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2014年 11月 16日

つり燈籠

1.日本の吊り燈籠 

つり燈籠_c0067690_15104566.jpg

長谷寺の釣り燈籠。京都・奈良では数多くの釣り燈籠を見るが、見るものが多すぎるためか案外燈籠まで意識してこなかった。
 長谷寺でとくに花も少ない中で竹の緑を背景とした吊り燈籠が美しかった。


釣り物はやはり金属が安心だ。
デザインが凝っているので、火のともらないときもインテリアとなっていく。


2.異国の吊り燈籠

つり燈籠_c0067690_1510143.jpg

チュニスのバルドー美術館の釣り燈籠を思い出した。
繊細な彫の天井と壁にやはり緻密な燈籠が下げられていて、周りが白いだけに全体を引き締めるポイントになっていた。

 
つり燈籠_c0067690_1524210.jpg

金属でつくる燈籠は重さが問題だ。出来るだけ透かし文様を多くして金属を少なくすると、軽くなるし、照明の道具として明るくなる。その明るさ・華やかさを追求したのがイブンバツーダ・ホテル(ドバイ)だ。

つり燈籠_c0067690_1528213.jpg

ホテルの顔であるメインホール、そのインテリアのツボをつり燈籠にしたという珍しいホテルである。

 イブン・バツーダという中世の旅行家をコンセプトにしたので、思い切り、クラシカルで過去へのノスタルジーも生み出す空間である。


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by miriyun | 2014-11-16 15:48 | Comments(8)
Commented by hinagesi-k at 2014-11-17 11:18
ドバイのホテルの釣り灯篭、軽やかでいいですね。
刺繍の模様になりそうですし。

コメント場所が変わったら、メールアドレスの名前が付くようになった様ですね。hinagesi は谷間のゆりです。
Commented by Lunta at 2014-11-18 11:21 x
吊り灯篭、素敵ですよね。
私もお寺や神社の写真を見るとたいてい灯篭を撮っています。
ドバイのホテルは床に映ったところがまるで水面のようです。よほどつるつるに磨き上げているのでしょうね。
灯篭の影の中を滑ったら楽しそう!
Commented by miyabiflower at 2014-11-18 20:07
ドバイのホテルの吊り灯篭、
実物はとってもきれいでしょうね。
写真でもとても素敵です。
この細やかな模様、どんな細工なのでしょう。
見てみたいです。
Commented by miriyun at 2014-11-21 08:16
谷間のゆりさん、金属製ですから透かし部分が少ないと重苦しくなってしまうと思うのですが、このホテルのは確かに軽やかに見えるように演出していますね。
刺繍の文様とはさすが、谷間のゆりさんらしいです〜!
Commented by miriyun at 2014-11-23 07:42
Luntaさん、お寺や神社のも屋根の反り気味のカーブにとてもよくあって、絵になりますね。
今度から寺社の燈籠にも注目してみようと思いました。
Commented by miriyun at 2014-11-23 07:44
miyabiflowerさん、このホテルは外観も印象的な姿ですが、
なんといってもこのメインホールの釣り燈籠は圧巻でした。
文様も細かく光がよく通るので、床にもよく映りますね。
Commented by moccosan at 2014-11-24 17:43
美しい細工の燈籠ですね。
こんな美しい空間に行ってみたいです^ ^
Commented by miriyun at 2014-11-25 04:54
moccoさん、ちょっとレトロな、でも天井がとても高いので気持ちのいい空間です。
こういうインテリアは初めてで、とても興味深かったです。


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