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2025年 02月 27日

バイカラーのスイートピー

1.バイカラー    
いろいろな色のスイトピーを目にして、かぐわしい香りにもうっとりしていた。品種改良への努力はその花の命名にもあらわされており、プリンセスとかダイアナというピンク系からスプラッシュう~という筆ではいたような筋が特色のもの、そして花の淵から内側に向けて色が濃くなったり薄くなったりというグラデーションがそれぞれに異なり、飽きずに見入ってしまった。

その花々の中でひときわ目を引いたのが、これ!
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はっきりと花弁によって色が異なる。しかもとても美しい色の組み合わせだ。


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2.マメ科の花のつくり
マメ科の花は、チョウの形をしている蝶形花で、花弁は5枚、
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一番外側にある大きく目立つ花弁を旗弁(きべん。フラッグとかバナーとか言う)。真ん中にとても小さな花弁が2枚あり、それを竜骨弁という一枚の袋のように雄しべ10本と雌しべ1本を囲っていて、虫が来ると開くという。
そして竜骨弁を挟むように2枚の翼弁(よくべん)がふっくらとその周りを囲んでいる。
竜骨弁はなかなか開かないので、通常私たちは旗と翼を見ていることが多い。


ふつう、スイトピーもそのほかのフジやエンドウなどの豆類はグラデーションやなどの色味の変化はあるものの、はっきりと旗と翼が色違いというのは見たことがない。

バイカラーのスイートピー_c0067690_20223605.jpg

もう一度見直してみると。
ふっくらとした翼弁はあやめ色のような紫、そして大きな旗弁は濃いピンク

これは初めてのスイトピー

     ・・・・・・その名はPF67

おそらく、まだできたばかりの品種で、慎重にこの珍しい花の名を検討しているところなのだろう。
この美しい色の花にどんな名がつくのだろう。

いつか、街の花屋に並ぶ時が来るであろうし、それがすごく楽しみだ。




                                                                                                                                                                                                           
                                       
                                                    
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by miriyun | 2025-02-27 21:15 | 動植物 | Comments(0)


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