写真でイスラーム  

mphot.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2008年 07月 05日

パピルス(2)…原生地

  パピルスは古代エジプトで紙の原料となったことで有名だが、実際はエジプトで生えていたわけではない。原産地はナイル川のずっと上流に当たるウガンダ・ケニアであった。
 そこには今も、たくさんのパピルスが一面に繁茂している。
パピルス(2)…原生地_c0067690_3331157.jpg


 しかし、古代エジプトでは必ず毎年洪水が起きて、上流からパピルスの株が流されてきてエジプトで増えていった。

 今、日本に入ってきている観賞用のパピルスはごく小さいものであるが実際は4~5mにもなり茎もさしわたしで6cmにもなる。十分太いので、紙もつくりやすかった。

◆ ナイル川上流の湿地帯の人々は舟をパピルスでつくる。
パピルス(2)…原生地_c0067690_333337.jpg

                      (↑写真2点は、TV「ガイアの夜明け」より引用)

手指の大きさとパピルスの太さとを比較してみよう。
 この太さならば三角形の茎からでも幅の広い茎の切片がたくさんとれたわけだ。

 しかし、後に紙としての存在価値がなくなるとパピルスを意識して植えることもなくなり、またアスワンハイダムの建造により自然に流れ着き増えることもなくなったのである。
 従って今はもう、せいぜい博物館や研究所にある程度になってしまい、エジプトではかっての壁画に残るようなパピルスが茂るようすはみられなくなった。
                                           応援クリックお願いします。  

by miriyun | 2008-07-05 23:21 | エジプト | Comments(6)
Commented by ぺいとん at 2008-07-07 14:57
カヤツリグサの仲間は見るからに涼しげですね。 
背の高いパピルスが茂る中、船でゆっくりと進んでいったらさぞ気持ちがよかっただろうと思います。 
赤ちゃんのモーセを運んだパピルスの船もこうして作られたのでしょうね。
Commented at 2008-07-07 15:05
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by miriyun at 2008-07-08 06:27
パピルスはすーっとのびやかなきれいな植物でもあるので、おっしゃるように、船ですすんだらとてもステキだと思います。そういえばエジプトの王女が流されてきたモーゼを拾ったのでしたね
Commented by miriyun at 2008-07-08 06:34
鍵コメさま、ピンポ~ンです。連絡ありがとうございました。アラビアンな夢のある書き方、もしやとは思っていました。久しぶりに行って見たら、何にもしていないでいたために、7月8日までに~をしないともうログインもできなくなるし、名前も消滅してしまうようなことが書いてありました。それって、今日ですね。あれ~! でもね、ここで精一杯でとても手が回らないのです。
Commented at 2008-07-08 07:08
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by miriyun at 2008-07-09 03:38
鍵コメさま、ありがとうございます。みるのが遅くて9日になってしまいましたがやってみます。


<< パピルス(3)…パピルス紙の製法      ご挨拶、そしてイスラームの人々 >>