写真でイスラーム  

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2011年 05月 01日

泉と土漠と土の家・・・ シャフリサブス(3)

 土漠    

泉と土漠と土の家・・・ シャフリサブス(3)_c0067690_8361930.jpg

 峠を越えて、シャフリサブスに近づくと、そこは舗装した道路となる。
ただし、乾燥帯は、舗装道路であっても砂に埋もれてしまったりする。
ここも乾燥帯だが、砂の砂漠ではなく土漠地帯なので、土が道路を次第に覆っていく。車が通ればもうもうたる土煙をたてて走ることになる。

 土の家と泉    
泉と土漠と土の家・・・ シャフリサブス(3)_c0067690_8361432.jpg

 民家が見えてきた。周りを遊牧地として家畜を飼う。ここは羊ではなく牛ばかりを見かけた。
おそらく、見たイメージよりは多くの水があるのだろう。

泉と土漠と土の家・・・ シャフリサブス(3)_c0067690_836172.jpg

   シャフリサブス郊外の家   
土の家、見ただけでは土そのものか、日干しレンガかわからないが、おそらく中は日干しレンガを積み上げ、厳重にその表面をさらに土で固めている。天井部分も草ぶきの上に土を使って断熱している。
 この土地は夏は非常に暑い。中東各地と変わらないくらいに暑い。町中が近代的ビルになってしまっても、夏に過ごしやすいのは実はこういう家なのだ。わかりにくいが、土の家に囲まれた中庭に木の枝を渡して、ぶどう棚らしきものが見える。これをすることで、生活範囲の日陰づくりとおいしいブドウとが手に入る生活の知恵なのだ。

泉と土漠と土の家・・・ シャフリサブス(3)_c0067690_835563.jpg

山裾に泉があった。深い色の泉を見て、この街の名、『シャフリサブス(緑のまち)』の意味を知った。
 

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by miriyun | 2011-05-01 08:58 | 中央アジア | Comments(4)
Commented by petapeta_adeliae at 2011-05-02 12:37
現地の人にm(_ _)mごめんなさい。
民家だとは思いませんでした。
当時、家畜小屋だと思っていました。

ウズベキスタンは砂煙で、日影を見つけは休憩し
そこに現地の学校帰りの民族衣装のやけに色っぽい子供が
キラキラとした目で一生懸命に話かけてきたことが
忘れられません。
Commented by miriyun at 2011-05-03 08:13
ソーニャさん、こういうイスラーム地域の家は開口部が中庭むきになっているので、すんでいるのかどうかわかりにくいんですよね。
階段があり、電線が通っており、窓がたくさんあったりするので、かろうじてわかる程度です。
 中庭に緑の植物、それもブドウなどの食べられる実用植物を渡して日陰をつくっているのもこういう地域の気候に合った暮らしぶりが出ています。
Commented by mitra at 2011-05-07 16:41
ウズベキスタンと言えば、青ですが、今回、miriyunさんの記事のおかげで、緑のウズベキスタンのイメージが新たに加わりました。土色の大地の中出逢った泉の緑は、涼しげで鮮やかだったでしょうね。写真からも、その鮮烈さがたくさん伝わってきます。シャフリサブズ、行ってみたいな。そして、中央アジアと言えば、やはり葡萄ですよね!小さい頃、うちの庭にぶどう棚があるのに憧れていまいた。
Commented by miriyun at 2011-05-07 17:35
ウズベキスタンは見どころの都市がいくつかあるのですが、ここが峠を越えた奥地であることと、歴史の需要なる拠点であったことが組み合わさって、歴史的なたてものがあり、同時に自然と人々が素朴だという街でした。峠は今見てもこわいですが・・・。でもmitraさんのいらしたイランはもっとこういう魅力ある街がいっぱいだったのではないでしょうか。


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