写真でイスラーム  

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2012年 05月 04日

むらさき尽くし

藤の色は5月の華やぎ      
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藤の花は咲きだすとあっという間に英が大きく長く下がりだす。
その満載感がすごいが、すごい藤棚のある宇治や足利のもいいが、こじんまりと池のそばに佇む藤の木もよい。

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一つ一つの花を見れば、確かにマメ科植物の花である。

マメ科の植物はいつもそのたくましさに驚かされることが多い。

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高い位置の花は下から見上げることになる。

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長谷観音の庭に都忘れ・・・この花こそは古都に似つかわしい。

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そして緑の苔むす積み石には緑、みどり・・・。
これは岩タバコ。鎌倉の名所の裏の岩場にはこの緑が岩場から直に生えてくる。
緑であって紫尽くしにはならない・・・
ただし、梅雨時になるとここからすうっと花茎が伸びてきて岩場のスミレのように薄紫の可憐な花を咲かせる。だから、一応紫尽くしのお仲間に入れてあげよう。


2. 江ノ電界隈
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江ノ電の電車道は民家の間を申し訳なさそうに通る。

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その線路の脇には近所の住民が季節の花を丹精する。
 カキツバタか花しょうぶか。中心に黄色い色があるところからすると花しょうぶか。日がおち暗闇が迫ってきた街の中で紫がそのあたりのしっとりとした町の風情に似合っていた。

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by miriyun | 2012-05-04 16:28 | Comments(8)
Commented by petapeta_adeliae at 2012-05-04 18:04
紫の花って落ち着けていいですよね。
藤の花を見てみたいとおもいつつ、いつもGWは休日出勤だし
行けるかなぁーと思うと予定が入る。。。
中学1年生の時に帰宅すると玄関に桔梗の花束が置いてあり、母に聞くと
同級生の女の子がワタシの誕生日にと持ってきてくれたのですが、
母曰く「桔梗って仏壇に供える花よね」の一言に閉口しました。^^;
Commented by tsurukame_ko at 2012-05-04 20:08
紫尽くし。(☆ФωФ)ノ
江ノ電界隈も、むらさき色に染まっていますね。フフフ
線路脇に丹精されたお花もステキ。潤いのある豊かな生活って、そういうことなんだなー、と思います。
Commented by 霧のまち at 2012-05-05 00:50 x
美しいですね、藤も 都わすれも。
日本の初夏、まぁ梅雨時なのですが むらさき系の花が多いと
思っていましたが どうでしょう。
中東や 南国にはあまり無い色彩感覚ですよね。
雨にも似合いますし 風情があるような気がします。
Commented by miriyun at 2012-05-05 09:37
ソーニャさん、藤の花も案外盛りはすぐに過ぎてしまいますね。
写真を撮ろうかなと思っているうちによい時が過ぎてしまっていることが多々あります。
 桔梗は土岐氏以来、戦国武将の家紋になっていて、何十種類もの桔梗紋があるくらいですから格調高いともいえますね。
Commented by miriyun at 2012-05-05 09:39
tsurukame_koさん、路地でお花が丹精されているのを見るとほんとに豊かな心で生きている人たちを感じます。
自分では鉢植え一つ育てられないのでなおさらいいなぁ~と
感じて帰ってきました。
Commented by miriyun at 2012-05-05 09:42
霧のまちさん、この時期は思った以上に白と紫系の花が多いですね。
春の初めのピンク系の風景がここで少し
色と季節が変わってきたというところでしょう。
そういえば、紫系の花って中東では見ないよう思います。
Commented by 谷間のゆり at 2012-05-07 21:31 x
此の花は花屋さんでアイリスと言って売って居る花だと思います。
英語でイリスと言って居たと思います。
Commented by miriyun at 2012-05-10 07:38
谷間のゆりさん、アヤメの仲間は私の頭の中で
整理されることのない状態が子どものころからつづいています。
アイリスなのですか、やはりみわけが今回もできませんでした。


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