エブルの不思議（３）

　ジェルジットエブルー！！
水上の芸術・・・それは花だけではない。基本的な針の動きだけでも動かすごとに別世界が現れてくる。
以下は、東京ジャーミイでのワークショップ体験より・・。

エブル用の溶液に絵の具を
馬の尾でできた筆に含ませて利き腕側に持ち、反対の手にはたいて散らす。ここでは青と緑を使った
状態で、すでにマーブル模様になっている.

そこにピンを縦横にうごかすことで、矢がすりのようなジェルジット文様が浮かびあがる。

そしていよいよ紙をそっとのせ、つぎに紙を容器のへりにそわせてそっと引っぱりあげる。これを横からみるのは、ドキドキもの！！



初めての体験なのですみっこの方は最初のマーブルのままだった。それでもできた渦の文様はすごいと思う 。

講師の先生に言われるままに言われるままやったわけなのだが、それでもとても充実した体験ができたのだった。こうして完成した三色を使った文様をみて、水をかき回すことはこういう動きをもたらすのかとあらためて感慨深く思った。サラサラの水はなにも残していないようだが、ほんとうは一瞬の間にきっとこうした動きがあるのかもしれない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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