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2007年 08月 13日

ダイアナ妃の輝き

  8月になると、悲劇の中を見事に生きながら、36歳という若すぎる生を失ってしまった人を必ず思い出す。
 ちょうど今夜イギリスが特集を組みTBSがまとめた番組があったので、尚更に思い出した。そして王子たちが大人になっている姿を見て、もうずいぶん事故から年月が過ぎてしまったことに感傷的になっている。

ダイアナ妃の輝き_c0067690_22462729.jpg

              ↑結婚後すぐにマダム・タッソーに飾られた等身大の結婚式の日の姿。
 1981年、チャールズ皇太子と結婚したダイアナ妃は、結婚当時誰もが幸せになると思っていた。
 ところが、結婚以前からの付き合いのあったチャールズ皇太子の不倫相手は目前から消えることはなかった。常にチャールズの近辺にいるのだ。
 愛を求めながら、決して得られない、話相手もいない、そういった中ではどんなに心強き人も壊れていってしまう。このころ、時に奇妙な表情をしている姿があった。
 そんな中で、エイズ患者を訪れ、握手し患者と触れ合うことで、人々から必要とされ、求められることに、自分の存在意義を感じていったのだ

 その時から、ダイアナ妃は、 「私は、人々の『心の王妃』になろう」・・・と決心したという。

 チャールズ皇太子が不倫をとうとう告白してから、ダイアナ妃は、自らをその求められているところに自分を持っていくことで生きがいを見出していく。
 まるで、愛されない苦みと苦しさとの混じった人生から脱皮するかのように、みずみずしい感性と女性としての内側からの美しさがにじみ出てきたのがこのときである。

 彼女が、どんなに苦しい時も心からの笑顔で公務をこなし、また、アンゴラの地雷原を自信をもって歩いたことが、どれほど世界に影響を与えたことか!
 彼女が今ではおなじみになっている地雷防御服を身につけて地雷原を歩いたことで、地雷とは?日本は地雷禁止条約に賛成しているのか?日本は世界で何をしていくべきなのか?自分にもできることはないのか?・・・そうして影響されていった人が大勢いるのだった。

 彼女はいつも美しかった。結婚式でも可憐で美しかった。しかし、私がほーっと、ため息をついたのは彼女が地雷原でも臆することなく信念を持って歩いていった時だった。

 早すぎる死を誰もが悼み、忘れない。
 彼女は公式には’もと后’である。だが、それよりももっと大事な 『人々の心の王妃』になったのは確かである  
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 今、ヨルダンのラニア妃「アラブのダイアナ」と呼ばれることがある。これは、もちろんただ美しい王妃ということではない。
以前に紹介したように、ラニア妃は女性問題・パレスチナ問題に子育てをしながらも本気で向き合い、自ら、「王妃とは、王妃であることではなく、王妃として行動することだ」と言い切っている。自分のことだけでなく人のことを考えながら周囲のスタッフを驚かすほど行動するラニア妃だからこそ、こう呼ばれるのだ。

 また、ダイアナ妃が残した一方の王子は、ホームレスへの支援、もうひとりの王子はエイズ患者への支援を継続して行っているという。
 心はここに残っている・・・。  

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2011年4月29日 ウィリアム王子は、8年お付き合いしていたキャサリン・ミドルトンさんと、ご成婚となり、幸せそうなウィリアム王子はドレス姿のキャサリンさんをみてなんてきれいなんだろうとうめき、お二人の姿がTVで全世界に配信された。
 ダイアナ妃の葬儀が営まれたウェストミンスター寺院を人工物だけでなく緑の樹で飾り、自然体で幸せなロイヤルカップが誕生した。婚約指輪はダイアナ妃のサファイアの指輪がつかわれ、寺院からバッキンガムまでのパレードはダイアナ妃と同じオープン・コーチ(馬車)が使われた。

 ウィリアム王子は、ダイアナ妃から受けた教えがある。
弱い立場の人の側に立つことに自分の地位を生かしていく。---この考え方が染み込んでいるウィリアム王子は国民の間に気さくに入っていく様子がみられ、その目とともにダイアナ妃を髣髴させている。

 天国から、ダイアナ妃が微笑んでうれし泣きしているような気がする・・・・・・。

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by miriyun | 2007-08-13 23:03 | その他 | Comments(0)


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