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2016年 08月 22日
1. 現地のガイドが言う。 雨季は午後になると天候が悪くなり、視界が遮られるので、プレアヴィヒアには一番最初に行くのがよいと・・。だから、一路、プレアヴィヒアへ向かう。アンコールワットから王の道が現在のインドシナ半島南部のラオス・ベトナム・タイにかかるまで延びていたのだが、その道を最初東に向かいしばらくして北に向かえば、ベンメリア・コーケーの遺跡があるが、それを抜かしてひたすらプレアヴィヘアへひた走る。もちろん、トゥクトゥクで行こうなどと思ってはいけない。あまりにも距離がありすぎるし、雨季の天候変化を考えれば4WDが妥当。 3時間ほど、ひたすら平地。すごい平らな国土であることがわかる。ココヤシなど高い木々はあるものの日本にありがちなあちこちに起伏ある山があるというのがなくて、ほぼ平らな大地が広がる。 さて、麓で検問を受け、そこでパスポートの写しを見せる。 そして、車も乗りかえる。 現地の村のほろ付きの軽トラのような車、これも4輪駆動だというが、その荷台や補助席にのったりして運ばれる。 ![]() ようやく目指す山の麓にたどり着き、日光のいろは坂のような坂を上がり始める。この時の空、一日中晴れるのではないのというような気持ちの良い空が広がっている。 ![]() 急な坂がうねうねと続く。 ![]() 急阪なので荷台に渡した板に足を挟みいれ、手はほろを支える某にしがみつき振り落とされないようにしながら登る。ガイドを入れて5人で乗っていったが、大人数のツアーなどだったらこの荷台にどのくらい載せるのだろう? ![]() 振り返れば、通ってきた大平原の道が見下ろせる。 ![]() ![]() バナナの木がたくさん見えてきたら、そこに村があるということ。 ![]() 見たことがないほど、鮮やかな色で、しかも元気いっぱいに自由に歩き回るにわとり。 ![]() この村で車を降り、そこからは徒歩。 ![]() むき出しの岩盤で、確かにここは4WDでも難しい。実際雨でぬれるとトレッキング用シューズでも危なっかしい。 2.遺跡の北端にたどり着く かって、この寺院がつくられた時は当然今のようなたい・カンボジアの国境はなく一つのカンボジア王国であった。この山の北からまっすぐに南の崖上まで続く壮大な景観をもつ寺院として王たちは建築させた。 ところが現在は国境がある。紛争もあった。したがってタイ側から入ることはできない。 カンボジアは寺の西側から山を登りそこに村をつくり、人を移住させ、寺院の守りとした。だから観光局も西側からこの寺院の北側(タイ国境のすぐそば)に岩盤むき出しの道を登っていくのだ。 ![]() 正式の参道にたどり着くとそこにはすぐに第3塔門。残念ながら補修中であった。ここからがいよいよプレアヴィヘア。 ![]() 塔門より下にはナーガ(インド神話に起源を持つ、蛇の精霊あるいは蛇神)の参道が本来の長さを保って残っている。 ![]() 第3塔門から第2塔門までのまっすぐな参道が大きな式石が敷き詰めてあり見事だ。
by miriyun
| 2016-08-22 07:28
| カンボジア
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Comments(2)
カンボジアを知ったのが就学前でゲゲゲの鬼太郎でした。
日本兵が侵略していった時のジャングルの絵が印象的で、 いまでもはっきりと覚えています。 カンボジアは鎖国していからでしょうか。 ご近所のミャンマーは著しい経済発展しているので カンボジアはこれからどう変わっていくのか気になります。
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ソーニャさん、水木さんの絵
、そう言えば見たような記憶があります。いかにも熱帯の見たことのない木がうっそうとしていて現実とは思えない世界だったような・・。空想の世界だったような光景が現実だよ知るのは興味深くもあり、怖くもあり---、です。 |
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