タグ:高橋大輔・フィギュアスケート ( 317 ) タグの人気記事

LOTF(6)踊りまくる…高橋大輔

1.3階席から 
今回は3階からの俯瞰なので、奥行き感があり、奥に立つ人も良く見える。
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シェリル・バーグはやはり素晴らしいダンサーだった。
そして、2週間でアスリートをダンサーにするということを自信を持っていっている。

そして、3年もオファーをされ続けていた高橋大輔もそれに見事に答えた。

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舞台にもようやく慣れてきたところで終わってしまうのが寂しいと言っていた。
思い入れがあり、いい仲間が出来たから尚更なのだろう。

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観衆の盛り上がりが凄いので、どのキャストも全力を出し尽くしていたので晴れやか。


2.メリルのことば?

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どんな時もスマートで立つ姿も踊る姿も美しいメリルがこの時手を口に当てて何か叫んだようだ。
3階なのでまったく聞こえないが・・・、

この3秒後↓

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一瞬で3人の表情が変わった。
ぐっと心が動かされて、それを我慢しているようなダイスケ・シェリル・クリスティ

どんな言葉が発せられたのかはわからないが、あと残り1公演になって寂しがっていたので、メリルの言葉に感極まったような表情になったようだ。

3.LOTF Family 

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手を振るダンサーたちの後ろに、別の動きをしているのは?

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観客とステージの熱気に身を任せて踊っていたのはチャーリー・ホワイトと大輔だ。

このころから、会場の手拍子と熱気で、カーテンコールなのにダンス・ダンス・ダンスになっていった。
そして、まるでファミリーのようになったスケーターとダンサーが即興で踊りだした。
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ランディには抱え込まれよろけていたり
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アンソニーとライアンと共に踊り、

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ジェイムズの振りをしているうちにモーガンに誘われて踊りだした。

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ミシェルとは背中を合わせて踊っていた。

 そして、その間中、ジェイムズは観客をあおりつづけていた。笑顔が最高、ジェイムズ先生!

◆即興でやっていてもプロダンサーは手足の曲げ伸ばしがしゃきっとしていて美しいものだった。
                     
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by miriyun | 2016-07-11 05:28 | Comments(2)

LOTF(5)舞台あいさつGIF…高橋大輔

1.舞台挨拶 
 カーテンコールも終えてから休む暇もなく、すぐに舞台挨拶。
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2階の後方からなのだが、こんな風に奥行き感がわかりやすくて、演技も見やすい席だった。
ただ、表情を見るにはオペラグラスが必要だが・・。
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≪うろ覚えなので、要点だけ、正確な言葉ではないのでご容赦を≫

キャストの皆さんが,裏で「この会場は良い、この会場は良い」って言っています。
もうあと2公演で終わってしまう。
やっと慣れてきたところで終わってしまう。終わりたくない。
ダンスどうでしたか?


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まわりのダンサーが凄い人ばかりで、自分はたいへんなことばかりだったが、周りのみんなが教えてくれたり、自信を与えてくれた。
ダンスはこれからいろいろなダンスを習っていこうと決めた。何か役に立つかもしれない。
      (もちろん、もちろんですとも、スケートに生きるよ。もしかすると陸ダンスもまた機会があるかも)

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明日の2公演、ガチでガチで頑張るので、いや、ガチ×3くらい頑張るので皆さんもそれに返してください。よろしくお願いします。
(楽はきっとガチガチガチがオーディエンスの脳内を駆けめぐり、シナプスが活性化し、熱い心と拍手が一体となってシアターオーブをどうにかしてしまいそうだ)

2.あいさつの最後に 
 観客に向かって大好きですと。
そして小走りに走りながらさらに愛してます!と言う言葉を身体から弾き飛ばして去って行った。

連続撮影した写真でGIFをつくってみた。
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愛してます!
海外では、likeよりも一般的に使われることが多い言葉だ。
日本ではまだまだ言いにくい言葉だが、30歳の高橋大輔は使いこなそうとしているのか。
走らないと言えなさそうな様子が、微笑ましく、彼らしいね。
GIFは無音だから、脳内でセリフをのせて味わってみてください。

でも、舞台は「LOVE ON THE FLOOR」なのだから的を得た言葉でもあり、しかもファンとしてはうれしい言葉だ。


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by miriyun | 2016-07-08 23:18 | Comments(2)

LOTF(4)…高橋大輔

カーテンコール写真集7.7

 楽しい雰囲気伝わるといいな!

◆カーテンコールではダンサーが写真を撮っていいよという合図をくれる。
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この時はチャーリー!


◆メリルのパートナー
LOVE ON THE FLOORの演目の中で、とうとうメリルのパートナーとして踊った。

カーテンコールでは・・
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メリルと
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メリルと顔を見合わせ、・・・・顔がにやけとる? 

◆まなざし

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◆破顔一笑
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・・・最前列の織田君と鈴木明子さんに気付いた瞬間!

この日は無良君や小林君もきていた。歌子先生は前日高に見えている。スケーター関係者が続々とやってくる。
◆小林宏一さんインスタ
https://www.instagram.com/p/BHkEPOYgoXd/
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    ↑お借りします

◆織田君サイトにも写真あり
https://twitter.com/nobutaro1001/status/751044090616160256?lang=ja

◆メリルさんサイトに
チャーリーが毎晩、ダイスケを舞台のそでから見ていると、その後ろ姿をアップ。
https://twitter.com/meryl_davis?lang=ja

チャーリー、メリル・・・あなたたちこそすごい人なのに、日本と大輔を好きで発信してくれている。ありがとう!!

◆充実感があふれて、そして、いつものごとくみんな笑顔で素敵な舞台でした。

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by miriyun | 2016-07-07 23:57 | Comments(0)

LOTF(3)…高橋大輔

Love on the Floor7.3. 

前半最後の公演から写真集
シェリル・バーグが6年前から温めて、3年前からDTにオファーを出し続けてようやく、日本での初演が今年行われたわけだが、前半最後の日にはアソシエィト・ディレクターのジェリ・スロッターとポール・モレンテもカーテンコールのステージ上に登った。
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ディレクター・振付師・ダンサーが実に良いチームになっている。
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主演シェリル・バーグの次に名前を置かれて、最初あまりにも重い役割にLAでは緊張していたが、

いまや・・
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堂々たる演者としてステージに。

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ダンサーが400人のオーディションの中から選抜された通って、これまで見たことがないほど高い技術と、感情表現が出せるダンサー、つまり凄いプロダンサーばかりで、
左端のジェイムズ・チュアイレヴァ先生はダンサーであり、コリオグラファーでもあるので、高橋のダンスの振付けも担当していた。かれは映画やTVのダンス番組・CM出演・多くのアーティストとの共演をしており、マイケル・ジャクソンの最後のツアーメンバーにもなっていた。
左から2番目はジャスティン・デ・ヴェラはバレエからタップやヒップホップまでこなし、ぶりとにー・スピアーズのワールドツアーの中心ダンサーとして帯同している。クールな印象だが、このころから笑顔が目立ってきた。
3番目はアンソニー・ウェストレイク ヒップホップやコンテンポラリーなど幅広く学び、アーティストのミュージックビデオなどにプリンシパルとして参加している。
4番目はニコ・グリーサム FOXテレビのダンス番組やミュージカル映画などに出演。俳優としても活動している。激しい踊りもやわらかい踊りもコミカルさもだせている。

 いずれも底力のあるダンサーが山ほどいるアメリカで成功を収めていて演技もできるプロダンサーである。見ているうちにダンスと表情に個性があり、それを感じられるのも楽しい。

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そんな中で、負けない輝きを持つなんてことはこの人でなくてはできない。

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練習の最初にはリフトをするのもあっていない状態で、困っていた様子だったが、もう、息はピッタリ。

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スッと差し出す手と目線。
  常に目線が決まっている。

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by miriyun | 2016-07-06 20:37 | Comments(0)

LOTF(2)台上のDai 「実験」・・・高橋大輔

台のり演目はすでに完成の域
前半最終の公演に行ってきた。LOVE ON THE FLOORの13公演の5公演目にあたり、明日1日だけ休演になる。
ぐいぐい上がる熱気のなかで、心地よくその熱気に身を任せて楽しめた。


そして楽しみにしていた場面にいよいよ入る。

 演目の題名は「実験」

場面転換で舞台の一番奥に置かれた白い箱の上に立つ。最初から白い衣装で「愛」の精神世界を繋いでいく語り部であるが、曲想によって白でも衣装が変わっていく

早い場面転換が行われている公演だが、このとき台の上にスタンバイしてから音楽が始まるまでが長い。
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写真はS-1の画面からおかりする

この2000席の劇場のすべての視線を一人で受けながら(スケートではいつもそうだったが)、
並みの人ならおぞけをふるってしまいそうな劇場中の視線の凝視の中、大輔さんはすでに魂がはいりこんでいる。前回オススメの双眼鏡必須場面だ。

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Dさんが十代の頃、フィギュアではウェイトトレーニングでただ筋肉をつけてしまうのではなく必要な筋肉を鍛えるようなことを言っていた。確かに筋骨隆々では衣裳も合わなくなってしまうだろう。

ノースリーブになって上腕までの筋肉と均整のとれた身体が、じっと佇む。音楽が始まるとともに会場のあちこちをかけめぐるダンサーズ。
手首の返しだけでダンサーズを操り始め、音とともに支配力を強めていく。


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高橋大輔の眼光と精神力から放たれるパワーが彼の存在をこれだけのダンサーズの中で際立たせる。

誰でもできるものではない。
高橋大輔だから出来ることだった。


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分かっていたつもりでいても
さらに上にいくその魂の入り込んだ演技なのだ。
他のダンスはまだ千秋楽まで進化していく余地があると思うし、誰よりも本人が常に進化を求め続けないではいられない理想の高さを持った人だ。
だが、この台乗りのダンスについてはもうこれ以上無い迫力を感じさせらてしまっている。実際、双眼鏡で高橋大輔の気が入った目を見て、いつもは声を出せない自分が思わず声をあげてしまう迫力だった。

これからTV放映もあるはずで、確かに 映像はありがたいが、映像ではわからない凄味が舞台にはある。
ぜひまだの方は舞台をご覧あれ!


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by miriyun | 2016-07-04 15:29 | Comments(2)

圧巻LOTF初日・・・高橋大輔

1.高橋大輔 メリチャリ クリスティン 8ダンサーズ&シェリル・バーグ一人残らず素晴らしい!
6月30日、渋谷駅前のシアターオーブでLove on the Floor開幕。これを心待ちに、6月の睡眠不足出張月間を乗り越えてきた。
いやはや、こちらが想像した以上に魅せるのは、高橋大輔のお約束のようなものだが、さらに上回っていて圧巻。

シェリルが6年間あたためてきた企画というのが、心の底から納得できた。様々な愛の形をそれぞれのダンサーが圧倒的なパッションで踊りきる。ダンスもテーマを持って振付け師とダンサーと演出家とが一体となるとこんなにも表現できるものか。

2、どやル高橋大輔

3年前からずっとオファーを受け続け、今年参加を決めたこの舞台。普段は何事も練習し真摯に臨むのは当たり前ということで挑戦という言葉は使わない高橋大輔が自らに課した挑戦。
その挑戦は、TVで放映された苦悩の部分をここの部分かと聴衆に認知させながら、あれがこんな風に進化するのかといつものごとくあっけに取られる。ー

語り部としての役割があるので出番が多い。いろいろなダンスをいろいろなパートナーと踊る場面がある。
メリルとも踊ったのは、感慨深い。

◆お立ち台に乗り、語り部がダンサーたちを動かすかのように、ビートの聞いた音に乗り踊るところ。
白衣装で腕を剥き出しにして白サスペンダーつきで体操選手のようないでたちだ。
絞りに絞った身体で、
スケートのときと同じレベルまで鍛え上げた筋肉が美しく躍動する!

ビートに合わせてほとばしるパワーとパッション。

そして、そして・・・、

ダンスといえど、高橋大輔のスケートにおけるショートサイド全面を唸らせ、ロングサイドを滑りながら観客をなぎ倒していく眼力を忘れちゃいけない。

舞台の一番奥にしつらえた台の上で踊る。このときだけスケート愛用の双眼鏡を取り出した。レンズの中の円の中に浮び出たのはダンサーを統べるという役割を十分に理解した高橋大輔のとびっきりのドヤ顔であった。

舞台奥の狭い台という制限された場で、目の強い光と全身からほとばしるパッッションで会場を熱気の渦に持っていく。あれだけのプロフェッショナルなダンサーたちの間にあって 、重厚な存在感を示したのは流石だった。

 ◆◆今日のワンポイント◆◆
  お立ち台輔には全体像+双眼鏡!!!


3.カーテンコールと初日舞台挨拶

カーテンコール!(注意:写真はもちろん不可。ただしHPにカーテンコールは写真撮影可との記載)
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「あさチャン」のアナウンサーが出てきてトーク。
ダンスの熱気浮かされたか、アナの語りも熱い。

そうしているうちに、高橋大輔登場!

登場から、素の大輔で先ほどまでの熱気を帯びながらも、ど〜も!といつもの飾らない姿で!
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早速、自分には辛口のところも言いながらも、これだけの舞台を全力でこなした爽快感が見えた。
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シェリルさんも夢を成し遂げ、ダンサーとしての力だけでなくプロデュースの力を見せてくれた。
もちろん高橋大輔は天性のダンサーだった。

何よりも、やり遂げた充足感が伝わるとともに、
これから進化していくよというメッセージを自ら発信できるほど充実しているのだということが嬉しい。
LAでの練習の時の様子は、突然の振付けに戸惑い、慣れないダンスのフロア・テクニックがひざを痛めないかと心配になったりしながらも、それでもきっとダンスは大成功するの違いないと思ってきた。

 それだけのガッツがあり、ひとたび覚えれば、自分で深めるだけとさらりと言える自信がある。
その深化については初日から千秋楽まで彼の中で模索し、高め、深めていくに違いないし、それを知っているから尚更リピーターとなって見に行きたくなるのだ。

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by miriyun | 2016-07-01 07:03 | Comments(0)

来期はスケートメイン…高橋大輔

1.嬉しい言葉  
読売新聞のon line記事で、3回にわたって、高橋大輔の記事が出ていた。
読売On Line 大手小町
◆高橋大輔の挑戦(上) 「僕が一番」気持ちは変わらない
◆高橋大輔の挑戦(中) ダンサーデビュー、「いい経験に」
◆高橋大輔の挑戦(下) リオ五輪キャスター「自分らしく」

 ロングインタビューで語られた言葉は、それぞれに高橋大輔さんらしい、自分を飾ることが一切ない、素のままの心と姿勢があらわされていた。
 そもそもこの人は、自分の都合が悪いことは隠しておこうとか、少しでもえらく見えるようにしようなどという発想自体がない。そしてたくさんのファンは彼の言葉が素の言葉と知っているから、ストンと入ってくる。そうしたファンに向けて語ってくれているかのようなトークやインタビューや自らの執筆があるのがうれしい。
 
 今後について語る中で、今年はたくさんの挑戦で幅を広げていくと述べ、そう決心したからこそのこれまでの活動なのだろう。今回のレポートの中の言葉で嬉しかったのは、次の言葉、
「今年は、ダンス、キャスター、スケートの三つ。ダンスとリオ五輪は今年中に終えますから、来シーズンは、もう少し、スケートのほうに目を向けて仕事をしていこうと。いまは、新しいことに集中している部分があるんですけど、このままだと、自分のスケート技術も下がってしまうので。2年後はともかく、来シーズンはスケートをメインに考えて集中していくような生活をおくりたいと思っています・・・」という。

ファン待望の言葉がでた。

 twitterで、大輔さんのその時その時への周囲の思いを大輔さんの姿や擬人化されたスケート靴さんに思いを載せて素晴らしいオリジナルの絵を書かれている方がいらっしゃる。楽しみに見させていただいているのだが、今回のスケート靴の絵を見て、私も、「ヨッシャーッ!!!! 」になった。
 いや~、大輔さん事情を、エモーショナルな一コマにあらわすことができる。絵が上手いという方はたくさんいても、その状況の掴みが一瞬ででき、それを絵で表すことが出来るのは天賦の才と愛を持った方だけだ。・・・すごい!ありがたい!

 大輔さんの進みたい道を探すのをじゃましないように、ただただ見守る体勢に入って、スケートとは言わずに留学中もあえて黙してきたファンが多かったはずだ。きっと、その方たちも今回のインタビューを読んで嬉しかっただろうし、スケート靴(靴子ちゃん)に託された言葉に頷いた方もたくさんおられることだろう。

 それにしても、高橋大輔という人そのものが特異な人であり、その人を通じて、共感したり分かち合ったりしているうちに、全国に散らばるファンがご親族状態になっているのが、おもしろい。ほとんど顔を合わせたわけでもないのに繋がっていくと感じている。(よろしくです~!)


2.高橋大輔は演技への深化が半端ではない 
 高橋大輔という人は一つの作品にするという気持ちが一貫しているので、振り付けされた形通りに出来上がったところで終わりではなくて、公演で観客に見せていく中で、日ごとに深めていく。
 それがわかってしまった。最初のころの自分は同じ演目なら一回見ればもう充分と思っていた。
何回も見に行く人がいるのは何故だろうと思っていた。しかし、年数を重ねてみている間にどっぷり沼にはまっている自分に気づく。

 こと高橋大輔については観客の前で演ずることで、プログラムの深化が始まり、もっともっと見たくなるのだ。初日!初めて披露される演目の最初の姿を目におさめたい。初日の姿は翌日には変わってしまっていたりするの。初日に見ていないと元の姿を知りたくても。そして中日でもすでに変化しているのを見逃したくない。最終日はもちろんその変化の結末を見届けたい。

◆以前、ランビエールに振付けてもらった『アメリ』、その変化たるやすごかった。
初めて見たとき、『アメリ』の音楽にのる高橋の身体を借りたランビエールがいた。ところが、その公演の次にはそれほどでもなくなり、楽公演ではもうすっかり性別も年齢も人種も関係ない人間そのものがいた、いや人間でなかったかもしれない。その高橋の存在感に観客が吸い込まれそうだった。
  2010.06 アメリ
◆今年、SOI大阪公演で初披露になった『ライラック・ワイン』。『高橋大輔 in トロント』で、ジェフリー・バトルが振付けた様子が特集番組になっていた。大阪公演は見に行かれない自分は、大阪公演初演を見た方たちによるtwitterの第一声をその日の仕事帰りに見た。今でも明瞭に覚えている言葉がある。

 「ジェフジェフしい!」

新しい形容詞だが、ファンにはわかった!
ジェフリー・バトルという個性あるスケーターの特色が目立ってどうしてもジェフリーを思い出して仕方がない。

そういう状態だったのだ。自分はアメリのことを思い出し、そのジェフジェフしさが、その後どうなるのか非常に興味を持って待っていた。

次の日の公演から楽日にかけて、ただちに「ジェフジェフしさはそれほど見えなくなっているよ」
      「ほとんどわからない」
   さらに名古屋公演になると、「ジェフは、もう見えなかった」「ライラック色の衣装がゆるいそうだ」
となっていたのだ。

東京公演になって初めて自分も見に行くが、黒い衣装のライラック・ワインは精悍さが増していたが、こなれ具合はこれから。それが楽日になると更になめらかで抒情的で心が掴まれ、観客もしーんとして惹きこまれるようになっていた。それがプリンスアイスワールドの八戸・大分公演へと進むほどに、美しさと、惹きこまれ感、そして完成度の高さに言葉もないほどになったという。そんな深化を遂げていた。

 それがスイスのアイス・レジェンド出演や各種キャスターやらインタビューに解説・NY/トロント密着取材・対談・家庭画報・スケート雑誌・新聞・ダンス誌インタビューなどの間にも確実に進んでいくのだ。
 それでも、彼にとってこのスケート状態は直前練習でやっているだけという表現になってしまう。

 その彼が来年はスケートを中心にやっていくとのことだから、その先を想像して楽しみでならない。


3.直近の楽しみ

① 今夜
 まず第一に、2週間後にせまってきた渋谷のシアターオーブ、「Love on the Floor」の公演。
もう衣装もできて、リハーサルが行われたのだろう。さらにこれから詰めていくのか、上気した大輔さんの顔が予告にあった。今夜のCS放送のTBS2チャンネルでの『高橋大輔 in LA』でその様子がわかるだろう、その撮影から、更に日々進化して、公演中も決して同じではなく深めていくのであろうと思うと、ひたすら楽しみだ。

6/19(日)CS放送のTBS1チャンネルでの『高橋大輔in LA~舞台直前リハーサル独占密着!ダンスへの新たなる挑戦~』 21:00~22:00

7/15(金)TBS1チャンネルでの『高橋大輔in LA 完全版』 午後11:00〜深夜1:00

② 明日、6月20日(月)
『「KISS & CRY~氷上の美しき勇者たち 別冊 Dance! Dance!! Dance!!!2016~真夏の舞」ダンス・ダンス・ダンス』が発刊される。
表紙はマンボで、目次は↓
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この人は演技でバラを持つことも、背中に大きなバラの衣装を着るのも決まる人だなと思っていたが、通常の状態で一輪の薔薇を持たされての照れもちょっと含んでいる。
  ≪追記≫編集部のFBによると、このバラは「サムライ」という品種。
      バラを一輪持たされての撮影に、思った通り、「はずかし~!」という反応だったそうだ。
      
  
ラクリモーサ・ライラックワイン・マンボが一挙に多数の写真で紹介される。
目次にあるページ数に注目

・ラクリモーサは、クリスマスオンアイス2015初演で高い評価を得たシェーリーン・ボーンの振付けのコンテンポラリーのようでもあるが、衣装がよく考えられており秀逸。ランビエール主催のアイス・レジェンドでも演じられた演目。あのよく考えられた衣装は高橋大輔らしい。ローマの剣士のような腰の布、質感の異なる布を複数組み合わせて、透け感や強さ・繊細さが動きと共に浮き出てくる。見れば見るほど新しい発見があるプログラムで飽きることがない惹きこまれプログラム。しばらく寝かせて、アイスレジェンドで演じたときにはバックしながら進むときに背中と腕と頭が波のようにしなっていて、そこも前のXmas on Iceから進化した表現になっていた。
・ライラックワインはどの場面を切り取っているのか、写真としてどこまであの演目の雰囲気を出せるのか楽しみだ。
・ランビエールはじめ、みんなが大輔のマンボと呼び、盛り上がったマンボ

これらが特集されるので、明日が待ち遠しい。
また、雑誌は今回のKISS&CRYのように、内容によって題名から分けていくのが、購読層のニーズにあっていて望ましいと思った。

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by miriyun | 2016-06-19 16:59 | Comments(2)

目に光…高橋大輔

1.充実・・・再始動
 アメリカ語学留学で、スケートから離れるか、本当にスケートが好きなのか、根底から考えないではいられない高橋大輔がNY生活を経て戻ってきた。1年前、歌子先生には場合によっては当分戻ってこないかもしれないとまで言い置いてNYにわたる。2パーセントぐらいしかモチベーションが残っていなかったと後に知る。実際スケート靴を日本においての数か月を過ごしている。ほとんどの仕事の誘いも断りながら、思いっきりよくNYでの生活をして、そこでの人とのかかわりの中で、自分を立て直していった。

 NYは夢を持った人たちががむしゃらにその夢を達成し、自分の表現する場を得ようとしてものすごいエネルギーで動き回るところととらえた。すると、自分はすでに輝くことが出来る場所があるのに、迷って夢を求めていることに違和感を覚え、切り替えていった。その結果としてのクリスマス・オンアイス以後、スターズオンアイス・アイス・レジェンド、プリンスアイスワールドと出演。スケートの世界に戻ってきてくれたという実感がある。

 そして、最近では、スケートを基軸としてやっていくと明言し、アイスショーに出るのはもちろん、これまでやったことのない朗読の仕事からスタートし、ニュースキャスターやプロジェクションマッピング・キャスター・選手権でのゲスト解説・五輪キャスターとインタビューなどぎこちないなと思いつつ、見えないところでの努力の積み重ねで、そのすべてが実りあるもの、将来の表現の世界に確実につながっていくものとして彼の視野に入っているようだ。


2.『Love on the Floor』 
 昨年のNYとはうって変わって、2016年はスケジュールびっしりで世界と日本を一週間単位で動く高橋大輔になっていた。
 そして現在は現役時代から、オファーを受け続けていて、やんわりと断ってきたという、ダンスに本気で取り組んでいる。
 6月30日~7月9日まで、渋谷のシアターオーブでの『Love on the Floor』の公演でダンサー:高橋大輔の第一歩が記される。

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身体はアイスレジェンドから絞っていて動きにキレがある。
    目は輝き、時にドやる。
       いい傾向だ。こういう目をした時にこそ、彼はいい演技をする。日ごとに活気づく姿が写真として配信されている。
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◆TBS 高橋大輔 in LAが6月19日放映されるがその前に紹介動画を
https://www.youtube.com/watch?v=YLiXWyxguwA&sns=tw&app=desktop

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◆紹介記事
http://www.jiji.com/jc/article?k=000000265.000012949&g=prt
インタビュー記事も次々と新聞と雑誌に上がってきている。日々、たくさんの情報を追い切れないほどに今活発に動いている。ロサンゼルスにいるのかと思えば、神戸、そして今日は大分に到着してすぐいこどもたちへのスケート教室参加、明日・明後日はプリンスアイスワールド大分である。その次はまたLAか?

 多忙であるが、そういう多忙さの中、選手時代から、忙しい練習の合間を縫って、記者への対応も丁寧にするし、世話になった人への挨拶、スポンサーへの対応、バレエも習いつつ、ファンサービスやトークショーも行い、本も書き・・・、そう、それだけこなしてきた人なので、この忙しい生活になっていてもon,offのある今の生活の方が楽しいと言っている。

 ダンスをいつかやってみたいという夢もかない、練習写真が出るたびに目に強さがましてきている点を見て、高橋大輔の充実ぶりが想像され、嬉しくなってきた。かれは、このテーマとストーリー性を持った今回のダンス公演を経験することが、エンタ―ティナーとしてこれからの新しいアイスショーを考えていくのにきっとプラスになっていくと考えている。
 そう、彼は何事にも真摯なだけでなく、経験を必ず次へのステップアップにつなげていく人だった。
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こんな日々変化していく高橋大輔を見るとたまらない。
     チケット、またぽちりとしたくなってしまうだろう・・・(〃⌒∇⌒)ゞ

続々と入ってくる練習風景
 
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あれ~!?
 外国の方だと、さらっと組んだりリフトしたり・・・、
   真央さんのときなど日本女子のときは照れていたけどね~。

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by miriyun | 2016-06-11 04:05 | Comments(2)

スイスに出演、アイス・レジェンド(1)・・・高橋大輔

 スイスのフィギュアスケーター、ステファン・ランビエールが長い間のフィギュアへの愛と理想を込めて構想をまとめ、2016年4月22日(現地)のショーに、アート表現ができる世界の超一流のアーティストを集めた。アイスショーを単なるエキシビションの羅列ではない、作品としてのストーリー性のあるものとして計画したのだ。

 いろいろ見てきているし、情報もいただいているのだが、自分の不調から全く発信していなかった。でも明日の普通ならスイスまで航空機に乗っていかなければ見ることの叶わない夢のショーがNHKさんのおかげで、日本で見られる。これはツイッターなどを見ていない方にもお知らせしなくてはと思い立った。
フロレンティナさんhttps://www.instagram.com/p/BEg8zYgOJKX/?taken-by=florentina_toneの写真をお借りする。
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 ピアノの演奏を主に、ストーリーが演じられていくがその途中で、ランビエールとの滑りも。
この衣装って、もしかして・・・!?   ヽ(;▽;)ノ



1.NHKBS1で「アイスレジェンド」 

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http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=05282

 4月24日(日)19:00〜20:50   BS1

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 日本を代表するスケーター、浅田真央選手と髙橋大輔さんがスイスで行われるアイスショー「アイスレジェンド」に出演します。このショーは、トリノ五輪の銀メダリスト・ランビエールさんが主催しており、世界中からトップスケーターを招待。
 2人も招待され、初めてスイスの地で共演をします。浅田選手は今シーズンのフリーで演じた蝶々夫人を、髙橋さんは、情熱的な振付で伝説のナンバーとなっている「マンボ」を披露。
 その他、コストナーやクーリック、ジュベール、バーチュー&モイアーといった豪華キャストが登場します。( NHKBS1の告知より引用)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
2.シェイリーン振付の動と静のプログラム

アイス・レジェンドのプログラム
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これから見ると、ゲストは各1つのプログラムで、真央さんは「マダムバタフライ」だ。
高橋大輔は2曲で、1部で「ラクリモーサ」、2部のオオトリで「マンボ」を演じ、更にフィナーレではマンボを基軸に全員で踊るという。
 普通なら、座長であるランビエールが最後に踊るものだが、アーティスティックで、ストーリーを大切にするランビエールならではの人選と配置で臨む。

 ランビエールは本当にフィギュアを愛し、そして人を本質で見つめる人だと思う。

 大輔さんは日本でSOIがあり、その直後であったために、現地入りが最後であったというが、
ランビエール曰く、
 何回かやってみるだけで、すぐに曲を掴み、エモーショナルに演じはじめるのは高橋大輔の凄いところだ。
というようなことを言っていた。(正確な言葉のメモがどこかに行ってしまったので、記憶の範囲であいまいですいません・・。)

 また、
    激しいリズムとステップで会場を巻き込むマンボと、
    荘重な音の中で、魂のうごめくのが感じられるラクリモーサ、

 
この二作品ともシェイリーンが振付したもの。
 同じ振付師で同じ演者にによって演じ分けられるのを1つのショーの中で見られる。
   そのふり幅の大きさを感ずるのもなんという楽しみか・・。


3.swissinfoにアイスレジェンドの練習及びインタビュー動画
 スイスから世界10カ国語で伝えられるswissinfoは、ありがたいことに日本語もその10カ国語のうちに入っている。
 そこにスイスの誇るランビエールが思いを込めてたアイス・レジェンドの練習・インタビュー動画も上がってきている。埋め込み用で用意されていたので、お借りする。
 アイスレジェンド2016 高橋大輔ランビエールと共演


 スイスのステファン・ランビエールが演出する「アイスレジェンド2016」に出演するため20日夜、ジュネーブ入りした高橋大輔さん。「ステファンとは競技を一緒に戦ってきた戦友。プロとして彼が作るストーリー性の高いショーに出演できてうれしい」と語る。本番30時間前、出演者のアドレナリンがあふれるリハーサルのあいまに、インタビューした。(インタビュー・里信邦子 撮影・Vania Aillon 編集・Vania Aillon&里信邦子 制作・スイスインフォ)
記者会見が行われた21日、さわやかな笑顔でリンクに現れた大輔さんは、すぐにイタリア人の記者につかまり矢継ぎ早の質問を受けた。イタリアに「大輔ファン」がたくさんいるからだという。

 その後すぐに、振付家サロメ・ブルナーが「ここはこうターンして」と言いながら一緒に滑り5分ほどの指導をすると、それでもう全てを飲み込んだのか、ランビエールがさっと氷上に現れたと思うと、2人でもう滑っている。ラヴェルの曲に乗って、一緒に高く舞い上がったジャンプは圧巻。

 この2人が踊るシーンは、第1幕の「愛」をテーマにした3部作の3番目。イタリアのスケーター、カロリーナ・コストナー演じる女性がランビエールの演じる男性に恋焦がれるが、男性は「愛の狩人」のようにさまざまな男女に言い寄っていき、カロリーナを苦しめる。その「軽い浮気の相手」が大輔さんの役だ。
 こうしたストーリー性の高いショーについて、「遠い将来、自分でもやってみたい」と言う大輔さん。しばらくは、ダンスなど色々なことにチャレンジしながら、それらをスケートに生かし、「スケートを一生の仕事にする」と、きっぱりと言い切った。(インタビュー・里信邦子さん)


ステファンからは日本から参加の高橋大輔・浅田真央と3ショットが。
こういう時は必ずお茶目に。そして濃い!
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すでに、現地で始まったので、観客の方の撮影写真や動画のリンク・・・ありがたいです。
◆写真 https://www.instagram.com/p/BEhMfdiM2Nb/

◆動画
https://www.instagram.com/p/BEhZPBCM2Bg/

 この動画、位置が高いところからの観客動画であるために、すごく会場の様子がわかる。
マンボにノリノリの楽しさがわかる。

~~~~~~~~~~
 こうして海外のショーの様子が伝わると、
高橋大輔は日本では考えられないくらい世界での評価が高いんだと感じさせられる。
今後は日本にあって海外に行くとしても長期ではないという。スケートを軸に、活動し、苦手な分野であるキャスターや好きな陸ダンスも含めて挑戦してみたいという大輔さん。でもスケートが軸と言ってくれてよかった。
 スケートをやって、そのあとのオフが楽しいと言ってくれた。身体の動く限りスケートをしていくとも・・・、
それはそれはうれしいことだ。


 長光歌子先生が練習場面にいる。
   スイスから高橋大輔の本気度が伝わってくる。
              
 日曜日NHKBS1、世界の高橋大輔が見られる。
   副音声にすれば集中して演技にも入り込める(とくにラクリモーサ)

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by miriyun | 2016-04-23 12:15 | Comments(0)

高橋大輔×プロジェクションマッピング

1.スケートとプロジェクションマッピングのコラボの難しさ   
 先日のTV放映で、紹介された高橋大輔のスケートとプロジェクションマッピングのコラボについて、自分の記憶のためにもまとめてみる。

①短い準備期間
 プロジェクションマッピングとのコラボの話は2月8日、話を受けて、プロジェクトの手順を打ち合わせて2週間後、深夜のスケートリンクを借りて宮本賢二先生とスケートを組み立てていく。そのスケートの軌道を受け取った絵師の神田さおりさんが軌道に沿ってイメージ画を描き、その原画をもとにプロジェクション・マッピング会社PMAJの石多さんチームのみなさんが綿密にマッピングしていく。残された時間はわずかで、その原画から動きをつけた動画を作成していく。寝る間もない作業になったとのことだ。

 そして撮影されたのは3月2日。
この仕事を受けてから23日目だった。その間の打ち合わせや各部署の動き、それがうまく連動しないと番組の放映に間に合わない。3月2日に撮影でそのあとは日本TV側の編集作業があるのだから、余裕はまったくない。その間に、高橋大輔は選曲・テーマ・衣装の準備をして、プロジェクションマッピングのできるまでに練習をする。

②映像上で練習できるのか?
 マッピングがいつもリンクに投影してあって、幾日でもそこで練習できるのか。
そうであったら、あれだけの音感と動きの中での研ぎ澄まされた感覚を持つ人なので、光の動きに合わせることさえもしてしまうだろう。

 ところが、それはできないのだ!

機器を多数使うプロジェクトって、機器と多数の人員、そしてリンクの連続した占有が必要なのだ。
(自分でも、ずっと以前に演劇と映像のコラボとかいくつかのちょっとした映像に関わったこともある。砂粒ほどに小さな仕事であったが、それでも機器を使うアートがいかに時間と労力と費用がかかるかだけはわかる。)

 マッピングは投影する映像のクオリティと被写体の広さとで費用が大きく変わってくる。
撮影リンクは銀河アリーナ。60m×30mのフルリンク。とんでもない広さである。そこにこれだけくっきりした映像を映し出すのにいったい何台のプロジェクターを使ったことだろう。

 普通ならフィギュアスケートの練習はリンクを借り、曲さえ持っていれば毎日練習できる。しかし、夜中にリンクを借りて、フルリンクに映写してやるなどというのは何度もやれることではなく、おそらくマッピングテストと撮影日など限られていたことだろう。

③光の動きの先をゆく難しさよ!! 
 3分間のSP並の作品なので、1日にそう何度もやれるわけではない。
 ふつう、3分間の新プログラムを滑るというのはその要素をこなし、音楽に合わせるだけでも大変なのだが、今回はマッピングの映像からずれないようにということも意識しなければならない。

 進む光のラインを追って滑るのなら高橋大輔ほどのスケーターには容易なことだろう。
ところが、こんなに光や色が氾濫する中で、光のラインのちょっと前を滑らなくてはならないのが、とくに難しかっただろう。
 今回の作品では。光の動きの先をゆく滑りをしなければならないのだ。
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 事前に、テンションが上がるとスピードを出し過ぎてしまうと言っていたが、それを気にしてスピードを抑えたところは光が先行してしまう。そのあと、あの一気に加速してその光の先へと滑って行ったが、やはり位置取りに苦労しているのがわかる。
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 映像が3分間目いっぱいに動き回る。
   スケーターは音楽に合わせつつ一つのスケート作品を滑る。     

 大輔さん、マーニーの撮影で経験があるから自分で作品のイメージを作り上げる助けにもなっただろう。
それにしても、今回のはリンクは広いし、 動きが速い!そして色が鮮やかで目がクラクラしそうだし、自分がどの位置にいるのかなんておそらくわからない。実際、手にiPhoneをもって確認しながら練習していた。
スケートの技術を駆使したステップやジャンプ・スピンとこなしながら、動くものどうしの中で、先を行く滑りをするのは難しい。
   いや~、難しすぎるだろう!  


④スタッフ70名、カメラ8台他集結した撮影日
 プロジェクションマッピングチームのでリンクへの映像の投影、
     日本TV側の撮影チームの撮影
        どれだけの機器がリンク脇に並ぶことか・・。
  『極限アート20選』の中で、紹介していたのはこの日集まったスタッフは70名、8台のカメラを駆使したという。これにマッピングチームの何台ものPCやプロジェクター・音響機器、そしておそら裏にはコードの山が加わる。これだけのプロジェクトを1日に結集してやる場面を想像するだけでトリハダものである。

 高橋チーム、マッピングチーム、神田さおりさん、TV局チームが一つになってアートをつくった。

 この日にかけるしかない厳しい状況のなか、高橋大輔は「決める!」と声にだし、実際やり遂げた。だって、彼は挑戦する人。宮本先生がふだんから、「ちょっと難しいことを入れて刺激するプログラムにしなければならないので振付ける方も緊張する。」とおっしゃっている。そして、高橋大輔は「難しい!」と言いつつ、何度もこけながら、しかし生き生きと練習する。そんな姿をいつも見てきたので、新たな挑戦が難しいことであるほどに静かに燃えていくのがわかる。

 PMAJの石多さんにとっても、生身の人間の動きともマッピングという挑戦、神田さんにとっても高橋大輔のスケートと連動する花の動きをイメージして描き、その原画を石多さんに渡してPCテクニックで動きのあるものにしてもらうという新しい試み、そして困難な滑りに挑戦した高橋大輔、それぞれの挑戦を一つに融合するTVクルー。
 それぞれにとって挑戦であり、それだけに現場は熱気がこもり、そして高橋大輔の滑りでこのプロジェクトが完結したとき、かかわった各関係者から感嘆の声がSNSを通じて発信されたのだった。
 その後、編集作業を経て、3月15日に放映された。


2.ステップの軌跡が、いのちの花を咲かせていく 

最初映し出した額縁の中での絵画がスケートによって描かれていく。
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このスプリット・ジャンプをきっかけに、額が銀の色を砕けさせて散っていく。


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これで、額縁という枠を一気にとびぬけフルリンク映像になる。

広いリンクがすべて花で埋め尽くされる。

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スピンをすると花びらがそのスピンのまわりに舞う。美しい場面だ。

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 常々、どの一瞬も美しいといわれる高橋大輔だが、アイスショーで、ライトを浴びたときの影もよく注目されている。どの場面でも体幹がしっかりして、危ういほどブレードを傾けながらもギリギリのところでバランスをとっている姿は写真家の絶好の被写体であり、影もその中に含まれる。

 あまりにも大きなリンクサイズの絵の中で、伸びる影が効果的だ。


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 高橋大輔のスケートへの情熱と花の絵のエネルギーが交錯し高め合う中で、
そのエネルギーがいったん鳥の翼に凝縮され、次に発散される。
ここの演出は、神田さんの鳥の発想と、ここで羽根が舞い、場面転換にしていくマッピングチームの仕事が秀逸だ。もちろん大輔さんが翼のかなめに位置どっていることが大事。

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滑りに合わせてあらわれてくる花はまるで花冠のようだ。

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 ノービスのスケーターとのコラボもよかった。この演出でとてもやさしさ・いとおしさがでていた。

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 (以上、画像は動画からのキャプチャなので画質が粗いが、実際は氷の透明感もあって震えそうに美しい)

 これまでも光を使って、若干のプロジェクション・マッピング状のものはフィギュアスケートでもエキシビジョンのオープニングなどに使われてきた。だが、今回のようにフルリンクを使ってのコラボした一つの作品としては初めての試みだろう。


動画 高橋大輔×プロジェクトマッピング
   動画主様、感謝です、とっても感謝です!
   動画はこちら

 いつもと変わらず、ステップの一部である構えのないジャンプに最初から最後までなめらかな滑りは極上。指先まで神経がいきとどき表情も付けていて、最後のポーズの時の笑顔はさすがだ。美しさはもちろんだが、更に心にあたたかいものが残った。

 映像としては高橋大輔にピントが合わせ切れていないのが残念だった(マーニーは、監督が自分の描いたマーニーでなく高橋さんを中心にきれいに撮ってと撮影隊に指示を出していたそうで、見事な映像になっていた)。やはり、映像というものは何を的にするのか絞らなくてはいけない。また、せっかく振付に、額縁を出現させるきっかけとなるボーリングのように右腕を前に押し出す動きがあったのだが、演出としてかもしれないがスポットライトが暗くてよく見えないなど、照明も難しかったようだ。

 でも、このフルリンクサイズの映像は、やはりど迫力。
まだまだ使わなかった貴重映像があったなら、是非見てみたい。
(日テレさん、フル映像+制作過程でDVD発売してくれたら買いますよ!)


3.このプロジェクト依頼から見えるもの
 今回の『世界!極限アーティストBEST20』を見た中で、大きなアートとしてつくったのは2つ。大泉洋さんの根気と役者魂の「タイムラプス作品」、そして、日本のアーティストとしての全力参加で作り上げたのはこの「高橋大輔×プロジェクションマッピング」であり、この番組の目玉でもあった。
 こんな大きな完成してみなければ出来がわからないプロジェクトは、演者によほどの信頼がないとできない。
 だからこその高橋大輔なのだろう。また、マーニーをみてイメージしたプロジェクトだったのではないだろうかとも思う。

~~~☆~~~☆~~~ 
◆高橋大輔の仕事の選びようがいつも優れている。そして引き受けたらニコニコしながらも真剣な取り組みでやり遂げてさっと去る。しかし、あとでそれを見たものは(聞いたものは)、その印象がいつまでも残り、また何らかの形で魅せてほしいと思ってしまう(自分の頭の中はいまだにXmasで、耳には星の王子さまが住んでいる。さらに眼窩には滑りで花を咲かせていく姿が住みつくことになりそうだ)。

 高橋大輔は、いつもそんな仕事ぶりだ。

今回も撮影完了で、フジTVの仕事も対談もして、すぐに次の仕事を目指して、さっと渡米してしまった。
(次はTBSの密着 in NY 3/28放映) 


 仕事のキレが鮮やかなり・・・。
    ステップの中での身体のキレと重なるね~!


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by miriyun | 2016-03-19 10:47 | Comments(2)