写真でイスラーム  

mphot.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

タグ:季節の風物・日本の光景 ( 163 ) タグの人気記事


2016年 05月 28日

星の花…イワタバコ(1)

うつむく小さな花よ 
 父が遺した植物たちは、あまりに手入れを知らなさすぎる家族の元で、水不足だったり日照の過不足だったりで、冬の間にだいぶ枯れてしまった。これ以上からすに忍びなく、春になってようやく花芽を持った植物は「ご自由にお持ちください」の札を出して、ご近所の方にもらっていただいた。


 ただ、父が大好きだったイワタバコはほとんどを手元に残した。ずっと昔から庭にも生えていて、いつも溶岩に移し替えたりして丹精していたイワタバコ。 
 これだけは枯らすことのないよう、たとえ夜になって帰宅しても水を切らさないようにした。

 
 ようやくその時期になって咲いた小さな小さな星形の花、
c0067690_13422830.jpg

この花は、最初葉の生え際に小さな花芽を持って、茎がしだいに伸びてくるのだけれど、他の花のように最初から太陽には向かっていかない。
岩場に張り付くような植物だから、最初は花もうつむいたままで花の形も見えにくい。

c0067690_13454423.jpg

それがだんだんと持ち上がってきて、

c0067690_14103122.jpg

背筋を伸ばすように立ち上がる時が来る。


 
c0067690_13441835.jpg

庭の溶岩の山にも、鉢植えのも全部が一斉に開き始めた。       

c0067690_13432133.jpg

  白い花も朝日にてらされている。

 あぁ、今年も咲いてくれた・・・・
     星くずのような花を、ほっとしながらみている。


 『星の王子さま』のお話の中で、

王子さまが手入れをしたバラは特別、
    絆ができた唯一のバラって言っていたのがわかるような気がしてきた。


                                        一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ

by miriyun | 2016-05-28 13:54 | Comments(2)
2016年 05月 16日

てっせんの白雪姫

    

c0067690_7102984.jpg

濃い紫は凛々しい。

c0067690_7112725.jpg

こちらは真っ白。白雪姫と命名されたてっせん
                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ

by miriyun | 2016-05-16 07:12 | Comments(0)
2016年 05月 12日

フジの花ソフトクリーム最高!

1.紫の花がたなびく
c0067690_6145149.jpg

大藤や大長藤は、花房の一つ一つで鑑賞すると、まばらで寂しいのだが、全体像で見るとすごいなあと思う。
c0067690_61578.jpg

風になびいて、衣擦れの音ならぬ花房ずれの音が心地よい。

2.暑さ・日射しの中でシャッキリ! 
しかし、5月の紫外線の中での長時間歩きはこたえる。

そんなときにフジの花ソフトクリーム
c0067690_6152196.jpg

足利フラワーパークで、強烈な日差しの中を歩くと
これが最高、並んででも買ってよかったと思えたし、じつはもう一度並んででももう一度と思ってしまった。
ソフトクリームといっても暑さでだらっと融けてしまうゆるさはなく、結構シャッキリとしていて身体が程よく冷える。

 食べ物飲み物というのは、周りの環境でおいしさが変わる。
暑さと外歩きの紫外線疲れした中では、これは絶品のシャッキリ甘すぎずでもしっかりとおいしさがあり・・・、
紫の花と共に思い出す一品となった。
                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ

by miriyun | 2016-05-12 06:27 | Comments(8)
2016年 05月 08日

花にミツバチ・クマバチ

1.フジの花絶景で喜ぶもの 

 フジの花が満開で喜ぶのは人間だけではない。こんなのがそこここに飛んでは花房に張り付くことを繰り返している。

c0067690_17581719.jpg

 黒と黄色の丸っこい蜂は飛ぶ音が大きくて、「ぶ~ん!」と空気を震わせる音がちょっと怖い気がしたが、そのまま観察を続けた。
 人間がずっとレンズを向けていることなど、全くお構いなしにフジの花のふっくらした花弁に張り付いてはしばらくじっとして、また次の花へと移っていく。それを飽きることなく繰り返すハチだった。


c0067690_18553914.jpg

白藤についているのは小さいミツバチ。
美味しい藤の花ハチミツ貯蔵のために大忙しに働いている。

 
2.ハチの種類
帰宅後、気になった黒と黄色のハチが危険な蜂でないか調べた。

◆肉食の蜂
 ハチは世界中に様々なハチがいて、100を超えた科があり、またどのハチに属するのか研究者の間でもまだ特定できないでいる種類もあるそうだ。
 ひとまず日本の蜂についてみて見るが、驚いたことに、ハチの多くが動物性、つまり肉食だということだった。小さな昆虫や毛虫・虫の死骸も含めてタンパク質を摂取しようとする代表が狩り蜂とまとめて言われる蜂たちで、代表的なのがスズメバチなのだ。最初から毒針で捕食する対象を弱らせて巣穴に運んでしまおうという攻撃性が備わっているから、人間に対しても最初から攻撃性を見せるのだ。


◆肉食ではない蜂
 肉食ではない,主に蜜や花粉を集めるハチはというと、ミツバチとクマバチだけらしい。
    
 色は真っ黒で胸のところだけ黄色い。その黄色部分にも身体や足にも細かい毛がついていて、毛むくじゃらな印象。攻撃性は感じられない。
 この色がやはり特徴だった。
c0067690_18555540.jpg
 
 調べた結果はクマバチ
音がまるでスズメバチのように大きな音を立てて飛ぶので、よくスズメバチではないかと恐れられるのだが、よほど危害を及ぼすことでもしない限り、人間にも動物にも無関心(針は持っているので、攻撃をしてはいけないのはミツバチと同じ)で、蜜をとる蜂だった。

 クマバチはクマンバチという言い方もされている(音が凄くて、もっさり黒いせいなのかと筆者は想像するのだが・・・)。音がスズメバチに似ているのは、強いスズメバチの羽音に似せて偽装しているという説もあるようだ。
 クマバチの体中についた毛はどういう意味か。蜜を花からいただいているうちに、花粉がハチの毛に自然につき、そのおかげでフジの受粉も完了することになる。つまり、毛は花粉がくっつきやすいという大事な役割を持っていた。(なお、肉食のハチにはこのような毛はついていない)


 今回フジの花とともに見たこのハチは一見恐ろしげに見えたが、
全く人間を意識しておらず花だけに集中していた。

 こんなに花がいっぱいの収穫最盛期!蜜集めに忙しいのは当然だったのだ。

                                           一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ

by miriyun | 2016-05-08 19:42 | Comments(6)
2016年 05月 05日

和を感ずるフジ

1.フジの花     
 マメ科の花では、なんといってもフジの花。
c0067690_9552781.jpg

5月らしく、白藤とかきつばたの緑が何とも日本的な美を醸し出す。。

c0067690_9554487.jpg

白でも、こんなに贅沢な枝ぶりにはただただ見入るしかない。


こちらは、花房が少なめだけれど・・・、
c0067690_9561019.jpg

もし、家にフジをのぞむ丸窓(四角でもよいが)があり、
その窓からこんなフジを見れたらどんなに詩的な気持ちになるだろうと思った一枚。


 桜の花見に来る外国人が増えているというが、
      どの花にも憩いと美を見いだし、
          愛でる気持ちがあるのが日本かなと思う。 
                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ

by miriyun | 2016-05-05 09:59 | Comments(8)
2016年 05月 04日

花蘇芳

マメ科の季節・・・花蘇芳(はなずおう) 

c0067690_12534147.jpg

                 (撮影:鎌倉 妙法寺)
 中国原産で、樹高2mほど。北半球の温帯に分布する。江戸時代に日本に渡来したという花。
  春に新芽が出る前に、いきなり枝にびっしりと花がつく。レンギョウなどと同じような咲き方だが、花の色と形が可愛い。

*尚、奈良や平安時代から知られている蘇芳という色を染め出す染料(マレーシアのsapang)とは別物。木の色が似ているということで、この花蘇芳の花の色と染色された蘇芳(黒づんだ赤)とは全く異なる色である。

c0067690_13252029.jpg

2枚のやや色がうすめの花弁は蝶のように飛び立ちそう。  
濃い色のマメ科ならではのふっくらしたところも、好き。色も形もやさしげな大人向けピンクの花。

c0067690_13215231.jpg

 上の方に、小さなハート形の新芽がかすかに見える。花が散るとともに、この新芽が若葉になり、太陽にたくさんあたりながら養分を蓄える。
 そして、花の咲いた後に小刀の鞘状といわれるさやをたくさんつけることになるのだ。

 花蘇芳の花言葉は、「豊かな人生」、「高貴」など。


*地中海沿岸に多いセイヨウハナズオウという樹高10mもある木で、日本の低木のハナズオウとは余りにも樹高が違う。
写真がなかったのだが、ふと4月のカレンダーを切り落としたら、それがセイヨウハナズオウだったので、参考までに載せる。
c0067690_1523040.jpg

                   ↑ 生命保険会社の3.4月のカレンダーより引用

 イスカリオテのユダがこの木で首を吊ったという伝説がある。そのため花言葉は、不信仰、裏切りなど、よくない言葉で表されている。これらを一緒に花言葉として列記するととても矛盾したものになるので、別に考えた方がよさそうだ。
 それにしても、伝説によって地球がある限り、ずっと裏切りとか言われるセイヨウハナズオウにとっては迷惑な話だ。
                                               一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ

by miriyun | 2016-05-04 13:47 | Comments(2)
2016年 04月 21日

紫ハーブ

ハーブ勢いづく季節  

c0067690_649211.jpg

フレンチラベンダー。ウサギの耳のような葉が可愛い。

c0067690_6494436.jpg

西に日が傾き、生垣から細かな木漏れ日が落ち始めると、一気にラベンダーのある風景がにぎやかになる。


2.テンダータ・ラベンダー 
c0067690_6484055.jpg

デンタータって、エッ、「歯?」とおもったら、「歯のような」という名前だった。はっぱがギザギザしていることを言っているようだが、そうすると動物の歯のようなイメージなのかもしれない。

薄紫色で香りは強めのハーブ。
c0067690_65110100.jpg

春やな~~

c0067690_6495837.jpg
 
西日にあたるのを東から陽ごと撮ったら燃えるように赤らんだ。
                                            一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ

by miriyun | 2016-04-21 07:01 | Comments(4)
2016年 04月 05日

続・六義園しだれ桜

     

c0067690_23521847.jpg

圧巻の規模。並んで見に行ってよかった。
よくぞこの大きさまで、折れることなく伸びたものだ。
c0067690_2271363.jpg

c0067690_0333251.jpg

ライトアップの当たり方で、様々な表情が見える。
c0067690_033437.jpg

下から上を仰ぎ見る。
   シダレザクラが降ってくるようだ。
       
                                    応援クリックお願いします。
                                                        人気ブログランキングへ

                        

by miriyun | 2016-04-05 00:36 | Comments(6)
2016年 04月 04日

しだれ桜

六義園      

c0067690_7152569.jpg



 駒込にある六義園。5代将軍綱吉に仕えた柳沢吉保が1702年に築園した大名庭園で今も当時の雰囲気そのままに残る貴重な回遊式庭園。

柳沢吉保の和歌の趣味を基調としているので、華美ではなく季節を感じながら隅々まで趣のある庭園で吉保の趣味の良さをうかがわせる。
六義園は中国の詩の分類法(六義)にならった古今集の分類の六体に由来する。漢名で「りくぎえん」と現在呼ばれているが、吉保の撰した「六義園記」では、日本読みで「むくさのその」と呼んでいたという。
当時の大名たちは各種の素養があり、その中でも群を抜いていた吉保、中国からの由来から日本の古典を踏まえた上で、自分の和歌の趣味の上ではきっちり日本らしさを大事にしていたことがわかる。

落ち着いてそぞろ歩きのできる庭園である。ただし、シダレ桜の名所であるので、その時期はそぞろ歩きではなく、ぞろぞろ歩きになる。
ライトアップ目指して仕事の後に出かけたが、庭園沿いの長い塀に沿っての 入園待ちの列が延々と続いていた。

🔷写真は、混雑したシダレザクラから離れて、遠景として撮った。
手前の木のシルエットがまるで桜の木の幹のように映り込んでこれはこれで美しい。自分としてはお気に入りの桜となった。
                            



 応援クリックお願いします。
                                                        人気ブログランキングへ




                          

by miriyun | 2016-04-04 07:16 | Comments(2)
2016年 04月 03日

緋桃の咲くところ

1.坂の下の御霊神社      
c0067690_3233273.jpg

 鎌倉の江ノ電の長谷と極楽寺の間の線路沿いに御霊神社がある。
 御霊神社の祭神:鎌倉権五郎景政は、平安時代後期に活躍した桓武平氏の流れをくむ武将だが、16歳で源義家に従って「後三年の役」に16歳で出陣し、右目を射られながら奮戦したという伝説が残されている。
 この景政の武勇伝により、坂ノ下の御霊神社は「目の神様」として慕われている。

 小さな敷地の神社であるが、特色ある木が見られる。

 イチョウの木が雌雄2本近接しており、毎年たくさんの銀杏を成らせる。

c0067690_3264057.jpg

                ↑ タブノキ
また、タブノキは、樹齢350年ともいわれる古木。約20mほどの高さで、 鎌倉市指定天然記念物。かながわの名木100選に選ばれている。



2.緋色の花 
 その社の左奥に何やら真紅のものが暗い中に見えている。

c0067690_3272092.jpg

神社の社に向かって枝を伸ばす緋桃。ぴんとした空気感が伝わる。

c0067690_327562.jpg


c0067690_3283015.jpg


c0067690_3304774.jpg

同じ桃でも、ピンクや白のモモの優しさに対して、真紅の色の潔さよ。

                                    応援クリックお願いします。
                                                        人気ブログランキングへ




                          

by miriyun | 2016-04-03 03:31 | Comments(6)