写真でイスラーム  

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2009年 12月 28日

海の都イスタンブール・・・船に飛び乗った!(1)

 海の都イスタンブール

 遊牧民としての系譜をもつトルコだが、その都イスタンブールはマルマラ海と・ボスポラス海峡・金角湾の3つが交差するところに宮殿が作られた。
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  トプカプ宮殿の先端に近いところの樹木の陰から見てもボスフォラス海峡の様子は一目瞭然である。
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 その向かいに見える第一ボスフォラス大橋を渡る。右下のオルタキョイ・ジャーミー(1854年建設)を見ながら橋を渡り南南西をまっすぐに見ればそこにはトプカプのある岬が見正面なのが見通すことができるわけだ。


 船に飛び乗って
 ほんの思いつきで船に飛び乗った。
、旧市街のエミノニュの船着場に行けば観光船や定期便など数知れず出ている。ここから自分が行きたいところを確認してチケットを買って乗り込めば目的地に着くというごく気楽に使えるものだ。
 
 ただ、旧市街から新市街は鉄道と車では何度も行っても船では渡ったことがないというのが理由で、目の前の新市街にわざわざ船で渡ってみようという思い付きだった。そのまま電車に乗っていけば行かれるところにわざわざ船で向かいのカラキョイ地区に渡ろうという酔狂だった。 
 ちょうど入ってきた船は人が満載でこんなに電車が通ってからも乗るものなのだ。その中で人をよけながら急いで行き先を確認するとカラキョイとあるので、これだとばかりに乗り込んだ。

 すぐに出航。込んでいた船内は今度は空いていてまばらにしか人がいない。ガラス窓のある船内には入らず、ほんの数分の渡しを楽しもうとデッキにいた。
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エミノニュを出航。右手の旧市街のモスクを眺めつつ進む。
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すぐにトプカプとアヤソフィアの尖塔が見えてくる。

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横浜と同じようにカモメがとびかう。ガラタ塔を左に見つつ、進んでいく。やはり、イスタンブールを海から眺めるのはその街の本質にせまれるような気がする。

 しかし、すぐに気づいた。
新市街に渡りたいだけなので、すぐに左に曲がるとばかり思っていたら船はスクリュー音を高めながらぐんぐんと直進する。ガラタ塔はどんどん離れていく。ごくちいさなふねまでもがトルコの赤い国旗を掲げているなどとのんびり見ていたのだが、このころから胸のうちがざわめいてきたのだった。

 
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by miriyun | 2009-12-28 15:37 | Comments(2)
Commented by ぺいとん at 2009-12-30 22:43 x
そうですそうです、横浜もイスタンブールも港町なんですよね。 
なんとなく似たようなところがあるような。 
そして横浜が港と海を通して、さりげなくイスラームと繋がっているっていいですね♪
Commented by miriyun at 2009-12-31 23:32
ぺいとんさん、さいしょ、カモメがいっぱいの都市部の大きな港ということで見ていたのです。
でも、大好きな大桟橋がイスラームとつながっていることを知るに及んで尚更たくさんの感慨を持って見つめています。


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