写真でイスラーム  

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2006年 07月 29日

珍しき乾燥帯の植物

イエメンのハダラマウト地方の広大なワジの中に奇妙な木がポツリと生えていた。

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   ↑ Calotropis procera  カロトロピス・プロケラという。
 インド・アラビア・北アフリカの乾燥地域に分布し、高さは2~3mの低木。葉は灰緑色、花は薄紫色で直径約2.5cm。。茎から採取される繊維は腐りにくく、ロープや漁網などに利用される。民間薬としての利用もあるようである
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    ↑ 果実はふっくらと大きくふくらむ
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↑わるとこのように中はがらんどう、くもの糸のような線がたくさんみえるだけである。
 そして、白い・・・・ミルクといっていいほど真っ白い樹液が出てくる。現地の人たちは、これに触れてはいけない。毒だという。幹や葉でもこの液が出てくる。

 この奇妙な木を、ソドムのリンゴ(Sodom’s apple )といいつたえている。
アラビア語では ِهアル・アシュカルという。
どういう毒性があるものかわからないが、民間薬にもなっているので、使い方次第で、毒にも薬にもなるということかもしれない。

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by miriyun | 2006-07-29 03:38 | 自然(砂漠・ラクダ・蜃気楼) | Comments(2)
Commented by ぺいとん at 2006-08-02 08:32 x
どんな香りがするのでしょう。 はじめて会った植物なのでちょっと調べてみました。ハワイやタイ、インドネシアもだったか、同種の花でレイのようなものを作るそうです。少し花の形状は異なりましたが、白い液体や民間薬、繊維を使うということは共通していました。 
同じ地球の仲間なのですよね。遠くかけ離れた場所と感じていてもどこかで繋がっているのですね。 
ソドムのリンゴは振り返るどころか、おもわず口にしたくなるような不思議な魅力です。甘そうだし、どんな食感かなと。
Commented by miriyun at 2006-08-04 21:22
ハワイにもあるんですか?どうも学名から調べても似たものがあるようなのですが、現地のイエメン人がきっぱりと毒だと説明していたことが気になっていました。今回のたびでもuaeの砂漠でも類似の植物がありました。


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