写真でイスラーム  

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2010年 06月 03日

砂との戦いのあと

砂の彼方に    

砂との戦いのあと_c0067690_795044.jpg

砂塵まいあがる彼方に見えるは・・・。

砂との戦いのあと_c0067690_22584271.jpg


深い根元の砂が吹き飛ばされたのか、
かろうじてヤシの木は一本だけかっての高さをたもっていた。
地下の水脈は枯れつつあるのか、
かっては小さなオアシスを形成していたのであろうに・・・。

手前の木はアカシア科の木であろうか。
根元の砂や土はえぐられ、幹も危うい。
そこには砂との過酷な戦いのあとがみえるばかりだった。

それでも、根元に葉がみえる。
まだ、戦いは終わってはいない・・・・


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by miriyun | 2010-06-03 07:18 | 自然(砂漠・ラクダ・蜃気楼) | Comments(9)
Commented by 谷間のゆり at 2010-06-04 11:25 x
さばくの水脈は人間が機械で探りだして、使ってしまっているのでは?
水が何処から来るかを調べる事の方が好きだとおもいますが、使う方が先になっていますね。
自然の逞しさは、原爆で焼けた木が再生している事でもしっていますが、人間の横暴によって再生も断ち切られていますね。
Commented by 谷間のゆり at 2010-06-04 11:27 x
追伸 先を、好きと変換されてしまったのを気がつかずに送ってしまいました。
Commented at 2010-06-06 09:48
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by miriyun at 2010-06-06 11:00
谷間のゆりさん、世界の中で無謀な地下水の掘り出し方をしているところがたくさんありますね。
実はサウジが地下水を機械でくみ上げてアラビア半島の大水脈の枯渇の可能性があるともいわれています。
 この写真の地域ではサハラそのものの砂の勢いと全体的な砂漠化が関係しているような気がしますが、こうなってしまってもかろうじて生きて葉を伸ばしていることに心が動きます。
Commented by miriyun at 2010-06-06 14:31
鍵コメ様、
クリエイティブな仕事をされているなかで、考えこむこともありますね。人は悩んだり落ち込んだりエネルギー切れになったりします。
自分ではしっかり心を休ませてからいろいろなものを見つめて発見をすると立ち上がれます。
植物は最後の最後まで過酷な自然でも芽を出します。
先日倒れた鎌倉の大イチョウが芽吹いてきたことでもそれを強く感じたものです。
アラビア語をはじめられたとのこと、すごいですねぇ!
でも確かに新しいことを学ぼうとした時の脳の活性化・・これは身体にも活力を与えていきます。
ほ~、こんな風になっているんだ、とか楽しみながらやってみてください。
Commented by yumiyane at 2010-06-07 00:04
ヤシの根っこのところ、人がふんばっているようにも見えました。
かけよって土をかけてあげたい気がしますね。
アカシアの木も、どれだけ根を深く張ることに必死になっているのでしょう。
自然の中で生きる難しさと、執念を見せられますね。
Commented by miriyun at 2010-06-09 00:44
yumiyaneさん、
木々のいのちがふんばる姿、
   砂と戦うせいいっぱいの姿を、
胸にきざんでいただき、ありがとうございます。
自然の中の戦いに、
しばし時が止まったかのように感じたものです。
Commented at 2014-02-11 07:38 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by miriyun at 2014-02-11 19:02
鍵コメ様、わ~っ!ご無沙汰しています。
ステンドグラスさらに発展中なのですね。
アートをお仕事にしながら、次々と新境地へ進まれているようで
素晴らしいです!
scroll saw というのはどのようなものなのでしょう。
楽しみに見させていただきます。


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