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松本城茶会(2)本丸北の席

1.本丸北の席
本丸北の席はほぼ城を正面に見る道のわきにある。
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城の全景を眺められる見通しのいい芝生の上。

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干菓子と聞いていたが、クリとイチョウを模した美しいお菓子。イチョウはゼリー状で食べやすく、何よりも色が美しい。栗は干菓子というのは厚みがあり、中はこっくりと生菓子のような食感で実においしい。お菓子の組み合わせと味でとくに印象に残ったお席だった。
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木陰はないので10月にしては9月並の暑さになったこの日には暑い席で、お着物の方は大変だと思う。

だが、お席のつくりは清々しい。
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「和敬清寂」のお軸、茶花は桔梗に赤い水引きとおけら。

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お茶をいただいた後は、拝見に。
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秋草の文様。
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広い芝生の奥には生け花。植え込みや樹木のないところなので、茶花以外にもこのようなしつらえがあるのは目に心地よい。


                                           
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by miriyun | 2017-10-19 03:14 | Comments(0)

松本城庭園の茶会(1)月見の席

1.松本城大茶会
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松本城本丸庭園でのお茶席
国宝松本城の重厚な姿と、美しい芝や植え込みのみどり、そして天幕の紅白が映える。
合わせて5つもの茶席が設けられる大茶会である。
5席まとめてのお茶席券を予約していった。


2.月見の席
表千家の茶席
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木漏れ日の中で心地よいお席。
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生菓子は、ススキの文様のお菓子。
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花器はひょうたん、茶花はホトトギスに吾亦紅、白の水引きなど・・。


◆何故月見の席なのか・・・?
ふと右前方を見上げたら、城の「月見櫓(やぐら)」が目の前だった。
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戦国の世に作られた堅牢な松本城、1634年に3代将軍家光が善光寺詣での宿としてこの城に来ることになったときに増築されたのが月見櫓(道の都合で、結局家光はこなかったそうだが)。
せんらんがおわり、幕府が安定してからなので本丸と異なり、薄い板戸を外せば三方の空をみることができ、月見という名がついている趣のある櫓だ。

如何に月見や茶に適したへやがあろうと、国宝の中で茶席は設けられない。
 だから外から月見櫓を愛でながらの茶席ということで月見の席だった。

ふ~!、城の庭園での茶席は風情がある。

                                           
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by miriyun | 2017-10-17 03:21 | Comments(2)

川岸のマユミの実

川辺の彩り 

穂高連峰の岩肌に張り付く木々もその色を変えつつある。
しかし、本格的な紅葉にはまだ1~2週間を要するかもしれない。

そんな中で、愛らしい色が目をひく木があった。
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ニシキギ科のマユミ。ユミ(弓)とつくのは、武士の時代に、よくしなる弾力のあるこの木を弓の材料にしたからだという。春に咲く花は薄緑で目だたない。
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しかし、秋になると葉も繊細な色をにじませながら紅葉する。
細く赤い枝にぶら下がるように果実がつく。
角ばった四裂の姿で、熟してくると膨らみがでてくる。


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果皮が4つに割れると、鮮やかな赤い種子があらわれ、果皮の間から吊り下がる。
⬆︎の写真で、果皮が割れる前、割れたあと、種子が吊り下がる三形態をみることができる。

そしてその実は温かみのある赤が特色で、まだ緑の多い川辺に彩りを添えていた。

                                         
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by miriyun | 2017-10-17 02:02 | Comments(0)

大正池

1.大正池
1915年(大正4年)に焼岳が噴火して生じた泥流に梓川がせき止められて出来た池で、標高1490mのところにある。
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鏡面のような池に木々の姿が写る。

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林道からも大正池の青緑の色は美しく見おろすことが出来る。

ここにはホテルは昔からあるただ一つだけなのだが、絶景の場所を締めながら部屋のつくり、とくに窓は小さく公共の場所で池側を眺められる場所がなく残念だという感想を聞く。今回宿泊を検討したが、連休で6畳一間の林道側(バスの運行でうるさいらしい)で、とんでもな句高い価格になっていたので断念して、松本市内のビジネスホテルに宿をとったくらいだ。


2.山に白雲が降りてくる
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梓川の流れ

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緑に黄葉が映える
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上高地から見上げるのは、北アルプスの穂高連峰。
最も高い奥穂高は3190mで、日本3位の高さである。

山頂周辺には、かって氷河が存在したことを示すすり鉢状の地形(カール)が見られる。

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カールの間には紅葉が始まった色々な樹木が林立しており、瓦礫がいまも崩れゆくカールと明確に別れている。

夕刻になるとずんずんと白い雲が山の頂上から麓へとカールを伝って降りだした。
雲につかまらないうちにアルピコバスで松本へ向かった。

                                        
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by miriyun | 2017-10-16 06:58 | Comments(0)

山の色・水の色

10月初旬の上高地
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山の稜線の黄葉に陽がさし混んでくると、山の木々にいっそう命が宿り、声が聞こえてきそう。


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10月にしては夏の暑さの上高地。青空と白い雲の対比もよいが・・・、

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水の清らかさと色には惹きこまれる。


                                           
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by miriyun | 2017-10-15 13:28 | Comments(0)

花の季節がやってきた

光則寺
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花々の重なりぐあいがうつくしい。
濃いピンクはアメリカスモモ。ソメイヨシノに枝垂れ桜の古木

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葉とともに咲くのはヤマザクラ。ピンクの混ざりはなく真っ白。
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しだれ、


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しだれて、屋根に映える

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コブシ、今年も元気で艶やかだ。

仕事の夢で起きてしまうようなこの時期
身体が疲れていても、心の癒しのために敢えて鎌倉に出かけている。


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by miriyun | 2017-04-04 07:18 | Comments(4)

花暦~3/30安国論寺

 ここのところ忙しくて遠出ができないため、唯一出来ることは春探し。

安国論寺
鎌倉から逗子方面に名越まで行くとその周辺にいくつも寺がある。
その中の一つ、安国論寺の花
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本殿の奥の枝垂れサクラはもう八分咲き。ほんのりピンクがさしている。
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夕方に行ったので花の一部に日が当たり、そこはピンクが際立つ。
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ショカッサイ(アブラナ科)が竹の間に群生していた。

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ユキヤナギは庭を明るくする。

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紫のつつじだが、山に自生するようなミツバツツジとは異なる。

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本堂の横にたつ大きなシダレザクラ。

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山の梢の間からの木漏れ日を浴びると輝くような白さに見えた。

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足元にはスミレ

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椿の木の下に落ちた花。椿というのは花びらが散るのではなく花の根元ごとぼとっと落ちる。首が取れるようで武士の世界では嫌われる花で、普通下向きにぼとっと落ちていい印象がない。しかしこの時は緑の苔の上に上向きに落ちたばかりで色あいがきれいだった。

◆どの草木も、
   落ちたツバキさえも美しく見える庭。
なぜこのように美しいのか。それは実に様々な苔むす庭であるため、どの植物も柔らかな緑の絨毯の上にあるようでとても映えるのだった。
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苔も春。サクと呼ばれる胞子嚢を伸ばしている姿がきれいだ。


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◆帰り際に門のそばでこのつつじを見ていたら、ここのサクラはどうですかと話しかけられた。
そして今は本覚寺の枝垂れがいいですよと教えてくれた。

花を見ているとこんな風に花の咲き具合を教えてくださる方もいる。


 目にもレンズにもうれしい春色を見て歩くのだが、
        そんな見知らぬ方からの親切が、心をも春にする・・・。


                                          
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by miriyun | 2017-04-01 14:57 | Comments(4)

ウメノキゴケとすみれ

すみれ
春の山道を歩くと小さなむらさきがそこここに・・・。

すみれがとても小さくて細い茎であるのに、山の固い土の上にたくましく生えてくるのは野草ならではの強さなのか。

意外な所にもスミレを見つけた。
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梅の古木。大きな枝が横に枝を大きく伸ばしたところに窪みがあり、
そこになぜか根を生やしたスミレが咲いていた。
飛んできたほんのわずかな土と雨の雫でいきているのだろうか。

ところで、スミレの生えた梅の古木。
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何やら灰色のピラぴらしたようなものが生えている。
ウメノキゴケといわれるものだ。

 なんと寺ではよく見かけるこのウメノキゴケは地衣類で、菌と藻の共生という微妙な関係の上に成り立っている植物という位置づけになる。
 環境の変化は菌と藻の双方の共生体に同時に作用するので、大気汚染には極めて敏感なのだ。ウメノキゴケは二酸化硫黄の量が0.02ppm以上の場所では生育できないとされている。
 ウメノキゴケが梅やそのほかの木(桜などにも生える)に生えていて、後に道路ができ車が増えるにしたがって、ウメノキゴケは見当たらなくなってしまうというくらい排気ガスに弱い。

 だから、ウメノキゴケがあちらこちらで見られる鎌倉の寺はやはり空気がきれいだと言える。
 

                                          

by miriyun | 2017-03-25 13:01 | Comments(6)

春~ヒュウガミズキ

1.ヒュウガミズキ  

  


こんな低灌木を見つけた。
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地味だけれど、じっと見いてしまうやさしさがある。
ヒュウガミズキのヒュウガは日向の意味。ミズキには土佐ミズキと言うのもある。
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ガクの薄くさしたピンクが桃の表皮のようでやさしい雰囲気を出している。


2.       





                          
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3月20日の光則寺(鎌倉)。

この寂しげな海棠の木があと1週間あとからどれほど明るく華麗になることか。ここからの変化をお楽しみに。

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開花宣言にも満たない、まだ1~2輪の開花状態でした。


  

by miriyun | 2017-03-21 06:57 | Comments(2)

久しぶりの霜柱

霜柱 
 日本全国真っ青に塗られた気温地図を見て本当に強い寒気団がきたのだと、驚いていた。
夜のうちに寒気は夜中に土中の水分を凍らせて、毛細管現象で細い氷柱になった。
 それが霜柱となるのだが、舗装されていないところばかりのころは真冬にはあちらこちらで目にして、薄い運動靴でザクザクと踏んであるいていた記憶があるが、近ごろは土に接していないためか見かけなくなった。
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久しぶりにザクザクの霜柱。
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朝日に照らされて、細い氷は美しくもあった。
思わず長さを測ってみたら2cmあまり。
地中の水分が上に押し出されたものを、目に見える形で見られる数少ない機会だった。

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*氷ではないが、水分が同じように地上に上がった証拠として残していくものは、乾燥帯ではよく見てきた。その場合は塩害という現象だったが、地中の水分がやはり地上に出て蒸発し、地中の塩分だけが地表に白く残されるものだった。

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by miriyun | 2017-01-16 11:17 | Comments(4)