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2026年 02月 12日

プレーリードッグの話

1.まんまるフォルム    
この子はだあれ?

まんまるフィルムがすごくかわいい。茶色の短いしっぽが見える。
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2.草原の犬、プレーリードッグ    
名前はプレーリードッグ。
プレーリーは北米の大草原の名前。その草原に住む者たち。
次に、なぜドッグ?
プレーリードッグの話_c0067690_08340779.jpg
犬には全く似ていない。
顔だけに注目すると何の仲間かわかる

そう、リス科なのだ。
   目元、口元、まさしくリス科。

ただし、草原に生息するので、木は少ない。森に生息するリスに対して、プレーリードッグは草原に穴を掘り、そこに住まう。
草食で、食べるのはマメ科のムラサキウマゴヤシなどの草の根や実。

住むところも食材も草原ならば、木の上を走り回るわけではないので長い尾はいらない。穴掘り名人で、いつも穴掘りをしているので大きい耳は邪魔になるだけ。だから耳と尾が退化してリスとは異なる姿をしている。動物の進化にはそれぞれの’’訳’があるということだ。
プレーリードッグの話_c0067690_08340904.jpg
↑ふんわりまるっこいフォルム
  目がかわいい

 彼らの巣穴は、通路を複雑に伸ばしその先にたくさんの部屋があり、それぞれ異なる用途がある。
子どもの部屋、大人の寝室、トイレの位置まで決まっている。入り口には見張り台を設け、敵がやってこないか、見張り番がたっている。

 見張り番は、危険な肉食獣などが近づくと、キャンキャンとまるで犬のような声で、仲間に知らせる。このキャンキャンという声が草原に響けば、人間は犬だと思ってしまう。
 こうして、草原(プレーリー)に生息する犬(ドッグ)という名前になった。

3.巨大コミュニティ
 プレーリードッグは時に広大なタウンと呼ばれる巣穴を作る。
この巣穴、通路が次々と張り巡らされ、一般的な大きさでも1.3㎢ほどの数百匹が暮らす大コミュニティをも形成することもある。トルコのカッパドキアにある巨大地下都市のようではないか。
 プレーリードッグとしては、驚異的な穴掘りと建築術を生かしているだけなのだが、規模が大きすぎて、畑など人間の生活圏に影響を及ぼすことがある。フォルムは可愛いが、この穴だらけにしていく習性と、数の増大により、一部の地元の人々にとっては害獣であり、駆逐を余儀なくされている。

 一方、掘り出して積んだ土を他の動物が利用したり、草原の草を刈り新しい草の発生を促したりするなど草原の生態系の重要な一部を成す存在なので、保護されている地域もある。


                                                                                                                                                                                                           
                                       
                                                    
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by miriyun | 2026-02-12 19:37 | 動植物 | Comments(2)
Commented by petapeta_adeliae at 2026-02-14 22:37
可愛い容姿と裏腹で、声が犬のようで、
コロニーの身内さえも殺し合う残酷な生態にギョッとしました。

プレーリードッグは20年以上前から知られていたと思いますが、エリマキトカゲ、ウーパールーパーのようにCMで知られるようになったのでしょうか?
ナショナルジオクラフィック情報!?だったのか
気になりました。
Commented by miriyun at 2026-02-16 03:47
ソーニャさん、
見た目の可愛さだけでは想像できないような生態で、ときにかなり狂暴になるようですね。
それにしても土掘り技術とと部屋作りや、コミュニティ維持のための役割分担など驚かされます。


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