写真でイスラーム  

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2007年 07月 08日

星を見せるアラベスク5種

 アラベスクは極めて数学的に計算された図形そのもので、完全なくりかえし文様を描き出し、かつ美しい。イスラームの考えによる偶像のみならず、写実的な花さえ表さない地域もある。

 アラビアで本格的なアラベスクが描かれるようになったのはイスラームの8~12世紀にウマイヤドモスクやアル・アクサー・モスクなどが建てられ始め、それと共に飛躍的にすすんだ科学・数学の力を持って、これまでの世界になかった求心力のある幾何学模様が構成されるようになった。
 では、アラベスクの一端を、☆をどこに入れているかを探しながらご覧いただきたい。
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↑カイラワンのシディ・サハブ霊廟
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↑ヤズドのマスジド・ジャーミア
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↑チュニジア バルドー美術館
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↑東京代々木 東京ジャーミー
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 ↑ヤズドのマスジド・ジャーミア

 木製に始まり、最後のタイルまでそれぞれきっちりと作られている。アラベスクは基本がこれらの幾何学的図形であり、極めて星型を含んだ文様が多い。

 さらに、これに植物文様とアラビア書道が一体となってモスクの壁を飾るようになっていくのだ。
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by miriyun | 2007-07-08 04:19 | 文様の伝播 | Comments(2)
Commented by ぺいとん at 2007-07-09 00:27
もしアラベスクの中に入り込んでしまったら迷子になって一生出られないような気がします。始まりは何処で終わりも何処? 
そしてこれらを作る人は何を見ながらどのような作業をするのでしょう。 
今夜はわけの分からない公式が夢の中に出てきそうです。
Commented by miriyun at 2007-07-09 22:54
ぺいとんさん、アラベスクの中の星はいかがですか。作図は数学そのもののせかいです。それが無限に広がるアラベスク。これがイスラームの世界観を表しているかもしれません。


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