シリア・・・ウマイヤ・モスクの祈りと安らぎ

 スーク・ハミディーエを東に直進するとローマ時代の列柱がそのまま立っているところに出る。その先がウマイヤドモスクの入口で、以前にアレッポのモスクで貸し出し用を着せられた記憶があったので、今回はアバヤを用意してきている。それを着てから入った。

 (これを書くために地球の歩き方を確認したら、外国人専用の入口は北門だという。確かでるときは北門からでたが、入る時は、人の流れに沿って西門から入っていた。どこかに表示があったのだろうか?・・・知らなかった!今思えばアバヤを着ていたので勘ちがいされたのかもしれない)
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 ウマイヤ・モスクは完全な形で現存するもっとも古いモスクだ。715年に建てられ、その大きさはエルサレムのアル・アクサーモスクに匹敵するという。中庭を囲んで回廊と礼拝堂がある。
 まず中庭は長さ122m、幅50mで、ピカピカと鏡面のような大理石が敷き詰められている。座り込んでいる人、昼寝している人などさまざまだ。
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 ↑礼拝堂中心部のファサードには植物と家の文様がはっきりと残っている。このモザイクは金色を背景に楽園をあらわすと聞いている。背景の一部の色は失われているように思うが、題材・文様くっきりとしてこれが8世紀のものかと驚かされる。 
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 中には絨毯が敷き詰められ、人々はキブラに向かって思い思いに祈る。

 集団礼拝はいろいろな書物にあるように全体で合わせて礼拝する場面があるが、それは主に金曜日の礼拝の場合だ。
 通常はそれぞれが自分の神と向かい合って自分のペースで祈っており、決して隣と揃えることはない。写真はそれぞれ一連の祈りの動作のどこかを行っている動きを撮りこもうとしてスローシャッターにしたが、ぶれてしまった失敗作だ。 しかし、それなりに思い入れがあり、また、祈る女性の顔が見えないところもちょうどよかったので載せることにした。
# by miriyun | 2005-10-22 01:16 | シリア | Comments(2)

「スーク・ハミディーエ」と 「スーク・ミドハド・パシャ」

 ダマスカス(アラビア名ディマシュク)で、スーク・ハミディーエに向かって歩く。同じアラブ圏でもシリアは女性の一人歩きも違和感はさほどない。家族連れや女性の買い物客がとても多いせいかと思われる。
 
 なつかしいスークの入口が見えてきた。
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 11年前、ここのスークの中の工房で記念すべき最初のキリムを買ったのだ。それ以後、写真以外に絨毯・キリムを見ることも趣味の領域にはいってきている。 

 賑わいは変わらず人はいっぱいでスークの入口からウマイヤ・モスクまで約600mほどなのになかなか行きつけない。多くの店が軒を連ね、いかにも中東っぽさが伝わってくる。
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また、一本となりに平行に並ぶスーク・ミドハド・パシャにいくと、生活感が溢れている。日常品の石鹸や香辛料はこちらに積んである。
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天蓋からもれる光が斜めに射し込み、生活にスポットをあてている
# by miriyun | 2005-10-21 21:39 | シリア | Comments(2)

歴史と美のヒジャーズ駅

 ヒジャーズ駅は1917に作られたオスマン朝時代の影響のある駅である。ヒジャーズといえば、いわずと知れたT.E.ロレンスがアラブの反乱で、鉄道爆破の作戦を行ったのがヒジャ-ズ鉄道であった。以前にヨルダンで砂漠の中の線路を見たが、実はそれ以来客車は通ってはいない。列車に乗るにはヒジャーズ駅の5kmほど離れたカダム駅に行かなければならない。

 *この駅の見所を挙げてみよう*
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1、駅舎はT字路の奥に堂々たる左右対称の姿を見せている。屋根のトップにはシリア国旗がなびいている。

2、内装はステンドグラスが鮮やかである。
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3、天井の細工がみごとなつくりである。

4、ハーフェズ・アル・アサド大統領、バッシャール・アル・アサド大統領父子の肖像がかざってあること。

5、ヒジャーズ駅改良工事の模型・・・いつになるかわからないが壮大な計画があるらしい。




6、駅舎の前に展示している機関車・・・オスマン朝時代を髣髴とさせる
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7、目の前の水のみ場(サビール)・・・アラブ各国では旅する人も気軽に使える水のみ場を設置している。こういったサビールもサダカという寄付でできている場合がほとんどだ。
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↑左奥の建物がオリエントホテル。そこから左に3分くらい歩くとスルタンホテル
# by miriyun | 2005-10-20 01:13 | シリア | Comments(2)

スルタンホテルへ

 シリアの最初の夜はいろいろ緊張した後なのでよく寝た。アザーンを聞くことも目的の1つであるのに気付かずに寝ていたほどだ。洗濯物はかなりかわいた。ドライヤーは旧式だが他の設備はまあまあだ。
 何しろ今夜どこに泊まるかを決めなくては安心できない。ジュニアスイートなどではなくふつうの部屋にしたい。他の部屋を希望するが200ドルの部屋しかないという。早口で不親切な雰囲気の人だったので、他のホテルに移ることとする。
 フェニシアホテルがいいと聞いていってみる。フンドゥク(ホテルの意)がついていないで、ただのVENICAと書いてあるだけだったので、名を知らなければいきすぎてしまうところだった。フロントは感じがよいが満室。古くから知られるオリエント・パレスも満室。
 
 さらに発掘調査隊がよく使うというスルタンホテルでようやく空き部屋を見つけた。

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←ここは、看板が小さいけれどしっかりと フンドゥク スルターン と書いてある。

 シャワー・トイレはなく共同のを使う。でもひとりべやである。入るとまどはビルの内側に向いているので壁しか見えないが扇風機もあるし、洗面台もある。この部屋が朝食付き20ドル。 それに明日以降はシャワー・トイレつきの部屋が空くという。


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 ←朝食時やお茶で使ったレストラン

 願ってもない。しかも場所はヒジャーズ駅のすぐそば。ダマスカスの中心にあたり、どこへ行くにも絶好のロケーションだ。内心やったーと叫んだのだ。 
 
 スルタンホテルに荷物を移すとさっそく旧市街へ出かける。ホテルから真東にまっすぐに行けばスーク・ハミディーエにつく。これなら夕刻になっても間違えることはない。
# by miriyun | 2005-10-19 16:10 | シリア | Comments(0)

第75回サウジアラビア建国記念日レセプションでカラムさんに会った  

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 2005.9.26はサウジアラビア建国75周年を記念するレセプションが某ホテルであった。ここでの食事はもちろんそこのホテルスタッフがつくり、カプサなどのアラブ料理から寿司などの日本料理までいろいろ出るのだが、シャワルマについては、もと大使館のコックであった経歴を持つ横浜にあるレストラン「アル・アイン」のシェフであるカラムさんがつくってサービスしていた。
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 Z・カラムさんはNHKのラジオアラビア語のテキストに「アラブのお品書き」を書いてすっかり有名になった。彼の自慢のソースをかけたシャワルマをとてもおいしくいただいた。
 
 NHK講座のことを言うと、そのレシピでアラブ料理を作ってみましたかと聞かれてしまった。残念ながら、見てはいても作っていないの答えざるを得なかった。ムハラビィーヤ(ライスプディング)ならずっと前にやってみたことha
が・・・。紹介されたモロヘイヤ・ベッダジャージには興味があるんですけどまだやっていません。日本のモロヘイヤが味や粘りも弱そうだけど、どなたか作ってみた方いますか?
# by miriyun | 2005-10-18 05:39 | 日本の中のイスラーム | Comments(4)

シリアの食事・・・ダマスカスのレストラン&シャワルマ

 セミラミス・ホテルから北に向かって歩いて3~4分のところにレストラン・アブ・カマールがある。ここはダマスカス新市街の中心であるユーセフ・アルr・アズメ広場を見下ろすRをえがくビルの2階にあるため、たいへん市街を眺めながら食事するのによい。
 多彩なシリア料理があり、前菜だけでも迷ってしまいお任せにした。落ち着いた店内と接客のよさ・眺めのよさと料理のおいしさで充分満足できた。食べきれないほどの量であったが400SP(シリアポンド)で、日本円にして800円ほどである。

 しかし、一人ではやはりレストランは入りづらいので軽食ファストフードになる。シリア風ファストフードはなんといってもシャワルマ(ホブズというパンに回転させながらあぶり焼きした肉をサンドイッチにする。トルコではドネルケバブという)
 
 シャワルマとマンダリンジュースの食事で50SPでいい。ダマスカスのいる間、飽きずにシャワルマを食べていた。


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# by miriyun | 2005-10-17 05:07 | シリア | Comments(0)

シリア・・・夏はホテルが満杯!? 

 ダマスカスに着く。最初に困ったのは憧れのダマスカス空港はドバイとあまりにも違う洗面所である。なんといってもエレベーターもエスカレーターもない階下の洗面所には参った。一人だから、荷物を全部持って階段を下り、水浸しのトイレの中にカートの車輪を下ろすのも迷いながら使った。 
 
そういえば、11年前もスークのトイレなどは真っ暗闇で信じられないような状況だったことを思い出した。いいところばかり覚えていた自分を戒めてスタートする。
 
 空港内部にある銀行でまずは100ドルを両替した。100$は約5000SP(シリアポンド)   1SPは約2.2円といったところである。空港内にはパソコンのショールームのようなところがあった。FAXを入れておいたのに返事のないホテルのことが気になり調べたかったが、インターネットカフェではなさそうだ。まずは目指すアラータワーホテルへ向かおうとバスに乗る。
 空港からまずバラムケまでバス1ドル。バラムケからはタクシーでマルジェ広場へ。

 ここで目指すホテルへ行くが営業していないという。近くにバッグパッカーの人たちのHPによく登場する宿があるので訪ねた。しかし。一軒は満室、もう一軒も屋上のみあいているが他はすべてうまっているという。中庭の感じのよいアル・ハラメイン・ホテルで一人の日本人に話を聞くと一週間以上逗留しているという。しまった!私が見ていたHPにはいつでもあいているようなことが書いてあったが、季節は寒い・雨季などの言葉があったから、真夏ではないのだ。彼が言うには、夏期、高級ホテルには湾岸の人々が避暑に訪れ、安宿にはヨーロッパや日本などのバッグパッカーが予約してしまうのだという。

 屋上でもかまわないというつもりはあったが、このときこれから訪問するところへのお土産を持参していたことで躊躇した。約束したことを果たすまでは、荷物を失ったり人に心配をかけるようなことを絶対避けたかった。もう一軒アル・イーワーン・ホテルというアラブ人ビジネスマンがよく使うというホテルもきいてみたがやはり湾岸からの客でまんしつであった。そのため、もう一度タクシーをつかまえ、やや高級ホテルのあるほうへ向かった。以前にHPを見たことのあるセミラミスにたどり着き、部屋を頼んだ。マネージャーがジュニアスイートしかないという。120ドルプラス14ドルの税を先払いだという。バッグパッカー風いでたちで値段交渉していると先払いなどというのかと少々気持ちが落ち込んでくる。

 それでも、暗くならないうちにホテルに落ち着けて一安心だ。何しろこの夜、JICAに電話する約束になっている。何としても落ち着けるところで電話したかったのだ。ジュニアスイートは寝室と居間が別室という一人で使うのはもったいないつくりだった。
 
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↓ホテル前の交差点・・・大きな歩道橋に黄色のタクシー
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 ありがたいことに電話はすぐに通じたし、ホテル内にビジネスセンターも見つけることができた。ただし、ここのPCはどこの国製なのか、OSは何なのかよくわからなかった。普通は英語表記でもアラビア語表記でも、インターネットの中身は同じように配置されるのでほぼ想像ができ、yahoo や Outlook Express からメールを打ったりすることはできるものだが、ここはできなかった。画面が全然違うのだ。係員にこいうことをしたいということを説明してきいてみたが、係の女性もあまりわからないようで、とうとうここではなにもできなかった。
 通信・情報面は街中のインターネットカフェは日本人バッグパッカーの人が次々と日本語環境を行く先々で整えてくれたということがHP上にあったので、できるようだ。しかし、一般にシリアはホテルでネットやFAXが完全かどうか一抹の不安を感ずる。
 
 
 
 
# by miriyun | 2005-10-16 02:16 | シリア | Comments(2)

ドバイからシリアへ・・・ルブアルハリのセンターピボット

 ドバイ空港は広くて、EX0911 DAM行きのチェックインカウンターはどこなのか探し回ってしまった。職員に教わったところに表示がなくうろうろしてしまう。航空機だけは乗りそこなったり、はじき出されてはならない。内心あせってきたが、結局、早すぎたためチェックインカウンターが開いていなかっただけだとわかってほっとした。
 
シリア人がドバイの電気街で買ったとおぼしき大型電気製品を預けようとしているが、重量オーバーで加算額が大きいため時間がかかっていた。概して現地の人の荷物は寸法といい、重量といい、機内持ち込みバッグといい、とてもJALでは許可のでなさそうなものがある。これに比べると機内持ち込みにはやや大きいかと気にしていた私の3wayバッグは全然どうっていうことはなさそうだ。 手荷物だけで行くことができるとターンテーブルで待たなくて済むのがよい。
 
さて、Window sideの席も希望通り取れて、無事離陸した。気になっていたのはルブアルハリ砂漠と農園。そのために窓側の席にしてカメラを手元においたのだが、ドバイ空港の強力X線でフィルムの入ったカメラを通され、「NO Problem」を言われた。

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 それでも、予想していたとおり砂漠のうねりとセンターピボット農園が見えたので撮影した。

帰国後現像したこのときの写真は写ってはいるが釈然としないピントでボワーッとしたものだった。これが腕のせいか、砂漠でカメラに入った砂のためなのか、またはX線のせいかいまだにわからない。
 
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# by miriyun | 2005-10-15 01:12 | U.A.E. | Comments(0)

ドバイ・・・キープ バゲッジ

 ドバイの リビエラホテルは、こぎれいで使いやすい。スーク側シングルが最も安いので頼んでおいたが、すいていたのかクリーク側のツインを使えた。中2階にはビジネスセンターもあり、FAXやPCを使えるので、メールを打つのに重宝であった。アブラの運賃に比べてビジネスセンターでPC利用は時間当たり15DHかかった。しかし、情報を得るのにお金を惜しんではいけない。

 ホテルのhanaレストランは日本食が充実している。夜はそばだけでもなかなかの値段だが、朝食バイキングは洋食と日本食がほどほどに充実しており、満足した。何より一人で食事に来ているのは私だけだったが、スタッフ(日本人はいない。東南アジア系の人である)が親切で暖かい雰囲気があったので居心地が良かった。
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 家族と旅をしている時は気にならなかったが、知らない国で一人で食事をするところを選ぶのは思ったより難しい。ホテルに居心地のいいところがあると気が楽だ。クリークの夜景も美しい。

金のスークにも珍しいものを求めて行ってみたが、金の華々しさは見るだけにして、ひたすら唯一のデザインを探して、とうとう素敵な銀色のラクダのペンダントを探し出した。今回も自分らしさを探求できて嬉しい。

 数日後までスーツケースをこのホテルに預ける予定できている。最小限必要な物を3way
のバッグにつめて、チェックアウトした。数日後まで「キープ バゲッジ」を依頼すると、気のいい年配のポーターさんが安心して預けていってらっしゃいという。
 この日の出発はもちろんのこと、帰りの飛行機便も告げて、ドバイ空港へバスが迎えに来てくれるよう依頼しておく。
 実際戻ってきた時、迎えのバスの運転手はちゃんと私を覚えていて、迎えてくれた。バスにお客がたった一人でも送迎はきちんとやってくれる。行き帰りに同じホテルを使うというのは、我ながらいい方法だった。



 
 

 
# by miriyun | 2005-10-14 22:15 | U.A.E. | Comments(0)