<   2016年 02月 ( 8 )   > この月の画像一覧

マルーラというフルーツ(2)

1.南アフリカからアマルーラ
アフリカゾウの絵の入ったパッケージ、忘れもしないそれはアマルーラ!
リビングテーブルに置かれていたチョコレートに目が吸いつけられた。
c0067690_6274054.jpg

アマルーラだ!
以前に紹介したアフリカのマルーラ(Marula)フルーツの入ったチョコレートだ。

これって、日本では通販でも手に入らなかった。アマルーラ酒の方は通販でもあるが、チョコレートはなかった。南アフリカに行くしかないのか・・・。

どうして、それが我が家のテーブルに?
娘の知り合いが南アフリカに言ってのお土産だという。

早速、パッケージからじっくり鑑賞。(珍しいものを見る時の習慣)

c0067690_631149.jpg

マルーラ(Marula)の熟して黄色くなった実の絵がある~!

c0067690_6325278.jpg

アマルーラ(Amarula)酒の絵もある。

c0067690_6334280.jpg

型に入って銘の入った金紙にきれいに個包装された20個も。


c0067690_6354886.jpg

金紙から出てきたチョコレート、

右側がその形。
なんと、マルーラの実を半分に縦割りにした形に成形されているではないか。

以前に紹介した映像から、マルーラの実を貪り食う動物の写真。
c0067690_639539.jpg

好みなのだが、マルーラを気楽に見に行けない身には形がより鮮明にわかってありがたい。
こだわって作ってくれてありがとう!

c0067690_651442.jpg

そして、半分に切ってみたのだが、マルーラの実とくりーむをあわせたもの。
マルーラは熟すとアルコール成分が高まり、お酒のようになるので、このチョコレートも
よくあるリキュール入りの洋酒チョコのような感じだが、子どもでも十分食べれるほどのかおりぐあい。
アルコールアレルギーの自分でも食べられたので、アルコールはチョコレート製造過程でほとんどとんでしまっているのかも・・・。

 しかし、思わぬところでマルーラの実を見れたものだ(^◇^)


2.動物たちが酔っぱらうマルーラとは 
さて、2011年に紹介して記事はこちら
マルーラ・・・酔いどれアニマルパーティ!?
ゾウがまだ落ちていないマルーラの実を体当たりしてザクザクと落として食べる映像は
こちらの映像の方に入っていたが、いかんせん、画像が低画質。


 今度はもう少しいい画質の映像があったので、初見の方は是非。
Animals in Africa get drunk by eating ripe Marula fruit


c0067690_6562346.jpg


ちなみに、恐竜のような恐ろしげな足をもつダチョウ、そのダチョウのチドリ脚なんて聞いただけではきっと信じられ無かったと思う。
マルーラはどの動物も好んで熟成時期には多種多様な動物(草食動物)が寄ってきて、マルーラの実の海で動物混浴状態になるみたいだ。あげくに酔って寝込んでしまう。
ゾウは群れでいるので酔いつぶれた姿を見ると、あの巨体で折り重なって寝込んでいたりする。
c0067690_421382.jpg
重さで骨折しないかいと心配するような姿だった。

あぁ、動物界でも酔い潰れる姿は見事に人間と重なるものだ。


                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ

by miriyun | 2016-02-29 06:47 | Comments(6)

砂漠の井戸がうたっている

「星の王子さま」、聴いてます。
    心で語ってくれるから、心に感じながら・・・。

1.井戸が見つかった  

こんな風に歩いているうちに夜明けに僕は井戸を発見した。

これは村の井戸に似ていた。
  それなのに村なんてどこにもみあたらない。
c0067690_10211199.jpg


何もかも揃っている。
  滑車も、おけも、つなも・・

滑車がきしんだ音をたてた。

王子「聞こえるかい?
  俺たちがこの井戸を目覚めさせたから、井戸が謳っているんだ。」

c0067690_10224160.jpg




僕の耳には滑車の歌が続き、

まだゆれている水の中に
   太陽がゆれているのを見た。

・・・略・・・

彼は両目を閉じたまま飲んだ。

まるでパーティみたいに素敵な気分だった。

この水はただの飲み水とは全く違っていた。
 星の下の歩み、滑車のうた、僕の両腕の仕事から生まれたんだ。

この水は贈り物みたいに心によかった。



2.別れの前に 

・・後に、別れの時、王子は言った・・・・

   「お前が飲ませてくれた水は音楽みたいだったよ、

   おいしかったな~」
                     (Audibleを聴きながらの好きなところのメモなので、省略多し)
                     (写真はチュニジアの南部の砂漠で撮影したもの)
~~~~☆~~~~~☆~~~~~
音楽にたとえた井戸の話、なんと美しい話だったのだろう。

目に見えるものはただ同じ無色の水。
  それでも、感じ方でまったく違ってくる

水は心に効く
   水は音楽のよう
      水はのどを潤すだけでなく特別においしくもある

王子のことばが教えてくれた。
  
砂漠の井戸も、水も、キツネもこれほどの存在感を持って描いてもらったことはないだろう。
 
 
                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2016-02-18 07:04 | Comments(2)

星の王子さまの挿絵の味わい

1.キツネの長い耳  
c0067690_13161334.jpg

 星の王子さまに出てくる人間たちよりもずっと大人で哲学的示唆をする重要な役目を持つ砂漠のキツネ。それを作者はツンとがった長い耳を持つキツネとしてあらわしている。
 これは凄く特徴をとらえている。
ボアの絵で描くことを断念したくらいだから、キツネも変なキツネになってしまったと思っている人もいるかもしれないが、実は砂漠のキツネは異様に耳が長いのを忠実に描いているだけだ。
 小型で耳が長くて目がきれいなフェネックを飛行士としてサハラ越えをしてはモロッコに郵便を届けていた作者サン=テグジュペリは、実際フェネックキツネを一時飼っていたらしい。

 (だからと言って、飼おうなどとは思わない方がいい。フェネックは犬とは違う。人間に慣れることもしないし、熱い砂漠で穴を掘って住み、夕刻涼しくなると穴を出てきて獲物を捕まえて生きていく。夜行性だから夜になると動き回り穴を掘る。とんでもなく手がかかるし場所も広くいるので一般人はそんなことは考えない方がいい。

2.ゾウを飲み込んだボアと、ボアのおなかの中から見た絵 

c0067690_13171378.jpg

c0067690_13172726.jpg

この二つを書いただけで、もうその絵は良くないよ的に大人たちから言われて、
生まれてからたった2作品で、画家への道を絶たれたという飛行士
それって、作者自身の投影だろう。

 じっさい、人と言うのは幼いころにけなされたりするともうそれは自分にとって向いていないものと思いこんでしまうことが多い。確かにそれによって道が閉ざされてしまった子供もいるに違いない。逆に最初下手であっても褒められ、好きになりのびのびやっているうちに才能が芽を出すこともある。
 示唆に富んだ「星の王子さま」の出だしから、フムフムとしている。やはり子どもにもいいけど大人向けでもある。

3.星の王子さまとバラの花
 テーマへとぐいぐい引っ張っていくもとになる大事な役目を持つ一輪のバラと王子さま
c0067690_13405750.jpg

 世界中にたった一輪しかないというわけではなかったとしても、
その一輪が王子さまにとっては唯一の世話をした大事なバラ
淡々とした簡単な絵だけに、星の絵も小さな火山も、
重力がどうとか考えずに本質を語るのにとても適した素敵な絵だと今は思う。
子どものころはこれがいい絵だと思うには自分の心がちっぽけすぎた。
 
 なお、絵は先日買ってきたチョコレートのカンから拾わせてもらった。。
c0067690_13452999.jpg

実はこれ、すごく欲しくて探したら、通販は全部売り切れ。
  都内のデパートでも売り切れていたという話も聞いて、地元の方がまだ残っているかもと探して、電話予約してかろうじて手に入れた。
 自分のためにチョコレートを買ったのは初めてかもしれない。これも一連の「星の王子さま」効果のよう・・・。

 ◆たったこれだけの挿絵でも今は楽しくて仕方がないが、サン=テグジュペリは大小47の挿絵を描いているという。これはぜひしっかりと挿絵のある本を見たいものだ。


                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2016-02-13 13:50 | Comments(6)

デニス・テンの演技とメッセージ

1.二つのシェイリーン振付Ex      
 X'mas on Ice2015に出演したデニス・テン。

 このショーでは新しいフィギュアスケート世界を踏み出した高橋大輔やデニステンが音に細かく反応できなければ演じきれない身体のキレを生かした演目で目が釘付けになった。

 2014年のカザフスタンのアイスショーで生のリズムで踊りまくった二人の姿が小気味よかったが、この二人にシェイリーンはいずれも他にはないオリジナルな世界をつくりあげてくれた。
 奇しくもそれらを同じショーで見ることが出来て、シェイリーンの振付けの幅の広さ、スケーターの特性を見る眼力と言うものを感じずにはいられなかった。

 高橋大輔の「ラクリモーサ」は彼自身の魂の解放にもつながっていると思わずにはいられない演技で、それが回を重ねるごとに深まっていった。

 デニス・テンの「Bass Head」は電子音というこれまであまりスケート界で使われにくかった音を実に小気味よく身体で表現していて、彼のノーブルな演目とは異なる魅力が出ていた。
c0067690_0283862.jpg

TVの画面撮り。「Bass Head」での動きは、最初から最後まで速い、速い!
c0067690_0285831.jpg

彼の左足どうなっているんだろう。


◆Bass Headの動画お借りします!




c0067690_0445177.jpg

 演技後のインタビューでは、「大輔と一緒にクリスマスを過ごすことが出来て光栄に思っています」
と答えていた。
 
◆こうした受け答えや集団演技中の動きを見て思ったこと。
デニス・テンはカザフスタンでは数少ない国家の英雄にあたり、現役でありながらすでに自分の名で海外選手を呼んでの大きなショーを毎年行っている。
 彼のショーに呼ばれた時の高橋大輔はデニスに最大の敬意を持って迎えられていたが、グループナンバーや二人での演技でも座長であるテンくんに実に気を配り出過ぎないようにしていた。また、デニスもまた、クリスマスオンアイスでの座長である高橋大輔に気配りしているのは、上記の挨拶にもみてとれる。

 こうしたお付き合いが自然で、とてもいい関係ができている。
二人とも、素晴らしいフィギュアスケーターであり、ユニークでしかもいい人だ。
 


2.カザフスタンのニュースより 
 デニス・テンは カザフスタンの英雄でもあるので、世界的なイベントの誘致などに関わったり国を代表するような立場でカザフスタンのメディアに登場することが多い。
 forbes.kzというサイトより、カザフスタンのニュースにデニス・テンが大きく掲載されていて、その中の一部にアイスショーのことが書かれていた。

<forbes.kzから日本に関係しそうな一部引用> 

我々がゼロからつくったアイスショーは世界の国民の注目を集め、3年前から予告して行われます。海外で我々は旅行代理店と協力し、外国のテレビチャンネルのテレビ放映権のために交渉しています。毎年500人以上の観客が海外からショーに来ます!つまり、それは観光客や海外で注目のストリームを生成します。これは、カザフスタンのプロジェクトのためのユニークな現象です。(おおよそ訳。ロシア語ー英語ー日本語訳なので違うところもあるかもしれませんがご勘弁を!)


Раньше было сложно вообразить, что мировые звезды фигурного катания будут выступать в Казахстане. А приезжают к нам не просто спортсмены, а настоящие иконы – это и Алексей Ягудин, и Каролина Костнер, и Дайске Такахаши, и многие другие. Эти личности сопоставимы с Роналду и Месси в футболе.

 以前にフィギュアスケートの世界的スターがカザフスタンで演技すると想像することは難しかったです。そして、単にアスリートと言うだけでなく本当の象徴 それはアレクセイ・ヤグディン、およびカロリーナ・コストナー、と高橋大輔などです。これらの人は、サッカーにおけるロナウドとメッシに匹敵します。
  (太字は高橋大輔のロシア文字)

◆今年も、カザフスタンで「デニスと友人たち」というアイスショーを行う予定だが、まだ正式な日程などは発表されていない。まだTV放映権をどこが買うのか決まっていないが折衝中なのだという。
 これが日本のTV局で有ってくれたらうれしい。また海外から来る観客について日本人もかなりの人数を見込んでいるようだ。そしてそのためによい席を確保しているとか・・。

 またフィギュアスケートの上記のようなヤグディン、コストナー、高橋大輔などの世界的スターが来てくれるのはロナウドやメッシに相当するとまで言っている。
 それだけフィギュア界では大きい存在と言うことなのだ。

 きっと、またどこかで互いに出演しあうのだろう。
そして、デニスのおかげでカザフスタンという国を以前よりずっと身近なものに感じだしている。


                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2016-02-12 01:20 | Comments(2)

D・ウィルソンの動画…高橋大輔

In the Garden of Soulsの振付け動画
 
  2011年、カナダ・NHK杯・GPF・全日本・ニースの世界選手権・WWTと、ずっと進化し続けたプログラムがSP/FSともあった。
 そのSPの方の話。

 振付け師デヴィッド・ウィルソン(David Wilson)が自ら滑りながら撮影した動画がある。ウィルソンのフェイスブックに、出来上がったあとのNHK杯の動画と共に掲載されている。

そして、それにそえられた言葉。

 ”what a treat it was to work with fantastic talent!”
   素晴らしい才能を扱う仕事は、なんと楽しみだったか!

◆振付け動画 
https://www.facebook.com/David-Wilson-Choreographer-1080816541949331/・・・こちらのトップページ左下に動画がある。ここからお借りする。

Daisuke Takahashi - In The Garden of Souls SP 2011/12practice vid - what a treat it was to work with fantastic talent!!!

Posted by David Wilson Choreographer on 2016年2月5日



 この演目は、SPの中でも人気が高い。高橋大輔から中近東風の音楽と言う依頼を受けて、デヴィッド・ウィルソンはいくつかの音源をつなげて、どこにも音源がない曲をつくって提案したものだ。
 大輔さんは、自分が選ぶと音楽が偏ってしまうので、振付師さんの感性から選ばれた曲でやることを好む。
「 FSの方はカメレンゴさんに選んでもらって苦手な分野で戸惑いもあった。」「SPの曲は最初からぴんときた。聞いた瞬間、これがいい!って言った」「ねっ、いいでしょ」とデビッドは喜び、この用意された曲でGO!となったわけだ。
c0067690_1193416.jpg

 のちにNHK杯の豊の部屋で、
樋口先生「デヴィッドが、やっとやっと高橋大輔が(振付に)来てくれた!って言っていた」
D「一週間ずっと笑っていて楽しかった。」
樋口「でも、ショートだけだって(残念がっていた)」

 ・・・という話しか聞いていなかった。
だが、その振付の一場面がこうして載せられている。




 おそらく何百もの振付をしていて、たくさんの振付け動画を撮ってきているのだろうが、ざっとFBをみたところ、いろいろな選手の試合動画やTV局や他人の撮影した動画はあっても振付け動画はないようだ。

  しかし、ファンにとっては振付け師のところにしかない貴重な映像である。

*TV映像の固定とは違って、本来のスケートのスピードがわかる!

*撮影者も滑っているので、現場の臨場感が凄い。

*Dさんのこの演技へ静かなるのめりこみと
     デヴィッド・ウィルソンの高揚したかけ声の対比がおもしろい。


 振付けのほんの一部ではあるが、まじかで振付現場を見させてもらっている感じがとてもお宝だ。
デヴィッド・ウィルソンは平板な曲の場合もあるが、こだわると徹底する。
 このVASのIn the Garden of Soulsもアクセントの利いた振付け、太鼓の音に完全にあわせ、躍動感にとんだ振付が魅力的だ。スケーティング技術の高い選手ほど彼の洗練された振付けが生かされる。高橋大輔もこの難しいプログラムを最初から滑りこなしていたのがこの動画からもうかがい知れる。

                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2016-02-07 09:46 | Comments(2)

星がこんなにきれいなのは

 AUDIO BOOK、Audibleで聴いた『星の王子さま』の世界のイメージを
撮りためた写真を添えてイメージングして楽しんでいる。(ときどき、ひとり言入り)

星の王子さまと星

夜になり星が輝き始めた。
ちび王子はいった。
c0067690_150531.jpg


「これだけの星がこんな風にきれいなのは、
         見えてもない一本のバラのせいなんだ。」

家あれ星であれ砂漠であれ、

  その美しさをつくっているものは目には見えない


ここに見えているものは見せかけでしかない

この眠っているちび王子について僕が感動するのは
        一本のバラに対する彼の誠実さのせいなんだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
誠実さ・・・!
  そこに一つのテーマがある。

 読み手の彼のまわりにもいろいろな人が渦巻いていた。
ところが真摯でストイックなアスリートでありながら、温かさと誠実さをもつ人間であったために自然に周りを自分の側に引きこんでいった。
 歌子先生曰く、必要な時に必要な人を引いてきた。いや、惹いてきたのかもしれない。
自分らしさを貫くことで、次々と惹かれていく人が増え続けていたからこそのフィギュア男子の人気だったのだろうが、選手をやめてもそれは変わらない。日本の選手たちは仲が良くてうらやましいと言われるようになった世代をきづいた、国別対抗戦では、他国の優勝に対して紙吹雪を仲間に渡して率先して祝いに駆けつける高橋大輔がいた。だからこそ、人間力かなと・・。

 物語の中に、真実は見えないところにこそ・・・と言うのがある、。
思いをかけてこそ、たくさんのバラの中の唯一のバラになるんだということばがでてくる。

 大輔さんが選んだこの物語のテーマのひとつのように、大輔さんは、フィギュアのプログラムに思いをかけて進んできた。プログラムに対する誠実さも突出したもので練習でも思いを入れながらやってきた。以前に対談の中で練習で思いを入れ過ぎてずっとやっていたら自分が壊れちゃうようなことを言っていた。(女子ファンブックでの鈴木さんとの対談の中だったように思うが、正確な言葉として思い出せない)
 これほど打ち込むからこそのプログラムの深化だったのだろう。もともとの感受性と日々の練習から深める思い、これが世界のファンを動かした。

 いままた、高橋大輔はもがいている。あとになって急にフィギュアをやりたいと思っても身体が動くかと言うとそれほど甘いスポーツではない。だからアイスショーをやっていこうと決めた。
 でも競技ほどにストイックに打ち込めるかというと違うだろう。唯一、ラクリモーサを演じ終わった時の表情は久しぶりの充足感が見えたのが嬉しかったが・・。


 何に対して、あの競技の時のような思い入れをしていけばいいのか、
この朗読のように試行しはじめている。、
 まるでちび王子が、一輪のバラとのことに悩んで大事な自分の星をあとにして、いくつかの星をのぞいて、片端から質問をしていったように、キツネにいろいろ教わったように、答えを探し求める活動をしはじめている。

 思いをつぎ込める、
   そして自分にとって唯一と思える特別なものは何か、見極めるために・・・。

                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2016-02-06 14:35 | Comments(2)

砂漠ってきれいだな

            
飛行機が不時着して1週間、水の蓄えが尽きようとしていた。


「ぼくの友だちのキツネはさ、」
と星の王子が言うのを遮って、
「いいかい、おチビちゃんもうキツネの話をしている場合じゃないんだ。」
「なんで」
「かわきでしんじゃうからさ」
「死ぬにしたってね友だちがいたということはいいことだよ。ぼくはあのきつねという友だちがいてほんとうに良かったと思うよ」




--- このあと、井戸を探しに行こうと王子は促す。この広大な砂漠をと思ったが、二人は歩き始めた
----
そして、砂漠に疲れて座り込んだあと・・・。
c0067690_703040.jpg

「砂漠ってきれいだな」
チビ王子は言った。

ほんとうだった。ぼくはいつだって砂漠が大好きだった。



「砂漠が美しいのは、そのどこかに井戸が隠されているからだよ。」
僕は砂の輝きの理由を知って驚いた。

ーーーーーーーーーー
これまで字ズラだけ追っていたのかとおもうほど感じるものが違う。
「星の王子さま」って、こんな言葉から成り立っていたんだ。


珠玉の言葉が、冬の朝の空気のように入り込む。
爽やかさの中でもぴりっと鮮烈さも含んで心に入り込んでくる。

                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2016-02-05 07:02 | Comments(0)

砂漠でキツネ 追記版

なつかないと     

「星の王子さま」でとても印象的な場面がある。
c0067690_0361151.jpg


↑ サハラ砂漠のキツネ*フェネック
 サン・テグジュペリはサハラ砂漠のキツネに出くわしたことがあるんだろう。砂漠の砂色のキツネ。耳が大きくて、そこから放熱する。
砂漠に穴を掘って住み、涼しくなると出てくる。


砂漠で一人ぼっちで泣いている王子のところにキツネが現れる。(そのキツネが上の写真のフェネック)
 王子はきれいなキツネに友達になりたいというが、キツネは10万ものキツネと10万もの男の子としてではダメだという。あるものを多数と同じでなく、特別なものだと考えること、
 あるものに対して他よりもずっと時間をかけ、なつかなければ唯一になれないのさ。なつくというのは唯一のものとして絆をつくること。

 王子さまはキツネの前に見た5000ものバラを思い出す。そして星に残してきた一本のバラのことも。どんなにたくさんのバラがあろうとも、自分が美しいと思い、精一杯の世話をしたバラはやはりいとおしく、自分にとって一番のバラなのだと悟る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


《追記》(ここから突然Dさん話のため、苦手な方は戻ってくださいね。)


ここまで聴いてわかったことがある。

目にも止まらぬ速さで身を翻し、音楽に心と呼吸を添わせ、頭グルグルして情熱を弾けさせるDさんを応援させていただいてきた。それも長い間、試合のたびにドキドキしながら応援して、練習に思いを寄せて新しいプログラムに期待して、イベントやショーを楽しみ、著作本を読んでは、日常の思考をたどり・・・。

そうしているうちにキツネの言うところの「なついてしまった」のだ。世界に何万のフィギュアスケーターがいようとも、Dさんだけが唯一という思いで絆がつくられたのだ。もちろん、そう思うのはこちらからの一方通行のものであるが---。

ただ、『リアルアスリート』発売記念のお台場イベントで、この会場に詰めかけた2000人もの人を見て、司会者の方は、はからずも「ここにいらっしゃるのはご親族のようなものですから。」と言った。この司会者、フィギュアスケートの世界をよく知らない方であったのに会場の温かい雰囲気を敏感に感じ取ったのだ。
1対多数ではあるが、Dさんとファンの間に不思議な絆ができているんだと司会者が感じたのではないだろうか。

そのあとの流れ、
D「才能があるなんて思ったことがない」
皆「エ〜ッ!」
D「知ってるでしょう‼︎」---この言葉にも1対多数であるけれど、ちょっぴり絆がつくられているからこその言葉と感じたり・・・。

キツネと星の王子さまの話から、相手との時間の共有と唯一の存在と感じているものへと自然に思考がさまよった。

                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2016-02-01 07:00 | Comments(4)