写真でイスラーム  

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2005年 12月 17日

イエメン・・・サユーンの果物スーク

 サユーンはハダラマウト地方で最も大きな町で人口3~4万人といわれる。果物ばかりを商うスークの人々に注目。
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 このお兄さんは、りんご(トゥッファーハ)を売っている。彼の右にはかりが置かれており、これで㌔単位で売る。
 
 このような秤は各地で使われ、それだけにイスラームの大都市にはその計量用のはかりやますを点検する市場監督官(ムスタスィブ)が、公正な取引ができるよう監督していたという。
 
 また、ハダラマウト地方は老いも若きもティハマ織りの巻き布とシャツ姿が多い。ズボンよりゆったりしていて、しかもただの長方形の布だが、しっかりした織物なので着ていて、ゆがんだりせず、きちんとした様子に見える。後ろに見える中で果物を運ぶのにプラボックスが使われている。プラが弱ってゴミになった時に対処の方法で悩むところだろう。

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             ↑ ブドウ(イナブ)売りの少年

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     ↑ なつめやしの実(タムル 英・デーツ)を売る。日常の買い物は主に男性がする。
          一番手前の男性も真剣なまなざしで見ている。

       スークこそ、人の生活が見えてくる最高の場所だ。

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by miriyun | 2005-12-17 11:48 | Comments(2)
Commented by orientlibrary at 2005-12-18 20:22
どれもクリアでとてもいい写真ですね。ナツメヤシが急に食べたくなってきましたあ、、、葡萄も・・・ でもリンゴは日本の方がおいしいといつも思います。
Commented by miriyun at 2005-12-19 02:30
日本のりんごは世界最高だろうと思います。富士などをつくった方を尊敬してしまいます。これもよそを知ってからこそ知る日本のよさです。北の国の中には焼きりんごにするしか食べようがないというのもあります。


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