写真でイスラーム  

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カテゴリ:動植物( 25 )


2018年 08月 17日

小さな池の風景

スイレン池   
 近所を早朝散歩していたら、小さな池があった。

昔からある池で、釣りをしてみたり、オタマジャクシを見つけたり、昆虫を探してみたり、以前の子供たちはずいぶん、この池で遊んだものだ。
最近では子供が遊ぶ姿さえなく、散策や犬の散歩の通り道として存在しているだけだ。
しかし、人が興味を持たなくなっただけで、そこには意外にたくましく植物も昆虫も鳥も生活している。
おそらく、自分たちの目に入らないだけで夜にはタヌキやらも山の奥から出てきて池の水を飲んでいそうな気配だ。

 冬に散歩をすると本当に枯れた色ばかりでじつに寂しげだが、暑い盛りに行ってみたら緑いっぱいの元気な池に出会えた。

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小さな池ではあるが、北側にピンクのスイレン。

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南側に白いスイレンが群生しており、さながら鎌倉の源平池のよう。

(鎌倉鶴岡八幡宮の源平池にはハスのピンクと白の群生があり、それを源氏の白旗、平氏赤旗になぞらえて源平池という。)


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池の中は毎年の草木が枯れたままに放置されている。

だから決してきれいに整備しているわけではないのだが、それでも水面は花と葉の色を爽やかに映し出していた。


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都市部の住宅地の谷間にわずかに残った水場。
だれ一人いない早朝に立ち寄り、そこからしばらく動かずに見入った。

画像の下半分の緑は、「葦(あし)」
池の周りに雑然と生い茂る葦が水面に映ることで、普通の池を見るのとは違う感覚に陥ったのだ。


モネが好んだ睡蓮の池が目の前で見つかったような感触だった。
                      
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                               ↑モネのあまたある睡蓮の絵のうちの一つより(部分)

モネの描いた池も、きっと葦でいっぱいに囲まれていたのだろう。

時と場所をこえて想像できる楽しさを味わった。

                                                                                                                                                                                                           
                                      
                                                    
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by miriyun | 2018-08-17 00:38 | 動植物 | Comments(6)
2018年 06月 30日

イエロー系ブーゲンビリア

1.イエロー系    
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2色が混ざったような苞の重なり

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もっと淡い色も・・



 

2.濃いめのオレンジ系
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オレンジが濃くて赤に近い

もともと3種類から品種改良でいろいろな品種に作られてきたもので今や色もさまざまだ。

ただ、木の勢いがあるのはやはり定番の紫がかったピンク。

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この色が最も力強く、
蔓性の枝をぐいぐい伸ばして成長している気がする。
                                                                                
                                       
                                                    
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by miriyun | 2018-06-30 22:48 | 動植物 | Comments(2)
2018年 06月 20日

ザクロの咲く季節

1.ハナザクロ    
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風に揺れる枝葉の緑に、白いふちどりの花が風雅で美しい。
6月の花、ザクロのうちでも、八重のザクロで、ハナザクロという。

もともと、日本には薬用として渡来。東大寺の中にもザクロが植えられているのが似合っている。
日本では果樹としての利用だけではなくて品種改良されたハナザクロも庭木や盆栽にして楽しまれるようになった。

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赤の八重
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          白の八重 (以上、ハナザクロはフラワーセンターに咲いていた)

ハナザクロは、残念ながら実をつけることはできない。

 

2.ザクロ    

チグリス川からザクロス山脈のあたりが原産とされ、その音からザクロという名として伝わったという説もある。いずれにしてもペルシア(現イラン)のあたりが原産地であり、
今でもザクロジュースなどはイランからの輸入が多い。

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本来の一重咲きのザクロはこちら
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茎からガクがつんと突き出て花が咲き、そのままの形で突き出た形を持ちながら成長していく。
日本で熟すザクロは小さ目で酸味も強いが、産地の西南アジア、およびアメリカなどでは大きくなり、食べられる実がびっしりとあり、なかなか食べごたえがある。ジュースはもちろんだが、パラパラと実をほぐし、サラダにいれるのがお気に入りだ。                                                                                                                                                                                                          
                                       
                                                    
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by miriyun | 2018-06-20 16:27 | 動植物 | Comments(6)
2018年 06月 11日

光と影~スイレン

陰影鮮やか、スイレンの池
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光が似合うスイレン、

水に浮かぶ緑の葉が涼しげだ。

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スイレンそのものだけでなく、影にも見入ってしまう。

                                          
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by miriyun | 2018-06-11 14:40 | 動植物 | Comments(2)
2018年 06月 07日

ブーゲンビリア(1)小さな花

花の色は・・
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暑さに強く、寒さに弱いブーゲンビリア
熱帯や乾燥帯でも強い太陽光の下、生き生きと咲き誇る。
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色鮮やかなのは花をとりまく包葉(ほうば)。
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本当の花は中央の白い小さな花

わかっていても包葉を花とつい言ってしまうし、その色を愛でる。

                                                  
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by miriyun | 2018-06-07 02:08 | 動植物 | Comments(6)
2018年 06月 01日

雨上がりのきらめき…イワタバコ


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今年も咲いたイワタバコ。

雨上がりに水滴がキラキラと輝いていた。

                                                  
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by miriyun | 2018-06-01 16:56 | 動植物 | Comments(2)
2017年 11月 04日

野生のカモシカに出会う

1.美ヶ原の野生のシカ
  高原には今、困るほど増えている動物がいる。それは鹿。
奈良の鹿とは違って、完全な野生だから昼間にのこのこ人間のいるところへはやってこないが、
おびただしい数の野生のシカがいることは確かなようだ。
 夜間に宿のミニツアーで、牧場の方へ行くと、暗闇の中に光るのはシカの目。動物の目は夜光る。その目を頼りに、ミニライトをかざすと・・・。

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こうしてシカの位置がわかるわけだ。
実際、その日は少なかったとはいえ、それでも何頭かのシカが牧場の本来なら高原の牛たちが食べる草木のところに来ているのを確認できた。

 動物にとっては生きるためのあたりまえのことなのだが、高原の花も含めて片っ端から食べつくすので、各地の高原でニッコウキスゲの花が壊滅状態になったりしている。この花がおいしいらしい。

 
2.野生のカモシカ発見!

正確には、宿の主人があそこにカモシカが!!
と動いている送迎バスで見つけて教えてくれた。


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なかなか見つけられず、方向を教えてもらって、望遠レンズで探してようやく分かった。

低山地から亜高山帯にかけてブナやミズナラの落葉広葉樹林や混交林などに生息するということなので、まさしくそういう場所と言える。

広葉草本、木の葉、芽、樹皮、果実などを食べるが、とくにササはよく食べるもののようで、このカモシカもササのところにいたので食べているところだったのかもしれない。
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長野県の県獣であり、中央アルプスの2400m以上のハイマツのある岩石地帯に生息するとされていたが、
このカモシカを見たのは2000mのところだった。気候と餌でも違いがあるのだろう。
ヤギよりも少し大きいが、馬や牛の洋には大きくない。
脚はインパラのように細くもなく、長くもないので、やはりカモシカのような足という褒め方は正しくないようだ。

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by miriyun | 2017-11-04 21:55 | 動植物 | Comments(2)
2017年 03月 11日

天女の横に

1.天女&トンビ  
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 鎌倉、明月院の屋根の上に何かが突然飛んできた。
なんと、横笛をふく天女の横に降り立つと、掴んで運んできたパンをついばみはじめた。


2.トンビ 

 鎌倉や三浦半島を歩くと、上空に大きな鳥が舞っているのが見える。
上昇気流を利用して輪を描くように滑空している。
それは大鷲とか鷹とかではなく、ほぼ鳶(トビまたはトンビ)。
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 本来、トンビは、動物の死骸も食べるところが鷹などとは異なる。やカエル、トカゲ、ネズミ、ヘビ、魚などの小動物も捕食する。目がいいのでかなり高い位置から餌を見つけると急降下してくる。鷹の直滑降とは違うが、それでもかなりのスピードなので、気づかないうちに迫ってくくる。

 全長は60~65cmほどで、カラスより一回り大きい。翼を広げるとは150~160cmほどになる。
トンビは雑食なので、都市部では生ごみも含めて何でも食べる。エサとして小動物を襲うよりも人間がもっている弁当や軽食を狙う方がずっと楽に食物を得られることを学習してしまっている。
 カラスと同じ餌を狙うようになったため、カラスと争うことも多い。魚を狙ってカモメといることもある。
 
 観光地各地に次のような注意書きがある。
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 これは長谷寺で見かけたものだ。実際そういう目にあったことはないが、本当は気楽に源氏山公園でシートを広げて家族で花見をしたり、由比ガ浜の海岸でお弁当を広げるなどが好きなのだが、今はかなり屋外での食事はトンビがじゃまをするかもしれない。

 小鳥と違って大きいので突然手に持っている食べ物をさらったりする時に近すぎて鋭い嘴によって怪我をさせられてしまうこともあると聞きおよぶ。大きな翼で頬を怪我したという声もある。

 なんといっても猛禽類であるし、カラスより大きいし、食べ物を見えるように持っている時は注意した方がいい。

 上空に舞っていたら、すごい視力で見られているかもしれない。


                           


by miriyun | 2017-03-11 12:19 | 動植物 | Comments(6)
2016年 06月 14日

ウチワサボテンの葉

1.サボテンの葉が柔らかい!!  
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庭の片隅に放置されていたプラ鉢植えのウチワサボテンを地植えにして育ててみようとした。
干からびかけていたウチワサボテンだったが、
春になったらこんな葉が出てきた。

 新芽だ。葉にあたる鱗片状の、いや、恐竜の頭のイガイガのようにも見えるが、これがサボテンの葉か~と、早速触ってみる。やわらかい、色は緑から赤へのグラデーションですべすべお肌の赤ちゃんのようなツヤがある。

 全体像はこちら
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ウチワサボテンのうちわ状の平たい部分は茎にあたる。
上の小さな芽はこの茎から出た葉である。

こうした棘になりきっていない葉が存在することから、ウチワサボテンがかなり原始的な形質を持ったサボテンであることがわかる。

 2.葉とトゲのあいだがら

では、この柔らかなツヤツヤの葉はツンとした針のような棘にどうやってなるのか。
似ても似つかぬ形状に疑問を抱く。
調べてみると、それぞれの葉や棘が生えている白っぽいところが刺座(しざ)といい、長いトゲの他に極小のトゲも生えていて、ここがサボテンのカンジンカナメであるところらしい。

 3.トゲには大きいトゲと芒棘がある 

このあとせっかく生えた葉は成長するにつれて落ちてしまう。
その脱落箇所から上の写真のような針のようなトゲが現れる。トゲは最初に脱落した葉の腋芽から発達した短枝にあたる。
また、長いトゲだけでなく非常に微細な刺を多数発生させるがこれを「芒刺(ぼうし)」といい、この刺には逆刺が付いており、釣り針と同様に刺さると取れにくいのでサボテンは大きいトゲはもちろん、見えにくいほど小さいトゲも注意を要する。

なお、刺座に密生した芒刺は短枝から出た葉が変形したものである。


 4.サボテンの枝葉の進化

最初の写真に載せた若い芽、
そこに葉としての姿を僅かに残すウチワサボテン。
   
進化の過程で乾燥地に適するように、茎も枝葉も劇的に変えてきたサボテンの姿に改めてけなげさを感じる。
また、実が熟すとそこから種が拡散するという増え方だけでなく、茎を一枚切り取って地面に挿すだけで増えていくという逞しさにも圧倒されている。


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by miriyun | 2016-06-14 07:04 | 動植物 | Comments(4)
2013年 08月 11日

横浜の港で跳ねるもの

パシャッ、ポチャッ    

港も静かなときに歩くと意外な音が聞こえてくる。

大桟橋へ行こうと象の鼻パークを歩いていた。
静かな夕刻。
  何気なく客船日本丸を遠くから眺めていたらパシャッという音、岸壁に近くなるとポチャッという水音がはっきりとところどころでしてくる。よく見ると海の上に何かがはねているようだ。
 飛ぶ魚としてはもちろんトビウオが脳裏に浮かぶわけだが、そんな細長いトビウオとは明らかに違う。
重量も重そうで大きい魚だと感ずる。
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遠くの方だが、少なくとも40~50cmはあろうという魚が大きく飛びあがった。
その時にとんだ高さと飛距離は跳びあがった場所の波紋で分かる。
1m前後の高さ、飛距離にして1m以上、ここからまた、着水まで浮いているのだからなかなかの飛び具合だ。


中には、こんなのも・・・。
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これこれ君は、跳ねるときに身体の重心がずれたか、軸を均一に保つのは大事だよね。

 もぐっていて突然跳ねるので、カメラを向けてもどこで跳ね上がるか予測がつかない。
あてづっぽうで向きを決めて、あとは運任せ。
 パシャット音がしたらシャッターを切ってみる。
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こんな泡だけ写っていたりもした。

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一回跳ねた近くにいるだろうからとその辺にレンズを向けていたら、ずっと奥で跳ねたり・・・


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これは重量感がわかる感じ。

背が青黒く老腹部が体側は銀色で細い縦しまが数本入っている。

2.ボラとは? 
帰宅後調べたら、謎の横浜港の魚がweb上で質問や答えが飛び交っていた。

 「ボラ」という魚だという。

ボラは、海水魚であるが、幼魚のころは淡水域に遡上することもあるため河口付近にもいる。水の汚染にも強いので都市部の港湾にも群れで住む。
 食べるのは泥の中の微生物や藻類なので、汚い海に住むボラはくさくて食べられず、冬、外洋に出て回遊している時のボラは鯛だと言って食べさせてもわからないほどの味だともいう。

出世魚
ボラの名前は、生長とともに変わる出世魚であり、関東では、
オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トドと変わっていく(地方によって違うので、それもややこしい)。

海がきれいなころの日本ではおいしい大衆魚として食べられていたので、その名前が身近な言葉の語源になっていた。

「オボコ」は子供などの幼い様子
「イナ」は若い衆の月代の青々とした剃り跡をイナの青灰色でざらついた背中に見たてたことから、「いなせ」の語源
「トド」は、「これ以上大きくならない」ことから「結局」「行きつくところ」などを意味する「とどのつまり」の語源となった。

 また、ボラのメスの卵巣はカラスミであり、ギリシア・トルコなどではタラもサラダとして用いられる。

そのジャンプ力

海面上へのジャンプ力についてもWikiで言及されていた。
 
ジャンプし、時に体長の2-3倍ほどの高さまで跳びあがる。跳びあがる理由は周囲の物の動きや音に驚いたり、水中の酸素欠乏やジャンプの衝撃で寄生虫を落とすためなど諸説あるが、まだ解明には至っていない。その際、人に衝突することも見られ、成魚の場合には時に釣り人やサーファーなどを負傷させたりすることもある。(Wikipedia)


見てきたとおりの大きなジャンプをする習性があることもわかった。
日本全体で食べられていろんな語源になっていたのに、これまで知らなかった魚のことを、
港で見た光景が導き出してくれた。

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by miriyun | 2013-08-11 14:04 | 動植物 | Comments(4)