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ミマール・スィナンとセリミエジャーミィ

ミマール・スィナン(1489-1588) 
 オスマン・トルコが東ローマ帝国を抑え、とうとう城壁内に入場したとき、そこに圧倒的なローマ建築としてそびえていたのはアヤ・ソフィアであった。イスタンブールに宮殿がつくられ、様々なモスクがつくられて言ってもアヤ・ソフィアの壮大無比な建築は維持し、イスラムの礼拝すべきところとして内装を変え、使われていった。

 スレイマン大帝は、ミマール・スィナンをみいだし、建築家としての才をいかんなく発揮させた。その結果として、丘の上にミナレットの並びも美しいスレイマニエ・ジャーミィが出来上がった。
 スレイマニエはイスラームの考えによるモスクがずっと維持していかれる仕組みをきちっと形にしたものでバザールやハマム・図書館などを含めた大複合建築として完成した。
 
 スィナンはその生涯においてモスク(ジャーミィ)・キャラバンサライ・ハマム・廟など実に477もの建築物をつくった。そのうち319はイスタンブールにあり、いくつかはこのブログでも紹介してきた。
 
 8つのアーチを4本の柱で支える様式をアヤソフィアから学んだだけではなく、様々な工夫を凝らしながら独特のオスマン様式の建築を極めた人物である。

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 その姿は、いまはもう使われていないトルコのお札にも表されている。彼が、生涯をかけてそれを超えることを目標にしたアヤ・ソフィアを越えた建築であるセリミエ・ジャーミィが彼の姿と共に描かれている。
 この札は初めてトルコを訪れたときの名残りで、しわくちゃになって机の中から出てきた。2005年には使われなくなってしまっているが、トルコが誇る偉大な建築家の絵柄が見れないのは残念に思ってしまう。

 
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 写真や絵では、4本の尖塔のオスマン様式の建築としかわからず、あまりこれまでの建築とは変わりがないように思ってしまうかもしれない。
 しかし、ブルーモスクが出来たのは17世紀で、この天才建築家が活躍したのは16世紀である。日本の戦国時代から本能寺の変あたりまでつくりにつくった建築群には、驚かされるばかりだ。


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by miriyun | 2016-06-05 18:32 | トルコ | Comments(0)

山なみ

おだやかな朝     
 
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 農村の緑多き風景

道端の傘をかざした売り場で売るのはなんの野菜だろうか・・

電信柱に、幾重にも重なり淡いグラデーションをなす山なみ

北関東にもよくありそうな風景だ

ここは、アナトリアの南西部。
  トルコの中でもここはアジア側だからか、なんだかほっとして落ち着く風景だ。





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by miriyun | 2016-03-24 06:52 | Comments(6)

曲線

大地の曲線を楽しむ
 大地に描かれる曲線、山の稜線もあれば川の蛇行もある。

そして、畑の使い方による曲線もまた、長距離バスの車窓から楽しめるものの一つだ。

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しかし、こんなのマニアックすぎて誰も見ないよね~  (-_-;)
  そう思いつつ、これも自分と置いてみる

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高速で走っているので、ピントはあっていないが・・・、
        夏、アナトリアから西へ向かうバスの車窓より。


 

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by miriyun | 2016-01-11 15:59 | Comments(4)

ドネルケバブ仕込み中

仕込みにであった   
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ドネルケバブは日本でも急速に広がったトルコのファストフードだが、こんがり焼いた肉と野菜と独特のソースを挟んだパンは実においしい。

左はチキンで、右はビーフ。トルコではこの2種類が多い。


 ケバブは焼くということなので焼いたものにはいろいろつく言葉でシシケバブなどはシルクロード沿いではあちらこちらで聞く言葉だ。それだけでもトルコ系の民族と言葉が多いのだなあと感じたことがある。
 ドネルは回転するという意味なので、まさに回転しながら焼いたお肉といういうことになる。

 なお、アラブでも大シリア地方にはこれが多く、シャワルマと呼ぶ。

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イスタンブルの街を朝に歩いたら、仕込んだケバブのまだ焼いていない状態に出会った。


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チキンを次々とくしに刺して重ねて大きな肉塊にしていく。もちろんその一枚一枚の肉はその店独自のソースに漬け込んでいる。店独自の工夫なので、一言では言えないが、基本的にヨーグルトは使っていると聞いている。肉の間にはこうしてみるとその間にはパプリカなどの野菜がたくさん均一になるように挟み込んでいる。

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それをこんがりと、回転させながら焼いていくとこんな風になっていく。

注文を受けると、これを大きなナイフで削いでいくのだが、熟練した人ほど、薄く薄くそいでこんがり感を楽しめるようにしていくのだという。

 パンにはさむのに肉の他に何を挟むか、ソースはかけずにそのまま肉に沁みついた味を楽しむトルコ風と、いろいろなソースを用意して楽しむ多国籍風の楽しみ方もある。


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by miriyun | 2015-11-12 07:04 | Comments(8)

ナツメヤシの青き実

青ナツメヤシ     
先日、とても美味しいデーツをいただいた。アラビア文字に飾られたデーツに、久しぶりに中東の風が吹き抜けたように感じた。そして、シンガポールのふくよかな香りのお茶とともに夜中にデーツ好きの娘とともに楽しみよい時間を過ごさせていただいた。


デーツといえば、この夏まさかのトルコで見事なナツメヤシの木を見てきた。
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これまで、赤ちゃんナツメから熟しはじめのナツメまで見てきた。まだ青いナツメヤシは砂をかぶったヤシの大きな葉に覆われていたり強烈な日射しのため影になるなどあまり明瞭な見え方ではなかった。だが、ここはちがう。まずヤシの木の高さが高い。下の方の幹回りは何もないから下からよく見える。

場所はアンタルヤ。
地中海を目の前にしたリゾート地でまさかのナツメヤシ!
まあ、オリーブの産地でもあるので気候としてはあってはいるが---。
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この実のずっしりと重みのある景観が素晴らしい。
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真下から見上げると一つの房は円形に実があつまっている。

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これ程のたくさんの実が赤黒く熟してきたときを想像すると楽しくなる。
しかも、一本の木から150kgものデーツが収穫でき、それが栄養豊かな実であるのだから
ナツメヤシの木のありがたさがわかる。

 



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by miriyun | 2015-10-01 07:05 | Comments(8)

乾燥地の植物

レトーン遺跡でみた植物1


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土埃に埋もれたような植物

これもぐっと迫ると
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葉の表も裏も茎も、ビッシリとトゲ満載!
トゲは温帯の植物でも思った以上にあるもので、よくよく草木を見ると産毛のようなのやトゲのようなのが生えていることが多い。
だが、乾燥地では、草のほとんどがトゲを装備している。
朝露の確保と捕食されることを防ぐためだろうが、見事な装備ぶりで、その様子をつい見てみたくなる。
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by miriyun | 2015-09-30 07:06 | Comments(2)

カッパドキアの星

1.トンガリ岩の先端がかわいい 
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2. 星

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夏の空はあまり澄んでいないし、地上はライトアップされていたりもする。
   そうした中でかろうじて岩の上の星を見つめた。

 星、見ようという思いがあれば見えてくるもの、
             それでいてあくまでも遠いもの・・・。
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by miriyun | 2015-09-22 02:14 | Comments(8)

岩に張り付くように・・・カッパドキア

1.岩と植物 

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どんな岩場にも根を張る植物の力。


2.夕闇に向かう奇岩の地 

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怪物のような岩、でも愛嬌がある感じ・・。
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そして、本当の夕闇が奇岩群を隠す直前。

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by miriyun | 2015-09-18 06:57 | Comments(4)

S字の道---カッパドキア

奇岩のまち

 奇岩のまち、カッパドキアにはこれでもかこれでもかというほど掘り込んで岩のアパートメントのようになったところがある。

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メレンゲ岩群と岩のアパートメントとの間の道も、岩場を縫うように進む。



逆S字カーブの道 
だから、時にはこんなカーブも---。
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  造形的には綺麗だが
 冬、凍っていたら通る自信がない。                                          一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
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by miriyun | 2015-09-16 08:20 | Comments(2)

西へ向かう・・・夕景

イスタンブルからエディルネへ 
計画はしてみたけれ時間が足りなくて行かれなかったエディルネ。

今回はそのエディルネにイスタンブルから直行。

地図で道路を確認すれば小さいうねりはあるもののほぼ西への直進道路。
そして思った以上の大平原。
もう夕刻だったが左右に広がる地平線、
山もなく、民家もない地平線、
こんなのを見るとぐっと胸に来る。

さらに、

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西へ向かうということは、夕日に向かうということだ。

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道の向こうに夕日があるということだ。
高速バスで寝るのが好きな自分だが、こんな時には目が冴える。

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by miriyun | 2015-09-08 07:01 | Comments(2)