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花にミツバチ・クマバチ

1.フジの花絶景で喜ぶもの 

 フジの花が満開で喜ぶのは人間だけではない。こんなのがそこここに飛んでは花房に張り付くことを繰り返している。

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 黒と黄色の丸っこい蜂は飛ぶ音が大きくて、「ぶ~ん!」と空気を震わせる音がちょっと怖い気がしたが、そのまま観察を続けた。
 人間がずっとレンズを向けていることなど、全くお構いなしにフジの花のふっくらした花弁に張り付いてはしばらくじっとして、また次の花へと移っていく。それを飽きることなく繰り返すハチだった。


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白藤についているのは小さいミツバチ。
美味しい藤の花ハチミツ貯蔵のために大忙しに働いている。

 
2.ハチの種類
帰宅後、気になった黒と黄色のハチが危険な蜂でないか調べた。

◆肉食の蜂
 ハチは世界中に様々なハチがいて、100を超えた科があり、またどのハチに属するのか研究者の間でもまだ特定できないでいる種類もあるそうだ。
 ひとまず日本の蜂についてみて見るが、驚いたことに、ハチの多くが動物性、つまり肉食だということだった。小さな昆虫や毛虫・虫の死骸も含めてタンパク質を摂取しようとする代表が狩り蜂とまとめて言われる蜂たちで、代表的なのがスズメバチなのだ。最初から毒針で捕食する対象を弱らせて巣穴に運んでしまおうという攻撃性が備わっているから、人間に対しても最初から攻撃性を見せるのだ。


◆肉食ではない蜂
 肉食ではない,主に蜜や花粉を集めるハチはというと、ミツバチとクマバチだけらしい。
    
 色は真っ黒で胸のところだけ黄色い。その黄色部分にも身体や足にも細かい毛がついていて、毛むくじゃらな印象。攻撃性は感じられない。
 この色がやはり特徴だった。
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 調べた結果はクマバチ
音がまるでスズメバチのように大きな音を立てて飛ぶので、よくスズメバチではないかと恐れられるのだが、よほど危害を及ぼすことでもしない限り、人間にも動物にも無関心(針は持っているので、攻撃をしてはいけないのはミツバチと同じ)で、蜜をとる蜂だった。

 クマバチはクマンバチという言い方もされている(音が凄くて、もっさり黒いせいなのかと筆者は想像するのだが・・・)。音がスズメバチに似ているのは、強いスズメバチの羽音に似せて偽装しているという説もあるようだ。
 クマバチの体中についた毛はどういう意味か。蜜を花からいただいているうちに、花粉がハチの毛に自然につき、そのおかげでフジの受粉も完了することになる。つまり、毛は花粉がくっつきやすいという大事な役割を持っていた。(なお、肉食のハチにはこのような毛はついていない)


 今回フジの花とともに見たこのハチは一見恐ろしげに見えたが、
全く人間を意識しておらず花だけに集中していた。

 こんなに花がいっぱいの収穫最盛期!蜜集めに忙しいのは当然だったのだ。

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by miriyun | 2016-05-08 19:42 | Comments(6)

和を感ずるフジ

1.フジの花     
 マメ科の花では、なんといってもフジの花。
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5月らしく、白藤とかきつばたの緑が何とも日本的な美を醸し出す。。

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白でも、こんなに贅沢な枝ぶりにはただただ見入るしかない。


こちらは、花房が少なめだけれど・・・、
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もし、家にフジをのぞむ丸窓(四角でもよいが)があり、
その窓からこんなフジを見れたらどんなに詩的な気持ちになるだろうと思った一枚。


 桜の花見に来る外国人が増えているというが、
      どの花にも憩いと美を見いだし、
          愛でる気持ちがあるのが日本かなと思う。 
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by miriyun | 2016-05-05 09:59 | Comments(8)

花蘇芳

マメ科の季節・・・花蘇芳(はなずおう) 

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                 (撮影:鎌倉 妙法寺)
 中国原産で、樹高2mほど。北半球の温帯に分布する。江戸時代に日本に渡来したという花。
  春に新芽が出る前に、いきなり枝にびっしりと花がつく。レンギョウなどと同じような咲き方だが、花の色と形が可愛い。

*尚、奈良や平安時代から知られている蘇芳という色を染め出す染料(マレーシアのsapang)とは別物。木の色が似ているということで、この花蘇芳の花の色と染色された蘇芳(黒づんだ赤)とは全く異なる色である。

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2枚のやや色がうすめの花弁は蝶のように飛び立ちそう。  
濃い色のマメ科ならではのふっくらしたところも、好き。色も形もやさしげな大人向けピンクの花。

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 上の方に、小さなハート形の新芽がかすかに見える。花が散るとともに、この新芽が若葉になり、太陽にたくさんあたりながら養分を蓄える。
 そして、花の咲いた後に小刀の鞘状といわれるさやをたくさんつけることになるのだ。

 花蘇芳の花言葉は、「豊かな人生」、「高貴」など。


*地中海沿岸に多いセイヨウハナズオウという樹高10mもある木で、日本の低木のハナズオウとは余りにも樹高が違う。
写真がなかったのだが、ふと4月のカレンダーを切り落としたら、それがセイヨウハナズオウだったので、参考までに載せる。
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                   ↑ 生命保険会社の3.4月のカレンダーより引用

 イスカリオテのユダがこの木で首を吊ったという伝説がある。そのため花言葉は、不信仰、裏切りなど、よくない言葉で表されている。これらを一緒に花言葉として列記するととても矛盾したものになるので、別に考えた方がよさそうだ。
 それにしても、伝説によって地球がある限り、ずっと裏切りとか言われるセイヨウハナズオウにとっては迷惑な話だ。
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by miriyun | 2016-05-04 13:47 | Comments(2)

紫ハーブ

ハーブ勢いづく季節  

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フレンチラベンダー。ウサギの耳のような葉が可愛い。

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西に日が傾き、生垣から細かな木漏れ日が落ち始めると、一気にラベンダーのある風景がにぎやかになる。


2.テンダータ・ラベンダー 
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デンタータって、エッ、「歯?」とおもったら、「歯のような」という名前だった。はっぱがギザギザしていることを言っているようだが、そうすると動物の歯のようなイメージなのかもしれない。

薄紫色で香りは強めのハーブ。
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春やな~~

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西日にあたるのを東から陽ごと撮ったら燃えるように赤らんだ。
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by miriyun | 2016-04-21 07:01 | Comments(4)

続・六義園しだれ桜

     

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圧巻の規模。並んで見に行ってよかった。
よくぞこの大きさまで、折れることなく伸びたものだ。
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ライトアップの当たり方で、様々な表情が見える。
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下から上を仰ぎ見る。
   シダレザクラが降ってくるようだ。
       
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by miriyun | 2016-04-05 00:36 | Comments(6)

しだれ桜

六義園      

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 駒込にある六義園。5代将軍綱吉に仕えた柳沢吉保が1702年に築園した大名庭園で今も当時の雰囲気そのままに残る貴重な回遊式庭園。

柳沢吉保の和歌の趣味を基調としているので、華美ではなく季節を感じながら隅々まで趣のある庭園で吉保の趣味の良さをうかがわせる。
六義園は中国の詩の分類法(六義)にならった古今集の分類の六体に由来する。漢名で「りくぎえん」と現在呼ばれているが、吉保の撰した「六義園記」では、日本読みで「むくさのその」と呼んでいたという。
当時の大名たちは各種の素養があり、その中でも群を抜いていた吉保、中国からの由来から日本の古典を踏まえた上で、自分の和歌の趣味の上ではきっちり日本らしさを大事にしていたことがわかる。

落ち着いてそぞろ歩きのできる庭園である。ただし、シダレ桜の名所であるので、その時期はそぞろ歩きではなく、ぞろぞろ歩きになる。
ライトアップ目指して仕事の後に出かけたが、庭園沿いの長い塀に沿っての 入園待ちの列が延々と続いていた。

🔷写真は、混雑したシダレザクラから離れて、遠景として撮った。
手前の木のシルエットがまるで桜の木の幹のように映り込んでこれはこれで美しい。自分としてはお気に入りの桜となった。
                            



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by miriyun | 2016-04-04 07:16 | Comments(2)

緋桃の咲くところ

1.坂の下の御霊神社      
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 鎌倉の江ノ電の長谷と極楽寺の間の線路沿いに御霊神社がある。
 御霊神社の祭神:鎌倉権五郎景政は、平安時代後期に活躍した桓武平氏の流れをくむ武将だが、16歳で源義家に従って「後三年の役」に16歳で出陣し、右目を射られながら奮戦したという伝説が残されている。
 この景政の武勇伝により、坂ノ下の御霊神社は「目の神様」として慕われている。

 小さな敷地の神社であるが、特色ある木が見られる。

 イチョウの木が雌雄2本近接しており、毎年たくさんの銀杏を成らせる。

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                ↑ タブノキ
また、タブノキは、樹齢350年ともいわれる古木。約20mほどの高さで、 鎌倉市指定天然記念物。かながわの名木100選に選ばれている。



2.緋色の花 
 その社の左奥に何やら真紅のものが暗い中に見えている。

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神社の社に向かって枝を伸ばす緋桃。ぴんとした空気感が伝わる。

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同じ桃でも、ピンクや白のモモの優しさに対して、真紅の色の潔さよ。

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by miriyun | 2016-04-03 03:31 | Comments(6)

ミツバツツジ

疎と密

ツツジという花は、一見きれいだが、あれは密にびっしりと咲き、その密度の濃さを、楽しむ花だ。
一輪・二輪の花を楽しむには、枝が曲がりくねって生けにくいし、一輪では花も寂しすぎる。
密度の濃さで楽しみ、虫も集まり、庭園ならばその時期の圧倒される色のかたまりを楽しむのがツツジだろう。
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 ところが、こちらは枝が細く枯れがれしている。3月に咲く花はうす紫とピンクの間のような色合いで極めておとなしい。花の密度も葉の密度も「疎」であり、5月の密なつつじとは一線を画す。

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 花のまばらに咲く間に、枝の先には芽がでてくる。

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まだ、芽が小さく葉の形が見えないころ。このころの方が光の加減もあるが紫に近い色合いを持っている。
もう少しすると、名前の由来がわかるようになる。

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しばらくすると、先端に芽は3本の葉となって出てくる。
その3つの葉と共にある花なので、「ミツバツツジ」という。

 花がまだ少なめな時期、梅と桜の時期の合間に、
楚々と咲くこの花が灌木の間に埋もれるようにあるのが、何とも愛おしい。


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by miriyun | 2016-03-31 16:44 | Comments(2)

カジイチゴ

緑の中に白花一輪   
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鎌倉の山には、いろいろな木が自生している。
3mほどの樹高だが、白い花がぽつりと浮かぶように咲き、目を引く。

 キイチゴの一種で、カジイチゴ。
ごつい名前だが、カジの木の葉に似ているからついた名前らしく、実際見た感じは清楚な印象。
まっ白な花がおわり、6月には実が成熟する。

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オレンジ色をしたイチゴ状の実がなる。バラ科のキイチゴ属。 ↑販売されていないかと思ったら楽天で販売していた。


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       ↑参考:同じIdaeobatus 亜属に属するベリーの代表格のラズベリー 

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鎌倉で見たカジイチゴの木は崖の上にあり、せっかくのベリーだが、
おそらく食するのは鳥たちになるのだろう。

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by miriyun | 2016-03-30 19:11 | Comments(2)

花だより~桃

春がやってきた    
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  顔が影になっているが、ムクドリ。
鳥たちも喜ぶけど
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人の目にもその色を見ると、心のひだに春が入り込んでくる。

桃は緑の葉(芽)が花と一緒に出てくるので、その若緑がアクセントになって
ピンクの濃淡がひときわ美しく感じられる。


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さくらよりもちょっと早い満開な花々に感じる
     ・・・それは、あでやかさ

花言葉は恋のとりこ、よい気立て、あなたに夢中。

本文おしまい。

・・・・つぶやき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

恋の話は聞かないが、良い気立てとあでやかさからのイメージは
  ボストンで、世界選手権に臨む浅田真央さん。(アスリートとしての彼女は花では表現できないが)

あなたに夢中にさせられた人が、世界中どれだけいることか・・・。
       

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by miriyun | 2016-03-30 08:37 | Comments(4)

*写真を使って、イスラーム地域や日本の美しい自然と文化を語ります。日本が世界に誇る人物についても語ります。フィギュアスケーター高橋大輔さんの応援ブログでもあります。


by miriyun