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Love on the Floor(2)オファーの理由…高橋大輔

1.演出家が語る 
舞台の主演と演出を務めるプロダンサー、シェリル・バークは、ダンサーの技術や一つ一つの単独のダンスナンバーをつなげるだけの公演でなく、全体を通したテーマやストーリーをあらわすものを作りたかったらしい。
 そして、TV番組の中で社交ダンス勝負を行うリアリティ番組「Dancing with the Stars」で指導をしていろいろな人物や曲目で競ってきた中で、競技として別世界でありながら、クリスティ・ヤマグチやメリル・ディビスのなどのトップスケーターの音楽性・優雅さ・情熱が共通すると感じて、6年も前から世界のトップスケーターを集結してダンス公演を作り上げる構想を持つ。

 ストーリーのテーマを2010年には、世界の人々にとって普遍的な感情である”Love”にしようと決めて、構想を温めてきたのだという。。


◆──髙橋大輔さんへのオファー理由

私がずっと彼のファンだったの(笑)。
氷上であれだけ素敵なタンゴを踊っていた彼ならきっと、フロアの上でもどんな感情だって表現できるはずだから、ぜひこのショーに出てほしいと思いました。自分が今までやってきたこととは離れた分野での挑戦になるにもかかわらず、オファーを承諾してくれた彼には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
パフォーマーとして素晴らしいだけでなく、自分の限界を押し広げていこうとするところもまた、彼の大きな魅力ですね。彼には今回のメインキャストのひとりなので、新しい彼の姿を皆さんに観てもらえることを、私自身とても楽しみにしています。


◆──髙橋大輔さんとは、既にお話をされたのですか?

ええ、とても素敵な方でしたよ! 

彼にとっては新しい挑戦ですから、やはり不安もあるようで、今から準備できることがないか彼のほうから聞いてきてくれました。でも私が伝えたのは、ヨガかピラティスにでも通って体を柔らかくしておいて、ということだけ(笑)。

 ダンスについては、この作品の振付を通じて学んでいってもらえればいいと思っています。ほかの指導者から習った人に教えるのは、かえって難しくなることがありますから。
(DIGAonline2016.03.04版によるLove on the Floorについてのインタビューより引用)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 なるほどね。大輔さんのタンゴとか見ていると、踊れるし、パッションがあふれているし、繊細!
それをも見てオファーを出しているシェリルさん。よくわかっていらっしゃる。どんなダンス公演になるのか楽しみで仕方がない。
 生まれ変わったらメリルのパートナーになりたいと言っていた大輔さん。
2013年のインタビュー感謝してお借りします。

プライベートは緊張するから、陸ダンスでも他のスポーツでもいいと言っていた。もちろんっメリルさんにはベストパートナーのチャーリー・ホワイトがいるけれど、もしかして一瞬でもメリルと踊るチャンスなんかもあったりしないかとか(妄想)・・・。


2.シアターオ―ブ 
◆シアターオ―ブは渋谷駅直結とのこと。便利だ。そういえば、最近はスケートリンクばかり詳しくなって、劇場にあまり行っていないことに気づく。

シアターオーブの座席表にLove on the Floorの席種を調べて手書きできれいとは言い難いが作ってみた。
役に立つかわからないが、どこから見るのかイメージングして楽しむ。何でも楽しむファン気質。前は前の2階3階は角度がかなり上になるので舞台の奥行きも楽しめよう。

1階
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左図は2階、右図は3階
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↑ 紺色の数字は、劇場のチケットサイトで販売するときの便宜上のブロック名なのでとくに関係ない。


公演日程↓(こちらはチケットサイトからお借りした)
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◆早速、チケットを手に入れた(楽日は外れた)ところで、
どうやって応援の気持ちを表すの?と思った。

 そうしたときにちょうど、TV録画をたどっていたとき、偶然見かけた映像。
熊川哲也さんが高橋大輔の演技をPCで確認して最後まで見ていた時、
低くて太い声を響かせながら、「ブラヴォー!」と拍手をしたのを見た。
 うん、これかな。

 時は初夏だし、リンクじゃないからダウンウェアもひざ掛けもいらない。
こちらも軽装で応援スタイルもがらりと変わることになる。

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by miriyun | 2016-03-06 13:19 | Comments(0)

光と氷と高橋大輔~プロジェクションマッピング予告

1.アーティスト高橋大輔 
◆高橋大輔
  音楽に愛されしミューズ
     氷の神様にも愛されるスケーター
        そして、昨年分かった光の神様とも相性は抜群

◆そんな彼が、あの思い出のマーニーのような氷上の光の芸術で舞ってくれる。
  そう、現代の光のアート、 プロジェクションマッピング
 
2015年春には、ジブリの「思い出のマーニー」のための滑りを見た。
ジブリアニメの美しい映像の中で滑りながら、
  曲の情景と映像の雰囲気を、身体全体を使ってあらわしていくそんなスケートを見た。

  あの冷たくてかたい氷を金属で滑っているとはとても思えないやわらかなタッチ、
     手足の爪の先まで通った神経と
          眼差しも、表情も、背中も語る
  そして、何より優しさが伝わってきた

◆そんなところに今年のプロジェクト。
いい仕事をする人には次々とアートな仕事が入ってくる。
           最高のアートが見られるはずだ。   
                                       

2.高橋大輔のアート~すごいものを見た! 

『世界!極限アーティストBEST20』
地上波:日本テレビ
3月15日(火)午後9時~10時54分

◆これをめぐって、いよいよ動きが出てきた。
関係するスタッフや関係者の方々がスケートリンクで撮影を行ったようで、驚きの一言がweb上を舞い始めた。(個人名を抜いて書き抜きさせていただいた。順不同)
 
・「こちらのマッピング演出を手がけさせて頂きました。3/15の放送をお楽しみに!」

・「高橋さんのパフォーマンスに~の世界観が加わり、本当に素晴らしいアートになりました!現場にいなかったスタッフがVTRで「泣きそうだ」と言ってました。」

・「本日は「極限アーティスト」のロケでした。すごいものを見た。忘れられない一日。」

・「世界!極限アーティストBEST20」放送まであと10日。フィギュアスケートとプロジェクションマッピングを融合させた「高橋大輔が氷上に描く光のアート」すごすぎます。皆様に見ていただきたい。3月15日(火)よる9時放送。


いや~、高橋大輔が凄いことは知っていますよ。きっとプロジェクションマッピングと組み合わさったら驚くなんてもんじゃないとわかっていた。
でも、こんなに予想通りに驚いてくれる関係者の声が飛び交ってくると
何ともうれしい。期待度はますます高まる。

こちらに映像調整中のリンクの写真

ディレクター、作品デザイナーの方、プロジェクションマッピング作成専門家集団も、
そして寒いリンクでの撮影スタッフの方々が素晴らしい仕事をされたのだろう。

その上で、仕上げに高橋大輔さんのスケート技術と魂の演技が加わる。

現代美術としての光のアートに、
  生身の人間がやわらかく動き、時に激しく情熱を放射していく。
     音楽の音と同期しながら、動きも映像もはじけていく。

       
これがどんなにか感動につながることか。
それを長年追い、よく見知っている私たちでも新たな作品を見るたびに驚かされてきている。
ましてや、それほど見知っていない人たちが見たらどうなるのか・・。

だから、スタッフの方々が淡々といろいろな番組制作についてのつぶやいている中で、
ひときわ「すごいものを見た!!」という言葉になるのだろう。
     

「今年、他の人にできないような自己表現活動を始めた高橋大輔、
彼の本気の挑戦に対応できるかい⁈」と、心配しながらも、
使い古しのレコーダーの録画スペースをあける作業に入った。

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by miriyun | 2016-03-05 18:56 | Comments(0)

いよいよダンスの世界へもLove on the Floor…高橋大輔

1.ダンス公演 
 高橋大輔がNYで語学とダンスを学んでいたわけだが、スケートをまずはやって行くと決め、同時にやれることはやってみるということで多彩な動きを示している。

  その一つが、陸ダンス。表情でのパフォーマンスの他に、音さえすれば踊っている人。カラオケに行けば踊り狂い、選手権でもパーティではシャツが飛び出すほど踊っていたらしい。 そんな人が、初期のころから陸ダンスをやってみたいと言っていたのが実現する。
 それも最初から大きな舞台で、ゲストダンサーとしてデビューする。木下グループ presents 、『LOVE ON THE FLOOR』
 「ときめき」「情熱」「とまどい」「嫉妬」「無償の愛」といった、愛という感情の持つ、様々な面を、米国のトップダンサー達と、米国の超人気TVリアリティーショー番組である “ Dancing with the Stars”で優勝した、トップフィギュアスケーター達の、卓抜したダンスの技術を通じて表現する、世界で初のダンスショーです。

構成・演出:シェリル・バーク
出演:シェリル・バーク,クリスティ・ヤマグチ(フィギュアスケート女子シングル世界チャンピオン、オリンピック金メダリスト)メリル・デイヴィス、チャーリー・ホワイト(フィギュアスケートアイスダンス世界チャンピオン、オリンピック金メダリスト) ほか
≪ゲストダンサー≫髙橋大輔(フィギュアスケート男子シングル世界チャンピオン、オリンピック銅メダリスト)
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日程:2016/6/30[木]~7/9[土]会場:東急シアターオーブ
チケット: ローチケの先行抽選は本日の12:00文化村での先着先行は10:00から。

2.シェリル・バーク 
◆ローチケのシェリルさんインタヴューより
-髙橋大輔さんも出演されますね。髙橋さんの印象はいかがでしたか?

シェリル: 「とてもセクシーですよね。
以前から彼のスケートが大好きだったんです。だから今回出演していただけることになり、とっても嬉しかった。

昨日初めてお会いしたら、ちょっと緊張されていたみたいで,
『ダンスはやったことがないけど大丈夫かな』なんて言っていましたが、嘘でしょ、と思いました(笑)。

ダンスもスケートも、音楽に合わせて動くという点ではさほど変わりません。彼は感情の表現が素晴らしく巧いし、非常にユニークです。大胆に自分の壁を打ち破っていくような強さがあり、情熱の中に秘めた繊細さも感じられます。

確かに今回は初めてのことにもたくさんトライしてもらうことになると思いますが、きっと新しいダイスケの魅力を皆さんにお見せできるはずです。」


(・・・・・なんと、シェリルさん、以前から彼のスケートが大好き、感情表現が上手い、ユニークで自分の壁を打ち破っていく強さと、情熱の中の繊細さ?
 なんとなんとシェリルさん、大輔ファンと言っていいくらいにその本質をとらえているではないか。 そして、彼女はダンサー専門家ではない人をリードして大会に優勝に導いてきた人でもある。米国トップクラスのダンス演出への思いと指導力を持って、満を持して臨んできた公演。それが日本であり、日本だからこそ、高橋大輔となる。)

 高橋大輔がひとたび動き始めるとたくさんのオファーがあり、その中には自ら試してみたいという道が何重にも交錯してくる。

■日本が記念すべきスタートの地-最後に、日本の観客のみなさんにメッセージをお願いします。
シェリル:「今思うと、この6年間待たなくてはいけなかったのは、ここに来るためだったのかもしれません。日本で世界初演ができることが本当に嬉しいです。東京には、世界から多種多様なダンス公演が毎年のように訪れていると聞きます。そんな、目の肥えた観客の皆さんにとっても、まだ観たことがない、目を見張るような作品を創ります。必ず世界に行ける作品にしたいと思っていますし、そうしたら日本が記念すべきスタートの地となります。」
 ↓以上、こちらより引用
http://engekisengen.com/stage/interview/lof/


3.高橋大輔の長年のダンスへの思いが昇華される

 確かに陸ダンスを見せるのは初めてとなる。しかし、かって佐々木彰生は大輔くんはどこでも時間があれば踊っていると言っていた。十代のころから日々進化する演技、毎年異なるジャンルをためし、どんな曲でも踊れるようになりたいと言っていた高橋大輔なのだ。SMAPにもしフィギュア以外ならなにをやりたいと聞かれてダンスと答えていた大輔さんなのだ。
 そしてどんなものも人に見せるまでには人知れぬ努力を積み重ねていく人。 だから、初めてのダンス公演、必ず彼ならではの光を見せると確信している。

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by miriyun | 2016-03-04 02:31 | Comments(2)

砂漠が美しいのは

 砂漠が美しい 

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砂漠はそのどこかに水を隠しているから美しい(『星の王子さま』のセリフより)


ほんとうに、砂漠には地下に水の道を隠している。
そのあとはわずかな緑が出現すれば尚更わかりやすい。

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by miriyun | 2016-03-01 06:32 | Comments(2)

砂漠の井戸がうたっている

「星の王子さま」、聴いてます。
    心で語ってくれるから、心に感じながら・・・。

1.井戸が見つかった  

こんな風に歩いているうちに夜明けに僕は井戸を発見した。

これは村の井戸に似ていた。
  それなのに村なんてどこにもみあたらない。
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何もかも揃っている。
  滑車も、おけも、つなも・・

滑車がきしんだ音をたてた。

王子「聞こえるかい?
  俺たちがこの井戸を目覚めさせたから、井戸が謳っているんだ。」

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僕の耳には滑車の歌が続き、

まだゆれている水の中に
   太陽がゆれているのを見た。

・・・略・・・

彼は両目を閉じたまま飲んだ。

まるでパーティみたいに素敵な気分だった。

この水はただの飲み水とは全く違っていた。
 星の下の歩み、滑車のうた、僕の両腕の仕事から生まれたんだ。

この水は贈り物みたいに心によかった。



2.別れの前に 

・・後に、別れの時、王子は言った・・・・

   「お前が飲ませてくれた水は音楽みたいだったよ、

   おいしかったな~」
                     (Audibleを聴きながらの好きなところのメモなので、省略多し)
                     (写真はチュニジアの南部の砂漠で撮影したもの)
~~~~☆~~~~~☆~~~~~
音楽にたとえた井戸の話、なんと美しい話だったのだろう。

目に見えるものはただ同じ無色の水。
  それでも、感じ方でまったく違ってくる

水は心に効く
   水は音楽のよう
      水はのどを潤すだけでなく特別においしくもある

王子のことばが教えてくれた。
  
砂漠の井戸も、水も、キツネもこれほどの存在感を持って描いてもらったことはないだろう。
 
 
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by miriyun | 2016-02-18 07:04 | Comments(2)

星の王子さまの挿絵の味わい

1.キツネの長い耳  
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 星の王子さまに出てくる人間たちよりもずっと大人で哲学的示唆をする重要な役目を持つ砂漠のキツネ。それを作者はツンとがった長い耳を持つキツネとしてあらわしている。
 これは凄く特徴をとらえている。
ボアの絵で描くことを断念したくらいだから、キツネも変なキツネになってしまったと思っている人もいるかもしれないが、実は砂漠のキツネは異様に耳が長いのを忠実に描いているだけだ。
 小型で耳が長くて目がきれいなフェネックを飛行士としてサハラ越えをしてはモロッコに郵便を届けていた作者サン=テグジュペリは、実際フェネックキツネを一時飼っていたらしい。

 (だからと言って、飼おうなどとは思わない方がいい。フェネックは犬とは違う。人間に慣れることもしないし、熱い砂漠で穴を掘って住み、夕刻涼しくなると穴を出てきて獲物を捕まえて生きていく。夜行性だから夜になると動き回り穴を掘る。とんでもなく手がかかるし場所も広くいるので一般人はそんなことは考えない方がいい。

2.ゾウを飲み込んだボアと、ボアのおなかの中から見た絵 

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この二つを書いただけで、もうその絵は良くないよ的に大人たちから言われて、
生まれてからたった2作品で、画家への道を絶たれたという飛行士
それって、作者自身の投影だろう。

 じっさい、人と言うのは幼いころにけなされたりするともうそれは自分にとって向いていないものと思いこんでしまうことが多い。確かにそれによって道が閉ざされてしまった子供もいるに違いない。逆に最初下手であっても褒められ、好きになりのびのびやっているうちに才能が芽を出すこともある。
 示唆に富んだ「星の王子さま」の出だしから、フムフムとしている。やはり子どもにもいいけど大人向けでもある。

3.星の王子さまとバラの花
 テーマへとぐいぐい引っ張っていくもとになる大事な役目を持つ一輪のバラと王子さま
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 世界中にたった一輪しかないというわけではなかったとしても、
その一輪が王子さまにとっては唯一の世話をした大事なバラ
淡々とした簡単な絵だけに、星の絵も小さな火山も、
重力がどうとか考えずに本質を語るのにとても適した素敵な絵だと今は思う。
子どものころはこれがいい絵だと思うには自分の心がちっぽけすぎた。
 
 なお、絵は先日買ってきたチョコレートのカンから拾わせてもらった。。
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実はこれ、すごく欲しくて探したら、通販は全部売り切れ。
  都内のデパートでも売り切れていたという話も聞いて、地元の方がまだ残っているかもと探して、電話予約してかろうじて手に入れた。
 自分のためにチョコレートを買ったのは初めてかもしれない。これも一連の「星の王子さま」効果のよう・・・。

 ◆たったこれだけの挿絵でも今は楽しくて仕方がないが、サン=テグジュペリは大小47の挿絵を描いているという。これはぜひしっかりと挿絵のある本を見たいものだ。


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by miriyun | 2016-02-13 13:50 | Comments(6)

デニス・テンの演技とメッセージ

1.二つのシェイリーン振付Ex      
 X'mas on Ice2015に出演したデニス・テン。

 このショーでは新しいフィギュアスケート世界を踏み出した高橋大輔やデニステンが音に細かく反応できなければ演じきれない身体のキレを生かした演目で目が釘付けになった。

 2014年のカザフスタンのアイスショーで生のリズムで踊りまくった二人の姿が小気味よかったが、この二人にシェイリーンはいずれも他にはないオリジナルな世界をつくりあげてくれた。
 奇しくもそれらを同じショーで見ることが出来て、シェイリーンの振付けの幅の広さ、スケーターの特性を見る眼力と言うものを感じずにはいられなかった。

 高橋大輔の「ラクリモーサ」は彼自身の魂の解放にもつながっていると思わずにはいられない演技で、それが回を重ねるごとに深まっていった。

 デニス・テンの「Bass Head」は電子音というこれまであまりスケート界で使われにくかった音を実に小気味よく身体で表現していて、彼のノーブルな演目とは異なる魅力が出ていた。
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TVの画面撮り。「Bass Head」での動きは、最初から最後まで速い、速い!
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彼の左足どうなっているんだろう。


◆Bass Headの動画お借りします!




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 演技後のインタビューでは、「大輔と一緒にクリスマスを過ごすことが出来て光栄に思っています」
と答えていた。
 
◆こうした受け答えや集団演技中の動きを見て思ったこと。
デニス・テンはカザフスタンでは数少ない国家の英雄にあたり、現役でありながらすでに自分の名で海外選手を呼んでの大きなショーを毎年行っている。
 彼のショーに呼ばれた時の高橋大輔はデニスに最大の敬意を持って迎えられていたが、グループナンバーや二人での演技でも座長であるテンくんに実に気を配り出過ぎないようにしていた。また、デニスもまた、クリスマスオンアイスでの座長である高橋大輔に気配りしているのは、上記の挨拶にもみてとれる。

 こうしたお付き合いが自然で、とてもいい関係ができている。
二人とも、素晴らしいフィギュアスケーターであり、ユニークでしかもいい人だ。
 


2.カザフスタンのニュースより 
 デニス・テンは カザフスタンの英雄でもあるので、世界的なイベントの誘致などに関わったり国を代表するような立場でカザフスタンのメディアに登場することが多い。
 forbes.kzというサイトより、カザフスタンのニュースにデニス・テンが大きく掲載されていて、その中の一部にアイスショーのことが書かれていた。

<forbes.kzから日本に関係しそうな一部引用> 

我々がゼロからつくったアイスショーは世界の国民の注目を集め、3年前から予告して行われます。海外で我々は旅行代理店と協力し、外国のテレビチャンネルのテレビ放映権のために交渉しています。毎年500人以上の観客が海外からショーに来ます!つまり、それは観光客や海外で注目のストリームを生成します。これは、カザフスタンのプロジェクトのためのユニークな現象です。(おおよそ訳。ロシア語ー英語ー日本語訳なので違うところもあるかもしれませんがご勘弁を!)


Раньше было сложно вообразить, что мировые звезды фигурного катания будут выступать в Казахстане. А приезжают к нам не просто спортсмены, а настоящие иконы – это и Алексей Ягудин, и Каролина Костнер, и Дайске Такахаши, и многие другие. Эти личности сопоставимы с Роналду и Месси в футболе.

 以前にフィギュアスケートの世界的スターがカザフスタンで演技すると想像することは難しかったです。そして、単にアスリートと言うだけでなく本当の象徴 それはアレクセイ・ヤグディン、およびカロリーナ・コストナー、と高橋大輔などです。これらの人は、サッカーにおけるロナウドとメッシに匹敵します。
  (太字は高橋大輔のロシア文字)

◆今年も、カザフスタンで「デニスと友人たち」というアイスショーを行う予定だが、まだ正式な日程などは発表されていない。まだTV放映権をどこが買うのか決まっていないが折衝中なのだという。
 これが日本のTV局で有ってくれたらうれしい。また海外から来る観客について日本人もかなりの人数を見込んでいるようだ。そしてそのためによい席を確保しているとか・・。

 またフィギュアスケートの上記のようなヤグディン、コストナー、高橋大輔などの世界的スターが来てくれるのはロナウドやメッシに相当するとまで言っている。
 それだけフィギュア界では大きい存在と言うことなのだ。

 きっと、またどこかで互いに出演しあうのだろう。
そして、デニスのおかげでカザフスタンという国を以前よりずっと身近なものに感じだしている。


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by miriyun | 2016-02-12 01:20 | Comments(2)

D・ウィルソンの動画…高橋大輔

In the Garden of Soulsの振付け動画
 
  2011年、カナダ・NHK杯・GPF・全日本・ニースの世界選手権・WWTと、ずっと進化し続けたプログラムがSP/FSともあった。
 そのSPの方の話。

 振付け師デヴィッド・ウィルソン(David Wilson)が自ら滑りながら撮影した動画がある。ウィルソンのフェイスブックに、出来上がったあとのNHK杯の動画と共に掲載されている。

そして、それにそえられた言葉。

 ”what a treat it was to work with fantastic talent!”
   素晴らしい才能を扱う仕事は、なんと楽しみだったか!

◆振付け動画 
https://www.facebook.com/David-Wilson-Choreographer-1080816541949331/・・・こちらのトップページ左下に動画がある。ここからお借りする。

Daisuke Takahashi - In The Garden of Souls SP 2011/12practice vid - what a treat it was to work with fantastic talent!!!

Posted by David Wilson Choreographer on 2016年2月5日



 この演目は、SPの中でも人気が高い。高橋大輔から中近東風の音楽と言う依頼を受けて、デヴィッド・ウィルソンはいくつかの音源をつなげて、どこにも音源がない曲をつくって提案したものだ。
 大輔さんは、自分が選ぶと音楽が偏ってしまうので、振付師さんの感性から選ばれた曲でやることを好む。
「 FSの方はカメレンゴさんに選んでもらって苦手な分野で戸惑いもあった。」「SPの曲は最初からぴんときた。聞いた瞬間、これがいい!って言った」「ねっ、いいでしょ」とデビッドは喜び、この用意された曲でGO!となったわけだ。
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 のちにNHK杯の豊の部屋で、
樋口先生「デヴィッドが、やっとやっと高橋大輔が(振付に)来てくれた!って言っていた」
D「一週間ずっと笑っていて楽しかった。」
樋口「でも、ショートだけだって(残念がっていた)」

 ・・・という話しか聞いていなかった。
だが、その振付の一場面がこうして載せられている。




 おそらく何百もの振付をしていて、たくさんの振付け動画を撮ってきているのだろうが、ざっとFBをみたところ、いろいろな選手の試合動画やTV局や他人の撮影した動画はあっても振付け動画はないようだ。

  しかし、ファンにとっては振付け師のところにしかない貴重な映像である。

*TV映像の固定とは違って、本来のスケートのスピードがわかる!

*撮影者も滑っているので、現場の臨場感が凄い。

*Dさんのこの演技へ静かなるのめりこみと
     デヴィッド・ウィルソンの高揚したかけ声の対比がおもしろい。


 振付けのほんの一部ではあるが、まじかで振付現場を見させてもらっている感じがとてもお宝だ。
デヴィッド・ウィルソンは平板な曲の場合もあるが、こだわると徹底する。
 このVASのIn the Garden of Soulsもアクセントの利いた振付け、太鼓の音に完全にあわせ、躍動感にとんだ振付が魅力的だ。スケーティング技術の高い選手ほど彼の洗練された振付けが生かされる。高橋大輔もこの難しいプログラムを最初から滑りこなしていたのがこの動画からもうかがい知れる。

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by miriyun | 2016-02-07 09:46 | Comments(2)

星がこんなにきれいなのは

 AUDIO BOOK、Audibleで聴いた『星の王子さま』の世界のイメージを
撮りためた写真を添えてイメージングして楽しんでいる。(ときどき、ひとり言入り)

星の王子さまと星

夜になり星が輝き始めた。
ちび王子はいった。
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「これだけの星がこんな風にきれいなのは、
         見えてもない一本のバラのせいなんだ。」

家あれ星であれ砂漠であれ、

  その美しさをつくっているものは目には見えない


ここに見えているものは見せかけでしかない

この眠っているちび王子について僕が感動するのは
        一本のバラに対する彼の誠実さのせいなんだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
誠実さ・・・!
  そこに一つのテーマがある。

 読み手の彼のまわりにもいろいろな人が渦巻いていた。
ところが真摯でストイックなアスリートでありながら、温かさと誠実さをもつ人間であったために自然に周りを自分の側に引きこんでいった。
 歌子先生曰く、必要な時に必要な人を引いてきた。いや、惹いてきたのかもしれない。
自分らしさを貫くことで、次々と惹かれていく人が増え続けていたからこそのフィギュア男子の人気だったのだろうが、選手をやめてもそれは変わらない。日本の選手たちは仲が良くてうらやましいと言われるようになった世代をきづいた、国別対抗戦では、他国の優勝に対して紙吹雪を仲間に渡して率先して祝いに駆けつける高橋大輔がいた。だからこそ、人間力かなと・・。

 物語の中に、真実は見えないところにこそ・・・と言うのがある、。
思いをかけてこそ、たくさんのバラの中の唯一のバラになるんだということばがでてくる。

 大輔さんが選んだこの物語のテーマのひとつのように、大輔さんは、フィギュアのプログラムに思いをかけて進んできた。プログラムに対する誠実さも突出したもので練習でも思いを入れながらやってきた。以前に対談の中で練習で思いを入れ過ぎてずっとやっていたら自分が壊れちゃうようなことを言っていた。(女子ファンブックでの鈴木さんとの対談の中だったように思うが、正確な言葉として思い出せない)
 これほど打ち込むからこそのプログラムの深化だったのだろう。もともとの感受性と日々の練習から深める思い、これが世界のファンを動かした。

 いままた、高橋大輔はもがいている。あとになって急にフィギュアをやりたいと思っても身体が動くかと言うとそれほど甘いスポーツではない。だからアイスショーをやっていこうと決めた。
 でも競技ほどにストイックに打ち込めるかというと違うだろう。唯一、ラクリモーサを演じ終わった時の表情は久しぶりの充足感が見えたのが嬉しかったが・・。


 何に対して、あの競技の時のような思い入れをしていけばいいのか、
この朗読のように試行しはじめている。、
 まるでちび王子が、一輪のバラとのことに悩んで大事な自分の星をあとにして、いくつかの星をのぞいて、片端から質問をしていったように、キツネにいろいろ教わったように、答えを探し求める活動をしはじめている。

 思いをつぎ込める、
   そして自分にとって唯一と思える特別なものは何か、見極めるために・・・。

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by miriyun | 2016-02-06 14:35 | Comments(2)

砂漠ってきれいだな

            
飛行機が不時着して1週間、水の蓄えが尽きようとしていた。


「ぼくの友だちのキツネはさ、」
と星の王子が言うのを遮って、
「いいかい、おチビちゃんもうキツネの話をしている場合じゃないんだ。」
「なんで」
「かわきでしんじゃうからさ」
「死ぬにしたってね友だちがいたということはいいことだよ。ぼくはあのきつねという友だちがいてほんとうに良かったと思うよ」




--- このあと、井戸を探しに行こうと王子は促す。この広大な砂漠をと思ったが、二人は歩き始めた
----
そして、砂漠に疲れて座り込んだあと・・・。
c0067690_703040.jpg

「砂漠ってきれいだな」
チビ王子は言った。

ほんとうだった。ぼくはいつだって砂漠が大好きだった。



「砂漠が美しいのは、そのどこかに井戸が隠されているからだよ。」
僕は砂の輝きの理由を知って驚いた。

ーーーーーーーーーー
これまで字ズラだけ追っていたのかとおもうほど感じるものが違う。
「星の王子さま」って、こんな言葉から成り立っていたんだ。


珠玉の言葉が、冬の朝の空気のように入り込む。
爽やかさの中でもぴりっと鮮烈さも含んで心に入り込んでくる。

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by miriyun | 2016-02-05 07:02 | Comments(0)