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2026年 01月 30日

ロウヤガキにメジロ

1.冬を彩るロウヤガキ    


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ロウヤガキにメジロ
 
 ロウヤガキは中国原産の木でヘタがカラス(鴉)の羽のようであることから老鴉柿と書く。
 日本では、実にヘタが通常の柿よりも長くついていて羽根つきの羽根のように見えるので、それになぞらえて「ツクバネガキ」という日本ならではの別名がある。

 日本では盆栽にもして楽しむが、地植えにすれば最大8mにもなる。柿は秋の風物であるが、このロウヤガキは冬にも実が落ちず、寒さとともに黒ずんでくるが鮮やかな朱色で、冬景色を彩る数少ない実である。
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大きさも形もミニトマトの「アイコ」くらい。


2.鳥は渋柿を食べるのか?

 千両や万両、南天などの赤い実がなくなってくると鳥たちは、残された木の実を探しだしてやってくる。
  
ロウヤガキにメジロ_c0067690_20043258.jpg
でも、ロウヤガキは渋柿と聞いているが、小鳥は食べられるのだろうか。
メジロはしばらく実を前にしてじっとしていたが、つつくこともせずに飛び立ってしまった。

ここで、以前からの疑問が頭をもたげてきた。

「鳥は渋柿を食べるのか?」

気になって調べてみた。
                                                                                                                              
【結論】鳥は渋柿を食べる。ただし、渋い状態のまま食べるのではなく、特定のタイミングで食べるとのこと。

では、具体的にどんなタイミングで食べるのだろう。
①完熟するのを待つ
  渋柿は木になったまま熟してジュクジュクに柔らかくなる。
 このころになると渋み成分(タンニン)が不溶化して感じられなくなるので、鳥はこの食べごろを敏感に察知して集まってくる。
 (これ、家庭菜園をするようになってから感じている。鳥も野生動物も野菜や実がおいしくなったころにやってくるのだから不思議だ)
②クチバシで実に傷をつける
  クチバシで実に傷をつけ、そこから乾燥させて渋抜きをして食べる。

◆要するに食べるのに最適なタイミングを待つということだ。
とくに柿の場合は食べるタイミングで糖度が大きく異なる。

渋柿は甘柿よりも糖度が高いことが多い。
渋さえ抜ければ鳥にとって非常に栄養価の高い食料になる。
 *糖度の比較 甘柿 16度
        渋柿 20度
        干し柿50度 
これなら、鳥たちも実がジュクジュクに崩れ落ちそうになるのを待ったり、干からびて干し柿になるのを待ちたくなるだろう。
時に、人が軒先に干し柿にしているのを狙ってくる鳥もいるという。
鳥たち~かしこいなあ~!
                                       
                                                    
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by miriyun | 2026-01-30 21:03 | 動植物 | Comments(0)


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