写真でイスラーム  

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2005年 12月 19日

イラン・・・自然は厳しくも美しく

 イランは西アジアの中でも大きな国で、面積は164万k㎡、日本の約4.3倍の広さがあり、山脈・高原・海・湖・砂漠により起伏と変化がある自然環境である。多くは乾燥帯に属し、自然環境は厳しい。水を得る点では苦労もし、工夫もしている土地だ。

 そのイランをまずは航空写真で見てみよう。そうするとどの国も人工物に左右されない国土の素顔が見えてくる。 

 今では、Google Earth で 衛星写真をいながらにして見られるようになったが、アメリカが作っているものだから、イスラム圏では、バグダッド・カイロなどのアメリカが興味ある都市しか詳しく表されてはいない。
 航空写真は運のよいときしか撮れないが、少しでもこういう土地だと直感的にわかりやすくするためにもこれからも載せていきたい。

 イランは地上で見てももちろん美しいが、空から見るとまた別の味わいがあり、美しい。もちろんこれだけの乾燥帯が続くことの生活の厳しさは想像しつつ、刻々と変化し続ける窓からの景観にくぎ付けになる。
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     ↑ 緑の見える高原地帯から山岳地帯へ

イラン・・・自然は厳しくも美しく_c0067690_0181850.jpg

     ↑ 砂漠とワジ

 ☆私はいつもイスラームを見るにしろ、国や建造物を見るにしろ、
天から大地を見つめ、地から人を見つめ、その人の手が織りなす工芸を見つめ、その工芸の中に込められた人の心を感じとりたいと思っている。
 
 それを目に見える形であらわそうとつくりはじめたものが、この『写真でイスラーム』なので、自然・人々・工芸などいろいろな視点で書いている。
 様々なカテゴリを行ったりきたりして読みにくいにもかかわらず、すばらしい感性で読んでいただいている皆様に感謝を!

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by miriyun | 2005-12-19 23:32 | イラン(ペルシア) | Comments(0)


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