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2022年 04月 13日

赤いビンロウジュ

1.高さ25mビンロウジュ(Areca catechu)
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↑マレーシア

ヤシ科の常緑高木で、幹が一直線に延び、その高い位置に固い実がなる。中には高さ30メートル 近くになることもある。

マレーシア原産と推定される。
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↑京都市立植物園
幹は単一でくっきりとしたヨコシマがある。




2.噛みタバコとして
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↑ビンロウジュの実

 葉は長さ1~1.5メートルの羽条複葉で,柄が長く,幹頂に集まってつく。果実は長さ約5cmの楕円形で黄色から赤色に熟す。

 タバコに変わる嗜好品としてキンマの葉とともに熱帯圏で使われる。
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↑キンマ(コショウ科)(Wikipediaより引用)

 ビンロウジュには駆虫、血圧降下、縮瞳作用を有し生薬として使われる
 また、ビンロウジュの種子を薄く切って乾燥させたものとコショウ科のキンマの若葉に、水で溶いた石灰をつけ包んで噛むという噛みタバコのようにする習慣がある。カルダモン、グローブなどの香辛料を加えることもある。口が真っ赤になり、飲むと具合が悪いので血のように赤い唾を吐くので初見の人は驚愕するだろうし、また衛生的にも問題がある。
 一種の精神高揚作用があるといわれ、習慣性もある。唾液が赤くなり、長期の使用は歯が黒くなり、発がん性のあることが示唆されて次第に使われなくなっている。
 


3.染料として
  日本へは奈良時代に薬用や染料として輸入され,天平勝宝8年(756)にはその記録が残されている。染料として檳榔子染(びんろうじぞめ)と呼ばれる。色はアカネのように赤いのかと想像したが、実際はアッシュなベージュやグレーに染まる染料となる。
                                                                                                                                                                                                       
                                       
                                                    
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by miriyun | 2022-04-13 01:47 | 動植物 | Comments(0)


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