写真でイスラーム  

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2018年 05月 17日

もみじの種

1.4月~つぼみは花開き

紅葉で日本の風景に素晴らしい景観をあたえてくれるもみじは、春は春でその緑が美しい。
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葉に比べてあまりにも主張が目立たないつぼみ
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そしてひっそりと咲く小さな小さな花
人はその樹の下を通り過ぎるばかりで花は愛でてはくれない。


2.5月~種となりやがて飛びゆく姿に・・・
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葉陰に見~つけた!

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もみじは葉が緑のときも、枝や種などに赤の色が混ざる。
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さみどりに薄く赤が混ざる種
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森の気がもみじのタネを揺さぶる


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タネの熟成と共に赤みも緑も薄れてきて、全体にうすくなってくる。
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色も薄く羽根のように薄く透けてきた。中央の濃いところに種。そして羽根はブーメランのよう。
それはまさしく飛ぶため。
種を残すため母なる樹木から離れたところに広がって芽を出すために飛ぶ種たちの形状がある。
軽やかに森の気流に乗って飛ぶ準備をしている。

~~~~飛ぶ種~~~~~~~~~~~~~~~~
インドネシアのアルソミトラをはじめ、ヒマラヤスギやアオギリ・ボダイジュ・ユリノキなどがあるがこれらは樹高が高い.
やはり一番身近で見やすい飛ぶ種はモミジやカエデではないだろうか。

 ◆以前に書いた記事はこちら→空飛ぶアルソミトラ
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夕陽が当たりだす。
もみじの子らが飛ぶのはいつごろになるだろう。

                                                
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# by miriyun | 2018-05-17 20:28 | Comments(2)
2018年 05月 12日

ラクダ似の造形

1.ラクダ岩
ニョキニョキと岩が林立するようなカッパドキアではいろいろな岩に呼び名がつけられている。
煙突とか、きのことかが最も多いが、自然にできた岩もよりリアルに何かと似ていることで名前が付けられ、多くの人の目印にもなるものがある。

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こちらは確かに姿がラクダと言われればそうかなと思えるラクダ岩。記念写真スポットになっている。
この造形が壊されないようにするためか、あるいはいつ滑落してもおかしくないような状況なのかは不明だが、周りをぐるりと柵で囲ってある。

顔は小さすぎるが、ラクダの首筋から背中の鼓舞にかけてのラインが似ている。
ちょっとフタコブのようにもみえるが背中に荷を背負っているようにも見える。
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なかなかイメージは近いといえるかも・・・。

ラクダ好きなので、単純にわ~い、ラクダと思ったりした。
ところが今、冷静に見直してみて、気づいたことがある。

もし、子どもだったら、「カタツムリだ~!」と言いそうな形をしている事に気付いた。
物を見るというのは自分のイメージの延長線上にあるので、人により感じ方が違って当然、そして違うからこそ面白い。

2.オング・エル・ジュメルにあるラクダ岩
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こちらはチュニジア南部の雨のほとんど降らないアルジェリア側に近い砂漠地帯にある岩山。
頂上の岩がラクダの顔といわれる。
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顔の長い様子は似ている。威風堂々の顔で、小さめに耳がついたらぐっとラクダに近づく。
壮大な岩山の上の岩の造形なのでなかなか立派なのだが、壮大過ぎて、私の心の中の声は「ゴジラ!」と言っている。これも人さまざまかな~

              そう、どこが違うかというと・・、あご!
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もっとあごがしゃくれているのがラクダの特色なので、しゃくれているラクダ岩があったらすてきだな!

                                             
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# by miriyun | 2018-05-12 15:15 | Comments(4)
2018年 05月 11日

ナツメヤシの樹液Legmi(2)

1.チュニジアのレグミ(لاقمي)~ナツメヤシの樹液について
 ずっと以前にチュニジア南部でであったヤシの樹液のジュース(Legmi)について書いた。

読者の方々からパルミラやインドでも在ったというコメントをいただいたのだが、それ以外には知られておらず、あまり情報がないので、掘り下げることもできないでいた。久しぶりに気になって調べてみたら、さすがに情報の時代である。中東各地からの動画を伴ったレグミ情報が見られるようになっていた。

 それによると、ナツメヤシの樹が十分にたくさんあるような地域で、ナツメヤシの頂点にあたるところの枝元を切り落とすとそこから樹液があふれてくる。そこにつぼなどを縛り付けて流しいれる。その際、ヤシの最高地点で作業するので、もちろん採取は簡単なことではない。一日に最低でも2回~数回にわたって上り下りしなくてはならない。

今回動画で確認すると高いところで採取するのでそれらの壺(地域によって大小や丸型細型違いはあるが)を持ってヤシの木に登り採取してくるのだった。
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↑ チュニジア・ガベスの動画より

そのツボを上げ下げしている様子が見られる。

私が見たのはタタウィン郊外でもヤシ畑の下にツボが置かれている様子だった。
それがその当時描いたイラストの壺だった。
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               ↑ 以前にかいたイラストを再掲

ここは車で通りすぎてしまったのだが、この後のクサールギレンという砂漠の中のキャンプ地で早朝に勧められて飲んだ。
樹液はコップに入れると乳白色で、気温が低めの早朝にとって飲むと純粋に甘くてきりっとした味わいのジュースで実に飲みやすくておいしかった。
お世辞でなく、心からおいしいとチュニジア人ドライバーやガイドに伝えた。

 ところが各地の話ではお腹の調子を崩す人もいればおいしさが今一つという人もいる。やはり完全なる衛生状態を保ったものではないものであるということで注意は必要であることと、もう一つの理由があった。
 なぜか、このナツメヤシの樹液は樹から採取されると間もなく1~2%のアルコール成分ができて、それが2時間で4%、72時間で12%となり、四日後には酢酸発酵が進み過ぎて飲めなくなるという信じられない速さで発酵していくのだ。勝手にワインになり、更に酢にまでなってしまう。

 長持ちさせて市販することもできない発酵度合なのだ。自分は実はアルコールアレルギーがあるので、アルコールを感じていたら、全く飲めないはずなのだ。だから本当に目の前で採取したばかりの樹液をグラスに入れて持ってきてくれていた。だからまったく発酵していない状態でジュースとして飲めたのだということが分かった。もしこのとき朝起きるのが遅くて、もしアルコールになり始めたのに出会っていたらて飲めなかっただろうし、いい印象は残らなかったたかもしれない。

2.ナツメヤシの樹液をとると、実はならない
約1か月の間、一日に数リットル採れるというから植物の力はすごい。ただし、今回いろいろな国の資料を読んでみて分かったのは、このように樹液を得るために切っているナツメヤシは実をつけないということだった。やはり樹木にとっては過酷な状態なのでとても実を成らせ、熟させる力は残っていないわけなのだ。

だから、中東全体で貴重な食べ物・栄養源・保存食になるナツメヤシを飲むためだけに使ってしまうことはできない。わずかしかナツメヤシがないところではわざわざ切ってしまうことはしない。だが、その地域にナツメヤシが数百本もあるようなヤシ農園なら、一部を選んで樹液採取専用の気にすることも可能になる。

だから、レグミを採取するのはナツメヤシが大量にある地域ということになる。
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                     ↑パルミラの動画より
パルミラも名前からしてヤシの木があるという意味の街名であるからヤシの木がどっさりある。それも比較的背の低めの気があるからチュニジア南部やパルミラのヤシは樹液が採りやすい。あるいは大きくなる種類でも生長点を切っているので大きくならないということも考えられる。

セネガル・アルジェリア・インド西部などナツメヤシの大産地ではこのようにレグミをとる習慣があるということが分かった。

なお、イスラームの地域での酒という問題がある。だが、あえて醸造所をつくるわけでなく、樹液をとるとジュースからみるみる酒になり酢になるものなので、余り管理できるものではない。時間の経過とともに色も乳白色から黒ずみ、味も刺激のある飲料に変わっていくという認識なのかもしれない。

 酒を飲んでいると言われても、誰かがチェックしに来るころには酢になっていそうだ。


                                  
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# by miriyun | 2018-05-11 15:16 | Comments(2)
2018年 05月 06日

スケーターの筋肉

1.2015年XOIで驚かされた!
 スケーターの筋肉と言ってもフィギュアスケーターの話だ。すべてのスポーツ選手がそれぞれの競技に特化した筋肉を鍛えていく。スピードスケートの選手の太ももの筋肉はすごいと思う。
 でもフィギュアスケートはそんなに筋肉をつけると音楽表現を芸術的に行う必要性と、ジャンプをする競技であるため、ムキムキに筋肉をつけるのは違うというようなことをきいていた。

 実際、大輔さんを初め、華奢に見えるスケーターが多い。

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 でももちろん、脚の筋肉は見るからにすごいし、宮本賢二先生は大輔さんのふくらはぎを瓶を逆さにしたような筋肉といい、TV番組の中で出演者が腹部の筋肉を服の上から触らせてもらった時には、「チョコレートのよう」と表現していた。
 黒柳さんは徹子の部屋で筋肉チェックをして、その臀部から太ももへの筋肉に驚いていた。でも視聴者にはわからない。
 いろいろと聞いてはいても、フィギュアの世界では競技中長ズボンなど肌を露出しないこととされていたので見たことはなかった。

 それが2015年にかわった。
 XOIの更衣室での写真がデニス君のインスタから発せられた。一挙に目の前に魅せられたときに男子シングルでも細かくてでもしなやかな筋肉でしっかりと身体がつくられているのだなと驚く。
 やわらかく俊敏に動くための筋肉の形を見た気がした。
みんな衣装を着ている時はわからなかったよ~!(パトリック・チャンの胸筋は試合の時でもわかったけど)
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(左からアンドリュー・ポジェ、ベン・アゴスト、高橋大輔、ブライアン・ジュベール、エラッジ・バルデ、ジャン・トン、イリヤ・クーリック、デニス・テン)

ましてやペアやダンスの男性はパートナーを持ち上げるのだからすごい。
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アンドリューなど衣装や私服を着ているとまったく想像できないくらいのキン肉マンだった。
だから、ケイトリン・ウィーバーを手で横に支えて滑るなんてことが出来るのかと、妙に納得してしまった。


2.第2弾
2年以上前に出されていた筋肉写真だったが、大輔さんの筋肉にもおどろきつつ、ブログには載せず我慢していた。
しかしつい最近、デニス君から更衣室の別バージョンが出されて、もう書かずにはいられなくなった。(デニス君、2枚ともお借りします)

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 写真を撮ったあとなのか、皆にこやかだ。それぞれ、一流人は身体をつくっている。これは2015年年末の出あるが、現役でも引退してもアスリートとしての自分を意識している間は鍛え続けているのだと思わされた。
 イリヤ・クーリックは常に日本の武道を稽古し続けているし、スケートの鍛錬も欠かさない。引退したスケーターのよき指標である。

 エラッジ・バルデも先日引退を表明したが、もうすでに振り付けやプロの仕事をバリバリとやるようで会社を立ち上げたらしい。
 デニス・テンはカザフスタンで自分の名を冠したアイス・ショーにまた世界各地からのゲストを呼ぶことを6月に予定している。まだ、誰がゲストかはクイズとして投げかけている段階でまだ発表されていないが、日本人も含まれることは発表されている。この中からもアスタナに呼ばれた人がいるのではないかとへ期待している。

 なんといっても総合プロデュースはシェイリーンだし、いいものができるのは確かだ。

<追記>ケイトリン・ウィーバ&アンドリュー・ポジェがカザフスタンのゲストになっていた。日本からは織田信成。前回とはメンバー総入れ替えのようで、これはまたカザフスタンを知ってもらうにはいいことだ。でも、無理とはおもいつつも、アスタナ行きのフライトを調べていた自分に苦笑い!だった。

                                              
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# by miriyun | 2018-05-06 21:59 | Comments(4)
2018年 05月 04日

新緑

新緑の季節

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川にそって、一本の柳の大木がある。
欄干にはハトがとまり、柳の方を見つめていた。

心地よい風になびく新緑のなんと美しいことか・・・。
これを楽しまずにはいられない

                                            
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# by miriyun | 2018-05-04 13:04 | Comments(4)
2018年 04月 28日

トウガラシ

1.民家で干されていた
日本では、民家の軒下に干し柿や干し大根が干されて、保存食になる。
トルコ、とくにアジア側のアナトリアでは庭先でアンズやレーズンなど、いろいろな農産物が干されているのを目にする。

そして、意外なことにとてもきれいだなと眺めたのはトウガラシだった。
ごく普通の民家の窓辺にさりげなく干されている。

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赤いのや

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オレンジや緑が壁の色に映えてきれいだった。
久しぶりにトルコとトウガラシについて考えるきっかけになった。


2.トウガラシの使われ方
 トルコ語でトウガラシはAci Biber(アジ ビベル。トルコ語のBiberはパプリカからピーマン・トウガラシまで使うので幅が広い。山椒もCin(本当は下にしっぽのつくCです)Biberiという言い方になる)という。
たくさん使われているが、寒い地域や極端に熱い地域のように極辛にするためには使われていないように思う。

 日本では小アジア半島と呼んでいる地域の大半を占めるのがトルコだ。半島というが、その面積は日本国の38万㎢の2倍の広さを持つ。
そこは広大な農村地帯で、農産物が実に豊富だ。野菜や果物、ナッツ類にハーブに至るまで実に豊富で、市場は色とりどりの農産物でいっぱいだ。そして気候は寒暖の差は大きいが寒すぎるわけではない。

 そんなトルコの食は、各種野菜とオリーブを使った料理だけでも心豊かに過ごせるし、そこに肉も魚も乳製品も入ってくるから実に豊かだ。
そこではトウガラシは上手に食に取り込まれている。
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 香辛料として、好みで使えるようにこのように食卓に選んで使えるように出されることが多い。
また、ビン詰めのトウガラシの刻んだのは常備しておくととても便利に使える。

また、料理としてはトウガラシだけには頼らず、あまたのハーブと共に味の1つを構成する要素として使われる。辛さ勝負ではなく、豊かな味わいの構成要素の1つとなっている。
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↑きざみトウガラシ
だから、どの家庭でも常備しているし、使用量も多いが、決して主役級ではないというのがトウガラシの立ち位置と感じている。

3、市場にて
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 市場を覗いてみると、トウガラシにもいろいろあるというのがわかる。

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トウガラシのペースト。後ろに立ててある木のしゃもじで希望の量をすくい、秤売りしている。
日本の味噌の売り方にそっくりだ。

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刻みトウガラシは山型に積んで所狭しと並ぶ。それにしてもトウガラシもいろいろあるものだ。
果物もチーズも香辛料もお菓子も何でも山にして売っているバザールは目にも楽しい。


                                                   
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# by miriyun | 2018-04-28 07:03 | Comments(12)
2018年 04月 20日

サクラのあとに感じる

サクラ
サクラはいつもよりずっと早くカッと咲いて、ドサッと花を吹雪かせて去って行った。
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風に巻かれて集まった花びらが黒土に映えて美しかったので、思わずレンズを向けた。

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軽やかに舞い降りおりた感じや

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道路わきに淡い色に吹きだまった姿も愛でているけれど・・・

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雨上がりの黒土の上はメリハリの利いた着物の柄を見るようにあでやかだった。
このさくらに色っぽささえも感じる。

                                                 
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# by miriyun | 2018-04-20 18:43 | Comments(6)
2018年 04月 13日

馬酔木

1.馬酔木(アセビ)の花
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馬酔木(アセビ)はツツジ科の低木で、白いつぼ型の花をたくさんひとかたまりにして釣り下がる花だ。
白くて厚みのある花弁だが、逆光で見れば形と厚みの違いも立体的に浮かび上がる。

花はそれぞれの特質にあったかたちを持っている。
今は、それぞれの花がもつ固有の形をレンズを通して見つめなおしている。


2.馬酔木の名
 形は可愛らしのだが、木の名前に馬がついている。
これは何かあると感じてしまう。

案の定、アセビには茎・葉・花など全てに有毒な物質が含まれており、血圧低下や腹痛・下痢・呼吸麻痺などをおこすという。
特に馬や牛がこれを食せば、脚がなえてふらついて歩けなくなってしまう。このことから馬が酔うきというようになり、それにアセビという当て字を組み合わせたものだった。

だから、哺乳類の動物たちはアセビを食べない。
実際、奈良の鹿たちは何でも食べる勢いなのにアセビは食べないという。
だが、馬酔木という名があるくらいだから、きっと食べてしまった馬もいたのだろう。

なお、殺虫成分があるので、野菜を育てるのにこの葉を利用することがある。
           
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# by miriyun | 2018-04-13 23:47 | Comments(6)
2018年 04月 12日

木の精霊

差し出す一輪の花

カイドウの木に近づく

おやっ!
顔が気になる、手が気になる
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精霊がさしだす一輪の花。
その手がいいなあ(何本もあるけど!)

花をありがとう

   まわりの空気もわきたつ森の昼下がり

                                                 
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# by miriyun | 2018-04-12 10:53 | Comments(4)