2010年 05月 14日
砂漠に溶け込みそうな色を持ち・・・ 撮影:チュニジア 砂漠のキツネ、フェネックといい、とても小さい。大きな耳とやさしげな目が気になる。体長40cm前後で、尾が20~30cm、耳は15cmほどになる。 何でこんなに耳が長いキツネなのか。 一つは獲物をとるため、小動物の立てるかすかな音を聞き分けるためだ。 そして、もう一つは高温の砂漠で生き抜くための放熱の役目を持つ。50℃にもなる砂漠では耳が大きいほうが体温調節にいいのか。同じ体重でも表面積が大きいほうが皮膚呼吸ができる。 夏の砂漠に行く時だけ、こんな耳がほしい・・・。 でもトゥアレグのような砂よけの布が巻けなくなってしまうのも困るが・・・。 こんなことを真剣に考えているこのごろである。 毛皮は昼間の灼熱の日の光から身体を守り、厳寒の冬の寒さのなかで体温を保つ。厚い砂の上を歩くので足裏も毛で覆われている。 砂漠で住むように特化した砂漠対応動物なのだ。 暑い昼はねぐらの穴に入り、涼しくなるのを待つ。 夜の砂漠はいきものでいっぱいだ。その中で、華奢な身体のフェネックはイナゴやトカゲ、トビネズミなどを捕る。川やオアシスがなくとも、捕獲した獲物から水分をとるしくみだという。さらに水分が足らなければ果実や花も食べる。 こんな砂漠に暮らすため、 体毛は砂色で、砂漠において保護色となっている。 ⇒ ⇒応援クリックお願いします。
by miriyun
| 2010-05-14 07:19
| チュニジア
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Comments(6)
星の王子さまに出てくる狐の絵を見た時、下手な絵だとおもいました。
後にフェネックを見て、下手な絵のモデルが居た事に驚きました。 昔知り合いの人から、韓国の松は、下手な絵の様な形をして居ると聞きました。それで、自分が見ていない世界には、色々な植物が生えていたり「バオバブの木」などや、動物が居るのだなと、知らない国の事に興味をもちました
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yokocan21 at 2010-05-14 16:01
この動物、何かのTV番組で観たことあります。トルコでは「砂漠キツネ」という言い方をしていたと思います。
一瞬、栄養失調なのかな、と思いましたけど、こいう体つきなのですね。いやぁ、厳しい砂漠の環境でも生きていけるような特徴、なるほど~と頷きました。つぶらな瞳が可愛いですね!こんなに大きな耳をつけて、重くないんでしょうか。(笑)
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horaice at 2010-05-14 21:38
端正な顔立ち、丸いけれど鋭い目ですね。こんな動物が砂漠にいるなんて、知りませんでした。大きな耳と、細い体に対して、足元はしっかりしていますね。住まいは、穴とか作るのでしょうか。
砂漠、一度訪れてみたいです。
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miriyun at 2010-05-15 05:41
谷間のゆりさん、絵本作家の想像とオリジナリティーの世界かと思っていたら、ほんとにそういうものがあったという経験、私もありました。
この耳が異様に大きなフェネックもキツネなのか、全くほかの哺乳類なのか判断に迷ったくらいです。 まだまだ知らない世界が広がっているのがなんともおもしろいです。
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miriyun at 2010-05-15 05:54
yokocanさん、フェネックは色が薄い上に体が細いですね。熱砂の砂漠でぎりぎりの水の摂取で生きている哺乳類、頑張っているな~という感じです。
トルコ語では砂漠キツネですか、そのままわかりやすい表現ですね。 トルコの言葉って、直感的な言葉をつなげた語句が多く、 可愛い表現やわかりやすい表現が多いように思いますが、いかがですか。
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miriyun at 2010-05-15 05:57
horaiceさん、フェネックは穴をほりねぐらをつくって生活しています。
そうしないと哺乳類は砂漠の暑さと乾燥についていかれないのでしょうね 砂漠の動物ってなんだかけなげに生きているという感じがして可愛いです。とくに目が印象的で気になる動物です。 |
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