写真でイスラーム  

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2006年 07月 26日

ひまわりの花の意味

 ひまわりの意味についてアフガニスタン駐在日記のkentaさんが書かれていた。
 ダリ語でアフタブ・パラシュトといい、 太陽に向かって常に咲いている花というような意味だそうだ。・・たしかに日本におけるひまわり・・・漢字で書くと向日葵と同じ考え方というお話だった。
 
英語ではsunflower・・・・太陽の花だ。
中国語をしらべたら、向日葵だった。

☆では、アラビア語ではなんというのだろう。
ひまわりの花の意味_c0067690_916792.jpg

右から・・・アッバードゥ、アッシャムス・・・意味はシャムスが太陽、そしてアッバードゥはうやまう。
 やはり太陽を使っている。太陽をうやまう・あがめる花・・・というような意味となった。
ひまわりの花の意味_c0067690_9163110.jpg

 もう一つの表現も調べてみた。文法的にどうとはいえないので、言葉のもつ意味からだけ考えると、真ん中のダッワーラが循環というような意味を持つので太陽をあがめて循環する花(はなの首をぐるっと回していく花)のように感覚的に受け取ることにしよう。
ひまわりの花の意味_c0067690_9164232.jpg

                         ↑ トルコのひまわり畑。
 ひまわりは、オイルをとるほか、おやつとしてその種を食べるのだ。だから、思っている以上にひまわりの畑が多い。
 ひまわりの語源は日廻り、つまり太陽の動きを追って廻るということだが、実際廻るのだろうか?畑の写真を見るとしおれていることもあるが同じ方向をむいているとは思えない。
 実はまだ、若いつぼみや咲き始めの花は太陽を追うが、大きくなると動かなくなり、おおむね太陽に当たりやすい東向きになる。そしてたくさんの花が枝分かれしたものについては向きは様々になってしまう。この若いうちだけ、日を追うというのは、光合成なり、何なり植物のしくみと関係するのだろう。

 なお。学名はHelianthus annuus でHeriosが太陽、anthusが花をあらわす。annuusは一年草。ヘリオスは本来ギリシア神話にでてくる太陽神のことなのだが、どうも歴史上ギリシアをも飲み込んだローマ帝国は自らの太陽神ソルとギリシア神話のヘリオスを同一視していったということで、ラテンでヘリオスを使うことになる。つまりラテン語でも太陽花なわけだ。

☆いずれにしろ、この植物がアラビア語・ラテン語でも太陽を入れて表現していることがわかった。さらに他の言語ではなんというのだろうか?

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*追記*
コメントもいただいてさらにわかった言葉がある。
お寄せくださった皆様に感謝しつつ、ここに追記していこう。
左から、言語・文字または読み、
     ・意訳も含めておおよその意味・提供してくださった方
ヒンディー語 「スーラジムキー सूरजमुखी」
           「太陽に顔を向けているモノ」・・・・ ek-japaniさん
フランス語   tournesol  
           太陽が回る・向きを変える・・・・chie_mikoさん
スペイン語   girasol         
             太陽が回る・・・ぺいとんさん
マレ-語    bunga matahari    
            太陽の花・・・ぺいとんさん
ポ-ランド語  slonecznik        
           slonceが太陽・・・  ぺいとんさん
トルコ語      gunebakan(日に向くもの)
   *より一般的に使われているのは、aycicegi(月の花) turkuvasさん  
ここまで、11ヶ国語、いまのところ、すべて太陽の意味が入っている。ただし、トルコでは通常月を使うらしい。はじめて異なる言葉が出てきてますます興味深い。
*詳しくは下記のコメントをご覧ください。

by miriyun | 2006-07-26 09:12 | 数字・文字 | Comments(12)
Commented by ek-japani at 2006-07-27 17:04
おぉ!すっかり夏な雰囲気でなんか良いですな~。
というわけで、勝手に便乗して他言語シリーズ第1弾行きますね。
ヒマワリ、ヒンディー語だと「スーラジムキー सूरजमुखी」です。
意味としては「太陽の顔」もしくは「太陽に顔を向けているモノ」みたいな感じかと思います。

何か無性にあの種をポリポリ(殻は足元にポロポロ)と食べたくなってきました・・・。
Commented by chie_miko at 2006-07-27 17:26
フランス語ではtournesol。tournerが「回る」とか「向きをかえる」などの意味があり、solはsoleil、「太陽」です。フランス語でも一緒ですね。
Commented by ぺいとん at 2006-07-28 00:29
スペイン語もいっしょです。girasol。 giraが回る、solで太陽。 
マレ-語、bunga matahari。 bungaが花、matahariは太陽。 
ポ-ランド語slonecznik。slonceが太陽です。(語中の l には中央に /
が掛かり太陽の n上に点が付きます。 すいません変換できなくて) 

今日は「ひまわり」で明るくなれました!
Commented by miriyun at 2006-07-28 11:52
ek-japaniさん、ヒンディー語でありがとうございます。スーラジムキーですか。太陽に顔を向ける・・・ですね。どの国もあの植物の特性をよくとらえているものです。
 あとからの来訪者にもわかりやすいように本文中にも載せさせていただきますね。ここのところ、苦しいニュースばかりだったので自分でもさわやか話題がほしかったんです。
Commented by miriyun at 2006-07-28 12:27
chie_mikoさん、フランス語のひまわり解説ありがとうございました。本文中にお名前とともに載せさせていただきますね。
Commented by miriyun at 2006-07-28 12:35
ぺいとんさん、すごい、3ヶ国分もありがとうございます。しかし、この3ヶ国めずらしいとりあわせですね。マタハリって太陽という意味だったんですね。ブンガは以前にマレーシアの結婚式ででた卵の花ブンガ・テロー(bunga花、telur卵)=卵の花の花の言葉を何とか憶えていました。
 わかりやすいように本文中にも載せさせていただきますね。
Commented by turkuvaz at 2006-07-29 04:23
はじめまして。ブログ・ランキングからやってきました。
トルコ語でも、gunebakan(日に向くもの)という言葉も使いますが、より一般的に使われているのは、aycicegi(月の花)です。他のイスラム諸国でも「月」で表現されているかと思えば、そうでもないんですね。
Commented by miriyun at 2006-07-29 09:03
turkuvasさん、ようこそ。トルコ語情報ありがとうございました。日に向くもの・月の花という一見が相反するもので表している点がこれまでの国と異なる点です、月夜の日にはひまわりは月のほうに花をせいいっぱいひろげているのでしょうか?それもなんだか美しい光景のような気がします・
Commented by タツヤ@オープンビジネスソース at 2006-07-31 21:58
こんばんは。NEUTRALって雑誌でトルコみてから
トルコに興味あったんですよね。
ひまわりキレイ。
色々な知識がつくしよいブログですね。


是非ブロポタ!トラベルにスカウトさせてもらえませんか?
今、ブロポタ!トラベル(http://bulopota.cms.drecom.jp/blopota_travel)
っていう企画やってます。
既に数名のブロガーの方々には参加して頂いているのですがブロポタ!トラベルのページのように、その国について書いているブロガーとして
私から紹介させて頂いております。
旅行雑誌には無い、生の声を反映させるポータルにしたいので
是非このブログを紹介させて頂けないでしょうか?
Commented by miriyun at 2006-08-04 21:19
タツヤさん、お誘いありがとうございます。いま移動中でゆっくり見れないので、帰国後改めてゆっくり見させていただきます。あしからずご了承ください。
Commented by sari at 2006-08-06 14:55
「ひまわり」に反応してしまいました。
私は、戦火のレバノンの隣国シリアでボランティアをしています。
毎日悲しいニュースが入ってきていたたまれません。
私のブログ、それからリンクされているシリアの友人たちのブログも是非どうぞ。この戦争の事実をもっと知ってほしい。


そして「ひまわり」に反応した訳。
これをご覧ください。
http://www.h2.dion.ne.jp/~mtmamiri/himawari.htm
http://www5.ocn.ne.jp/~otanbear/miyuki/himawari.html
Commented by miriyun at 2006-08-14 18:45
sariさん、お返事大変遅くなりました。ひまわりの歌、いいですね。ご紹介していただいた意味がわかりました。また、いろいろ教えていただきありがとうございました。じっくりブログを訪問させていただきますね。


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