写真でイスラーム  

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2008年 03月 18日

1000年前からのスーク

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  イエメンのジブラ。ここには1000年前からスークが続いている。

小さいながら野菜を扱う市には男たち・子どもたち、そして黒い服をすっぽりとかぶった女性たちも買いだしに集まり活気がある。

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                                何代も前から使われてきた天秤ばかり
一枚目の写真にも天秤ばかりが見える。日本では見かけないこういう秤は、シルクロード・西アジア・アフリカでは使われ続けている。手入れさえしていればずっと使える秤である。

 11世紀にスライヒド王国の首都であった。
     そのときから絶えることなかったくスークの商売、
          毎日はたらいてきた天秤ばかり
 
 それらから伝わってくる昔日の歴史
           それを肌で感じながら歩く・・・。

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by miriyun | 2008-03-18 07:14 | Comments(10)
Commented by yokocan21 at 2008-03-18 23:26
うわぁ、かっこいいですね!1000年も前から続く市場だなんて。光景も昔と殆ど変わってなさそうなところのもいいですね。
天秤ばかり、この町の青空市場でも時々見かけますけど、市場も最近はドンドン近代化してきていて、電子秤が幅を利かせています。
上の写真、中央のおじさんの頭のスカーフ、綺麗な色ですね。こういう紫って、イエメンではよく使われるんでしょうか?
Commented by Azuki at 2008-03-19 00:10 x
写真が大きくて素敵です♪><ありがとうございます!
あぁぁっぁしかもイエメン♪ますます行ってみたい国です☆
Commented by miriyun at 2008-03-19 00:40
yokocanさん、イエメンでは女性のおしゃれは真っ黒すぎて見えませんが、男性はみな民族服なので、そのなかで自分なりのおしゃれをしています。腰に巻く布、スカーフ・ジャンビーアという短剣などの色を揃えたり、対比する色を使ったりして、はっとさせる人がたまにいるんです。だからこういう紫系のスカーフもありなんですよ。
 ディヤルバクルでも今でも天秤ばかりは残っているんですか。たしかに電子ものは簡単便利ですが、重たい天秤ばかりはじいっと見つめていたくなる何かがある気がします。
Commented by miriyun at 2008-03-19 02:39
イエメン、1000ねんも続く街づくりなど、おとぎの国のような雰囲気があるところなんです。人々の生活も変化してきているので、イエメンも徐々に変わってきているのないかと思っていますが、あまり変わらずにいて欲しいとも思ってしまいます。
Commented by ジョー at 2008-03-19 15:02 x
物を大切にいつまでも使っていく。
手入れさへすればずっと使えるもの...。
多いなと思います。
消費傾向が強い世の中の中で、しっかり地に足をつけてたっている人々。
頭が下がりますね。
Commented by miriyun at 2008-03-19 23:55
ジョーさん、いま、PCをはじめ、ほとんどの品が3年も使ったらもうおしまいという感じのものが多いので尚更、こういう半永久的道具に惹かれるように思います。
 天秤ばかり・・この国のはとくに重厚なものでした。さわってみたい~!
Commented by asiax at 2008-03-20 23:40
見下ろすように撮影されていて、奥行きがあってとてもいい写真ですね。
天秤は私が幼い頃、商店街にある魚屋さんが使っていましたが、日本ではほとんど見かけなくなりましたね。ミャンマーのシャン州ではよく見かけました。
Commented by peque-es at 2008-03-21 12:59
量り売りの市場、いいですね! スペインでは今も量り売りがかなり残っていますが、でも昔はバネ秤(?)みたいだったのが、今は電子秤になりました。パックばかりだと、自分の欲しい量を探すのに苦労します。
Commented by miriyun at 2008-03-22 08:23
asiaxさん、写真について応援のメッセージをありがとうございます。写真ブログなので写真について感想をいただけるととても嬉しくまた参考になります。
 天秤はまだまだ世界では現役ですね、ただし21世紀中にはなくなってしまいそう・・・。
Commented by miriyun at 2008-03-22 08:26
pequeさん、量り売りの市場、残っていて欲しい反面、どんどん減ってしまう傾向なんだろうと残念な気持ちがします。
 いろいろな国の秤・・・残っているうちにみたいものです。


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