写真でイスラーム  

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2009年 08月 12日

ステンドグラス&ランプの饗宴

 スルタンアフメット・ジャーミー
 スルタン・アフメットがたてさせたこのモスクは、一般にブルーモスクとよばれる。
壁一面に美しい青を基調としたタイルがあるからだ。しかし、タイルは遥かに上のほうで、見学者の入れる位置も限定されるため、実はあまりブルーを意識するほどタイルをマジかに見ることはできない。
 そして、一部撮影してみて感じたのは長い間に染み付いた汚れやキズがあり、さほどきれいだという印象にならなかった。もちろん、窓やミフラーブに近いところには見たこともないような見事なタイル文様が見られるのだが、何分遠い。

 また、柱が象の足と表現されるほど太いので建築としてうちから見渡すと、どこか無骨でなじめない。
 
ステンドグラス&ランプの饗宴_c0067690_1745476.jpg

 それよりも260もの窓がそれぞれに彩られていることのほうに興味を覚えた。
こういうモスクランプとステンドグラスという異質の光の組み合わせであるが、とても美しいと思う。

 あまりにも巨大な空間なので全容がつかめないが、まだまだ、これから探求してみたいモスクの一つではある。

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by miriyun | 2009-08-12 16:24 | トルコ | Comments(2)
Commented by iris at 2009-08-15 12:36 x
汚れや傷は写真からはわからないですが、きれいなステンドグラスとモスクの装飾が異国情緒漂い美しいです。
建物の下の方はどのような感じなのでしょうか?
Commented by miriyun at 2009-08-16 02:17
Irisさん、モスクはたしかに異国情緒たっぷりです。
 床平面はいたってすっきり、祈りのための広い空間に絨毯が敷きつけられています。そして祈る方向にミフラーブがあり、その方向の上がこの写真のようなステンドグラスの窓がいっぱいなのです。


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