写真でイスラーム  

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2007年 06月 26日

シャワルマ&ドネル・ケバブ

 今回はシャワルマ&ドネルケバブめぐり!

 ドネル・ケバブはオリエンタルなファスト・フードとして国際的な祭典や地域の祭りでも屋台で売られるなど、知名度が高くなってきた。
 ドネル・ケバブはトルコ語、シャワルマはアラビア語であるが、同じものといってよい。味付けの秘伝や肉の重ね方、カットしていく形などにはもちろんその地域や店の独自性があるのだが、料理としてはおなじ種類といってよい。

 
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肉は羊肉か牛肉。じっくりと香辛料やヨーグルトに漬け込んだ肉を肉を刺すバーに次々と刺してまるで一つの肉の塊のようにしていく。そして、縦型に三段ぐらいに置かれたこれ専用の電熱器があぶり焼をしていく。
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じっくり焼きこんで下のほうが削りやすいので、すそ絞りの形になりやすい。
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↑なかにはこんな形のも出てくる。専用の受け皿とナイフを使って、外側のこんがりいい色になってきたところかtら削り落とす。
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                                      ↑トルコの
↑その肉をホブズに挟んで野菜とソースをかけてサンドイッチができる。肉はじっくり漬け込んでから焼いているので誰でも食べやすい味になっている。これをドネル・ケバブまたはシャワルマという。

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 チキンのシャワルマもある。
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 ダマスカスの繁盛店の周りはいつも人がいっぱい。
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ヨルダンのケラクの町を通るとシャワルマ屋が目に付いた。二つ並べてトマトを載せて焼いているのでなおさらおいしそう。ところで徐々に売れていくとこのように小さくなっていってしまう。どこまで小さくなるのか。実はほとんどなくなるまで、大きいのと同じようにアブっては焼くのだ。下ごしらえにてまひまかかるだけにあとは悠々とこの肉をかき落とすだけでよい。

 中東イスラーム地域で広く食されるシャワルマ、日本人にも食べやすく、旅人はよく買うことになる。
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by miriyun | 2007-06-26 02:18 | 食べ物・飲み物 | Comments(4)
Commented at 2007-06-27 01:04 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by miriyun at 2007-06-27 09:47
鍵コメ様、ようこそ!Web上ですが、アフラン・ワ・サフラン!
トルコ語の人名については以前から気になっていたので、大変貴重な内容でたいへん参考になりました。
 丁寧に教えていただいてありがとうございました。
感謝です!!
Commented at 2007-06-28 02:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by miriyun at 2007-06-28 22:34
鍵コメ様、その辞書すごいですね。「幾つかのイスラム用語の違いに苦慮した」・・・民族・言語・文字が歴史の変動と共に入れ混じった中東において、どうしてもこういったことに直面してしまいますね。
 及ばずながらこうやってイスラームの文化について紹介などしていると言語のちがいから来る疑問点がどうしてもでてきます。とくにトルコ・ペルシア語は全くわからないので、調べきれずに困っている内容もあります。

 まあ、これからもボチボチと調べながら書いていきますが、こうして教えてくださる方と知り合えることはとても嬉しいことです。


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