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2018年 01月 05日

2018年新年おめでとうございます~アラビア書道でご挨拶

☆明けましておめでとうございます☆

  2018年となりました。
ずっと続くと思っていた日常がJアラートなるものに脅かされる日が来て、これまでどれだけ日本が世界の中で奇跡的に平和を保ってきたのかを思い知らされているこの頃です。
昨年中は、まばらに更新のブログにもかかわらず、お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。

 例年、2日に行う書初めが今年は都合で今日になってしまいました。
皆様の健康と安全を祈って書きました。
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 日本を意識した写真です。日本の真ん中ともいえるアルプスの山々にぐるりと囲まれた美ヶ原高原から見た富士山です。山の影になりながらも、稜線が片側が見えるだけで富士山と分かります。つくづく美しい山だと思います。朝日と雲海の間に見えた富士山に心を寄せながら、書初めをしました。
 3行のアラビア書道の意味は、次のようになります。
「新しい年の到来に際して、皆様にとって幸福な年となりますようにお祈り申し上げます」

今年はいつも以上に、この平穏が続くことを、
   そして美しい日本であり続けてくれることを、
               願わずにはいられません。
 
             
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自分の住まいの近くから見る富士は、遠いながら稜線がのびやかに広がるのを目にすることが出来ます。
寒い正月は朝起きにくいですが、夜明けにはピンク色に染まるフジを見ることが出来ます。
いつかはお正月に富士山のそばで宿泊して、富士山を朝に夕に間近で見たいものだと思いながらいつも眺めています。

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視界いっぱいに広がる雲海の景色は清々しくもあり、その上にもこの言葉をあわせてみました。どちらか一つでも気に入っていただけたら幸いです。

◆雲海とはよく言ったもので、雲の海は大海原を見る思いです。やや高い山の頂上は島のようにも見えます。
日本にはいくつか雲海のみられる名所がありますが、なかなか思い切らないとでかけられないです。
でも、自然のなす技だけでなく、ふだんの身近な山や梢の木の葉であっても眼差しを向け、心で受け止めれば素敵なものだらけです。


 だからこそ、落ち着いた心で自然を見ていきたい。いや、見に行くことで心を穏やかに健やかにしていきたい。そんな思いをもち続けていこうと思っています。

 また今年は、自分にとっては新しい環境への不安感を持ちながらの学びの年になるかもしれません。どんな時も心はのびやかで前向きでありたいと思いつつ、長い間のストレス環境で擦り切れて失われてしまった創作の活力を少しでも取り戻せたらうれしいなと思っています。

 では、皆さま今年もよろしくお願い致します。 

                                      
                                                         
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第2回プラチナブロガーコンテスト




by miriyun | 2018-01-05 23:54 | アラビア書道 | Comments(3)
2017年 01月 03日

新年明けましておめでとうございます!! アラビア書道でご挨拶

*2017年を迎えて* 

 新年おめでとうございます。
   

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☆「あなたに毎年毎年健やかな年が訪れますように!」
クッル・アーム・ワ・アントゥム・ビハイル 2017・・・と書きました。
毎年、あなた方が善いこととともにありますように!
  (今年もよい年でありますように・・・という意味です)

 例年、二日にアラビア書道の書初めをしておりますが、完成までに時間がかかってしまいました。
黒いところは、点や記号も含めてすべて文字です。(足の指だけは書き足しましたが。)
羽根の中はエブル(マーブリング)です。


◆このブログも長くなりました。世界のあちらこちらの文化や自然の共通点や違いを見つめてきたのですが、近ごろの治安の悪化ですっかり停滞気味なブログです。

 それでもお訪ねいただきました皆様、ありがとうございます。長い歩みを知っているからこそのお言葉をいただいたり、作品展へわざわざお越しくださったり、嬉しいことがたくさんありました。 
また、新たなご縁でつながった皆様よろしくお願い致します。昨年初めてオフ会というものにも参加させていただき、とても楽しかったです。


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実は元旦の朝、ふんわりやさしい色に染まる富士山を見ました。
  藤色にかすかに染まる富士、おだやかな気持ちになれました。

    とても優しい色だったので、
    こんなところに翼や尾羽が長い鳥が飛んできたらさぞきれいだろうなと思ったのです。



実在の鳥ではなく、いざというときビックリするような尾羽を広げて幸せの種を振りまいてくれるようなイメージでつくりました。
ほんとに、イメージだけで恥ずかしいですが・・・。


どこを見ても不安な要素がいっぱいの世界と日本ですが、

 それでも美しいものは美しい
 アラビア書道・写真・世界のアート・フィギュアスケート・人・花

そういうものを見つめ続けて、拙文ながら載せていこうと思っています。

 行動もブログの掲載もスローで申し訳ありませんが、今年もよろしくお願い致します。
皆様に幸多からんことをお祈り申し上げます。


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by miriyun | 2017-01-03 11:01 | Comments(6)
2015年 01月 02日

明けましておめでとうございます・・・アラビア書道年賀状

 年の瀬に、透き通るような聖夜の歌と、とてもとても清らかな美しい動きを見た。
 新しい年になって、毎年1月2日の新年ご挨拶をと考えたのだが、
どこまでも続く蒼穹の果ての星たちのイメージでいっぱいになったので、
それをバックにご挨拶をあらわしてみた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 新年のご挨拶 
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              ↑  ワンクリックして、PC画面いっぱいにしてご覧ください。

☆「あなた方に毎年毎年健やかな年が訪れますように!」
 大好きなジャリーディーワーニー体で・・・、ジャリーディーワーニーはなぜかいつも夜の空に載せてみたくなります。
 左下は年号を今回は疑似ペルシア数字2015及び頭文字を入れました。アラビア数字の5は小さ目で中が空洞の丸であらわし、ペルシア数字の5はハートを逆さにしたような形でやはり中は空洞です。ここでは中が空洞というところを押さえておいて、形はあえてハート型を立てた形にして心を込めてという意味のデザインにしました。

☆アラビア文字のミームの先にはヤギが新しい年に向かって勢いよく駆け上がっています。
 この山羊はひつじよりも高いところへ上る習性の山羊なので、縁起かつぎですが・・。

 イスラームの国では星と月は一日の始まりに見るものなので星空は年の始まりに合います。いつも星空を撮りたいのですが、あいにく自分の住むところは星空なんて見えません。
 そこで富士山の麓で撮ってきた写真なのです。
photshopで青く染めていますが、星は写真で撮ったそのままです。どうぞ写真の上でワンクリックして、日本でもどれだけの星が見えるのかということをご覧いただければと思います。ここに見える白い星や青や赤みがあったりする点が紛れもない宙の星のありようなのです。
 
 私は星空と砂漠と地平線がとても好きです。
自然の雄大な懐に包み込まれるような気がします。このとんでもない数の星々を見ますと、ちょっとした下界のわずらわしさも悲しくつらいことも忘れて、大きな気持になれるような気になります。


 
・・・・・皆様へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆旧年中はいろいろとお世話になりました。2014年はある意味、人生の中で節目の年でもあったのですが、ちっとも節目らしくなく、相変わらず時間に追われた生活をしてしまい、またふだん健康であるだけに過信による健康上の無理もあったりしました。

 そんな中でも昨年、いろいろやってみて分かったのは、結局時間のない中でも好きなものは好きだということでした。旅をし、美しい自然に触れ、異文化に触れること、アラビア書道を書き、写真を撮り、そしてアートな(これ大事です!!)フィギュアスケートを見ること、これらの全てが自分というものの一部であり、どれも欠かすことのできないもので、それをこのブログでゆっくりでもいいから表現していきたいと思ったのでした。

 そんなわけでゆるゆると続けているこのweb上で、いつも思いついたことを無駄に長文で語っていますので、お好みのジャンルだけをご覧いただければと思います。

 以前からお付き合いいただいている皆様からの温かい言葉が嬉しくて胸にぐっとくることがたびたびあります。また、新たにコメントを下さった方には、いろいろな分野から興味を持っていただいているのだと知らせいただいたり、励まされたりしています。twitterは見させていただいているばかりで、全くお返しできないで申し訳ありません。遅ればせながらようやくHow to本を購入(おそっ!)し、読み始めました。こんな状態でも声をかけてくださったり、りツイートとかしてくださっったり、ただただありがたく嬉しいです。これから徐々に発信もしていこうと思っています。その時はこの初心者がおかしなことをしていたら教えてくださいませ。

 では、2015年、
     皆さまとの行き来がまた楽しくできますよう祈っております。
      今年もどうぞよろしくお願い致します。
                                miriyun
                
                                                   
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by miriyun | 2015-01-02 17:38 | Comments(18)
2014年 01月 02日

午年に寄せてご挨拶…アラビア書道年賀状

 明けましておめでとうございます    
 皆様、よいお正月をお過ごしのことと思います。

 毎年、地道に続けているアラビア書道での書初めを今年も何とかやってみました。
文字で動物を表すのは、思った以上に難しかったです。
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まずは、文字を馬に近づけます。

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ジャリーディーワーニーらしく装飾符号をいれました。
翼はないけど、天馬のようにアラビア海の上を駆けさせてみたくなりました。

クッル・アーム・ワ・アントゥム・ビハイル 2014・・・と書きました。
毎年、あなた方が善いこととともにありますように!
  (日本風に言うと、今年もよい年でありますように・・・という感じです)

皆様にとって軽やかに弾むような年であることを願って、軽やかな感じを目指して書いてみました。

 ◆昨年度は、ブログ名からは離れた記事ばかりで、題名につられてこられた方にはがっかりブログだったことと思います。また、せっかくいただいたコメントにも、目が不調なためスマホはもちろんPCもつらく、調子のいい時にまとめてお返事するのがやっとになってしまいました。ツイッターも見させてはいただきながらリツィートもすることができず、ひたすら感心して見させていただいています。
 こんなわけで、おせわになったり、迷惑をおかけしたりで皆さま大変失礼いたしました。 

 記事も今、夢中になっているスケート関係は勢いで打ってしまうことがあるのですが、
それ以外はなかなか更新できなくなっています。でも、
自分のライフワークはアラビア書道と写真であることは変わっていません。

 フィギュアスケートというスポーツ観戦が大好きになりましたが、自らの手を使って活動することと、人がやることを見るのは全く別の活動で、それはさすがに一緒にはならないです。
 ただ、書道と写真と歴史と旅とすべての融合であってちょうどよく発信できていたはずのブログが、変調をきたしています。

 しばらく停滞しているのをこの後、少し復活させるつもりですが、2月のソチ、3月の世界選手権まではどうしてもスケート関係・・・もちろん、芸術的な滑りの高橋大輔さん応援が多くなってしまいそうです。

 こんなブログですが、
              みなさま、今年もどうぞよろしくお願い致します。 

~~~~☆~~~~~☆~~~~~☆~~~~~☆~~~~~

午年に寄せて

◆草食動物と肉食動物は目の位置が違う。

獲物を狙う距離感を正しく知るために二つの目の焦点を定めるため、ネコやライオンやチーターは顔の全面に目が並んでいる。
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草食動物は肉食動物や爬虫類に狙われて食べられないように、あちらこちらに注意を払って、敵が近寄ったらすぐに逃げる…そのため、目は顔の側面にあり視野を広くする。

 こういう観点で見ると、人間も目が焦点を合わすようにしてものを見つめ距離感や立体感を得ているので、やはり肉食なのだろう。

 眼から見るとそうなのだが、性格的なものからヒトも草食系・肉食系とかいうことがある。
身近な人を見てもどっちなんだろうかと考えてみるとやはり両方いるような気がする。

 無理に人間に当てはめてみる必要な無いながら、攻撃力が強くて野心を持って高みを目指す人もいれば、穏やかに和を保ちながらやっていく人もいる。
 きっと人間の社会に両方必要だからそうなるのかもしれない。
仕事場でも草食系9割ぐらいと肉食系1割くらいだといろいろなことに対処していくことができる。両方いてバランスが取れてきっと古代から支配階級は肉食系だったのかもしれない。

 今年は午年。
草食動物の穏やかさを基本としていきたいものだが、そこにはいろいろな危険が忍び寄っているのかもしれない。国際関係も国の経済も自分の仕事もうかうかできない。私たち人間は、目を顔の側面に寄せることはできないので、その分より注意力を持って見ていかなければいけない。

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by miriyun | 2014-01-02 23:58 | Comments(18)
2013年 01月 02日

明けましておめでとうございます…アラビア書道でご挨拶

新年のご挨拶
 
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  クッル・アーミン・ワ・アントゥム・ビハイル
           皆様にとって良い年がずっと続きますように!
              
 皆様、新年明けましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願い致します。

 1月2日はアラビア書道で書初めをする習慣で、今年も干支を意識して書いてみました。
巳年ですが、ヘビというと強烈な印象のヘビしか思い浮かばず、
サハラ砂漠のツノクサリヘビをイメージして書きました。
そうするとその蛇に適した環境にしてあげなくてはと砂漠背景にしてみました。

 砂漠はどこと突っ込まれそうです。
真っ黒部分が砂漠でほんとは風紋もあります。が、太陽とその右に見える虹色の幻日を写すためにローアンダーにしたので砂漠は真っ黒に。真っ黒なだけにツノクサリヘビをめだたせるチャンスとばかりに彩色してちょっとかわいげのあるツノヘビになりました。  
 幻日とは光の屈折でおこる虹色をともなった太陽に見える光のことです。虹色の中に希望を見出します。


◆次にもっと砂漠らしい風紋そのものの写真に同じ書をのせてみました。
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地平線が大好きなので、砂漠と空の境界にアラビア文字を立たせてみました。
今年はジャリーディーワーニ書体で、ミームの文字の長く伸ばした先の延長線上にツノクサリヘビを這わせたものです。
 ヘビは再生の象徴とも言われます。
東日本大震災の被災地復興支援歌である『花は咲く』のメロディーを聞きながら2013という年号を書き加えていたら花が咲きました。
傷つきよわった日本の再生を願っての年賀状になりました・・・。


2013年を迎えて
 昨年はたくさんの方とブログを通してのお付き合いをいただきありがとうございました。
皆様に励まされ、お声をいただいての2012年という年・・・とても貴重な年だったと思います。また、それぞれの方の活発な創造力や行動力そして、文章などに刺激をいただいて、また自分でもすすんでいこうという気にさせられました。

 twitterやfacebookなどの交流方法があることは承知していながらも、せっかくの情報を得ても自分自身が即時対応ができない方なので躊躇しています。それでも少しずつ、生活の中に入ってきているので、時代の趨勢も感じてきています。

 アラビア書道と写真をライフワークとしてきて、このブログではたくさんの優れたもの・美しいもの、伝えなければならないことを発信させていただいてきました。大好きなものについて発信し、それについて反応していただけるのはとても嬉しいことです。
 また、新たな興味を以て見つめているものも増えました。もとより、イスラーム地域の書に工芸・踊りなどのアートを見ることが好きで見つめているうちに日本のアートに目が行くようになりました。そうしているうちにフィギュアスケートがスポーツ競技であり、またアートでもあることに気づいてしまったのです。自分でもここまでのめり込むとは思っていなかったので戸惑ってもいます。
 
 でもまあ、好きなものがたくさんあるのはなんて幸せなことだろうと思い直しました。
イスラームの文化と自然と歴史を語る文と、新しい分野で自由に書いている文のギャップに驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、これも自分の一部だと思っています。
  どうか読者の皆様、お気に入りのところだけ読んで、あとは笑って通り過ぎてくださいますようお願いいたします。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヘビ考・・・若干、このブログで既出内容を含む

 はっきり言ってヘビは気持ち悪い。平気でヘビを触る人もいるが自分では苦手だ。
しかし、世界の中では案外ヘビは命の再生とかいう意味などで大事にされることが多い。神話の素材になっていることも多い。
◆ツノクサリヘビは、ファラオの時代からヒエログリフで『 F 』の音をあらわす文字として描かれてきた。
クフ王のQUFUのF音で使われているのであるし、角があるだけで名前がすぐにわかる蛇なのだ。
上で可愛げがあるように、カリグラフィータッチで書いてみたが、実際は毒がある怖いヘビなので安易に近づいてはいけない。⇒ツノクサリヘビの写真

◆古代エジプトでは、そのほかにもヘビの種類は何種類も書かれており、ファラオの上下エジプトを表す冠にもヘビの飾りをつける。
 ヘビは脱皮しながら大きくなっていくが、そうしたところが再生というイメージになったらしい。エジプトの王などは再生という言葉に飛びつくだろう。

◆また、日本でも家に住み着いたヘビを神様のようにして守ってもらおうという習慣もあったものです。十二支にヘビが入っていること自体爬虫類の中でも別格なのかなと思う。

◆「アスクレピオスの杖」
 ギリシャ神話においてもヘビは生命力の象徴でもあった。神様と人間の間に生まれた半神の医神 ( 医学の守護神 ) の持つ杖にはいつもヘビがグルグルに巻きついているという。
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 杖に1匹のヘビの巻きついた「アスクレピオスの杖」は欧米では医療・医学を象徴しているからこそし、世界保健機関や医師会など医療関係のマークにはヘビがつきものなのだ。

 ちょっとヘビの株が上がってきた!

◆「ヒュギエイアの杯」
 また、アスクレピオスにはヒュギエイアという娘がいる。彼女の杯に1匹のヘビの巻きついたモチーフは「ヒュギエイアの杯」と呼ばれ薬学の象徴とされる。
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 縦長の杯であることも多いが、このように広口の場合もある。
これはイスタンブルのアヤソフィアにある。大きな杯のまわりをヘビがぐるりと一周巻きつき、杯の中に向けて頭をもたげている。解説は一切書かれていなかったが、大理石製の巨大な「ヒュギエイアの杯」と考えられる。

 薬学とも関係あるとは・・・。


    ヘビ年にちなんで、皆様の家が守られ、
             ご家族の健康も守られますように!


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by miriyun | 2013-01-02 21:39 | Comments(28)
2012年 01月 02日

辰年に寄せて新年のご挨拶…アラビア書道年賀状

明けましておめでとうございます
 2011年・・・大変な年でしたね。まさかと思うようなことが次々と起きていくのをじっと耐えるしかない日が続いていました。年末の紅白では、明日や故郷をテーマにした歌が多く心がざわめきました。長渕剛さんの復興への思いはとうとう新しい曲を作曲するところまで行き、「ひとつ」という歌となり石巻の小学校で熱唱されていました。たくさんの人が思いを込めるってすごいことだと思います。 明日を見て一歩ずつでも進んでいく新年になることを感じました。

 個人的にも気持ちの上でも落ち込みましたが、お立ち寄りいただいた皆さんのお声を頂いてとても励まされました。また、訪ねさせていただいた先での創作されていく文章に工芸・アート・料理、これらを見させていただくと何よりも気持ちが高まりました。
 何もしない一日を過ごすよりも、何か自分の生活の範囲で無理なく淡々と進めていくことは、なんてすごい進展を見せるのだろうと気付かされました。勇気をいただき、暖かく伝わってくるものをいただいた2011年でした。こうしたブログを通してお付き合いいただいた皆様に感謝申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

竜の書き初めでご挨拶

辰年…2012年、21世紀になってもう一回り、月日の巡るのはなんて早いのだろう。
年末年始もバタバタで、相変わらず落ち着かない生活のなか、かろうじて2日の書き初めだけは続いている。
*例によって、書き初めで、ご挨拶を・・。
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アラビア語のカリグラフィーがこの竜の骨組みで、それに足と背のギザを入れてみた。
テーマは振り返り竜。首さえ回せば、どこでもお見通しの龍。水神でもある竜に、地震・津波をにらんでいてほしい。そういえば、元旦の関東・東北で地震がかなり長かった。

復興も政治も・ユーロも・円も・外交も四方八方見渡さなければならないことばかり。
   見通す力が今こそ求められている。
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      クッラ・アーミン・ワ・アントゥム・ビハイリン
        毎年皆様が健やかでありますように! ・・・(文字の点のひとつは目になっています。)
      
        

★外交まで目配りするには自分の書いた竜では今ひとつ迫力がない。
そこで、目力と風格のある竜に登場してもらおう。
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古代、法隆寺におさめられた水瓶の竜首の目力、
1400年を経た竜、
      なんて古代のモノって力があるのだろうと見入ってしまう。

 『アラブの春』も草原をゆく野火のように広がったが、そのご、一年たってチュニジアは若干形を整えて、実際は権力をうまく分け合ってやっていかれるだろうか。
 エジプトのムバラク政権を倒した若者たちは、自分たちの意見を通したくても実は選挙の時期になってもその資金さえないので、思うように発言できる地位を目指せないでいる。
 シリアはまだなお、騒乱の地である。シリアの人々は無事だろうか、リビアは落ち着いてきただろうか。

 それやこれや、時を待つしかないことが多いのだが、こちらもまた注目していきたい。

では、
  皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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by miriyun | 2012-01-02 04:32 | Comments(22)
2010年 01月 01日

新年おめでとうございます!!…アラビア書道年賀状

 新年おめでとうございます
 
 新しい年にあたり、皆様のご多幸を祈ってご挨拶を申し上げます!
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                                    ↑ (1クリックすると、大きい画像になります) 

 ちょっと元気のない日本と、そして自分に元気を与えたくて写真から勢いを、書から落ち着きを得たいと思ったものです。
 *写真は、みなとみらい地区の光跡です。紫は観覧車です。
 *書は、ナスタアリーク書体で、2行に書初めとして書きました。年号は建物の上に書きました。
    ☆クッラ・アーミン・ワ・アントゥム・ビハイリン(毎年あなた方が健やかでありますように!)☆ です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします! 

◆トラ年によせて
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インドでお守りとされるトラの爪。縁起物といえます。今は法律によってこのような利用のされ方は禁止されていますが、写真だけ撮らせてもらった珍しい爪です。
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~~~~☆~~~~☆~~~~☆ 新 年 雑 感 ☆~~~~☆~~~~☆~~~~

◆アラビア書道と写真とブログ 
 自分にとってライフワークとして大事に思っているものが二つある。それはアラビア書道と写真である。
 この二つがイスラームという言葉の元で、歴史と地誌と、未知なる自然への好奇心の間で融合され、その発露がこのブログであるように感じている。
 ブログという発表の場がなければ、自分の中のこういったものにも気づかなかったかもしれない。
書いていくうちに自分の内面も見えてくる。そういうまとめの場としても大事な場がここなのだろう。

 そうした中で、ブログを読んだり感じたり感想を書いてくださる方がいる。

 個性的なものづくりをしている方、
すてきなユーモアと感性をお持ちの方、
各地に足繁く旅をされている方がいて、
興味を絞って研究される方、
さらに平和構築のために危険な中で働いていらっしゃる方がおられる。

 そうした方々が世界や日本の地の息吹を感じ過ごされていることはすべて他の人には体験できない貴重なことだ。そしてWeb上のつながりがなければ互いにそうしたことには一つも触れ合うことがないはずだったのだ。
 たくさんの方とふれあい、つながる・・・ブログの醍醐味である。これらのつながりと互いにかけあう言葉こそが宝だと思う。 そして、このブログはなんと魅力あふれる方々とつながっているのだろう。感謝、感謝である。年の初めにしみじみと感じながら書いている。


◆自己表現 
 書の世界にはいり、いつも新しいことに気づかされ進んでいく緊張感がたまらない。書でつながってくる人がたくさんいて同じものを目ざす心強き仲間は自分にとって大切な人たちである。2週間に一回ではあるが会うこと自体が癒しであり、励みである。

 一年前にこの書の教室において書以外のでの抱負を皆で発表しあうことがあった。そのときに、自分は「ようやく購入したデジタル一眼を使えるように練習する」と言ったことを覚えている。
 そもそも人前で口に出すということは、自分のようなものにとってはとても勇気のいることだ。しかし、皆の前で声を出すことが自分を進ませることになる。否が応でも使ってみるしかないという状況に追い込んだのだ。
 カメラは重いが、持ち歩いてみたのだ。すると、次々といろんな写真つながりのできごとがあった。とくに昨年3人のプロカメラマンとの接点がわずかながらあった。その中で新たな視点をあたえられ、行動の中に学ばせてもらったことも多い。 
 まだ、充分に使いこなせているわけではないが、気持ちの上では、デジタル一眼のおもしろさは理解できた。

 自己表現ができること・・これができることは幸せなことだ。アラビア書道と写真を続ける基盤はほしいが、それ以外の物欲はあまりない。
 それより、自分の感性が鈍ることがあったらそれはとても悲しい。
だからこれからもアラビア書道の美、プロの写真家が切り取る極限の世界、イスラームの地域の美について敏感であり続けたい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
 
 皆様にとって今年がよりよい年となりますように!
トラが守ってくれますように!

                                               ご面倒でしょうがポチッと応援よろしく!勇気づけられます        

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by miriyun | 2010-01-01 23:56 | Comments(14)
2009年 01月 01日

新年おめでとうございます♪…アラビア書道年賀状

新年明けましておめでとうございます。
    昨年は皆様にたくさんの励ましとお知恵をいただいて過ごすことができました。
ありがとうございました。
 私にとってブログは単なる書いているということではなく、そこからつながる交流こそが何より大切と思っています。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

  年の初めのご挨拶を書をもってさせていただきます。
~~~~☆~~~~☆~~~~☆~~~~☆~~~~☆~~~~☆  
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☆皆様にご挨拶として・・・。
 「クッラ アーミン ワ アントゥム ビハイリン(皆様にとって良い年がずっと続きますように)!」

☆上の文字は「アル・フッブ」と読み、「愛」という意味です。(『図説アラビア語事典』中の文字デザイン:ラサアド・メトワ作を参考に)太字で書き、花を飾りました。世相不安の中、どこに住む人にも人の愛が必要な時だと思ったからです。
 そういえば、難民のこども達が「私達の国を愛してる?」「私は日本という国を愛しています」といっていたのを思い出します。
 そして難民キャンプは何年も住み着いたようなところでも壁ばかりで空間の余裕は全くありませんでした。空き地があったとしても瓦礫の山で、花を目にすることはないのです。だからどの家も花を飾りたいときは造花を飾っています。
 日本にもヨーロッパにも市場にあふれる花々、各家の庭の花々・・・それがあるだけでも、あぁ、平和だからあるんだ~っとつくづく思うのでした。空襲時の日本もそうだったといいますが、手向けたい花もないところが現在でも世界にはたくさんあるのです。そういった思いを込めての2009年最初のアラビア書道で、書初めでもあります。

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◆ 新年の挨拶、いつかペルシア語で書いてみたいとおもっています。トルコ語はラテン文字ですが、言葉としては新年おめでとうはなんと言うのでしょう。ダリ語はアラビア語と一緒でしょうか。ウルドゥー語・ウズベキスタン・マレーシアでは?それぞれの国にはそれぞれの文字と言葉があり、それを大事にしていきたいものです。
 
◆ 昨年6月に設置して半年たった「Welcom Map」というのがあります。どちらの国から見に来てくださっているのかをドット表示する地図です。いつも狭い枠に入れていて全体像が見えていないのですが、久しぶりにクリックしてみて気づいたことを書いてふり返ってみます。

 1、「写真でイスラーム」 なもので中東からかなり見ていただいているようで驚きました。それがご縁で現在二週間に一回発行の「ジャパニーズ・ドバイ」に掲載されるようになりました。これも新しい良きご縁と思います。
 2、アフリカからもいくつかの国から見ていただいているようですが全く痕跡がないです。どうもインターネットのしくみが異なるのか、国を現す記号のところが何らかの原因で読み取れないのかもしれません。
 3、東南アジアからのアクセスが増えてきたようです。本田孝一先生関係の展示があることと、昨年初めて東南アジアのイスラーム国を訪問し記事を書くようになったことと関係があるかも知れません。
 4、もちろん、日本からは圧倒的です。このブログの目ざすところはメディアの言わないイスラーム地域のよさを知っていただくことです。(・・・何か参考になったでしょうか。)これからもそういう視点でやっていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。
 5、ヨーロッパ・アメリカ・オセアニアのことはほとんど書いていないのにたくさんの方にお立ち寄りいただいたようです。感謝です。(どういったところに興味を持っていただけたのでしょうか。)

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☆日本と世界各地にお住まいの方、これからも気が向かれたらお立ち寄りください。
 皆様のご多幸と健康をお祈り申し上げます。

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by miriyun | 2009-01-01 07:53 | Comments(18)
2008年 01月 01日

言葉の花束でご挨拶

 2008年おめでとうございます。
  
 突然書を書こうと思い立った。
昨年からトルコの書道と工芸関係について特集していた。実は今調べているところだが、トゥーラがすごく気になる。なんといっても見れば見るほどあちらこちらにトゥーラがあるのだから・・・。

☆トゥーラ 
アラビア語表記はطغراء(トゥグラ)

 トゥーラはトルコのスルタンのサイン(あるいは花押にあたる)であるがなかなか優雅だ。最初のころのスルタンは「~の息子~」というだけでそっけなかったが、36代の中ほどにはもう書記官たちや一部の書道好きのスルタンが考えに考えたのだろう。とても素敵な形になってきた。
 そのトゥーラの形でバスマラなど短い言葉を書くのは書家たちもやってきている。だから何か書いてみたいと思っていた。
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クッラ アーミン ワ アントゥム ビハイリン 
 だから、トルコでいろいろ見たもの、経験したものその思いをこめてトゥーラ型新年のお祝いを書いてみた。もちろん、アラビア書道は白い紙に黒の墨で書く。アラビア書道を知らない人にはこのままでは堅苦しいし、New Year Cardとしては飾りがほしい。
 「毎年あなた方が健やかでありますように!」というアラビア語の言葉を花束にしてあなたに!
                               ・・・・というイメージで作ってみた。

 自分なりにどこにどの文字を書こうかと考えるのは時間がかかるが楽しかった。書もタイル模様の花も、それに以前にやってみたミニアチュールも今回はすべてトルコ風にまとめた。思い出をたどりながらこういうものを作るのはいいものだ。
 
 今年の抱負は、やはりこれ!自分表現をしていこう。
 あわただしい生活に負けずに、心だけはゆったりいいものを見て多くの方と交流していきたい。

・・・・・☆・・・・・☆・・・・・☆・・・・・☆・・・・・☆・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・☆
 ★自分が何かをするだけでなく、いろんな方と交流することが自分にみずみずしい気持ちを取り戻させてくれる・・・そんな風に感じています。
 今年も、写真や書道、イスラームの素敵なものをアップしていきます。少しでも楽しんでいただけたら嬉しいし、またたずねていって色々なことを教わったり、とっても暖かい心にふれさしていただいたり・・・、私にとってそれがとても大切なことです。

 皆様、どうぞ本年もよろしくお願いします。
        皆様のお幸せを心よりお祈りして新年のご挨拶とさせていただきます。
  
    言葉の花束受け取っていただけたら、とても!とても!嬉しいです。                    
                   ポチッと応援よろしくおねがいします

by miriyun | 2008-01-01 19:23 | アラビア書道 | Comments(12)
2007年 10月 13日

イード・ムバーラク

ラマダンが終わった。
 ☆イード・ムバーラク!(イードおめでとう)
皆さんが、よい日をよき隣人と過ごされんことを願って!

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  めったに書かないルクア書体。骨太で力強さがでる書体で思ったよりカードによくあう。

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話は変わって、
 よき隣人であってほしいのだが、そうでない話

オリーブ畑のオリーブの木を引っこ抜きブルドーザーで整地

11月の中東和平のための国際会議のむけて準備中のパレスチナ自治政府にも、和平を願う国々にも、寝耳に水のとんでもない話が入ってきた。
 ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地に隣接するアブディス村など4つの村にまたがる110haの土地についてイスラエルは9月末に収用命令を出していた。その結果、すでにパレスチナの人々が先祖から伝えられた畑のオリーブを眼前で引っこ抜かれ、なぎ倒されていく。
 エルサレムに隣接するだけに、実効支配の既成事実を作ってしまおうとするイスラエル。このやり方で、これまで入植地も分離壁も、そこにずっと住み着いている人がいて、いま収穫期を迎えた農作物があり、子どもたちのまなざしが見つめているにもかまわず行なわれてきた。
 国際世論さえ気にせず、アメリカさえ味方してくれるなら大丈夫だろうと様子を見ながら行なわれる◆収用・・・はっきり言って、これは土地泥棒で、人権無視の所業だ。

 ラマダンがおわり、イードのはじまった祝いの日に同時に入ってきたニュースに心が沈んだ。

 イスラエルの心ある人たちは非人道的なことをやめようといい、自治区への徴兵を拒否したりしている勇気ある人々がいる。パレスチナ人とユダヤ人とが交流する大学生や高校生もいる。あってみたら、話してみたら理解しあえた人もいる。

 しかし、多くの人は自分達が被害者であるという意識で加害者である部分は知らないのかもしれない。可能性が高いのは、報道が偏っていることが考えられる。武力のない一般庶民を相手に空爆・砲撃、家を壊し検問所で病人が救急車で搬送されるのさえ邪魔され、亡くなる・・・そういったことが国際社会で非難されているってことはちゃんと耳に入っているんだろうか。

 隣人としてあるべき道を進まなければ未来はないのに、その道を捨てるような行為は許されない。

 原因はといえば、そこにはイギリスがいて、フランスがあり、その後のアメリカがある。パレスチナを認めないイスラエル右派があり、イスラエルを認めないパレスチナ右派がある。力のない国連のしくみと国際社会のおよびごしがある。(注:右派というのはイメージでそういう呼び名ではない)

 しかしそれはこれまでに論じつくされてきた。

 それにこだわるよりも、大事なのは今後だ。イスラエルの子どもたちもパレスチナの子どもたちもこれ以上苦しませたくない。       

 少なくとも今苦しみ、これからの人々を苦しませるような隣人関係は払拭しなければならない。それを切に願ったイードの日であった。
                               
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by miriyun | 2007-10-13 23:37 | 日本の中のイスラーム | Comments(8)