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2006年 10月 30日

ホロホロ鳥はにわとり?

 昔、卵は一部の王族や貴族がかもめやうずらの卵を食べただけであった。しかし、娯楽のほかにグルメでも有名なローマ帝国の時代に、ホロホロ鳥のたまごを食べることが一般化したという。

 何とホロホロ鳥もにわとりだと言う。ガチョウ、ウズラ、ニワトリ、カモ、ハト、七面鳥とともに家禽とされていて、ホロホロ鳥は美味な高級食材で、フランス料理でよく使われる。TVでちらりと名前がでてきたので、気になっていた鳥写真を探し出してみた。

 
ホロホロ鳥はにわとり?_c0067690_20345661.jpg

↑チュニジアのカルタゴで見かけたホロホロ鳥。ホロホロ鳥は鹿の子模様の羽でおおわれ、いわゆる鶏とは全く異なるイメージなのだ。

 囲いがあるわけでもないところを、歩いていた・チョコチョコ歩くが速くはなく、のんびりした光景であった。
 ちなみに、日本でもいることはいるが暑い気候でないと大量に飼育するにはむずかしい。

 ローマ帝国はおそらくカルタゴ討伐のころには、アフリカ原産のホロホロ鳥を知り家禽とし、卵・肉ともに喜んで食したわけだ。ホロホロ鳥の卵はどんな味なんだろう。
 


by miriyun | 2006-10-30 21:04 | チュニジア | Comments(2)
Commented by あや at 2006-10-31 17:41 x
突然お邪魔します。
今回はじめて拝見させていただきました。
これからもちょくちょくお邪魔します。
それでは。応援ポチ^^
Commented by miriyun at 2006-11-01 05:09
あやさん、ようこそ。
 イスラームの地域について興味をもたれましたか。どうぞ、いろんな面からご覧ください。


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