写真でイスラーム  

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2007年 06月 09日

金刺繍のカリグラフィー・・・カリグラフィーを読もう(18)

 知ってのとおり、モスクには偶像がない。それだけに清々とした空間が広がっている。

 そして、壁面やドームは基本的にアラベスクとカリグラフィーが飾られている。アラビア語で伝えるべきものとされてきたので、中国ウィグル自治区の清真寺(モスクのこと)から、マレーシア・インドネシア・ペルシア・トルコまで、そしてかってのイスラム帝国の西端のスペインまでモスクの装飾はアラビア語のカリグラフィーなのだ。そして、そのカリグラフィーがタイル・象嵌・モザイク・木彫・ステンドグラス・レリーフなど多彩な方法で飾られている。
金刺繍のカリグラフィー・・・カリグラフィーを読もう(18)_c0067690_1451372.jpg

 その実例を日本で見つめてみたい方には東京ジャーミーがよい。何しろこのモスクには、トルコのイスラーム芸術の力を注ぎ込んである。だから、これまでに述べてきたように、数々の装飾技法を見ることができるのだ。

 さて、今回は東京ジャーミーの刺繍カリグラフィーを紹介。
金刺繍のカリグラフィー・・・カリグラフィーを読もう(18)_c0067690_14511693.jpg


 刺繍は金糸で丹念に文字を刺繍してある。
上の円形カリグラフィーは上にアッラー、下にムハンマドをあらわしている。

下の台形カリグラフィーはスルス書体で「慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において」をあらわしている。右下にイスラム暦で1420年(西暦1999年)とある。このジャーミーにあるカリグラフィーはいずれもこのジャーミー建築年(2000年)にあわせて書かれている。
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by miriyun | 2007-06-09 08:14 | カリグラフィーを読もう | Comments(2)
Commented by ぺいとん at 2007-06-10 09:23
ステキな日曜日の朝をありがとうございます! 
いつ見ても本当にきれいですね。一つ一つのものがあれ程見事ですばらしい物なのに見事に調和が取れていて感動ものです。 
初めて行ったときはもう興奮状態で手当たり次第に写真を撮りましたがそれでもそれなりにさまになっているから不思議です。 
夏休みになったら子供たちと一緒に行く約束をしてあります。足を踏み入れた瞬間どのような表情をしてどのような声を上げるのかとても楽しみです♪
Commented by miriyun at 2007-06-10 13:55
ぺいとんさん、ずっとさわれなかったので予定していた記事をまとめてupしています。ジャーミーはまだまだ見どころがあるものです。二度目は二度目の発見があるでしょうね。お子さんと一緒に物事を楽しめるというのはいいですね。


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