写真でイスラーム  

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2007年 06月 02日

ラクダは前脚と後脚をかくして座る。

 ラクダたちが背が高いが、馬とは異なり座ることのできる動物であるから、車を使って馬車のようにする必要がない。(シェニニ村編で既出)
 つまり、ラクダが人間にとって古代から重要な家畜となっていたのにはそれなりの理由があったからであり、それには座るということがとても大切なことなのだ。
  
ラクダは前脚と後脚をかくして座る。_c0067690_1515525.jpg

 多くのラクダが座っている。ラクダ使いや持ち主は降りるのにすべり降りることだってできるが、できるだけ座らせようとする。休むところは休ませ、このあとの仕事に備えてしっかり体力を温存させるのだ。だから、こまめに休ませる。そのときに脚はどうなっているのかというのが今回のテーマだ。
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★前脚
◇まず馬や羊は座らない。
◇ライオンや犬・ネコは座る。
では、その座り方を三越のライオン像で見てみよう。
ラクダは前脚と後脚をかくして座る。_c0067690_23143958.jpg

   ↑このように関節を後ろ側に向け、前足を前に伸ばした形になる。前脚も後脚もすべて見える。人間がはいはいをする時もおなじ形になる。
◇ラクダはどうやって座っているのか?
ラクダは前脚と後脚をかくして座る。_c0067690_15163397.jpg

 ラクダは前に関節を持ってくる。そして前脚はすっぽり腹の下に隠してしまうのだ。関節の外にある丸いのはタコといわれているが、地面にぶつけることの多いところにこのようなタコがある。

★次に後脚を見てみよう。
ラクダは前脚と後脚をかくして座る。_c0067690_15171685.jpg

   ↑大人ラクダ
ラクダは前脚と後脚をかくして座る。_c0067690_1521625.jpg

    ↑子ラクダ
 いずれも、かわいらしく後脚をしまいこんでしまい、決して脚を見せない。以前にラクダの足裏の写真を載せたが、ラクダ好きの自分でも足裏を見たのはあの時だけだった。立っているときには足の甲は見えているが、座ってしまうとライオンと異なって全く見えなくなる。
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 ラクダは熱砂の砂漠、異常な乾燥地を行き交うことのできる唯一の大型哺乳類だ。そのため、表面積を小さくして熱と乾燥にさらされるところを極力減らさなければならない。そのために他の哺乳類にはない体のしくみがたくさんあり、その一つがこの座り方なのだろう。      
                                       
                                                    
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by miriyun | 2007-06-02 15:56 | ヨルダン | Comments(4)
Commented by peque-es at 2007-06-02 17:12
じっくり見た事はなかったけど、テレビや映画で見るらくだ、そういえば確かにこんな感じで座ってますよね。「正座」みたい! 足は痺れないのかなあ?(笑) 固い地面の上に座るのとは少し違うんでしょうが…
でもタコができるなんて、ちょっと痛々しいかも?
Commented by miriyun at 2007-06-02 23:25
ラクダの姿、ゆったり座っているようなんですが、よく見るとオヤオヤっという感じです。ちょっと不思議な感じのするラクダですが、からだのつくりとしてはうまくできています。
 タコはいたんでかたくなってできたというより、そういう体のしくみとして出来上がっているようです。
Commented by orientlibrary at 2007-06-03 09:40
ラクダの足の裏の写真、おぼえてますよ〜! あれって、貴重なショットだったんですね。かわいかったですが、、
ラクダの座り方、、よく見たこと、ありませんでしたが、なんかかわいいですね。
気性が荒いと聞いたこともあるし、、ラクダって不思議。何を考えて(思って)日々を暮らしているのかなあ。。
Commented by miriyun at 2007-06-03 21:34
ふふっ、かわいいでしょ!体が大きいんですが、この座り方を見るともうイメージ変わっちゃいます。
 Orientさん、足裏を覚えていてくださったんですね。ウレシイデス!!


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