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2018年 04月 28日

トウガラシ

1.民家で干されていた
日本では、民家の軒下に干し柿や干し大根が干されて、保存食になる。
トルコ、とくにアジア側のアナトリアでは庭先でアンズやレーズンなど、いろいろな農産物が干されているのを目にする。

そして、意外なことにとてもきれいだなと眺めたのはトウガラシだった。
ごく普通の民家の窓辺にさりげなく干されている。

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赤いのや

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オレンジや緑が壁の色に映えてきれいだった。
久しぶりにトルコとトウガラシについて考えるきっかけになった。


2.トウガラシの使われ方
 トルコ語でトウガラシはAci Biber(アジ ビベル。トルコ語のBiberはパプリカからピーマン・トウガラシまで使うので幅が広い。山椒もCin(本当は下にしっぽのつくCです)Biberiという言い方になる)という。
たくさん使われているが、寒い地域や極端に熱い地域のように極辛にするためには使われていないように思う。

 日本では小アジア半島と呼んでいる地域の大半を占めるのがトルコだ。半島というが、その面積は日本国の38万㎢の2倍の広さを持つ。
そこは広大な農村地帯で、農産物が実に豊富だ。野菜や果物、ナッツ類にハーブに至るまで実に豊富で、市場は色とりどりの農産物でいっぱいだ。そして気候は寒暖の差は大きいが寒すぎるわけではない。

 そんなトルコの食は、各種野菜とオリーブを使った料理だけでも心豊かに過ごせるし、そこに肉も魚も乳製品も入ってくるから実に豊かだ。
そこではトウガラシは上手に食に取り込まれている。
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 香辛料として、好みで使えるようにこのように食卓に選んで使えるように出されることが多い。
また、ビン詰めのトウガラシの刻んだのは常備しておくととても便利に使える。

また、料理としてはトウガラシだけには頼らず、あまたのハーブと共に味の1つを構成する要素として使われる。辛さ勝負ではなく、豊かな味わいの構成要素の1つとなっている。
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↑きざみトウガラシ
だから、どの家庭でも常備しているし、使用量も多いが、決して主役級ではないというのがトウガラシの立ち位置と感じている。

3、市場にて
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 市場を覗いてみると、トウガラシにもいろいろあるというのがわかる。

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トウガラシのペースト。後ろに立ててある木のしゃもじで希望の量をすくい、秤売りしている。
日本の味噌の売り方にそっくりだ。

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刻みトウガラシは山型に積んで所狭しと並ぶ。それにしてもトウガラシもいろいろあるものだ。
果物もチーズも香辛料もお菓子も何でも山にして売っているバザールは目にも楽しい。


                                                   
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by miriyun | 2018-04-28 07:03 | Comments(12)
Commented by Lunta at 2018-04-28 09:06 x
唐辛子と言えば秋のブータンではどこでも屋根や壁に真っ赤な姿が見られてきれいです。
南米から持ち込まれた植物はジャガイモやトウモロコシ、そして唐辛子と世界中に広がって無くてはならない物になっているのがすごいですね。
Commented by jasmine-boo at 2018-04-28 09:17
カラフルできれいですね。
インドや中国、韓国の唐辛子売り場もお国柄がでるんでしょうね。
Commented by takatiho62 at 2018-04-28 20:20
こんばんは~
トルコには色んな種類の唐辛子があるんですね。
私も唐辛子は良く使いますが
普通の赤トウガラシしか知りませんでした。
Commented by petapeta_adeliae at 2018-04-29 23:37
唐辛子を使うと味に締まりがでてきますよね。
煮物にも使ってます。
唐辛子は日本から韓国に伝わったということで、キムチより
福岡の明太子の方が先にだったと読んだ事があります。

以前ブログでもアッブしましたが、新宿区荒木町のお店で
世界の唐辛子のイベントがあり、その調理法と試食も
ありました。辛さは男性より女性の方が強いそうです。
当日、あまりの辛さに救急車を呼んだ男性がいました。
Commented by 霧のまち at 2018-05-02 16:59 x
とうがらしはスパイスの王様でしょうね。
いろんな地域で様々な使われ方をしています。
ずいぶん私も干したものや粉になったのを見て
来ましたが 美しいですね~。
秋の日に生える唐辛子の束は 絵になります。
世界中で使われていますね。インドで一番多くを見ました。
Commented by hinagesi-k at 2018-05-03 13:12
スパイスは見て居るだけでもおいしそうですが、未知の物が多いです。何分にも一度何かを使った時に失敗したので臆病になり手を出さずに居ます。
Commented by miriyun at 2018-05-04 13:09
Luntaさん、
南米産の農作物の世界中への広まりと、その職への影響力は本当にすごいものですね!
ブータンは寒いだけにやはりトウガラシは必需品なのですね。
Commented by miriyun at 2018-05-04 13:34
takatihoさん、
いまでは世界中で使われているトウガラシですので、
種類も様々で、色も形も辛さ度合いも様々ですね。
トルコのようにからすぎない程度のトウガラシが好きです。
Commented by miriyun at 2018-05-04 13:41
ソーニャさん、味に締まり・・・確かに!
きんぴらでも蕎麦でも香辛料のあるかなしかで、おっしゃる通り味にしまりが出ますね。
世界のトウガラシイベント、凄いですね。
みて見たい気はしますが、辛すぎるのは胃腸が荒れるので苦手な方です。程よい辛みが好きです。
Commented by miriyun at 2018-05-04 13:51
霧のまちさん、
トウガラシの強い味に対して、見た目はとてもつややかで美しく、そして粉でもきれいですよね。
市場に積み上げているのを見るのは大好きですが、ムリヤリ辛いのをバラエティ番組などで食べているのを見たりするのは苦手です。その土地で必要とされる辛さのが栽培されているのでしょう。
Commented by miriyun at 2018-05-04 13:58
谷間のゆりさん、
スパイスもいろいろあって、からし菜を使った和からしやブレンドの妙味である七味唐辛子、わさびに胡椒など香辛料で深みがでて、食欲が刺激されるものが多いです。トウガラシも世界にはいろいろなのがあってこれからもいろいろな使い方が考え出されていくような気がします。
Commented by miriyun at 2018-05-04 14:14
jasmineさん、
お国柄で、売る時の飾り方や料理への使い方に大きく違いがありそうです。
その違いを見てみたいと思いますが、
トウガラシ比べは身体に負担になりそうでスイーツやパスタを比べるようにはいかないですね。


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