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2008年 03月 09日
ベドウィンテントはおおむね黒が多い。このときのテントも夜見ているときには黒としか思えなかったのだが明るくなってみると実は黒系であってもさまざまな色が混ざっていることがわかる。 ![]() どの山羊を使ったのか想像しながら見上げる。 ![]() ↑ 以上2点チュニジアで撮影 外から眺めればしっかり濃い黒とそのほかのグレー・茶色が混ざった色とのシマシマになっている。意識してデザインしている。以前に紹介したように色としま模様はさまざまでその家によって皆デザインが違う。はるか遠くから見てもあれは誰の家とわかる。いい目印でもあるのだ。 ![]() ![]() しかし、主流はやはり黒。つやつやとして長い毛を持つ黒山羊は遊牧民にとって大事な生き物だ。 ![]() ↑ 以上3点ヨルダンで撮影 なお、山羊は羊よりずっと乾燥に強い。そして荒れた土地でも生きていかれる。セルロースでできていれば紙さえ食べてしまうというのは本当である。(ただし、純粋なこうぞ・みつまただけの紙ならともかく現代の紙は化学物質の塊なので決して食べさせてはいけない。消化できずに腸閉塞をおこしてしまう)。 荒地では草の芽・草の根も食べつくしてしまうので植生の敵のように書かれていることがあるが、それはこのような極度に乾燥した土地で生きてきたこの動物の習性なのだ。 そして、ベドウィンテントの材料になり、乳は牛乳と同じように飲まれ、乳製品になっていく。乾燥デーツ(なつめやしの実)と自家製乳製品でかっての遊牧民は暮らしてきた。 この山羊とラクダがいることによって、乾燥地の遊牧民の生活は成り立つのだ。
by miriyun
| 2008-03-09 11:07
| チュニジア
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Comments(6)
ベドウィンテント。
ヤギの毛で編まれているんですね。 知りませんでした。 山間の丘陵地に行くと、ベドウィンテントを目にすることがたまにあります。 ヤギが乾燥に強いとのこと。 私が山羊座なる所以でしょうか(笑)。 良い週末を!
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山羊の毛を使っているという事は、毛織物でできたテントなんですね。テントというと、帆布、ズック地のような粗い綿織物を想像してしまうので、ちょっと目からウロコでした。素朴な色合いがいいです。
地中海の島などで、山羊が入って来ると共に土地が砂漠化していったというのは聞いた事がありますが、山羊としては自然の習性通りに生きているだけですよね。 山羊と人間は、きっと昔から一緒に生きて来たんですね。 スペインのジプシー芸のひとつに、山に強い山羊の習性を利用したものがあります。山羊に脚立のようなものを上らせて、最後に一番上のほんの小さな面積のところに4つ足で立たせるというだけの単純なものですが…それも余り見られなくなりました。
pequeさん、そうなんですよ、自然の色は心地よくてその色の微妙な変化を見るのが楽しかったです。
綿織物は雨に弱く、日ざしのさえぎりも弱いので毛織なんでしょうね。よくくふうした生活をしているものだと思いました。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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