アカンサスの葉
アカンサスは古代ギリシア・ローマで多用された装飾のもとであるのに案外地中海周辺で見かけることがない。ヨーロッパではヒツジやヤギが食べつくしてしまうともきいているが、そのせいなのか。 日本でハアザミというくらいで、アカンサスという名前にもトゲという意味が組みこまれている。葉の先端のとがっているところがよほどのトゲかと思いきや、実は夏に出てくる花の苞(ほう)がまるで食虫植物のトゲのような形なのだった。 奈良で発見された鹿に食べられないためにトゲを増やした植物のように進化していればこの植物も食べつくされることはないのかとも思った。だが、実際の大きさは想像以上でこんな葉のすべてにトゲに変化することは無理だったのだろうと考え直した。 なかなか大きいアカンサスに出会えないでいた。ところが意外なところで見つけた。 わさわさと茂るアカンサス 鎌倉の光則寺敷地内の土手にはヤマブキが今咲き誇る。 見て歩いていると、ヤマブキの下に押されながらつやのある葉が生えていた。花の寺光則寺ではどの植物ものびのびとよく生えている。 ![]() ヤマブキの和のイメージとは異なる葉だと思いながら進むと、さらに大きな葉がワサワサと茂っていた。 それはなんとこれまで探せずにいたアカンサスだった。 ![]() ◆そう、だいぶ前にローマ建築の柱頭に現れる葉として以前に紹介したが、ごく小さな株を植物園で見ただけなので、のびやかに育ったアカンサスを見てみたいものだと思っていたのだ。 うれしいので、そのワサワサ感をたっぷりと入れながら、以前の続きとして今度はアカンサスの大きさ・のびやかさ・装飾性を見直してみたい。 ![]() こちらはエフェソスのよく形が残っている柱頭。遺跡の柱は青空によく映える。 アカンサスはギリシアの国花とも言われるが、その割には少ない。以前はたくさん自生していたからこそ、文様・彫刻に多用されたのだろう。 夏場乾燥して暑いのが地中海だ。その周辺国ではこのアカンサス・モリスは濃い緑大きなつややかな葉をぐいぐい伸ばす。 ![]() いくつかに葉先が別れている点も装飾的によい。 ![]() ![]() ボスラー遺跡の劇場内の柱頭。平面に彫刻しても大ぶりで生命力あふれる葉になる。 ![]() こちらは柱ではなく何らかの台座。オリーブの輪の飾りを中央にして、角にはアカンサスの葉を装飾彫刻しているが、角を飾るにも一枚の葉で角全部を装飾できる。こういう肉感的な迫力のある彫刻はいくら大事な植物であってもオリーブや小麦ではできない。 彫刻にするにはやはり生命力や力が籠められる植物がいいのだ。 おそらくギリシア・ローマ文明の時代を通じて、こうした地域におけるもっとも装飾に適した植物だったのだ。 ![]() 最後にこの葉の長さを縦に見るとゆうに60cmは超えている。根元から長さは1mはある。よくここでのびのびと育ったものだ。 ↑ 一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります ![]() 人気ブログランキングへ
・ 追記・写真あり
華麗なるペルシアデザイン ![]() こちらは手描きに手彩色。絵の具でさらっと塗ったような塗り方でしかも繰り返し柄は彩色してないものもある。一見、大雑把なように見えるけれど・・・。 ![]() 実は、アッバース朝以来の、繊細にして華麗なペルシア絨毯の世界を表現している。 左側の草が一部らせんを描く。右のほうにも細くらせんを描く植物が見える。 らせんは円ではない。 少しずつ中心となる点をずらして出来て行く曲線だ。 数学の理にかなった方法ではじめてできる曲線である。 この曲線を描くことのできる学問と、多くの優れた文様を生み出した伝統的文化の礎、そして幾何学を華麗な文様に応用していく柔軟さが合わさって、はじめて表出されたらせんの世界。 それがペルシア絨毯の、とくにイスリミ文様の世界なのだ。 ・・・・・・・・・・・・ その実例は、 ![]() このような華麗ならせんと草木の世界である。 また、それの大がかりなものにはシェイク・ザーイド・モスクの世界最大であるだけでなく超・華麗な絨毯もその延長線上にあるのだ。 このようならせんの動きを持つ草花文様は、ただ花弁や葉の並びだけでなく植物のもつ生命観をも表し、絨毯の最も美しい文様だと思う。 ![]() ↑ 一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります
カリグラフィーと花
絨毯の国イランは、さすがだ。他では売っていないものがある。 ![]() 方眼紙に花がえがかれている。 右端に数字があるのはアラビア数字だ。上から4が欠けて見えて、次に47、48、49、50と続いて行く。5の形がハートがひっくりかえったような形であるのが、典型的なペルシア風数字になっている。 ![]() これにはこの様な印がついている。読めないのだが、どこでデザインされたとかの情報があるのだろう。 ![]() カリグラフィーを囲んで花が散在するデザインで、文字はいまひとつだが、花はきれいに配列されていた。 こういうものが日常的に売られていたりする国がイランだ。 こうしてどんなものにも絵をいれたり、何らかのデザインをすることの多いイラン人が育っていくのだろうか。 ![]() ↑ 一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります
船はゆく
トルコの陶器には花が多いが、そればかりかというとそうでは無い。案外多いのが海にちなむものである。 ![]() 風に帆がまう勢いのある図柄、 アジアとヨーロッパにまたがるくにであり、トプカプ宮殿の敷地の先端からはマルマラ海とボスポラス海峡と金角湾を望む位置にある。オスマンのスルタンはここから、帝国を目指してやってくる各国の船を自分の箱庭に浮かぶ模型のように数限りなく浮かぶのをみおろしたのだ。 そんなトルコに勢いのある帆船がえがかれるのは当然のことだ。 波の模様は日本ならさしずめ青海波というところだが、こちらは三宝珠がたくさん! ![]() 船のしたで泡立っているのも三宝珠である。 ![]() ↑ 文化センター廊下部分の壁装飾 この大皿を見ていると、東京ジャーミーの1階、トルコ文化センターに迷い込んだような気になる。それほどの三宝珠づくしだった。 ⇒ ⇒応援クリックお願いします。
アカンサスとは
![]() ↑ 植物園で見た小さめの株。だが葉の色は美しかった。 アカンサスは、キツネノマゴ科で別名ハアザミ(葉薊)といわれ、Acanthusはトゲがあるという言葉と関係があるという。 地中海沿岸の原産の大型多年草で30種を数える。文様に使われたのは主に葉の幅が広くて柔らかいアカンサス・モリスといわれているが、現在のヨーロッパでは羊や山羊に食べつくされてほとんど見られない。 写真のように光沢がある美しいみどりをしている。葉には深い切れ込みが左右対称に入っている。夏に高さ2mもの花茎をだし、白・赤・紫などの花を咲かす。 コリント式とアカンサス 紀元前5世紀頃、アテネで新しい様式の建築様式(オーダー)が盛んになった。これについてはローマ人が言い伝えている。 コリントスに若い娘が病気でなくなった。悲しんだ乳母が娘の身の回りの品々を籠に入れて墓に供え、雨露を防ぐタイルを載せておいた。春になるとアカンサスが芽吹き、のびて籠を上へと押し上げる。先端がかごやタイルに当たって折れ曲がっているのを、彫刻家カリマコスは通りかかって、その美しさ・優雅さに足を止め、様式的に洗練させてコリントの柱頭をつくった、・・・とローマの建築家ウィトルウィウスは伝えている。(世界文様事典 西上ハルオ著より引用) それ以前からアカンサス文様はあるのだが、柱頭の様式ができたことについては、この話の真偽はともかくこのころとなる。 ![]() ドーリア式・イオニア式に比べて高さに対する柱の太さが最も細くみえる。柱頭にアカンサスの葉が互い違いに彫り込まれる。その下には小さな波状の突起がアカンサスの動きに合わせるようなカーブを描く。 ![]() ↑ ジェラッシュ このように上下交互に計16枚のアカンサスが彫りこまれている。その上につる草のようならせんがあるのがイオニア式の渦巻き装飾の名残りである可能性もある。 ![]() パルミラの列柱通りでもこれが延々と並ぶ。 コリント式は装飾性が強まり、アカンサスの葉の数も大きさも異なり、葉以外に何の文様が入るのかは微妙な変化をみせる様式である。 ![]() ペトラは本来ナバテア人の文化であるが、ギリシア・ローマを幅広く融合させたものが残っている。柱頭もオリジナリティ高いものでアカンサスの葉の間には豊かな実がデザインとして入れられている。その上の装飾と呼応しているデザインである。ローマは次第に画一的な文様になっていくのにたいして、ペトラなど別の文化圏であったところは面白い。 ![]() ボスラーの劇場を作った支配者はアカンサスがお気に入りだったようだ。3段びっしりとアカンサスの豊かな葉で柱頭を作っている。遠めに見ても葉が美しい。ただし、よく見るとイオニアの名残りの渦巻きが上に残っている。 コンポジット式柱頭 コンポジットとは混合ということである。 コリントも微妙に混ざって入るのだが、コンポジットの場合ははっきりと上は~式で、下は~式というようにいえるような混合様式を言っているようだ。 その考え方で、自分の撮りためた写真を見直してみた。 ![]() エフェソス(注 エフェソス:ギリシア、エフェス:トルコ)のトラヤヌスの泉 上はイオニア式渦巻きがのっている。それだけでなくローマ帝国の装飾に必ず現れる卵が3つあるので完全にイオニア式を使っている。 それに対して、下部にはアカンサスが飾られ、コリントの特徴が現れている。 このようなものをコンポジットという。 アカンサスの葉は勢いがあり生命感に満ちている。ギリシアに始まりローマと周辺諸国で使われたアカンサスはその後ビザンティンの徴にも使われる。現在はギリシアの国花ともなっている。 また、デザイン的には、ウィリアム・モリスが好み多用している。またルネサンス期の文化・建築、近世ヨーロッパはもちろん日本の中の明治~昭和の重厚な銀行などの建築はこの様式を使っている。 また、一般的には壁紙の柄やカーテンにも使われるどこかしらでみたことがある・・・それがアカンサスの葉であった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ こんなに暑い夏は、ついつい涼しい緑や水に関わる写真を撮影したくなる。 そこから、さらにアカンサスの葉を求めてローマ遺跡に浮遊してみた。 ⇒ ⇒応援クリックお願いします。 ![]()
山羊の文様に文明の深さが見える
もとより、家畜は文明の始まりと共にある。 農耕の始まり、そして、野生の動物を飼い、家畜としたことが人類の発展に大いに寄与する。したがって、人類が文明を築く中でその造形を取り入れていくことは至極当然のことであった。 中でも、アナトリアの金属による動物の鋳造は見事であった。 ◆そして忘れてはならないのが古代ペルシアの動物文様である。 ![]() ↑ イラン考古学博物館所蔵 まったり緩やかなカーブと赤土色の壷である。それに黒の山羊が並ぶ。 ![]() ↑ 同 所蔵 皿 並ぶだけではなく跳ね、走り、跳躍する。 こうした古代の文様の力は随所に見られ、しかもそれはそのまま消えてしまった力ではなかった。 ◆その後、強大な王国、アケメネス朝が出現し、ダレイウス1世らが現れてくると建築物と共に工芸的作品も高度に発展していった。 ![]() ↑ ルーブル美術館 像 ( 美術史より引用) これは有翼野生山羊像である。紀元前5~4世紀 銀製で一部金。 銀製の壷についている一対のとっての一方はベルリン博物館に、もう一方はルーブルに存在する。 翼を大きく広げ、軽快なポーズと、顔の造詣の美しさが際立つ。 新しい文明の力とはつらつとした勢いを感じさせる造形で、見事としか言いようがない。 ⇒ ⇒ご面倒でしょうがポチッと応援よろしく!勇気づけられます
これまで、三宝珠と木の葉のような文様は向かい合わせにしたり、三方向から宝珠文に向かっていたり、組み合わせて使っているものを見てきた。
1.スルタンと宝珠文 スルタンだけが使える文様であるので、カフタン以外にもスルタンに関係するものにあらわされっている可能性がある。 ◆トプカプ宮殿◆の宝物からそれを捜してみよう。 スルタンやペルシアのシャーは横幅の広いイス又は背もたれなどが装飾だらけのボックス状の玉座を使っていた。それは、ミニアチュールでも明らかで、それによってたくさんの人々がいる中でもスルタンを明らかに識別することができる。 トプカプには、エメラルドなどをふんだんに用いたスルタン用のインテリアが、見ているだけで食傷するほどある。 ![]() それらの中にあって、かなりすっきりと見えたのがこの玉座だった。(なお、この写真は宝物庫が写真撮影ができた頃のものであり、現在は宝物庫は撮影できない) 16世紀の木製玉座である。象嵌細工が狂いなく決まっている代表的なものとして、撮影していた。白いのは象牙もしくは貝で正確に文様にあわせてカットしている。丸いアラベスクなどを意識して見ていたものである。 しかし、今回は周辺部に散らばる文様に目がいった。 三宝珠が舞っている。空間にほどよい緊張感を与えているのが三宝珠である。 2.木の葉文様かトラ縞文様か? 三宝珠といつもセットで使われている木の葉のような文様が、その白い象嵌には見当たらない。そんなわけはないと見つめれば、玉座の座面には黄色い地に木の葉のような文様があるではないか。 木の葉状の文様はトラの縞ではないかという説があったのだが、「これまで半信半疑であった。しかし、この玉座の黄色い地色の元で見てイメージは変わった。 ほぼトラ縞としてイメージしてよさそうだ。 ライオンと違って、トラのほうが中東の国においては空想の生物に近く、文様だけが一人歩きしたと考えれば、納得できる文様なのである。 ⇒ ⇒応援クリックお願いします。
清水寺に、寛永年間、徳川家光の命で建立された32mという高さを誇る三重塔がある。
江戸初期の建築は華やかな桃山文化の影響が強い時代であり、彩色が華やかなのが特色である。 近年、色が退色した三重塔は解体され、彩色・再構築してあでやかな姿を見せている。 その中に、思わぬ物を見つけた。 ![]() 宝珠文である。いわゆる仏教界における宝珠というよりもトルコの文様に近い宝珠文である。そして、この宝珠は横木の中央部分に描かれていた。 ![]() その両脇には龍なのか魚なのか頭の部分が口を開けて宝珠を目ざしている。下部の横木には、これまた鮮やかな文様が連なっていた。 なお、日本で一般的に宝珠と言われる形は、上がツンと伸び上がったかたちであり、この写真の下部にも手すりの一部としてのっている。 ⇒ ⇒応援クリックお願いします。
1. 現代に生きる宝珠文様(チンタマーニ)
![]() 宝珠文様を身近で見ることができるのは、東京ジャーミー併設のトルコ文化センターであった。これは現代物のタイルとして焼かれたものである。 ![]() また、こちらはスークの中で見つけたお土産タイルであるが、文様が、トルコの象徴を集めに集めたという究極のトルコデザインになっている。 まず、中心にはトルコブルーが美しいトゥーラ(アラビア語ではトゥグラー)。そして上にはチューリップだが、そのチューリップの花びらはナザールボンジュ化している。あるいは宝珠文のようでもある。背景には空白を好まないイスラームの工芸らしく渦巻状の植物文がおかれている。両端には赤い帯のなかに三宝珠文がこの組タイルの輪郭をなしている。 いずれも現代においても使われている宝珠文様である。 2.大胆な文様のカフタン 以前に、宝珠文様はスルタンしか身に付けることができないといったが、実例をようやく見つけた。 ![]() ムラト4世のカフタンである。 カフタンとは、袖が長い前開き襟なしの長衣のことであり、優れた技術で織り上げられた。 ![]() ↑ カフタンの写真2点 体系美術イスラーム 学研 より引用 その文様は、宝珠文様とも言われるしトラ縞を模しているともいわれる。 今なお鮮やかな赤の地色。そこに金糸で三宝珠が織られている。 なんとも大胆で華麗で、これはたしかにスルタンでないと着てはいけない気がする。ムラト4世は1600年代前半に活躍したスルタンであるが、15世紀のメフメット2世もこの柄のカフタンを着たという。 ⇒ ⇒応援クリックお願いします。 ![]()
東南アジアのイスラーム地域について気になっていたことがある。
気候が異なり熱帯であるマレーシアではモスクなどの花文様は変化しなかったのか? そんな思いでクアラルンプールのモスクを見たのだが、残念ながら中は入場禁止、外は近代的すっきり幾何学的造形で、とんと花柄とかとめぐり合えない。 そんな中で一つだけ、それはイスラムアート美術館の屋上にあたるフロアに置かれたドームであった。扉から外に出てドーム下の解説を読み取ることができなかったので由来がわからないが、古さから言ってどこかから移築したドームであろう。 これはイスリミ文様である。 では、イスリミ文様の代表ペルシアの建築と並べてみよう。 1.ドーム ![]() ![]() 同じつる草とカリグラフィーに飾られたドームであるが、その文様はどうなっているだろう。 違いはあるのか?ないのか? ちなみに上はマレーシアのイスラムアート美術館のドーム 下は、イスファハンのイマームモスク 2.花の柄はお国柄 ![]() イマームモスクの文様は近づいてみるためのものではなくはるか下から仰ぎ見て最も美しく見えるような文様の入れ方をしている。それについては以前に記した。 文様の形そのもので見るならば、いずれのドームも、イスラーム特有のイスリミ(イスリーミー)文様と呼ばれるつる草が基調となっている。 その間の花に注目すると、いわゆる横から花の断面図を見たような、あるいはヤシを見たようなパルメットという文様がつかわれる。 とくにペルシアはその文様が華麗に発達し、16世紀のサファビー朝のアッバース一世の名をとって、シャー・アッバース文様と呼ぶ。 とくにペルシア絨毯にその美しさが花開いた。 タイル文様でもやはり、この文様が主流であり、いくらでも華麗にできるのだが、ここではこのドームでも遠目からのドームと周囲の調和を乱さぬ程度に使われている。 ペルシアそのものといってよい文様と花なのだ。そして、この文様はあくまでも架空の花として作っている。だからこそ、現代でもこれは百合だ、ハスだヤシだとかの論議の的になる。もともと架空のものとして作成しているので一定の植物に似すぎないようにつくっているから、現代でもそのいわれがわからないのは当然のことともいえる。 ![]() そして、こちらはくっきりとしたイスリミ文様が美しい。 *イスリミの間の花は・・・・? そう、これはハイビスカスの姿ではないか。 架空の花の多いアラブ・ペルシアに対して、ここマレーシアにはやはり熱帯の花が飾られていたのだった。 ⇒ ⇒応援クリックお願いします。 ![]() < 前のページ次のページ >
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