写真でイスラーム  

mphot.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2008年 06月 29日

パピルス(1)

 パピルスは筆記具の材料として古代エジプト王国から、ヨーロッパまで広く長く使われたものである。
そもそもパピルスとはどういう植物なのか。そして、どうやってつくるものだろうか。

 ◆パピルスという植物
パピルス(1)_c0067690_1330941.jpg

    ↑パピルスの穂先
 パピルスはナイル川などに繁茂するカヤツリグサ科の植物である。これをもとに古代エジプト王朝では「記録するための紙とした。

 ◆エジプトに於けるパピルス
パピルス(1)_c0067690_14295726.jpg

パピルスは文字ともなり大切にされ、死者を弔う葬送でさえ重要な役割を果たした。
パピルス(1)_c0067690_1345869.jpg


 ◆パピルスのみわけかた
 川辺では上の絵のように穂先が開いた形になる植物はたくさんあって、パピルスを初めてみる人には判別しにくい。 
 そういう時、迷ったら茎をみることだ。はじめてパピルスを調べ始めた頃の百科事典などのパピルスの図には度々、丸い茎のパピルスがのっていた。
パピルス(1)_c0067690_1341188.jpg

             ↑我が家の痩せやせパピルス
 実はパピルスは茎を切ってみれば鈍三角形なのであって、普通の植物のように丸い茎ではない。丸みを帯びた三角形であったなら、それこそがパピルスである。

 ◆パピルス実験
パピルス(1)_c0067690_14261749.jpg


我が家の大切にしてきた観賞用パピルスが冬を乗り切れず、あるいは手入れの悪さに耐え切れずダウンした時に、実験用に供してしまった。

パピルス(1)_c0067690_13593080.jpg

 この皮をそいでから中の白い部分をうすくそいで、同じ幅のリボン状にする。
 過去において読んだ本によると3日ほど水につけてから布の上で、縦・横に並べて加圧するという。残念ながら上の実に実験ではパピルスが細すぎて大阪県民の友人がそばにいたら、「お前はパピルスでかやをつくっとるんか~}と突っ込まれそうな出来で大失敗だった。乾燥による収縮が激しかったのですきまだらけで紙とは言えなくなってしまったのだ。

 まあ、成功の裏にはいつもこういう失敗があるものだと実感したのであった。


                                植物物語に応援クリックお願いします。  
                    ☆いつも応援ありがとうございます☆

by miriyun | 2008-06-29 13:49 | エジプト | Comments(2)
Commented by ぺいとん at 2008-07-03 07:53
縦・横に並べて加圧?織物のようになるのでしょうか??? 
あんな繊維質のものをドロドロに煮溶かすのかな~と思いましたが違うようですね。 
パピルスレースというものもオツだと思います♪ ああ、励ましにはならないですね・・・・・・・
Commented by miriyun at 2008-07-04 00:09
ぺいとんさん、和紙のイメージだと、やはりどろどろということになるのですがこれは茎を並べるだけなんです。しかも編んだりせずに、ただのせるだけなのです。
 パピルスレース、そんなふうにいってくださって励まされtました。どうもありがとうございます。


<< ボスポラス海峡トンネル…アジア...      まなざしは語る >>