<   2014年 10月 ( 21 )   > この月の画像一覧

喜泉庵(3)&倉敷翠松高校・・・高橋大輔

1.つくばい
 浄妙寺、喜泉庵の入り口側から庭に向かっての広縁からは右手に光悦寺垣が見える。
そして広縁は磨き抜かれており、その漆黒の床板が外のあざやかな緑を反射する。
c0067690_3133591.jpg

 広縁の先にはつくばい(蹲)が見える。
このつくばいは、広縁から広がる庭の1つのアクセントにもなっており、お茶をいただきながら誰しも思わずその風情に目をやってしまうものだ。
 10月初旬にきた大輔さんがお茶を飲んでいた場所はそのままの姿勢でつくばいを目にする位置にあるので、これを見ていたことだろう。

 そんなわけで、10月14日の朝、爽やかに見えたこのつくばいの写真をアップしたのだが、それから1時間後、大輔さんの引退を知った。その時、この水滴が大輔さんのか、ファンのか、自分のかわからないが涙のように見えて仕方がなくすぐに削除してしまったものだった。

 しかし、その後の清々しく大輔さんらしいけじめと笑顔を以て行われた会見を見て、あの竹からこぼれる水滴はやはり清々しさの象徴と思った最初の印象でよかったのだと思い直した。
 そこで、再度アップしてみる。

c0067690_638291.jpg


c0067690_6384171.jpg


 つくばいに
   一滴の水が落ちる・・・それを感ずる時間がいい。


2.倉敷翠松高校での高橋大輔 
 「ソチの入賞を祝う会」であり、新しい道へ送り出す会ともなった会には、たくさんの岡山県以外からのファンもつめかけた。
 そうした中で地元の方々は遠来の客を温かく迎え入れてくださったと伺っている。
知り合いのD友さんは、地元の方の案内で翠松高校を訪れ、お茶室もたまたま先生がいらしたので外から見させていただくことが出来たそうだ。
c0067690_3444528.jpg

そこで、許可を得て撮影、さらに学校からのブログ掲載許可も受けたという貴重な写真をいただいた。(感謝して、使わせていただきます)

 この茶室は見ての通り校舎を背景にした庭の中に建っている。名を『忘庵(ぼうあん)』といい、裏千家によって命名された名であるらしい。
 この倉敷翠松高校はなんと昭和45年、全国で初めて茶道を正課にした高校だということだ。茶道部がある高校はあっても、茶道を正規の授業とする学校はまだなく、全国の先駆けだったのだ。通常は校舎の中の茶室で練習するが、庭の中に建てられた独立家屋としての茶室をも持っている。しかも年に3回の大がかりな茶会、その他に研修・セミナー・実習とあり本格的にやっている学校である。
 忘庵は、躙り口(にじりぐち)から入る本格的な作りである。庭先からはいり躙り口から茶室に入るという一連の体験は、どこの茶席に呼ばれても困らない貴重な体験になるはずだ。
 
 大輔さんが98点とったというのもその茶道の先生が確かに言っておられたという。大輔さんの喜泉庵でのお抹茶をたしなむ写真をお見せしたら、先生はとても喜んでおられたそうだ。
 海外遠征が多く腰を落ち着けて学ぶ時間は少なかったのではないかと思うが、それでもこんなに頑張ったということは結構茶道が好きだったいうことかもしれない。
 
 歌舞伎役者ともバレエ界の重鎮とも若手の優秀な役者さんとも知り合いで、大怪我から復活したその精神をたくさんのアスリートから目標にされ、後輩たちからは慕われる。そして、もちろん世界のスケーターからリスペクトされている。インターナショナルに活躍する人ほど、日本の文化を語る機会が増えるのでこういう方面に経験のあるということはいいことだ。

 自らスケートばかりの人生と言っていた大輔さんだが、
 茶室で釜からの湯をひしゃくで汲み、抹茶茶わんにとぽとぽと流しいれお茶をたてる。そんな時間を高校時代に経験していたのか。
 
      大輔さんのまた新しい一面を知ることが出来たように思う。

                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2014-10-27 04:44 | Comments(4)

地元に恩返し・地元の温もり…高橋大輔

1.引退
 引退について様々なメディアが取り上げている。自分で予約録画したものと、動画で探ったものなど、いろいろなものを見過ぎて混乱状態。
 だが、きちんと聞いておきたいので、自分の記憶用に残しておく。
20141015-モーニングバード Daisuke Takahashi
3%82%B0%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89-daisuke-takahashi_sport
 大輔さんの評価がきちんとされて、それでも惜しい。いったん線を引いて、またやりたかったら出てきてくれてやってくれるとうれしいというようなところまで語って締めている。

141014 ア○カー DT ※画面撮り


◆この中で、とくに次の言葉が嬉しい。
本田武史コーチ「プロの世界で無限の表現力を出していけるんじゃないかと・・。」

 新横浜・大阪・代々木の後は、チューリッヒ・ローザンヌ・ダボスのアートオンアイスのツアーに招聘されたとのこと。やはり大ちゃんを世界は放っておかないよね!!


◆また、長光先生は中学生の時のエピソードを語ってくれた。
c0067690_217458.jpg


長光歌子コーチ:「『先生、僕はここに来るまでに地元の方々や連盟の方々や色んな方に支えられてきたけれどもどういうふうに恩返しをしたらいいのか?』と、まだ中学2年生の少年のような大輔でしたけど
私は非常に驚いて、また、ちょっとうれしくて。
c0067690_2183362.jpg

そういう素晴らしい感性を持った選手なんだなと思って、
『これからあなたが頑張って練習していい成績をおさめることが皆さんへの恩返しじゃないか』といったのを覚えています。」
 ここで、長光先生にこっと微笑んで、「まあ、充分恩返しができたんじゃないかなって」

◆清々しい会見、ほんとに高橋選手らしいなって、アナウンサーも言っていた。これはだれもがおもったこと。そして誰よりも心配しているであろう、宮本賢二先生もちゃいさんもこの会見にほっとしていたようだ。


2.倉敷コンシェルジェ 
 地元倉敷が、本当に温かく迎えてくれていたことがあちらこちらから聞こえてくるが、ソチ入賞を祝う会から引退を報告する会になり、更にたくさんの気配りで来られる方全てに安全に気持ちよく参加してもらおうという気配りをされていたことがわかる。

 『くらしき*街角コンシェルジュのブログ』というブログがある。
 そこのブログに、大輔さんの祝う会での様子がアップされている。
☆「お帰りなさい*高橋大輔選手 in ヘルスピア倉敷 2014.10.14」 <その1>

「お帰りなさい*高橋大輔選手 in ヘルスピア倉敷 2014.10.14」 <その2>

 この中でも大輔さんが地元で引退を最初に報告しに来てくれることが喜ばれていることが伝わってきた。
 まだ続く予定だが、やはり気遣いの大輔さんが小さな言動や立ったり礼をしたりという大輔さんらしい細かな動きまで含めてレポートしてくださっている。
 大輔さんの性格の1つである気遣い・優しさは地元倉敷の特色でもあるのだろうか。
このブログを読ませていただいても、同じような温もり感を感じている。


                                                       一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   
                                               人気ブログランキングへ
                      
by miriyun | 2014-10-27 01:53 | Comments(4)

日本におけるアラビア書道

1.アル・ジャジーラとは 

الجزيرة
アル・ジャジーラ الجزيرة‎ とは、「アルジャジーラ衛星チャンネル」、قناة الجزيرة الفضائية‎)のことで、アラビア語と英語でニュース等を24時間放送している衛星テレビ局である。

 どこの国もメディアは権力と無関係ではなく、民主政治の発達が遅れている国ではとくにメディアへの締め付けは大きく、時には真実が報道されているものかもわからない混沌とした状況も多い。メディアの発達した欧米とて国ごとの偏向報道、キリスト教的史観からくる偏向はある。
それでも混沌としたアラブの状況よりは進んだ状態の欧米メディアを手本として、カタールのドーハに置かれたのがアルジャジーラである。

アルジャジーラはアラブの国の違いや民族ごとの主張を超えて幅広い視野でアラブやその他の社会で起きることを捉えようとしている。
それまでのキリスト教的史観にたいしてアラブ史観を代表しているメディアといえる。

アルジャジーラはカタール政府が西洋の近代的メディアを手本に創設したものである。また、パレスチナ自治政府の汚職などの問題を追及したり、イスラエル人が出演してヘブライ語で話すなど、他のアラブのメディアがやらなかったような事も積極的に取り上げる。
 アルジャジーラは自らを「公正で政治的圧力を受けない、中東で唯一の報道機関である」と謳っている。実際に英国のIndex on Censorship(検閲に関する問題を扱う雑誌。1972年創刊)では、2005年に「アラブ諸国における自由な情報交換を促進し、検閲を拒否する勇気」の一例として紹介されているし、アメリカにおいても1999年のニューヨーク・タイムズ紙に「アラブ諸国で、最も自由で最も広い観点を持つテレビネットワーク」と評されている。(wikipediaより一部引用)


 こういうメディアであるので、レポーターもスタッフも国籍は様々で、文化から紛争まで幅広く取り上げ、イスラーム以外の国にも幅広く取材をするメディアでもある。

 
2.日本におけるアラビア書道*アル・ジャジーラ放映
 そのアルジャジーラのTVが9月に日本で取材に入った。
「日本におけるアラビア書道」と題してアルジャジーラの本田孝一氏への取材があった。アラビア書道家本田孝一氏個人の取材・大学生のアラビア語授業・アラビア書道作品展でも長い時間取材していたが、その放映がyoutubeにも上がってきた。

c0067690_8595565.jpg




◆特集は3つに分かれいる。
1.スコットランド(チェックの生地を使った文化)
2.日本におけるアラビア書道
3.イスラーム世界では巡礼(ハッジ)の時期にあたるので、ハッジ用の白い布を身に着けた人々のようす 

◆2番目で、6分55秒頃から出てくる。
                    
c0067690_903183.jpg


c0067690_105435.jpg

c0067690_14213657.jpg

c0067690_90193.jpg

                     ・・・・・全ての作品はこの思索する空間から生み出される。


                                                       一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   
                                               人気ブログランキングへ
                      
by miriyun | 2014-10-26 08:42 | Comments(0)

ペルシアンアート*植物文様(6)

 時々継続、ペルシアの植物  

c0067690_745316.jpg

余り物の色鉛筆だけで塗っているので変化がない。画材屋に行けばいいんだと思いつつまだ行けてないので、しばらくはこんな色で試し塗りしてみる。

c0067690_762913.jpg

だが、今やっているのは、どんな花があり、どう描いていくのか。
描く過程を見るために補助線を残している。
c0067690_751636.jpg

一つ一つ描きながら納得しながら進んでいきたい。
c0067690_755350.jpg

しかし、どれだけ複雑になっていくのやら。
これらはまだ正面から見た花なのでまだ形がとりやすいが、横からの花がさらに難しいので先行き不安。

c0067690_764342.jpg

それでも、やっとフリーハンドでここまできた。
ラインはまだよれよれしていて、植物の生命感には程遠いけど。

◆そして、こちらはほんまものの職人さんの手によるペルシア絨毯の下絵。
c0067690_753310.jpg

絨毯の織り手に対する指示書にあたる。
この中にも、葉の先がクルリンとなっているのや、これまでに練習してきた花が入っている。
そう確認できただけで、
ペルシアの植物にほんの少しお近づきになれたような気になる・・。



                                         人気ブログランキングへ
                 
                                                    一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   
                          
 
by miriyun | 2014-10-24 07:06 | Comments(11)

「高橋大輔が人々に与えてくれたもの」松井政就さんの記事

All about 松井政就さんの記事

高橋大輔ってどうしてこんなに見る人の魂を奪う演技ができるのだろう。
自分はどれほど言葉を尽くしても彼の凄さの一端さえもあらわせない。
いつも、伝えきれないから、何も言わずに動画を見てねとなってしまう。あるいは海外の解説者が興奮しながら褒め称え、ソトニコワが「あぁ〜!」と感嘆しているとか、他人の目線からの賞賛を伝えるばかりだった。
何しろ、これだけあのアーティストにのめり込んでいながら、表す言葉を持たないというのは非常に悲しかった。相手が無二の存在で大き過ぎるし、その上いつも進化し深まって行くので全くもって言葉なぞ追いつかない。

しかし、ここで松井さんというきちんとしたほんまもののジャーナリストが目の覚めるような解説をしてくれた。

なぜ、彼が国を超えて多くの人々を魅了してきたのか、
なぜ、彼は文化の壁さえ超えたのか?
高橋のあらわす世界観という言葉はたくさんの人が使い自分も使ってきたが、
松井さんの言う高橋大輔が表す世界観とは?
高橋大輔が人々に与えたものとは?

すべては、こちらのリンク先をご覧ください。

◆高橋大輔が人々に与えてくれたもの 

http://touch.allabout.co.jp/gm/gc/448027/


ありがとう!!!!松井さん
高橋大輔がなぜ国や文化の壁を越えてあらゆる世界の人、バレエダンサーにもミュージシャンにもスケートを知らない人にも感銘を受けさせるのかよ〜くわかった。
すべてが、解き明かされたかのように感じた。

『高橋が演じるのは、彼個人の世界観ではなく、「楽曲の持つ不動の世界観」なのだ。つまり「その楽曲が生まれながらにして持つ、表現されるべき真の世界観」を表現していたのだ。
彼はその卓越した表現力により、作曲家に成り代わり、「楽曲の世界観」を人の目に見えるかたちで「視覚化」して見せていたのだ。』(引用)

すべての高橋大輔ファンのみならず、
すべての日本人に読んでもらいたいと思う。
海外のファンにも伝わるといい。

  一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2014-10-20 12:08 | Comments(2)

且座喫茶*喜泉庵(2)・・・高橋大輔

 浄妙寺のお茶所の話を続けよう。

1.秋の生菓子とお抹茶 
こちらではお抹茶をいただく。お菓子は干菓子付きか生菓子付きを選ぶ。
入る前から本格的なお庭が見えるので、これはやはり季節感をも味わうのが筋だろうと生菓子の方をいただくことにする。

c0067690_118344.jpg

出てきたのはやはり美鈴の生菓子。娘の方にまず柿。
c0067690_1185334.jpg

私の方には子抱き栗。いずれも秋そのものでやはり生菓子にしてよかった。
上品な甘さでまずは生菓子の季節感と味をゆっくりと楽しむ。

c0067690_1193397.jpg

お茶所であって茶会ではないので、抹茶は裏で立ててお菓子と一緒に持ってきてしまうが、
お菓子とお抹茶がよく合い、美味しい。
c0067690_1195224.jpg

二方向のの全開放の広縁越しのお庭
    一方向の丸窓と四角い窓ごしの庭の緑が鮮やかで
それを眺めながらのお茶の時間は落ち着く。
ここはこういう雰囲気を味わうところと心得た。

2.且座喫茶(しゃざきっさ) 
c0067690_11232279.jpg


この日の床の間は、
c0067690_11334159.jpg

茶花としてホトトギスに水引き。茶花は季節ものだから、10月の初めとは違っているようだ。
ホトトギスの紫が秋らしい。ユリ科の葉は姿が美しく、色は鮮やかな緑をしている。初秋の花である。
水引にポツリとつく花はとても小さいが 赤の色が床の間の背景の白に映える。
c0067690_1134026.jpg

木の葉模様の香炉

c0067690_11342948.jpg

木彫りの馬が走る。これは今年の干支。


c0067690_11323938.jpg

御軸は、『且座喫茶』とある。

「且座喫茶」(しゃざきっさ)というのは禅の用語であり、寺や茶の道のところでかけられることが多い。
「且」はしばらくということ。「ま、しばらくすわってお茶でも飲もうよ」という意味だ。

現代の時間に追い立てられるような生活の中で、
   ふと立ち止まり、静かにすわって一服のお茶を飲みなされ、
       お茶を喫する心の余裕が必要だよと言うようなことだろう。

9月にあの決心をした後のことであるが、高橋大輔さんがここでお茶を飲んだ。
もう決心はしていても、人生における大きな決心であるから揺らぎかけるものもあったかもしれない。
しかし、この「且座喫茶」を見つめ、庭の風情を眺めながら、
  自分の気持ちを確認し、お菓子とお抹茶を楽しんだのだろう。。
 
落ち着いた空間と時間を持ち、
     高校時代のことも思い出しながらお抹茶を楽しんだのだ。
 
c0067690_12223879.jpg

(2000daysよりお借りします)https://www.facebook.com/2000days.beSOUL3"

 その写真を見て、おしゃれだね~とか話題が弾んでいたのは
                    ついこの間のことだったのだが・・・。

                                                       一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   
                                               人気ブログランキングへ
                      
by miriyun | 2014-10-19 11:56 | Comments(4)

「皆様へ」の挨拶・・・高橋大輔

1.公式HPに皆様への挨拶 
関大のDaisuke Takahashi HPに、「皆様へ」と題した挨拶が18日掲載された。
 そう、いつも、大事なことの発表も、HPへの言葉もきちんと自分の言葉で語る大輔さん、やはり、公式にも来ていた。

http://www.kansai-u.ac.jp/sports/message/takahashi/
ご存じかと思いますが、先日引退を発表しました。
このHPでの報告が遅くなりすみません!!!
スケートを始めた頃、日本代表に入ること、グランプリシーズ、全日本選手権、そして世界選手権で優勝すること、ましてやオリンピックに3回も出場し、銅メダルを獲得することは夢にも思っていませんでした。それらの夢を、沢山の方々の力を借りて現実のものにする機会に恵まれました。
競技生活は大変なこともありましたが、どれもこれも本当に色々な方に支えられ、やり抜くことができました。スケートを始めて20年、スケートを通じて色々な機会に恵まれ、これほど長い間、競技選手としてスケートを続けてこられたのも皆様のおかげです。この場をお借りして、皆様に感謝と御礼を申し上げます。
ファンの皆様には、ジェットコースターのような僕の競技人生にお付き合い頂き、いつでも温かく見守ってくださり、僕を支え、挑戦し続ける強さを与えてくれて、本当に感謝しています。
引退してから競技者に一度戻れる、ということもフィギュアのルールにはあります。僕自身、競技者として未練がないわけではないです。ただ、競技者に戻るとしても、新しい道に進むとしても、一度区切りをつけることが必要だと思い、この決断をしました。この決断が僕をどのように導いていくかは未知の世界です。競技生活での充実感を越えるような新しい目標を考える日々には不安もあります。でも、それと同じぐらいこれからが楽しみです。
こんな僕ですが(笑)、今後も温かく見守って頂ければ幸いです!
また皆様とお会いできる日を楽しみにしています!
Daisuke


 大輔さんの言葉をもれなくお伝えするためにそのまま引用させていただいた。


2.磨きこんだ原石
◆たくさん成し遂げてきた人
スケートを始めたころには世界チャンピオンになることも、オリンピックに3度も出場することになるとは思っていなかったという。
 しかし、艱難辛苦の経験を積みながらたくさんの日本人初のタイトルを得て、また、臨海スケートリンク存続への知事への申し入れとその後の運動、、神戸チャリティの企画と継続、日本で行われた国別対抗戦でのリーダーとしての働き、開催国代表としての挨拶等、この人がいなくてはという働きをし続けてきた。

◆自分に厳しかった人
 確かにジェットコースターのような競技人生と表現しているように大会ごとに出来の浮き沈みはあった。しかし、今思えば、頑固なまでに常に新しい演目・新しい技・より良いスケーティングを目指してきたからに他ならない。
 倉敷時代の佐々木コーチが最近言った言葉がある。「難しくもなんともない滑りのところで大ちゃんは転んでよく笑われていた。それって、何でもないところでもエッジを深くとやっていたから・・・。」(大人になっても海外の選手と戯れているような練習中にもころりと転ぶ。安藤さんにもなんでそんなに転ぶと笑われていた)
 確かに大輔さんは、スケートの習い初めにケガをしないために転び方から教わったと言って、こどもたちや初心者に教えるときに転び方を教えている。

 選手は誰もがジャンプをし、スピンをし、プログラムの完成を目指す。しかし、普段の練習でもエキシビションの練習の合間でもディープエッジで切れよく動くことを追求し続けている人は少ないのではないだろうか。

 それに新しいプログラムを与えられれば、それを目指して、8~9割できてくれば満足してしまう選手もいる中で、高橋選手の場合は初め転んでばかりいる。あの難しいソナチネのステップ練習。宮本先生との練習映像ではよく転んでいる。つまり最初からできるようなのを高橋選手が望まないから、宮本先生も世界でこれができる人はいないのではないかというくらいのを振付ける。だからコロコロ転ぶのだが、ころんでばかりいた演目も慣れてくるともっとできるという空気を醸し出すので、さらに難しくしていき、より表現できるように進化させていることを振付師の宮本賢二先生がたびたび口にしている。
 何しろ、自分に厳しく、自分の演技に対して厳しかった人なのだ。

◆作品磨きは同時に高橋大輔自身を磨いた
 そして自分を追い込んでつくりあげた作品は、世界中の人を虜にして、高橋大輔の演技を見続けていたくなる、そんな演技なのだ。
 高橋大輔は一つ一つ珠玉の作品をつくりあげていった。
新しい曲で新しい技術を取り込んで挑戦するのだから、転ぶし、めげるし、練習時間はたくさん必要になる。
それを毎年繰り返してそのたびに名作にしていく。そうしているうちに高橋大輔が登場するだけで期待で会場の空気感が変わるようになった。

 作品としての演技はこのように磨き抜かれて行くわけなのだが、磨く過程で、高橋自身の身体も研磨されていった。新しい技術が身に付き手の動きも身体のキレも研ぎ澄まされる。
 初期のうちから、自分の工夫で曲の盛り上げたいところでスピード感を持ったまま首グルングルンやる。これは本当に曲の盛り上がりを最高に表現するし、他の選手はとうとう真似できなかった。

 オペラ座の怪人でニコライに振付けられた鏡を見る所作をあのスピード感あふれる演技の中で入れていたがその瞬間的な手の動きはその後の演技で小さな動きを入れるのを容易にしている。
 熊川哲也さんは高橋大輔は上半身と足が微妙な差をつけながら動かすことが出来る。それがダンスが上手い人と言っていた。
 一瞬で身をひるがえし、一瞬で手や首のどこかで小さな音符の変化をあらわす。

 天才的な音のとらえは、歌子先生が中学2年の高橋大輔を見て感じたくらいだから、それはもともとだったのだろう。しかし、そんな音をあらわせる身体は年とともににさらに細かく加わっていったのだ。今年、休養に入ってからはこれまであまり使わなかった肩の動きも入ってさらに多彩な動きに変化してきている。

 滑りについては2011年ごろ、世界チャンピオンである高橋大輔はしきりに自分の滑りが汚くていやだと言っていた。当時、「eye」と「道 」「タンゴ」のリピートをしていた自分は充分きれいな滑り出し、こんなに上手なのにどうしてそんなことを言っているのかわからなかった。
 ところが、ビートルズやソナチネの滑り、あるいは2012-13のころのバッグで滑っている練習風景を見ても滑りそのものがさらにディープで吸い付く様に氷にのっている感じが見えてから、こういう滑りがしたかったのかとようやく知るにいたった。

 こういう向上心が優しすぎて競争が苦手な少年をここまで持ってきた。

世界が何回も見たいと思わせるプログラムを毎年作り続けた驚異のスケーター
そして、高橋大輔という二度とはあらわれぬ別格の美しいスケーター

(確か、ニュースステーションのキャスターのとなりにいた男性が高橋大輔を美しいと言っていた。
  男性が、普通に男性スケーター(の演技)を美しいと言えるフィギュアスケートを高橋大輔がつくった)
苦しいことを乗り越えて作品を磨きながら、
              いつの間にか宝玉のように磨きこまれた人間性


    歌子先生が見出した原石がここまで磨かれたのだ。
      この宝玉がさらに輝いていってほしい。

 
◆新しい道へ漕ぎ出すことを祝う。
 常に新しい技術を求め学び練習をしてきた大輔さんが引退。
新しい自分を求めてまた進んでいく。きちんとしたことが好きな大輔さんらしい選択だった。

 ただ、挨拶の最後近くで、「引退してから競技者に一度戻れる、ということもフィギュアのルールにはあります。僕自身、競技者として未練がないわけではないです。ただ、競技者に戻るとしても、新しい道に進むとしても、一度区切りをつけることが必要だと思い、この決断をしました。」とある。
 苦しいけれどあのすごい向上心で緊張感のある競技会を突き進んできた大輔さんが戻りたくなったら戻ることもできると意識していることは大事だ。
 今後どうなっていくのかはわからないが、戻りたくなったらいつでも戻ってきていいのよという気もちでこれからも引退した大輔さん応援をしていく。


                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2014-10-19 02:55 | Comments(0)

癒しの場所から・・・高橋大輔

1.ISUが高橋大輔をたたえて
c0067690_6264132.jpg

                             (ISUのinstaからお借りします)
高橋大輔の引退を報ずるとともに、instaやfacebookにこの写真を掲げ、世界のファンからの惜しむ声、そしてその前途を祝う声が次々と上がっている。

2.倉敷 
◆地元で報告

 大輔さんの行くところ全て笑顔笑顔、なんだか安心してみていられる。

◆倉敷市公式サイトに大ちゃん
http://www.kurashiki-tabi.jp/blog/?p=28140
 やはり地元はいいなあ!
あたたかいなあ、
 そして、ヘルスピア、行きたい!

3.マリアンベスにこれまでを振り返る大ちゃん特集が・・・ 
http://ameblo.jp/marienbethkyoryuchi/entry-11939283905.html

 店長さん、ありがとう!長い間大ちゃんが安心して話をできてリラックスしたり、悩んだりしていた場所と店長さんの存在は大きかった。
 やはり引退についてもしらされていた店長さん、その素顔を見ながら、ファンに知らせられるところだけ選んでいつも元気でいることを伝えてくれた。 

 毎年の試合に合わせて、大ちゃんが相談してくるヘアを一緒に考えてくれて具現化し、苦しい時は結構無理難題のヘアの刈り上げや彩色も言ってくる大ちゃんに対応、それ自体も大ちゃんの心の癒しだったのだろうと思える。

 店長さんも大輔さんがどのような引退になるのか心配されていたようだが、いつものように明るく笑顔で素晴らしい会見だったことに安心したみたい。
 その店長さんが、高橋大輔のこれまでをたどってくださっている。そこでしか見れない大輔さん19シーン。
       ほんとうに長い間ありがとうございます!
 
                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2014-10-17 06:36 | Comments(2)

ひたひたと伝わりくる・・・高橋大輔

1.みんなが声を寄せてくれる 
胸がいっぱいになってくる。世界のDaisuke Takahashiが、地味に引退してしまった。
しかも本人の意図としてはもっとひっそりと発表したかったようだ。
あまり大事になると、もし復帰したくなったとしてもしにくいようなニュアンスもある。
今回の報道の形も、大輔さんの意図したものではないようだ。
しかし、どんな発表であれ、高橋大輔の価値を知るものはほおって置かない。

身近な人たちの言葉は泣けてきてしまうから今は引用しない。
海外の声は先ずはinstaから

◆トランコフさんより
c0067690_654143.jpg

 日本にまめに来てくれるトランコフさん、ロシアからのふわりと温かいハグを感ずる。
 ハグって遠くからでも近くでも精神はこれ!
温かさと敬意をもってなされ、肩にスカーフがかけられたかのような温もりを感ずるもの。大ちゃんが真央ちゃん、あっこちゃん、小塚くんたちにやっていたハグがそうだよね。
トランコフさん、 「ぼくは、君のスケート仲間であることが誇らしい」って、いってくれてる。
素敵な言葉をありがとう!(*^^*)


◆デニス・テンより
c0067690_6545549.jpg


テン君もアーティストでありアスリートであり、個性とインスピレーションの高橋を惜しんでくれているよ。



◆『誰も知らない高橋大輔』のカバーが決まったという。
c0067690_652254.jpg

うん、大輔さんをあらわすすばらしい演目だったからやはりこの写真が選ばれているのはうれしい。
見ると、いまだに最高の舞台で最高の自分を出せなかった無念さを思い心が涙するけど・・・。

でも、
   でも、切り替えよう!
この天才で最高の努力家の彼が報われる次のステージへ雄飛することを願って・・・。



                                           一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2014-10-16 07:02 | Comments(0)

高橋大輔・・・引退の衝撃

1.驚愕
朝から昨日のお抹茶をのみにいった場所についてアップして、それから仕事に出た。台風一過すっきり晴れたね、と思いつつ通勤列車へ。そのあとに娘からラインに何か入った。

 「大ちゃん、引退だってニュースで言ってる!」

 その衝撃の大きさ、ずっとずっと、いつか競技に戻ることが出来る、膝を1年でも2年でも3年でもかけて直していつか60m×30mリンクに戻ってきてくれる、そう願ってきた。それだけに、もしかして膝は癒えないほどなのか・・・、ショックだった。
 iphoneでニュースを探る指が震える。
本当だ。あちらこちらで同じ文で発表されいる。でも、これまでどんな内容も大輔さんは自分の口で最初に発表している。まだ、大輔さんの発表はないのか、問い合わせる。まだだが、午後にあるとのこと。もう仕事しながら心はざわめき通し。メディアが何を言おうと本人の言葉が出てくるまではじっと待とう。
 でも、大輔さん引退ならばそれについて特別なニュースや特集をするはずだからニュースの録画を娘に頼んだ。

2.引退会見
先日マリアンベスの店長さんブログで何かイベントがあるのですか、髪を整えにきた大輔さんがひげをそるべきか、せっかく伸ばしたひげをそのままにしようかと悩んでいたという話を聞いた。岡山で入賞を祝う会があるからね~と、気楽に考えていた。
 あぁ、でも髪モ髭もそしてスーツにネクタイ、メガネまでびしっと整えた大輔さんが引退会見に臨んでいる。

c0067690_2293685.jpg

最初はやや緊張気味に話す大輔さん。
c0067690_230755.jpg

名前を言ってメディアは質問をするのだが、きわどくなさそうできわどい質問をしてくるのもいる。
敬意を持った言い方のもある。
 いずれにも率直に、しかし丁寧に言葉を選びながらわかりやすく答える大輔さん。

最初あまりにもたくさんの報道陣とたくさんのマイクの山に驚いていた大輔さんだったが、しばらく話すうちに大輔さんペースになってくる。
 真剣そのもののやや緊張した顔と、考え込む顔と、そして合間に二コッと微笑んでは自分らしい言葉で語るときと、やはり表情がよく変わる。TVでアナウンサーが「演技がよくできなかった時でさえ、わかりやすい言葉でいつもきちんと語ってくれ、小さな約束も必ず果たしてくれた。」と、語っていた。そういった言葉が今見ていてもなるほどと分かる。
 この人はこうやって長い、長い間、マスコミにきちんとした対応をし続けてきたのだ。

 
刈屋アナはいう。「高橋選手は誠実でもっとも信頼がおけるアスリートの一人である」と。

それなのに、かって一部のメディアが泥をかけるようなもあったことに驚く。

c0067690_2302881.jpg

ファンとしては競技の場で大輔さんの素晴らしい演技が見られないのは寂しい。
c0067690_227255.jpg

でも、こんな清々しい笑顔が見られ、大輔さんが、もやもやとしていたのを払しょくしたくて、
いったん、線を引きなおしてというのはわかった。

 そう大輔さんはきれい好きなだけでなく、きちんと物事を整理して次の準備に入っていく人。
スポンサーに世話になったらイベントに出る。故郷で世話になったら年賀状は欠かさないし、時にあいさつに出向く。先生には10日前に報告するとか、何事もきちんとおさめたうえで、ようやく自分は何をする?という人なのだ。
 彼が次のステージに立ち自分の道を自由に探すには、これ(引退)が必要と判断したのだ。
その決心の元で、マリーン輔、抹茶輔さんや写真輔さんの「そこのあなた・・・」シリーズがあったのか、
確かに爽やかで色物を着てこれまでと違う雰囲気だった。単に休暇中だからと考えていたのだが、それが大きな決心をした清々しさだったのか・・・。

やはり自分で考え自分で発表するすがたをみて、
これは納得だと思ってしまった。

 ただし、引退しても競技者に戻れる仕組みがあることは大輔さんも承知している。ランビエールのように自分の気持ちのおもむくままでいいのだ。
ミヤネ屋だったか、ピョンチャンのときに復帰したっていいんだということを言っていた。

 フィギュアスケートを滑り続けたい気持とすこしスケートから離れてどう感じるかを試してみたい大輔さん、
どんな大輔さんも応援するからね‼︎

◆ファンについては、頭の片隅に覚えていてくれたらとか、言っていた。

「マタ~~!超ケンソン輔さんが出てしまった。

頭の片隅どころか、頭の記憶中枢はダイスケワールドで染まってしまって、どのプログラムでも
たちまち取り出せるくらいになっている。
・・・あなたのファンはそういうファンであって、
     あなた自身の演技でそういうファンにしてしまったんだよと教えてあげたい。

それにしても大輔さん、「あんなに大々的な会見にするつもりはなかったから、自分もビックリ。
元々は小さな囲みでさりげなくサラリと言うつもりでいたのに…。」といいつつ、やはりあなたは只者ではない。スケートを履いていない高橋大輔でも今はあの報道陣を前にしてこんなに清々しく人を魅了するあっけらかんな笑顔になれるんだ!ああいう場面でこんな笑顔ができる人ってそうそういない。
そしてあのスーツの着こなし、メガネもまた新しく理知的で、俳優のようなその存在感と華やぎ、髭のにあうダンディズムとあいまって、陸にあっても何という輝きがある人だろうと感じ入ってしまった。
そのためか、午前中の不安や悲しさが消えていった。

いつまでもファンも後ろ向きではいけない。
大輔さんはいつものごとく前向き右上がりだ!うかうかすると置いていかれてしまう。

                                         一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2014-10-15 03:26 | Comments(6)