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2005年 10月 08日

ラクダは本当に反芻する ・・・たまげたー  

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 ラクダで砂漠へ行った時のこと、場所はチュニジア
 まだ草のあるところで待機中のラクダは砂漠の「らくだ草」(名は知らないが、これがぴったりに思えるのでここではこの名で記す)をバリバリと食いちぎっていく。いくら砂漠の干からびた草木で噛み切りやすいとはいえ、枝はとても口には入る大きさではない。
 出発させようとするラクダ使い。それを察してらくだはピッチを上げた。どんどん口の中に入れていき、みるみる大きな枝が飲み込まれていく。数度はもぐもぐするのだが、押し入れるための運動のようで決してしっかりつぶしているわけではない。
 
 いよいよラクダで小キャラバンの開始。1時間ほど変わらぬペースで歩くとラクダ使いは休憩を取らせる。ラクダ使いはムハンマドといい、2頭のラクダは彼が自分で飼っている大事な家畜である。必ずラクダを座らせ、人間も砂地に座って休憩する。ムハンマドも私も水を摂る。しかし、ムハンマドはラクダには水をやらない。
 
 ラクダは水も飲まずに涼しい顔で休んでいるらくだ。・・・私も360度砂漠の風景を楽しんでいると突然にゴボッという音・・・・そしてそれに続く光景に目を疑った。1時間前に無理やり飲み込んだあの大きな枝が口からニョキーと飛び出してきた。そしてラクダはグチャッグチャッと大きく歯を使ってゆっくり堅い枝をすりつぶしつつ胃に再度送り込んでいったのである。先ほどの食事の続きをゆっくり楽しむかのようであった。

 このとき、ようやく反芻するとはこういうことかと思い当たったのである。
 もちろん、このらくだが座っていた場所にはらくだ草はなく、砂丘のみであったことを言い添えておこう。
ラクダは本当に反芻する ・・・たまげたー  _c0067690_1057252.jpg
                                       
                                                    
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by miriyun | 2005-10-08 11:09 | 自然(砂漠・ラクダ・蜃気楼) | Comments(0)


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