写真でイスラーム  

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2011年 03月 04日

ジュべル・アリの海

ジュベル・アリ      
جبل عليは、文字のごとく、ジャバル(山)・アリーなのだが、なぜかジュベルアリと呼ばれている。


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  かなり自然には手を加えているところであるはずなのだが、砂はきれいだ。鳥はのんびりと、羽の手入れをしていた。



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カラスが浜辺に飛んできた。
ここではゴミをあさる必要もない。
砂浜と緑の木々の間で、ゆったりととび、その姿が影として砂浜にうつると、何やら美しくさえある。
小動物や昆虫類を捕って木の上に持って行って食べていた。

ジュべル・アリの海_c0067690_2423928.jpg

海は鏡面のように静かなので、鳥も波に追われることなく、浮かんだまま、何するでもなくいる。
その奥には何やら白い影が映っている。

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それはクルーザーだった。
  鏡面のような内海に、まぶしいほど真っ白い姿を映していた。
     
                                                                                                                                                                                                           
                                       
                                                    
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by miriyun | 2011-03-04 03:37 | U.A.E. | Comments(6)
Commented by 霧のまち at 2011-03-04 10:40 x
まるで絵葉書のような美しさです。
miriyunさんは 写真がお上手ですね~。プロみたいです。
カメラもいいものなんでしょうか。
上手く撮れれば 旅は楽しさ倍増ですね。
Commented by petapeta_adeliae at 2011-03-04 21:17
こんなに奇麗な浜辺は観光用にメンテされているのかしら?
こんなに奇麗な砂浜も珍しいんじゃないですか?
それにしても海辺に烏は似合いませんね(笑)
Commented by miriyun at 2011-03-05 10:07
霧のまちさん、写真をおほめいただきとても嬉しいです。ありがとうございます。一眼レフとコンパクトカメラを使っていますが、技術よりも撮ろうとするものへの思いがつよいように思います。
ですから、一枚一枚その場の状況も思い出されてどれも自分にとって大事な写真になっています。
Commented by miriyun at 2011-03-05 22:57
ソーニャさん、そうなんです。
 豊かな階層の人たちが、マイ・クルーザーを止めておくようなところなので、すべてが美しく整備されてしまっているように思います。
ここはヤシの木の植え込みから花まで計算済みで生えているものなので、唯一小動物や鳥がその風景に変化を与えています。
でも、海にぽつんと鳥が浮かんでいるのは絵になりませんね~!
Commented by yumiyane at 2011-03-09 23:15
中東の国の騒乱とは、別世界の静かな美しい風景ですね。
水の綺麗な色が、反射するものを美しく映しています。
この国の豊かさということはこういうことなのでしょうか。
カラスもウミネコもどこにもいるのですね。
Commented by miriyun at 2011-03-11 00:51
yumiyaneさん、ここUAEは、そこの国籍を持つ者にとっては不満らしい不満はなく、豊かにしてくれた首長に感謝しているので、デモなど怒らないし、また他の国から働きに来ている人たちは不満はあってもデモなどすることによって治安当局に逮捕・送還・二度と入国できないという目に合うので、紛争がまずは起こりにくい体制になっている。
 だから、経済的に崩壊しなければ中東の中では最も安定した状態が続くと思われるのです。
 そのためか、海辺も本当に別世界です。


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