写真でイスラーム  

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2008年 02月 22日

焚き木拾い

焚き木拾い_c0067690_548433.jpg


 ムハンマドはラクダの世話を終えると、昼間はしっかりとはいていたサンダルを置いて、すたすたとはだしで歩いて,かなり遠くの小さな丘までいってしまう。
 
 沈みゆく夕日を背景に歩き回っている。この日上天は晴れていたのだが、夕刻になるにしたがい、ぼわっとかすんできて太陽も薄紫になって大地にとろけていくようにみえるだけ。雲が出ているという感じではなく、細かい砂の吹き上げられた層があるのかもしれない。

焚き木拾い_c0067690_549879.jpg

 しばらくして、ムハンマドが持ち帰ったのは焚き木であった。すぐそばに生えている木はつかわない。枯れて燃えやすいのを選んできている。
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by miriyun | 2008-02-22 06:14 | 自然(砂漠・ラクダ・蜃気楼) | Comments(6)
Commented by peque-es at 2008-02-22 20:26
昼間はいていたサンダルを脱いだっていう事は、昼間は素足だと熱くて歩けないとか?
夕陽をバックに、映画の一シーンみたいですね!
Commented by miriyun at 2008-02-23 04:27
pequeさん、昼間はやはり熱いです。あつあつです。日本でも真夏の砂浜は熱いですが、ここは気温が44~50度くらいなので尚更熱いです。
 真っ赤な夕日を期待していたのですが、これはこれで日本的情緒の世界のようでよかったです。
Commented by orientlibrary at 2008-02-23 09:39
なんてきれいな薄紫色の夕暮れ、、一瞬、月かと錯覚するようなおぼろな感じですね。でも、どこかに灼熱の名残みたいなものも感じられます。植物の感じとかもあるのかな。そこに人がいることで、光景がさらにリアルになるようで、ステキな写真です〜!☆
Commented by miriyun at 2008-02-23 12:07
Orientさん、写真からたくさん感じとってくださってありがとうございます。けっこう写真は私の第三の目というくらい働いています。自然も芸術も伝え続けていかれればと思います。
 ほんとに応援の言葉をありがとうございます。
Commented by Azuki at 2008-02-23 17:21 x
素敵お写真です。(感動@∀@)いろんな色を砂漠は見せてくれますね。
Commented by miriyun at 2008-02-24 15:18
Azukiさん、砂漠の変化、その時間によって刻々と変わる様子がとても好きです。
 写真見てくださってありがとうございます。


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