木がある。
欄干にはハトがとまり、柳の方を見つめていた。

心地よい風になびく新緑のなんと美しいことか・・・。
これを楽しまずにはいられない

                                            
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by miriyun | 2018-05-04 13:04 | Comments(4)