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2007年 07月 06日

ローマ帝国期のライオン…ライオン紀行(15)

 ローマ帝国の時代のライオン像は、とにかくモザイクによく表される。

ローマ帝国は権威をライオンに借りる必要などないほどにj強大になった。したがってライオン狩りを市民に楽しませるのに円形闘技場ではライオンを地下の部屋に飼っていたが、皇帝が力づくでライオンの頭を押さえつけて捕まえる図柄は必要なくなった。
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 パルミラ博物館に残るモザイク。ケンタウロスとライオンが表されているが、百獣の王ライオンという雰囲気ではない。
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     チュニジアのローマ遺産のモザイク。美しくデザインしてより生活を楽しむ。
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   バールベクのライオン像。
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  そして、最後にシリア国立博物館のモザイク。もうライオンだけにとらわれたデザインではなく、いろいろな動物が生命の躍動を示すかのように一つのモザイク画面のなかで動き回る(モザイクの全体像は後日モザイク編で紹介)。 伸びやかな肢体を持ったライオンが自在に走り回る姿が描かれている。

 古代のイメージを脱却したローマ風のライオン像がここに明確に示されている。
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by miriyun | 2007-07-06 23:53 | 文様の伝播 | Comments(0)


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