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2006年 06月 21日

難民の町の水道管

難民の町の水道管_c0067690_082858.jpg

パレスチナ難民キャンプ、
 もとはテントがどこまでも続くようなところであっても、そこに住むこと何十年となると町はがらんどうのブロックやレンガで詰まれた町になる。しかし、難民となって命を保つことができても水道・電気の設備を受入国がやってくれるものか。
 そこには受入国の事情・自国民と難民の割合、などが関係する。
それぞれ1万人とか2万人が住む町でインフラ整備をしないままでは生活できない。そこで、初期においてUNRWAが水道管のおおもとを引く。
 その後、占領され、逃げ出してくる難民で数倍に膨れ上がってくる。すると写真のように、水道管もたこ足配管をしていくようになる。この水道管がすべてむき出しのまま狭い路地をつながって各家庭へと送られる。

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by miriyun | 2006-06-21 00:13 | 中東について | Comments(2)
Commented by orientlibrary at 2006-06-23 02:39
パレスチナ難民キャンプ、今でも、というか、ますますきびしい状況だということを聞きます。そうしたなかで、したたかな生活への工夫を見ると、ほんの少し、なんというかホッとするような気がします。強いですね。このようなところを見ていくmiriさんの視点が好きです。
Commented by miriyun at 2006-06-24 09:55
Orientさん、生活が厳しくても、希望の明かりが見えるうちは、こうして頑張り続けることもできるのでしょう。どこの国の人でも絶望の淵に追い込むことだけはあってはならないと思うのですが・・・。この話題、重いので少しづつやっていきたいと思っています。
 視点のことを言われるのはとてもうれしいです。ありがとう!


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