写真でイスラーム  

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2006年 12月 08日

まさか!ブタガス?

 アラビア文字はもちろんいろいろな文字に興味がある。でも実際に今収集しているのはやはりアラビア文字だ。
 
 一般的なものとしては、次のような看板。
まさか!ブタガス?_c0067690_9564443.jpg

チュニジアのローマ帝国の遺跡ブラレジアの入口にあった。

上にはアラビア語でマトゥハフ(博物館)がクーフィー書体であらわされたいる。
下にはフランス語でムゼー(博物館)とある。

 そして、この看板の気に入っているのが落ち着いた色合い。なにしろ、ローマのモザイクで名高いブラレジアだから、看板も天然大理石のモザイクなのだ。

 文字を見ているだけでも、ここがどんな文明があったところか、近代でどこに占領されその文化に浸ってしまったかが見えてくる。だから文字の世界はおもしろい。

◆そんな文字収集をしていると時々えっ!と思うようなものにも行き当たる。
まさか!ブタガス?_c0067690_9591494.jpg

アラビア語で読んでも、ブタ・ガーズ
アルファベットで読んでも、ブタ・ガズ・・・とある。

でも、絵はクマである。

イスラム圏でも生活に大きな違いはないと思っているが、これだけは絶対にダメなのはブタを食べることから始まりブタについては話もしたくないほど嫌われている。

だから・・・もちろんブタの意味で書いていることはない。

 結局これは、ブタンガスかなということで、自分なりに納得した。
ブタンはbutaneと書き、無色であり、常温・常圧で気体である。可燃性物質であり、圧縮して液化した状態で運搬、利用される。天然には、石油や天然ガスの中に存在し、石油分解ガスまたは石油精製ガスから分離精製して製造する。
 私たちの生活の中ではカセットコンロやライター、それにLPガスの中に含まれている。思っている以上に身近なガスなのだ。

 これがあったのは、チュニジア北部の農村部。カルタゴの頃からの大小麦産地で、その豊かさゆえに後にローマによって滅ぼされていったのだが、その肥沃な農村の畑の隅にこれが置かれていた。
 調理用ガスなのだろうが、これらを畑においておいても問題ないようなそんな田舎の風景だった。

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by miriyun | 2006-12-08 10:24 | チュニジア | Comments(0)


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