2015年 03月 06日
1. 言葉も出ない素晴らしいスケートフットワーク10 iFigure skating.comというサイトに、スケーティングフットワーク10という記事があった。 ステップシークエンスを見るとき、それは私を興奮させ私の席から飛び出させんばかりにさせます。 すべてのスケーターが彼らのフットワークをマスターすることができるというわけではありません、しかし、何人かによって歴史が作られました。 ーーーというような出だしで、これまでの優れた歴史を作ったプログラムを紹介している。 その中に本田武史と高橋大輔が紹介されている。 http://www.ifigureskating.com/10-incredible-figure-skating-footworks/ 2.Swan Lake その中で高橋大輔のところを取り出す。 久しぶりに黒鳥の足捌き! https://www.youtube.com/watch?v=kP1-N0ztD7k&t=150 高橋大輔SP(白鳥の湖)、4大陸選手権、2008 上のサイトの言葉より↓ This is true modern artistry on ice! Pair classic music up with hip hop and you get an ultra-modern and exciting step sequence. I remember seeing this one for the first time and playing it over and over again. It is that good! これは、氷上の本当の現代の芸術です! ヒップホップとクラシック音楽を組まれ、あなたは最先端で刺激的なステップ・シークエンスを体感できます。私は、初めてこれを見て、何度も何度も繰り返したものです。(おおざっぱ意訳なので本文をみてね) 3.ステップシークエンスの魅力 紹介ばかりさせていただいたが、ここからは私感を 。 スワンレイクはセンセーショナルな登場であって、まずはスケートアメリカで登場しアメリカ人の心を掴んだ。スケートを知らない人も、フィギュアがおとなしくて退屈だろうと見ようともしなかった世代の人たちも一瞬で鷲掴みにした。一般の人さえそうなのだが、もっと刺激を受けたのは日々、重いスケート靴を履き、ステップやターンを音楽に遅れないように動かすことの難しさを知っているスケーターとコーチと解説者など専門家たちだった。 だからこのプログラムは強烈な印象として残った。 ニコライ・モロゾフはこれを作るにあたってダイスケしかこれは滑れないと断言していたし、いまだこれを滑ってみたという話は聞かない。 これまでの優れたスケーターのベストパフォーマンスにあげるスケーターが実に多い。 先日の熊川哲也とKカンパニー15年を記念した特集番組があった。 その中で、高橋大輔の事は別のテーマで語ることとして、熊川哲也を語る一人として登場した米倉涼子の話をしたい。 彼女がバレエを習っていた頃、熊川の動きをジャンプでなく(宙を)飛んでいたと表現していた。 バレエをやっていて自分も跳んでいるからこそわかった奇跡の動きだったのだ。あの米倉涼子が感極まったような言い方をして熊川をたたえていた。自分もやっていたからこそより神業がわかるのだった。 同じように、フィギュアスケーターだからこそ国の違い男女の違いを越えて、スケーターたちが高橋大輔に惹かれる。そんな例が山ほどある。 グレイシーゴールドは自分にとって、彼がベストスケーターでテクノプログラム(スワンレイク)ほど身のこなしが速いステップは見たことがないと言っている。 引退しても世界が彼を忘れることはない---とも。 そういう言葉をどれほど高橋大輔は受けてきたのだろうか。 しかし、この稀有なプログラムだけでなく、分野の異なる様々な曲をそれぞれに名プログラムにしていったのだ。VASのIn the Garden of Soulsに、ブルースしかり、そして月光のステップもしかり、 練習期間や体調でメダルの有る無しの違いはあるが、自分にとっては神業ばかりだった。 ↑ 一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります ![]()
by miriyun
| 2015-03-06 06:58
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Comments(10)
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こんにちは、miriyunさん。いつも素晴らしい記事や演技の紹介を楽しみにしております。私のようにフィギュアスケートに関心がなかった者を魅了してしまう高橋大輔さんについて教えていただいてありがとうございます。道化師、In the garden of souls, Blues for klook、ソナチネ、ビートルズ、などに涙腺を崩壊させていましたが、それ以前のプログラムを知るほどその変遷に驚愕いたしました。高度なダンスを習得した大輔さんがヒップホップスワンのように世界をあっと言わせるのではないかと期待してしまいます。大輔さんを評価している人は世界中にいると思います。そして私のように新プログラムを心待ちにしている人がたくさんいるのではないかと思います。
下記記事でも、Daisuke Takahashi, Japan, World Championships 2010が、Top 10 figure skating routines of all timeに選ばれていました。 おまけに、After losing out on a gold medal at the 2010 Winter Olympics Daisuke Takahashi, one of the world’s greatest ever skaters became the first Asian to ever win a World Championship title. He did it in front of a home crowd too.という嬉しいコメントもありました。 http://www.swide.com/sport-man/top-10-best-figure-skating-routines-of-all-time-from-jason-browne-to-torvill-and-dean/
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しゅくらむです。
スケートアメリカでの「スワンレイク」の衝撃は、本当に忘れられないですね。 四大陸選手権で当時世界歴代最高得点を叩きだしたノーミス演技も圧巻でした。 このプログラムひとつだけでも、もうフィギュア界の伝説作れてしまうくらいなのに、その後も更に努力を重ねて毎年進化していったのがまた凄いですよね。 本当に、リアルタイムでそれを目撃できたのは僥倖だったと思っています。
windyさん、限りなく幅が広くて、奥が深くて、そして未来にもどこまで行くのかわからない大輔さん、語るに尽きることはないですね。
彼がまた戻ってきて活躍するのが待ち遠しいです。 留学先ではひとりの学生としてゆったり過ごせるようにと思っています。 でも、あの魅力を周りの人がすぐに気付いてしまうのでしょうね。 swide.comのご紹介ありがとうござます。どこでもベスト~とあると、まず大輔さんの名があってすごいなあと感じ入るわけです。
shuklmさん、2008年までですでに一つの選手物語ができてしまいそうで、そのあとにバンクーバーまでと2011年のビスハズレで新たな決心をしたときまで、そしてソチまでといくつもの物語が出来そうな人ですね。
彼の現役で戦う姿を見られる時代でよかったとつくづく思っています。 ![]()
御無沙汰しております。いつもすてきな大輔さんの記事ありがとうございます。
彼の功績は、本田君とともに日本男子を世界へ引き上げたことと、男子シングルだけでなく、フィギュアスケート全体の魅力を引き上げたことだと思っています。しょうまくんも、彼を尊敬する理由として同じようなことを言っていましたが、大輔さんの演技でフィギュアスケートの世界、楽しさが広がりました。ほんとうに見ていて楽しい。技術的なことや、メダルの色や、そんなことどうでもいいくらい、見ていて心が惹きつけられる、フィギュアの楽しみをすべてのプログラムで私たちに見せてくれたことです。本当に長く選手でいてくれてありがとう、といいたいです。長光先生は、以前彼のスケートはここで終わってはいけないのでは、とおっしゃっていましたが、私も彼の脚が大丈夫なら、また新しいロングプログラムをいつか見たいという思いを抱かずにはおれません。でも、彼が何か新しい道を切り開こうとするならば、きっとまた新たな苦労や葛藤が出てくるでしょうが、それも含めて彼の幸せを祈りつつ、応援したいと思います。
レスコメントありがとうございます。
本当に、1回のオリンピック出場だって評伝ができそうなくらい、物凄い濃密な人生ですよね。 (「2011年のビスハズレで新たな決心」とはなんでしょうか?ソチを目指すと決めたことですか?) 本当に、こんなに稀有なアーティストの現役の全試合を、同時代を生きる者としてLIVEで見られたことがどれだけ幸運だったかと、改めて噛みしめた次第です。 (生で見れたのは最後の全日本だけだったのですが、TV観戦ですら毎回心臓爆発しそうでした…あれがまさに至福と言うモノでしょうか) PS 1月2日のコメントに丁寧なレスをいただいていたのに、気づかないままで大変申し訳ありませんでした!有難うございました。大変遅ればせながらレスさせていただきました。 ![]()
こんにちは、お久しぶりです。
いつも、大輔君への深い情熱の言葉、おばばは嬉しいです。 まだ、男子のフィギュアーが、いえ、日本のフィギュアーが世界に認められる以前、{たしかに伊藤みどりさんはおられましたが}、世間もあんまり、関心が薄く、海外での試合はあんまり、日の丸の旗が観客席で振られてなかった時代、本田氏や、大輔君は一人で戦ってました。西洋のスポーツ、見栄えのする手足の長い西洋人のスポーツに日本人が勝てる訳がないと実の所、私も思っておりました。 それを、希望に変えてくれたのが、男子は本田氏、大輔君、女子では村主さんでした。その後に続くのは、綺羅星のごとくの選手 今、戦っている現役の選手の方達は、精神的には同じかもしれませんが、一人で戦う辛さは少し、違うかもしれませんんね、しょうま君はよく、理解しているようですね。 日本も豊かになり、海外での試合に日本人の応援が増えて、戦いやすくなっているのでは、とおばばは思ってます。 大輔君が日本人スケーターの知名度を世界に知らしめた先駆者だと言うことは、間違いないと思います。
やまねこさん、フィギュアスケートを毎年魅了するものへと引き上げつづけた彼の姿。自分では意図していなくてもより高みへとの一途な進み方と、大怪我をしても乗り越えながら強くなってきた姿に後輩スケーターも一般の私たちも海外のスケート関係者も尊敬しないではいられない人になりました。
まだ、20代の青年にいくつもの試練を与えられ、乗り越えるたびに苦しみました。でも乗り越えたときに必ず深みがました作品を見せてくれた大輔さんに圧倒されてきました。 いつかまた、ロングプログラムを見たい・・・わかります!あの彼のプログラム中のスピード・広がり、かなうものなら見たいですよね。
shuklmさん、切り方は人によりいろいろです。
自分としては2011年の世界選手権直後のソチを目指すという決心は、新たな気持ちでの再スタートだったと思います。 ソチをめざす決心を語ったあと、高い梢の木々とその上の青空を指しながら、「(この空のように)すっきりとした」と語っていたのがとても強く印象に残っています。
えるだーおばばさま、そういえばそうですね。私もTVだけでフィギュアを楽しんでいたころ、女子はともかく男子は欧米の選手にかなわないものなのだろうと漠然と考えていた記憶があります。
まさか、クラッシックもラテンもヒップホップ・ジャズもしっとり系も何もかも海外選手より日本のタカハシ!と思うようになるとは!! その流れの前にやはり本田選手がいましたね。いま、引退しても尚、各界からのオファーがありながら、自分を苦しいかん曲におき、自分を高め、新たな目標探しに行こうとしています。稀有な人材が日本に帰ってきてくれる時がいつになろうと待っていられます。 |
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